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注意! ・俺設定多数有り
・死なないゆっくりがいます
・ストレスマッハ …かも
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ピンッ!ポーー~~ン。……ピンッ!ポーー~~ン。
「○○運送でーす。」
俺は一目散に飛んでいく
やっと先日発売されたエロげ…、
…紳士の嗜みが届いたのかと思っていたからだ。
興奮気味に判子を押す
宅配のお兄さんがちょっと引き気味なのは気のせいだと思う事にしておこう。
早速、どの子を攻略しようか!
…などと考えてる俺キメェ!の一人妄想ツッコミを完遂した後、
ふと、…違和感に気づいた。
「……これ、…箱…違くね?……。」
記載された発送社名は紳士たるメーカー名ではなく
スイーツな感じの発送社名が刻まれていた。
「とりあえず空けてみるか…。」
謎の箱(中身は予想品目お菓子99%)を開封してみる
「うおっ!!」
予想は当たった。お菓子だ
だが…予想以上の高級そうな御菓子様が詰め込められている!
ポ…ッ、ポ…ニッ。
そして、お買い上げありがとうございます。の封書入り!
ポニッ…、ポニッ!
しかし!俺はこんな物は注文した覚えがないっ!
一体だれがこんなこ…………、
ポニーンッ!ボスンッ!
「…ゆっくりはいたつがされてきたよ!」
後ろを見ると飼いゆっくりのれいむが参上。
……嫌な予感しかしねぇ
やべっ。…頭痛くなってきた。
「ゆゆぅ~ん!とってもあまあまなにおいがするよ~!」
「おい、れいむ…」
「とってもゆっくりできそうだよ~!」
「おい!…れ……、」
「それではゆっくりいただき……。」
……スパァァン!
「まっ!ゆっっらぁぁ!」
俺のおビンタ様がれいむに炸裂!
その後面白いくらいに転がっていく。
素晴らしいクリティカルヒットっぷりで多少頭がすっきり~。平熱さん、こんにちわ。
「ほっぺがいたいよ!ゆっくりあやまってね!」
「これはれいむが頼んだのか?」
「そのまえにあやまっ…。」
「いいから」
パァン!
「ゆべっ!」
おビンタ様炸裂
「だぢをずるの~~っ!?ゆっぐぢあやばっで……。」
その後、空を切る平手のゆっくりとした話し合いの結果でた答えが
「でいむがやじまじだ………。」
…と、犯罪者テンプレ発言がそのまんま再生される。
その時には俺は嫌な予感がMAXハート!
れいむは金を持っていない。となるとその支払いはどこに来るのか?
…当然俺ですよ。……つーかこの御菓子様、紳士の嗜みよりも高そうなんですけど!
「いんたーねっとであまあまをちゅうもんしてれいむのものにしたんだよ!」
立ち直りがあいかわらず早ぇ!
「ぽちるだけであまあまがくるなんてゆめのようだよ~~~!」
こっちは悪夢だけどな!
「これでちゅうもんしたんだよ!」
そう言いながらご自慢の右ぴこぴこで左わきをまさぐるれいむ
……なんて所に収納してんだよ。こんな隠された一面は見たくなかった!
そして…取り出したるは銀色に輝く一枚のカード!
レッツ!クレジット!海外もコレ一枚!
光の速さでカードを奪った後れいむに蹴りを入れる事も忘れない。
れいむは苦しそうな声と共にすっとんでいったがそんな事はどうでもいい
俺にはやらなければいけない事ができた。
だがここで重大なミスを犯す。俺はかなり気が動転してたらしい
クールでポ-カーフェイスなイケメンの名を返上する危機に直面していた。
そして後からの色々な惨劇を確定させつつPCを起動させた
…メールチェック。サイトログインで状況判断完了。
…紳士の嗜み2本分の金額を確認。
…食品は…クーリングオフ不可。
そして…黒いオーラを噴出しながらドアを開けた向こうは……、
れいむがお菓子を食い荒らしてる居間の風景でした☆
「はふっ!おふっ!めっちゃうめぇっ!!」
「とってもゆっくりできるよ~!ゆっ!おにいさん!のどがかわいたからおれんじじゅ…。」
『なにやってんだ!?この!くそれいむーーーーーーっ!!!』
必殺コンボが流れるように決まる!
蹴りから空中コンボ、パンチにビンタ。
技のオンパレード!れいむの命は風前のともし火だ!
「だぢずるど~~~っ!?でぼゆっぐぢごべんだざいっっ!!!」
…以外と余裕の発言。なかなかしぶといぜ!
「…しねばよかったのに。」 ペッ!←唾
「!…!?。どぼじでぞんなごどいぶの~~~っっ!!?」 ビチッ!←どたま付近
「…だが…まだ俺のバトルフェイズは終了してはいないぜっ!?」
おにいさんは表現方法が一昔古かった。
「ゆっぐぢざぜでよ゛おぉーーーーーーーーっ゛!?」
だが断る!
…その後はれいむの歴史的な敗北で終止符を打たれた
最後までお兄さんに対してじじい呼ばわりしなかったこと、
その事が今日命日にならなかった大きな理由だった。
なんせもう○十代後半で趣味エロげ…げふんげふん。
心のキズに触れない事は何より大事ですたい。
……れいむは空気をこれ以上なく最適な所で読みました。
…数日後。
「むーしゃ…むーしゃ…おいしく…ないよ……。」
れいむが食べているのはおにいさん特製の{極安ゆっくりフード-残飯和え~生ゴミ風味仕立て~}
「おにいさん!もっとおいしい…も…の………。」
お兄さんの目が妖しく光る!れいむはちびりそうだ!
どうする!?
たたかう
→にげる
「むーしゃ!むーしゃ!しあわせーーーーっ!!」
れいむはヤケクソだっ!メシがみるみる減っていく!
…それを見ながらお兄さんは思っていた。
なんだかんだで、このれいむは頭も悪くないし性格も良い。
言葉使いは悪い…。…アレ?アウトじゃね?
…で…でもれいむが居ない生活を考えるとちょっと寂しいと感じる。
やっぱりれいむは俺のかわいいパートナーだ。
………唾を吐きかけたのは愛情表現なんだよ。うん、そういう事にしとこ。
涙目で飯を食らうれいむを眺めながら…後数日の間は特製ご飯にしようと心に決めた。
うん…。…これも愛情ですよ!ムラムラ感じてないよ!
…そう誰かに言い訳しながらPCの電源をつける。
紳士の嗜み2週目のスタートだ。気合を入れながら始める(馬鹿)勇者がここに1人誕生した。
……低く唸る冷凍庫にはれいむの甘い甘い罪が入れられていた
遠くない未来、お兄さんとれいむに笑顔で食べられる時を静かに待ち続ける。
終
れいむは銀バッチだ。
でも銀バッチとは思えない知能を兼ね備えていた。
お兄さんに買われた後、時が過ぎると共に才能が開花した、
大器晩成タイプのゆっくりだった。
ひらがなは余裕でアルファベットとローマ字も完璧。
字も読めるし趣味はプログ。
「…お前本当にゆっくりかよ?」
お兄さんは当然突っ込んだ。
ある日廊下を歩いていると銀色の薄い板を拾った。
れいむのあんこ脳にある情景が映し出される。
『支払いはカードで。』
そう言ってお兄さんはれいむを買ってここに連れてきてくれた
……そうか。これは‘まほうのいた,なのだ!
(これがあるとなんでももらえるすてきないたなんだねっ!)
「さっそくあまあまをもらいにいくよっ!」
そして意気揚々とPCを立ち上げる。
お兄さんから以前ネットでもカードが使える事を聞いていた。
その時はあんまりわからなかったが、現在のあんこ脳は理解完了済み。
見事に頭でピースが組み合わさったのだ!
…ただし、クレジットカードのシステムはわかっていない。
このまま行くと確実にお兄さんのお給料から引かれます。
その一番重要なシステムはわからない癖に注文操作だけは的確にしていく、
そして…不幸にも注文確定のページがモニターに映し出される。
それを見てれいむは満足そうに高らかにハッキリと宣言した。
「しはらいはかーどでゆっくりするよ!」
終
1「れいむとまほうのいた」
- 小さな子の手の届く所に危険物はおかない。
- ポニポニとはねる描写が大好きです。
- お兄さんはクレカを普段使わない現金派。 (だから品物到着まで気づかなかった)
- れいむが注文の際住所登録したのはひらがな。 (これで注文できるかは不明。)
最終更新:2022年05月19日 14:51