龍使い - ウィザーズ・ブレイン@Wiki

身体構造制御特化型魔法士。
情報的に非常に強固である「人間の身体」を、物理的にも強固にすることにより
対魔法士(特に対騎士)戦闘の切り札といわれ、シティ北京?で開発が続けられてきた。
龍使いの欠点は、自分の身体構造を制御するものであるため、リーチが短いこと。
この欠点を補うために、龍使いは「黒の水」と呼ばれる特殊デバイスを使用する。

黒の水とは、外見は真っ黒な液体、その正体は、分子レベルで論理回路を刻み込まれた
原型細胞の集合体である。任意に進化と退化を繰り返し、龍使いの肉体と融合して、
その身体の一部となる。
が、黒の水には、
使い続けるうちに術者の肉体に蓄積され、最終的には独自の構造を作り出し、自我を乗っ取って暴走する
という致命的なバグがある。

その対策として、「身体の90％が黒の水でできた被験者のコピー」を作り、
ヒマラヤ山脈の上空に無人閉鎖実験施設「島?」を浮かべて開発を続けた。
この「島」は、シティ北京の消滅と共に記録も抹消され、2198年に発見されるまで
自動処理によって実験が継続されていた。

その後シティの合同攻撃により島は崩壊し、被験者のコピーも全て消滅した。
…というのが公式記録。
実際は現在は李　芳美1名が島から脱出し、現在も生存している。