注意書き
もういじめとは言えないと思うので注意
自分なりの解釈を含んだドスまりさが出てきます
これはゆっくり虐待というよりゆっくりとゆっくりの戦いです
当然ながら虐められないゆっくりがいます(虐めるわけじゃないし)
ほんの少し過去作
ドスまりさの誕生 番外編1に関係する単語があったりしますが重要度はゼロに近いので読んだことがある人は苦笑いしてください
ゆっくり大戦(YW)の続編という形を取ってはいますが、世界観は同じでも時系列とかははっきりしていません、同じ戦争の戦場の一コマと思ってください
こんかいゆっくり達が非常に頭がいい(人間並みに道具を使って文明を作ってたりする)のでそういうのが嫌いな人も読むときは注意してください
元ネタはフリーゲームの「KBAF」WW2が好きな人はやってみるといいかも
では本編行きます
これは、遠いところのお話
紫にスキマで異星へ追放されたゆっくりれいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりー、みょん、ちぇん
れいむとまりさに別れた戦いは500年も続きついに星中を巻き込んだ一大戦争になっていた…
ここはれいむ軍の最前線基地
最前線には位置してもこの島は非常に小さく、港も滑走路もほとんど作ることができないためまりさ軍もれいむ軍も完全に無視していた島である
なぜそんな島をれいむ軍は基地にしたのか、それは偵察飛行中にこの島の近くを飛んだ元まりさ軍のゆっくりまりさの一言だった
「ここはてきもむししているしまだからここにあずきとこむぎのせいさんきちをつくればきっとゆっくりできるよ!!」
たしかにここの周辺には(といっても数百ゆっくりキロメートルほど離れているが)いくつかの航空基地があるが滑走路だけで精いっぱいな大きさの島なので餡子も小麦粉も作れない
当然飛行機は餡子がなければ動けないがここ最近敵潜水ゆっくりによる本土からくる輸送ゆっくりの被害が増加していた
この島で小豆と小麦を作り餡子と小麦粉に加工、周囲の基地に輸送すればわざわざ本土から長い距離を輸送する必要もない
またこの海域はつい最近までまりさ軍の制圧下だったがまりさ軍はこの島を無視していた よって対空偽装さえしっかりすれば敵にばれる心配はないだろう
「みんなでなかよくゆっくりしよう」をモットーにしているれいむ軍
当然一般兵の意見も上官が有益と判断すればさらに上に伝えられそれが実行されることもある
まりさのこの意見は実行され、この基地に数十匹のれいむ軍が上陸、小豆と小麦の生産拠点にするべく作業を開始した
それが3か月前、今ではまだ他の基地に輸送するほどはないがこの基地で消費するだけの小麦粉と餡子を生産するようになった
「なんとかゆっくりできるようになったね!!」
「もっとがんばってまわりのきちのみんなもゆっくりさせてあげようね!!」
「みんなでいっしょにゆっくりしようね!!!!」
そのとき、遠くから飛行機の爆音が聞こえてきた
「ゆゆ?ひこーきのおとだよ!!」
「みかたかな?てきかな?」
「てきだとあぶないよ!!みつかったらゆっくりできなくなるよ!!みんなぼーくーごーにかくれてね!!」
せっかくこの基地でゆっくりできるようになり始めたのだ、簡単に見つかってはたまらない
飛行機がどんどん近付いてきた 味方じゃない、敵だ あれはP-36まりさりんぐとB-25ゆっくり、偵察飛行ではない
じゃあなんだろう?近くの味方を攻撃しようとしているのだろうか?だがこのコース上に味方はここしかいないはず…
そこまで考えたとき、B-25の爆弾槽が開いた
「たいくうせんとうだよ!ゆっくりしないでね!!」
この基地の存在が敵にばれている、どうしてかは分らない、だが敵がいるのは事実だ
れいむはすぐに無線室に飛び味方に援軍を要請する
ほかのゆっくり達も対空砲や対空ゆっくりがんに向かう
一匹のれいむが対空砲座に飛び込む、すぐに射撃しようとしたとき目の前に黒い影が現れた
「はろー!ゆっくりしね!!」
爆弾ゆっくりだ!!そうおもいすぐに逃げようとしたが遅かった 爆弾は地面に激突すると同時に爆発、れいむと対空砲座をぶっ飛ばした
戦闘は一方的だった、もともとこの基地は敵と戦うことを想定したわけではない、対空砲も対空がんもほとんど配備されていないのだ
火器がすべて破壊されたためゆっくり達は皆防空壕に退避した、その中では負傷したゆっくり達を衛生兵が必至の治療作業を行っている
爆弾で顔の右半分を吹き飛ばされたれいむはしばらく「ゆっゆっゆっ…」と痙攣していたがやがて動かなくなった
頬をごっそり削り取られたちぇんは痛みに顔をゆがませ暴れている、それを他のゆっくり達が「がんばってね!!」「がんばったらゆっくりほんどでよくなろうね!!」と励まし衛生兵が薬草を貼り付け止餡しようとする
機銃掃射で足をやられたみょんは自分が役立たずになったと絶望していた、幸い餡子は止まったがもう歩くことはできないだろう
「いだいよ!!いたいよ゛!もうやだ!!おうちかえして!!」
「だいじょうぶだよ!あんこはもうとまったからゆっくりがまんしてね!!」
「い゛だい゛よ゛ぉお゛ー!!」
「むきゅ!このもるひねをうってね!でもさんぼんまではいいけどよんほんうったらしんじゃうからぜったいにうったらだめだよ!」
そう言われたのに泣きやまない友人の痛みを和らげようと5本もモルヒネを打ってしまい親友を殺してしまい精神崩壊を起こすれいむ
外では爆撃が終わり生き残りの元気なれいむたちが外に出てきた
本部はこの島の放棄を決定、明日には引上げの輸送船が来る
だがその前にこの島にある小豆畑や小麦畑、加工施設などの基地施設をすべて破壊しなくてはいけない
作業の打ち合わせをしている時にまた爆音が響いた、味方だろうか?だがそれにしては少し早い、味方が来るにはまだ時間がかかるはずだ…
飛んできたのはB-17ふらいんぐまりさだった。れいむ軍にはない四発の大型爆撃機、まりさ軍の技術力の高さの証明と言える
だがなぜ一機で飛んできたのだろうか?偵察だろうか?
そんな事を考えながら空を見上げるれいむたち、しかしその顔は一瞬で恐怖に染まった
「ど、ど、ど、どすまりさだー!!」
B-17は飛行形態のどすまりさを牽引していたのだ 母機から切り離されゆっくりと降下してくるどすまりさ、しかしれいむ軍には迎え撃つ武器はない
どすまりさ ゆっくり大戦における最大最強の地上戦力だ 戦艦の艦橋そのものといってもいい大きさをしており口からはゆっくりすぱーくを放つ
もともとゆっくりたちが兵器を使うこの戦争は大洋に浮かぶ島々の奪い合いだった、当然お互い船と飛行機の開発に力を注ぎ地上戦はほとんど500年前と変わっていない
れいむ軍では地上戦力として戦車というものを開発中だが艦船の建造に資源を取られほとんど進んでいないのが現状である
そこにれいむ軍の援軍が現れた、3機のゆしきかんじょうせんとうき(以下ゆせん)が飛行中のドスまりさに向かい突撃していく
ドスまりさはそのサイズに負けない防御力を持っている、戦艦の主砲の直撃にだって耐えるのだ
だが飛行形態時に装着しているグライダー、これを破壊すればドスまりさは地面に激突して潰れてしまう
ちなみに今大戦がはじまってからのドスまりさの被害の9割は飛行形態中の墜落だ 残りの一割は輸送船の沈没による溺死
だがどすまりさも黙ってやられはしない、戦艦の装甲並みの厚さを持つ帽子、その表面がいくつかのドアとなり、それがスライドして中から数十門の対空がんが出てくる
戦闘用どすまりさの帽子は戦艦の艦橋のように中は数階建ての構造物になっている 内部はゆっくり達の司令部や対空砲座になっているのだ
ゆせんも何とか対空機銃をかわしながらドスまりさを攻撃するが機関銃程度では蚊に刺された痛みすらない、グライダーにあたってもほんの数発では撃墜はできない
ついにどすまりさが、れいむ軍からは「白黒の悪魔」とまでおそれられたどすまりさが遂に地面に着地した
「ゆゆっ!うってうってうちまくるんだよ!!」
「ちんっぽ!ここからさきにはいかせないよ!!」
防空壕のれいむ軍が唯一の陸戦用火器、軽機関銃でドスまりさを攻撃する
戦闘機帯も機銃掃射を繰り返すがドスまりさに対抗することはもうできない
「ゆっくりすぱーくっ!!」
たった一匹のスパイの流した情報によってこの島のれいむ軍はたった一度の攻撃で全滅してしまった
この島の畑はまりさ軍に吸収されドスまりさの拠点となり今後周辺のれいむ軍を恐怖のどん底にたたき落とすことになる
あとがき+補足
どすまりさ
全高、全幅、全長約6メートル
重量 諸説あり不明
武装 ゆっくりすぱーく 対空ゆっくりがん約50基
どすまりさ飛行形態
どすまりさが空挺作戦をするときの形態、可能な限り平らになり、両横に滑空用のグライダーを装着する
この状態ではゆっくりすぱーくは使用不能、今まで数匹のドスまりさがこのグライダーを破壊され地面に激突、あんこの塊になっている
この星のゆっくり達の資源は餡子と小麦粉です
餡子は小豆を栽培し加工することで、小麦粉は小麦を栽培し加工することで手に入れます
ゆっくりの餡子や皮は品質が一定じゃないことがあるので戦局が悪くならないと使うことはないでしょう
餡子は火薬、石油 小麦粉は鉄やアルミになると脳内変換してください
これでは説明不足かと思うので質問等があればスレとかで見たら答えます
続きは…未定です、虐めスレとは少し路線が異なると思うので「もう書くなバカ」とか言われたら続きは書きません
でもそういうのがなければ気分しだいで続きを書くと思います
では
8月20日 2113 セイン
最終更新:2022年05月03日 21:56