イリュージョン№17 - ウィザーズ・ブレイン@Wiki

年齢不明(17歳程度?)。通称　イル。『幻影』
ファクトリー製規格外魔法士。現在はモスクワに貸与中ということになっている。
生まれたとき(目を覚ましたとき)、使い捨てにされる仲間(他のエージェント)を目の当たりにし、シティと人間を激しく憎むようになる。
初めて実戦投入されたときには、嘘の情報で味方12人のうち11人を殉職させ、その後も同様のことを繰り返したためマサチューセッツがもてあましていた所をモスクワが借り受けた。しかしその性格は変わらず、
モスクワでも疎まれていた。
そんなイルを変えたのは、一人の少女。
軍の元「お偉いさん」が経営する孤児院に、護衛任務としてついて行った時に出会い、イルの復讐に凍りついた心は少しずつ溶かされていった。
しかし、テロリストの攻撃によって落下した天井からイルをかばい、少女は死亡。
「魔法士(マザーコア)の死を悲しんでくれる人もいる」ことを知り、衝撃を受ける。
以後は、シティ存続のために自分の命をも投げ出すようになる。

Iブレインは、「幻影(量子力学的制御)」。ただし、イルは毎回100%回避はせず、致命傷にならない程度に当たって見せる。
それにより、相手に誤解を与えることで、戦闘を有利に進める。(サクラとの戦いは典型的な例)
本気を出して戦った場合、そもそも「この世界にいない」ので誰も勝てない。(元型、悪魔使いは例外。)
サクラの対極的存在として、賢人会議と戦っていくものと予想される。

ちなみに関西弁をしゃべっているが、本当は「ロシアなまりを多分に含んだ英語」である。
また髪が白いのは、薬で染めているため。「はくはつ」であって、決して「しらが」ではない。
若白髪(しらが)とか呼ばないように。