オレ設定に注意
のうかりん最強伝説
虐められてるゆっくりとないゆっくりがあるよ!全滅好きには注意
のうかりんランド
「ヘェーラロロォールノォーノナーァオオォー」
そこは人の手が加えられてない畑であった。
人里からも遠く離れ、妖怪もやってこない場所になぜ畑が?と思う人もいるだろう
麦わら帽子をつけ、高い鼻歌をしつつ自分の背ほどもある鍬で土を盛り返すのが一人。いや、一匹
彼女はゆっくりであった。その証拠に小ばかしたような顔つきにゆっくり独特の下膨れ、ただし人に近い体を持つ体つきである。
名前は「のうかりん」
農家をして野菜を育てる「ゆうか」種であった
「ゆっくりたねをうえるよ!」
「おやさいをそだてるんだね、わかるよー」
「がんばってうえるんだぜ!」
のうかりんの畑と住処には数多くの手伝い兼住み込みのゆっくりが一緒に住んでいる
そのゆっくり達は親から見捨てられたり、捕食者であるれみりゃなどに家族を食べられ一人ぼっちになったゆっくり達が
のうかりんに拾われたのである
野菜と共に生える雑草や虫などを食べたり野菜の収穫時にはみんなで美味しく食べる
そしてのうかりんは強くて時々ゆっくり目当てにやってるれみりゃを撃退してくれる頼もしい存在だ
そんなのうかりんに感謝してゆっくり達は少しでも恩返しをしようと畑仕事に手伝っているのである
時々野菜の収穫を待たずに食べてしまうゲスゆっくりが紛れているのだがその時はのうかりんの制裁が待っている
それを恐れて一部を除いて皆、のうかりんの従順な働き者になるのだ
「ゆっくりおみずさんをはこぶよ!」
「ゆーえす!ゆーえす!」
「お、おもいんだぜ…」
「ちーんぽー!」
ゆっくり達は近くの川まで水をバケツに汲んで一つのバケツを二匹で運び、それを口に含んで野菜の種が埋められた所に吐き出す
ゆっくりからしてみれば広大な畑をそれだけで水を行渡らせるには時間がかかるしなにより何回も川を行き来しなければならない
しかし働いてるゆっくり達は嫌そうな顔をしているのはいない
むしろイキイキしてるのが多いだろう。きつい仕事をしてその達成感に喜ぶ
ゆっくりらしくないゆっくり達であるがそんなゆっくりだからこそ、のかりんの畑で働くことができるのだろう
だが、何事も例外はある
「ゆっくりつかれたよ!もうやすませてね!!」
れいむは汗だくになり、叫んだ
れいむは毎日ゆっくりできて美味しいお野菜があると聞いてのうかりんランドにやってきた野良ゆっくりである
しかし実体はどうだ?毎日毎日(注:このれいむは働き始めて一時間も経ってない)働いてとてもじゃないがゆっくり出来ない
お野菜は勝手に生えてくるものだと親から教えても貰ったれいむにとって畑の仕事はとてもつらいのであろう
「おなかもすいたよ!ゆっくりはやくかわいいれいむにおやさいをもってきてね!!」
「なにいってるんだぜ!まだしごともおわってないしおひるはまださきなんだぜ!」
「うるさいよ!こんなゆっくりできないおしごとなんてまりさだけやってればいいでしょ?!プンプン!」
「しごとをしないでごはんをようきゅう…おお、にーとにーと」
「きめぇまる、あってるけどちょっとちがうきもするよー」
れいむは訳が判らなかった
なんでゆっくりしないの?なんでこんなのがたのしいの?おやさいもたべさせてよ
働かないでご飯ばかりを要求する無能饅頭が喚き散らすがそれも長く続かない
パーン「ゆぶぇ?!」
突然の銃声
音のした所には猟銃を構えたのうかりんがいた
放たれたのは火薬を打ち出し鉛玉を飛ばすのではなく、大気中にある薄い霊力を集めて弾幕を放つ特別製である
なんでそんなものを持っているのかは不明であるが、弾幕をまともに受けてしまったれいむの顔の三割が消し飛んでしまった
「ど…ぼ、じ…て……」
「無能でただご飯ばかりと喚く饅頭はいらねぇぺ。まぁそんなお前さんも肥料ぐらいになるっぺ」
「おお、ぶざまぶざま」
「ゆっくりしね!ゆっくりしね!」
「せーの」の一声で鍬は落とされれいむは一瞬で潰された
れいむは最後までゆっくりできずに肥料となったのだった
(もっ…とゆ゛…)
「ゆっくりできないれいむだったね!」
「うー、ぶざまだったどぉー」
「ほらほら、おしごとをさいかいするよ!」
「しごとをしないゆっくりはにーとだということはかくていてきにあきらか」
のうかりんに潰された愚か者を嘲笑いながらゆっくり達は各自が自分の仕事をし始める
このようなゆっくりは別に珍しくない。それはゆっくりはそういうナマモノであるからだ
自分の思い道理にならないと気に済まない、なぜなら自分こそがゆっくりできてるから
根拠のない自信で自滅と繁殖を繰り返し、その結果がゲスゆっくりが出始めたのだ
のうかりんランドで働くゆっくりはそんなゆっくりを何度も見て、その度に思う
(なんでゆっくりはこうもおろかなんだろうか)
自分自身がゆっくりで中には自分もそうだったからこそ判る
自己中心的で何も考えず、ただ本能のままゆっくりと刹那の快楽を求めて自滅していく…
ゆっくり達はのうかりんに感謝していた
働く喜び、守ってくれる安心感、拾ってくれた優しさ
のうかりんのくれた本当の「ゆっくり」に感謝していた
ゆっくりは本当の「ゆっくり」を知ると妖精に近い存在になる
饅頭と妖精の境界線にあるゆっくりはその環境や心の変化によってただの饅頭になったり、一部が人間より強い妖怪に近い存在になったりする
隠居し老成したドスはただ「ゆっくり」するだけで何も食べずも生きていける
それは本当の「ゆっくり」を知っているからであって、ただのドスやドゲスには無理な事である
そしてのうかりんランドのゆっくりはさすがに何も食べずに生きていくことは出来ないがそれでも少量の食料でやっていける
それが出来ないのは先程肥料にされた本当の「ゆっくり」を知らぬ事を出来なかったものであろう
本当の「ゆっくり」はゆっくりの個体によって異なる
ゆっくりとは纏めてしまえば「幸せ」なのだ
「幸せ」を理解できないままはただのゆっくり。ただそれだけのことである
「ゆー!めさんがでてきてるよ!」
「むきゅ!げんきにそだつのよ!」
「まりさ…このやさいがそだったられいむにこくはくするんだ…」
「しぼうふらぐだね、わかるよー」
野菜の芽がでたことにみな「しあわせー」な顔になるゆっくり
一生懸命育ててそれが目にするととても「ゆっくり」できるのだ
それをやる気にして元気よく働き始めたのだった
そして、のうかりんランドを遠くから見るまりさが一匹…
「ゆへへへへ、ゆっくりぷれいすをみつけたんだぜ。さっそくみんなにしらせるんだぜ!」
ぴゅーと擬音の付きそうな速さ(ゆっくり基準)でまりさは自分の群れに戻ろうとする
おいしいやさいをひとりじめなんてずるいんだぜ!まりさたちもたべるんだぜ!
何ともゲスらしい考えのまりさ。しかしそんなまりさをのうかりんランドのきめぇ丸は見逃していなかった
朝。太陽が地を照らし始め、ぽかぽかとし始めたのうかりんランドにはのうかりんが朝早く働いている
まだゆっくり達と寝ていても可笑しくないのだが早く働いてるのは理由があった
「いまならここでばかみたいにゆっくりしてないのはいない!やさいはたべほうだい!まりさはてんさいすぎるんだぜ!」
「ゆー!すごいよ!いっぱいたべものがあるよー!」
「と、とかいはらしくないはたけね。でもやさいはおいしそうだからとくべつにたべてあげるわ!」
「おかーちゃーん、はりゃくちゃべようよー」
数多くのゆっくりの群れだ
まりさ、ありす、れいむ、ぱちゅりーなど成体、子、赤を合わせて100匹は軽くいるだろうか
のうかりんランドを見ていたまりさはさっそく群れに教えた
「いっぱいおやさいがある、ゆっくりぷれいすをみつけた」と
そこに働いてるゆっくり達は多くて30匹ちょっと
野菜を食べたら住んでるゆっくりも追い出して自分たちのゆっくりプレイスにしようとしているのだ
のうかりんがいる事を知っているがゲスまりさお得意の根拠のない自信でどんなものでも倒せると思うまりさに恐怖などなかった
「ゆぅ…でもここはのうかりんがいるよ。ゆっくりできなくなっちゃうよ」
れいむは止めようとした
れいむの姉妹はここで無断に野菜を食べようとしたらのうかりんランドのゆっくり達にリンチされ、最後は肥料にされてしまったのだ
親たちは子供達を見捨てて逃げようとしたがのうかりんの猟銃で原型を留めず消し飛んだ
当時、赤ゆっくりであったれいむは木陰に隠れて難を凌いだ
しかし、のうかりんランドはとてもゆっくりできないことを知ったれいむは大きくなっても群れにはゆうかりんランドの事を言えなかった
餡子脳であるれいむもさすがにのうかりんランドはトラウマになり、その事を思い出すと発狂しそうになるからである
今では落ち着いてきたのだがそれでも思い出したくも無く、そのまま忘れ去りたかった
しかし、群れのまりさはそこを見つけてしまったのである
「ゆ、なにをいってるんだぜ。まりさはさいきょうだからにんげんでもまけないんだぜ!のうかりんもおさらにたらずだぜ!」
「むきゅ、それをいうならおさるにたらずよ」
恐るに足らず、である
気にせず突き進むもうとするまりさ達にのうかりんランドの門番であるゆっくりめーりんが遮った
「じゃおおーん」
「ゆゆ、なんでくずのめーりんがここにいるんだぜ!」
「ひとでぶそくじゃないかしら。ちゃんとしたもんばんをおかないなんていなかものだわ」
「めーりんがもんばん…じんせんみすだね!」
めーりんがいることに驚いたが所詮はめーりん
クズでのろまなめーりんが門番として役に立つはずがない
「ゆっくりしぬんだぜ!」
まずはこのめーりんを血祭りに上げてゆっくりプレイスを確保する!
弾丸の如き(まりさの中では)たいあたりをめーりんに喰らわせようとして
「ジャオーン!」「ゆべし!?」
「ま、まりさー!」
「ど、どぼじでえ゛ぇ゛ぇ゛?!」
カウンターのたいあたりを喰らってしまった
厚く固い皮を持つめーりんのたいあたりは捕食者すら倒しかねない
しかしめーりんの大半が心優しく、基本的に他のゆっくりにされるがままが多い
だがこの門番めーりんは違う
戦うことが大好きで自分で親から離れてのうかりんに出会い、戦って負けた後、その強さに憧れて門番となったゆっくりメーリンなのだ
「ゆ゛ゆ゛ゆ゛…め゛ーり゛ん゛のぐぜに゛ぃ゛ぃ゛」
たいあたりを食らわせるつもりが逆にカウンターを喰らってしまい大きなダメージを負ってしまったまりさ
だが自分には仲間がいる。100匹もいる大軍だ
それで蹂躙して自分を傷つけた生意気なめーりんものうかりんも畑にいるゆっくりも殺してやる
そんなどす黒い考えをしながらも息を整える。そして
「ゆ!みんな、とつげg「ゆっくりしね!!」ゆびゃあ?!!」
突然まりさを殴り飛ばしたのはゆっくりふらん
体付きの希少種であり、メーリンの友達でライバルでもある、一緒に門番をこなす仲間であった
「うー☆えさとひりょうがいっぱいだどぉー」
そしてもう一匹
ババくさいおべべにニコニコとした肉饅頭。ゆっくりの天敵であり、ふらんのおねーさんであるゆっくりれみりあ。れみりゃであった
「ゆ゛うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ?!どお゛うじでふらんとりみりゃがいるの゛お゛お゛お゛お゛お!」
「ゆっくりできないぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
「ふつうのゆっくりしかいないっていったのにいぃぃぃぃぃぃぃぃ!まりさのばかあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
同様が群れ全体に伝わった
捕食者であるふらんとれみりゃが現れ、群れで一番強かったまりさは瞬殺され、ゆっくり達は恐慌状態に陥ってるのだ
中には狭く圧迫された赤ゆっくりが潰され、それに怒ったゆっくりが潰したゆっくりを共食いしようとしたのもいた
「まりさはにげるんだぜ!みんなゆっくりおとりn ゆべあ!」
「わるいのはそいつらなんだぜ!まりさはゆっくりにげry ゆでぶ!」
「いのちあってのゆっくりなんだz ゆぶぅ!」
我先にと群れの仲間を見捨てようとするまりさ達
しかし住処で寝ていたはずののうかりんランドのゆっくり達はそれを逃がそうとしない
「ごうとうなんだね、わかるよー」
「ちーんぽー、とつげきー!」
「ゆっくりできないゆっくりはしぬんだぜ!」
「れいむ、とっかんします!」
きめぇ丸は見つけたまりさの後を追い、ここを攻めてくることを判ったゆっくり達は寝ていた振りをして待ち伏せしていたのだ
毎日毎日働き続け、心身ともに鍛えられたゆっくり達はただの野生の群れが相手になるはずがない
ふらん、れみりゃ、メーリン、そして「ゆっくり」を知っているゆっくり…
7:3の戦力差は何の意味も成さなかったのだった
「ゆ、ゆっぐり…に゛げる゛ん゛だぜぇ…」
ふらんに殴り飛ばされた元凶のまりさは群れが蹂躙されているのを好機と見て逃げていた
「うーうー!」
「!いいどごにきたん゛だぜ!まりさをの゛せでドスのところにどばじてほじんだぜ!」
偶然うーパックが飛んできた。うーパックは優しい個体が多く、傷ついたまりさを心配したのだろう
まりさは自分の幸運に笑いたくなった
今は戦略的撤退。体を癒し、ドスに仇をとってもらう!
うーパックに乗ったまりさはどう復讐してやろう、自分のキュートでハンサムな顔を殴ったふらんを肉便器にしてやると考え…
「逃がすわけねーべ」
朝早くから働いて、ゆっくりの襲撃と共に逃がさないように畑の周囲を見張っていたのうかりん
手に持つ猟銃から一発の弾幕が放たれた
しかし狙いが外れたのかうーパックの右側を削っただけだったがまりさも右頬が削れる
「ゆ゛ぼべぼぼほ!?!まひゃさのほっへあぐぁ!?」
「うあー!うあー!」
片方の翼を失ったうーパックは墜落していく。林と茂みに落ちたのを見てのうかりんは畑に戻ろうとした
「むきゅー、かくにんしないの?のうかりん」
「餡子がもれてたしあそこから落ちれば生きてないっぺ。仮に生きていてもまた群れを作って襲ってオラの畑の肥料になるっぺ」
「なるほど、まりさはえさになるのね。おばかなゆっくりをあつめるえさに」
「そんな感じだっぺ。さて今回は数が多いから長い作業になるっぺ」
数多くのゆっくりが集められていた
その大半が目を潰されたり、足を食われて動けなくしてたりと抵抗できないようにしている
赤ちゃんと子供の大半は気絶をしているので傷がないのが多い
「ゆっくりたすけてぇ…」
「ありすはいなかものでいいからたすけてぇぇぇぇぇぇぇ!」
「めがみえないぃぃぃいぃ!れいむは何処にいるのぉぉぉぉぉぉぉぉ」
「ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、ゆ…」
痛みに弱く、捕らえられたゆっくり達は命の危険を感じ取っていた
ここにいてはゆっくりできなくなってしまうことを本能で理解しているのだ
それも当然と言えるだろう
のうかりんの畑はゆっくりが肥料にされることが多く、言ってしまえばゆっくりできない怨念のような場所になっている
それでも通常のゆっくりや本当の「ゆっくり」は気にすることではないが、命の危険が迫ると凄まじいまでの悪寒がするのである
「むきゅー、おとなが6わり、こどもが2わり、のこりはあかちゃんかしら。つぶされたのがいたいわね」
「ごめんねー、ちゃんとかくほできなくて」
「きにするほどではないわ。かずがおおいからじゅうぶんすぎるほどね」
「おとなはみんなひりょうなするんだぜ?」
「今回はちょっと違うことを試してみるっぺ」
今までとは違うこと。その言葉に興味を覚えたぱちゅりーは質問する
「むきゅー、なにをするのかしら?」
「花を育てるおねえさんがくれた種を直接植えてあんてぃーくにしてみるっぺ」
「むきゅ!それはいいかんがえね!でもちょくせつあんこでそだつはななんてあったかしら…」
「向日葵畑に住んでるゆうかさんの特別性らしいですよ。おお、ひんしゅかいりょうひんしゅかいりょう」
顔をひたすらシェイクし親切に解説するきめぇ丸。普通ならゆっくり出来ない速さなのだがのうかりんランドのゆっくり達はきにしない
「赤ちゃんと子供はいつもどおり食料にするっぺ。数が多いから食べ放題だぺ」
「やったどぉー、たべまくるどぉー!」
「あまあまがいっぱいたべられるね!」
「まりさ…あまあまをいっぱいたべたら…れいむにこくはくするんだ…」
「しぼうふらぐをいくつもたてるんだね、わかるよー」
子供や赤ちゃんのゆっくりは肥料にせず、食料にする事が多い
あまあまで栄養も高く、一日の疲れがふっとぶのだ
そのため、畑に侵入するゆっくりの中で子供だけは生かしてみんなで食べるのである
それを聞いてまりさを止めようとした先程のれいむは嘆願した
「お゛ね゛がいじま゛ずぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!でい゛む゛はた゛べでい゛い゛ですがらごどもはみ゛の゛がじでぐだざい゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!
どれ゛いのよ゛う゛に゛あ゛づがっても゛い゛い゛でずぅ゛ぅ゛!」
子供の中には自分の餡子を分けた大切な大切な子供がいた
家族を殺され、愚かにも子供と共にここにてしまった自分を犠牲にしてまで子供を見逃し貰おうとした
「駄目だぺ」
一刀両断の如く切り捨てた
「お前達、肥料兼食料に発言なんてものはないぺ。「ゆっくり」することを見つけられない饅頭は饅頭らしく食べられるっぺ」
のうかりんとゆっくりゆうか種は共通の認識がある
「自分以外のゆっくりはただの敵であり花(野菜)を荒らす存在」という考えである
一部のゆうか種はのうかりんのようにゆっくりを受け入れ、群れを作るがそれは異例である
のうかりんにとって「ゆっくり」を見つけられず、ただ欲望のままに突き進むゆっくりはただの饅頭であり、それ以上でもそれ以下でもない。
ただの害虫程度なのだ
「むーしゃむーしゃ、しあわせー!」
「うめぇ、めっちゃうめぇよ、このあまあま」
「うー、もうあまあまがなくなったんだどぉー。つぎをたべるどぉー」
「だめだよー、ちゃんとかわもたべないともったないよー」
「ちちちちーんぽ!」
「このまりさ…いま、このしゅんかん、てんにものぼるあまあまをしょくす、いまこのしゅんかん!くちにひろがるあまあまにかんきのなみだが…!!」
次々と子供と赤ちゃんゆっくりを食べていくのうかりんランドのゆっくり達
「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」など「ちゃべにゃいでぇぇぇぇぇぇぇ」などと食べられる痛みに目を覚まし、そんな叫びを聞く耳持たずの如く食べていく
「あ、あ、あ゛あ゛…」
「あや、楽しんでいますか。私はゆっくりできなくて苦しむアホ達にとても楽しんでます。きもいですね、ですがそれがきめぇ丸の性。おお、きもいきもい」
きめぇ丸は見下しながら嘆願をしていたれいむを見つめる
れいむはきめぇ丸の手に持つ子供に気づいた。見間違えるはずがない。自分の子供だ!!
「ゆ…こどもを…ゆっくり、かえじでぐざい…おねがいします」
「ああ、この子供は貴女のお子さんでしたか…では
むーしゃむーしゃしあわせー
やってみて何ですが私のキャラに合いませんね」
一瞬、きめぇ丸がとても可愛らしい顔になっていたがそれはただの幻覚だろう
あまあまの味と苦しみながら死んでいく子供ゆっくりに満足しきめぇ丸は残像を起こすほどのシェイクをし始めた
れいむは理解できなかった
なんでたべちゃうの?こんなにたのんでるのに?なんでそんなにたのしそうなの?ぜんぜんゆっくりできないよ
なんでゆっくりできないの?それは…
れいむの濁った目に映るのはのうかりん
そうだ、アレがげんきょうなんだ。ゆっくりできなくしてやる。かぞくとチビちゃんのいたみをおしえてやる
トラウマを忘れて怒りがれいむの体を支配していく
のうかりんを殺す。ただそれだけの考えに支配されるが
「ふん!(ぶちゃ!)ゆっくりが多くて全部を潰すのに時間がかかるっぺ」
あっけなく潰された
それがれいむの限界であったのだ
怒りに支配されて、トラウマを克服しても、恐怖によって縛られた体が動かなくてはどうしようもなかった
こうして100近いゆっくりは全滅し、のうかりんランドは平和を満喫するのであった
「つーか、オラの出番少なくないっぺか?」
「むきゅー、さくしゃのうでのなさをうらむのよ」
(おわり)
次回予告!!
外道のうかりんとゆっくり達によって家族を壊され、群れを絶滅されたゆっくりまりさ!
まりさ自身も傷が深くもそれ以上に心の傷が深かったのだ
まりさは誓う、必ず…必ず復讐をしてみせると
魂魄100万回生まれ変わっても必ず…!
そしてそんなまりさにドスが立ち上がったのだ!!
「逆襲のまりさ。ドス襲来」
あとがき
のうかりんが大好きで書いた。後悔はしてない
ゆっくりは大好きでそれでいて虐めたいパッションを書きなぐった
楽しんでいただければ幸いです
最終更新:2022年05月18日 21:34