ニャルラト

概要

アニメオリジナルエピソード「魔鏡編」に登場した子猫型魔物。
ウマゴンロップス同様、幼い動物型魔物のためか、鳴き声でしか喋る事ができない。
普段はとても小柄で、アニメ第31話ではリュックに入って学校に付いてきたほど。
一方、ペルクによって変身すると大型のネコ科猛獣ほどのサイズになる。
ちなみに、 アニメ公式サイトでは「獰猛な猛禽類のような姿に変身する」 と表現されているが、どう見ても猛禽類(鳥)ではなく猫である。

ガッシュTCBにおける性能は、パートナー効果が優れており、それを呼び出せるニャルラト(変身後)《絆のリボン》の存在もあって戦略を組み立てやすい。
術カードも数こそ少ないが、攻撃・防御・妨害と揃っているので必要に応じてそれらを投入する事もできる。
ただ、器用貧乏気味な側面もあるため、どちらかと言えばサポート寄りの役割を担当する方が向いているだろう。

未変身の魔物カードは効果が貧弱なニャルラト《ナァ~!》しか存在せず、ニャルラト(変身後)《絆のリボン》を出す場合にも下敷きとして必須カードとなってしまうのがネックになりがち。
使用の際にはE-080 スカイダイビング等の展開カードでニャルラト(変身後)《絆のリボン》まで速やかに展開したいところ。

なお、パートナーのフルネームは「響 詞音」と作中で判明しているが、ガッシュTCBでは「詞音」と短縮されている。


代表的なカード

魔物カード

MPを2支払う事で、このターン中、相手魔物1体の魔力を-2000下げる。
魔力-2000だけの効果自体が微妙な上に、MPコストまで必要となるので、効果の実用性はとても低い。
しかし、前述のように唯一の未変身魔物カードとなるため、ニャルラトを使用する際には 必須カード となる。

ニャルラトに重ねて出す「魔物のルール」、MP1で好きなページから詞音を呼び出す「魔物の効果」を持つ。
このカードへの変身に術カードはいらず、《ナァ~!》の性能は前述の通りなので、展開系カードで一気に場に出す事が望ましい。
《絆のリボン》も詞音《絆》もお互いのターンで1回ずつ使用できるため、序盤はこれらを連打し、差し引き+3ずつMPを稼いでいこう。
詞音《絆》を使い切ったら詞音《転校生》を出して魔本戻しを封じるというのが基本の動きとなるだろう。

パートナーカード

捨て札にする事で、MPを4増やせる。
E-038 ティオの手料理と同等のMP補給を瞬時に使用でき、(MPを1消費するが)ニャルラト(変身後)《絆のリボン》による呼び出しにも対応しているおかげで、かなり効率的にMPを稼ぐ事ができる。
ニャルラトを使用する魔本では、可能な限り積みたいカードと言える。

場に出しておくだけで、相手の魔本戻しを封じる事ができる。
終盤戦でPR-007 やさしい王様E-159 わたしのブラを離しなさいの妨害に働く事は大いに期待でき、自発的にE-243 to be continuedとのコンボで使う事もできる。
ニャルラト(変身後)《絆のリボン》を使用するのであれば、1枚は必ず魔本に投入しておきたい。

術カード

―第1の術「パペルト」
MP2で次の自分のターンのエンドフェイズまで、相手の魔物1体と術を使ったニャルラトの、「魔物の効果」と術を使えなくする非バトル術。
合計3ターンという長い期間封じる事ができるので、中々に汎用性が高い。
ニャルラト自身も封じられてしまうが、ニャルラト(変身後)《絆のリボン》を使用し尽くした後であればデメリットは殆ど抑え込めるので、中盤以降の妨害としての選択肢に入る。

―第3の術「キャドパン」
MP4で魔力+3000・3ダメージを出せる術。
追加効果を持たず魔力も低めだが、3ダメージ攻撃にはなるのでE-013 ナオミちゃん等でかばうを封じて使うなら選択肢には入るか。

―第4の術「バイカル」
MP2で魔力勝負の勝敗にかかわらず、ダメージを2減らせる防御術。
2ダメージ以下の攻撃は無力化でき、それ以上のダメージでも魔本で受ける際の被害軽減が見込める。
S-366 バベルガ・グラビドン等の連続ダメージ術に著しい効果を発揮するという長所もあり、ニャルラトで防御術が欲しければ検討する価値はある。

相性の良いカード

詞音《転校生》によってMPを大量に稼げるので、それを活かせる高コスト術を持つ魔物がまず相性の良いカードとして挙げられる。
S-254 ザケルガ等でMPをダメージに還元しやすいガッシュ・ベルワンターンキルも見込めるブラゴ魔物破壊の攻撃術に優れたブザライ等、様々な候補が浮上するだろう。
あるいは術ではなくE-151 ファウードの正体といった高コストイベントを軸にするのも手か。

ニャルラト(変身後)《絆のリボン》による「詞音」活用が戦術の中核を担う事になるので、それを封じてくるアポロ《自由人》は大の苦手と言える。
よって、その対策としてE-070 黒い覇道ロップスVSゼオン《力の差》等、何かしらの除去手段を魔本に備えておくべきだろう。

詞音《転校生》を場に出していれば、E-243 to be continuedをノーリスクかつMP0で魔本2枚戻しのできるイベントとして使えるので、こちらも忘れずに採用しておきたい。

関連カードリスト

+ 魔物カード
―魔物カード
+ パートナーカード
―パートナーカード
+ 術カード
―術カード

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最終更新:2024年04月18日 20:36