破砕の領域・虚無の領域 - ウィザーズ・ブレイン@Wiki

外部出力端子や記憶領域を持たないヘイズのためにリチャードが考案した、ヘイズにしか扱えない能力。一応、錬も学習により劣化版ではあるが使用できる。
ヘイズが持つ圧倒的な演算速度を持つIブレインによって、「周囲の空気分子の配置」を解析、予測演算を行う。
その結果をもとに、ヘイズは音を鳴らす。
(基本的に何でもいいはずだが、ヘイズは主に指を鳴らす(指パッチン)、踵を踏み鳴らす(タップダンスの要領?)などの音を出す。)
「音」という空気の振動により空気分子の配列は変更され、「空気分子による論理回路」を生成する。
この論理回路に触れたものは、情報解体されてしまう。
情報解体能力は非常に強く、気を抜いていると魔法士でさえその人の存在を情報解体されてしまう。
(錬が知る最高の騎士(＝祐一?)の情報解体の演算速度はＢ、対して破砕の領域の演算速度は「Ｓ」。)

虚無の領域とは、破砕の領域の派生形。
音を鳴らすところまでは同じ。
その音は、空気分子の配列を変更し論理回路を刻むのだが、その論理回路は「もう一回り大きな論理回路」を生成する。
この連鎖で、最大半径10km四方のあらゆる物質を、情報的な強度を一切無視して情報解体する。
(演算速度はＳＳかそれ以上と予測される。)
ただし、大技には代償がつき物で、これを発動した場合ヘイズのIブレインは3時間完全に止まる。
まさに1発限りの大技である。