ゆっくりいじめ小ネタ314

○全部パロディで空気作家の私は多分誰も判らないかと思って悔しくなって書いた。
○滅茶苦茶後悔はしている。

  • ぶらっくじょぉく

ある雨の日に一体の家の無いゆっくりれいむが小屋にいた迷彩服を着た男達に保護された。
彼らはれいむにご飯を食べさせ(ミリタリーな飯だが)、体も拭いて簡単なベッドに入れてあげた。
「さて、れいむ。君が寝る前に私達からいうことがある」
「ゆっ? れいむにわかるようにおしえてね?」
「一つはわれわれがサバゲー同好会で今夜この小屋の夜戦があるかもしれない、ということ。
 だから、君は安全地帯に避難させている」
「おにいさんたち、ありがとう!」
事実れいむはクッションの詰められたダンボールハウスに入っている。
仮に弾丸が当たってもBB弾ではそう簡単にクッションの山(何重にも入っている大きなダンボール)を貫通は出来ないだろう。

「二つはこの趣味の手前、お兄さん達はある程度は鍛えている、ということ。れみりゃやフランが来てもものの数秒でただの肉まんあんまんにできる」
「ゆゆっ、りかいしたよ! おにいさんたちはつよいんだね!!」
「で、これが最後。私達の中に一人虐待お兄さんが紛れ込んでいます。んじゃ、おやすみ」
そういってれいむのはいっているダンボールを閉めると同時に小屋の電気が消えた。
結局、れいむはその日一睡もできなかった。



  • どの本がいい?(一部解説)
さて、次はこのどこにでもありそうな平凡な家屋から。
ある男の部屋にゆっくりまりさが侵入してきた。
男が家に在宅中のことだったのでたいした被害は殆ど出なかったが、彼にとっての大事な宝物である本に多少の被害が出た。
主に破けるとか、涎まみれとか。希稿本に被害が出ているのが非常に痛い。
これには青年も怒り顔。
「さてまりさ。僕はとってもとっても怒ってるんだがわかるかい?」
「そんなことしらないんだぜ! ここからだすんだぜ! まりささまにごはんをよこすんだぜ!!」
とまりさはそ知らぬ顔。これではたまらん、と青年はお仕置きをすることにした。
まりさを透明な箱に入れたまま自分の部屋に戻り、数冊の本と漫画を持ってきた。そして青年は
「なぁ、まりさ。君にはお仕置きを受けてもらうがどの本がいい?」
「ゆゆっ? どういうことなのぜ?」
「あぁ、この本の内容から君がくらうお仕置きが決まるんだよ。君は選ぶことを拒否することも出来るが、拒否した場合は翌日君は燃えるゴミになる、と思ってくれ」
「わ、わかったんだぜ! 」
とりあえずまりさは本の表紙だけを見るのだが、水の中とか火の絵、とどれもこれもがゆっくりできそうもない絵面であった。
まりさはあまり容量の無い頭で必死に考えた。そして―――
「こ、これにするのぜ!」
まりさが選んだのは人間の男が一人たっている絵の表紙の小説だった。この絵ならきっと酷い目には合わないだろうと思いながら。
だがしかし。
「あ、合わせ鏡の物語 ※ にしちゃったの? 」
これには男も思わず苦笑い。 あ〜あ、コイツ選んじゃったよ……という感じである。
そしてお仕置きの準備を始める男の様子でまりさは事の重大さに気付いたようだ。
「ゆゆっ!? お、おにいさんはなんでがらすさんのかけらをもってくるのぜ?」
「それはだね、お仕置きだからだよ?」
「ど、どんなふうに?」
「ホントは鏡の破片なんだけどこう……まりさの目にガラス片を入れるだけだよ?」
「も、もういぢどぢゃんずをぐだざいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
とまりさは再度の機会を求めるが、そんなものを認めてたらいつまでたっても終わらないわけで。
「あぁ…………そいつは駄目な話だね、うん」
そういいながら、まりさの顔を引っつかみ、必死に目を閉じようとする瞼を根性でこじ開け、
そしてゆっくりゆっくりガラス片をフェイント混ぜながら近づけていき、しばらくすると
プツンと凄くいい音を立てて尖ったガラス片がまりさのワラビ餅な目玉に入っていった。
「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
悲鳴をあげるがそれを無視して二つ三つとワラビ餅な目玉にプツンプツンとガラス片を入れていく。
それにしてもこの青年、いい笑顔である。
数十分後、そこには両目にガラス片を埋め込まれたまりさが!!
「めがみえないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
「あ、本じゃ片目だけなの忘れてた」
結局、青年はまりさを自然へと返したが多分あの調子ではそう長くは無いだろう。

※合わせ鏡の物語・Missingという怪奇小説のエピソードの一つ。
         鏡の破片が目に……というのはこれに登場したキャラのエピソードから。

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最終更新:2009年01月19日 20:15
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