概要
1ターンで致死量となるダメージを与え、魔本をめくり切る事を目的とするデッキタイプ。
ゲームによっては第1ターン目で勝利する事だけを「ワンターンキル」や「ファーストターンキル」、経過ターンにかかわらず1ターン内でダメージを与えて勝利する事を「ワンショットキル」と呼び分けたりするが、本ページでは特に区別せず取り扱う。
ガッシュTCBにおいては、かばえない効果を用いて大ダメージ術を叩き込むコンボが主流である。
コンボパーツを一つでも妨害されると不発になってしまう繊細な構築が多く、相手の妨害系効果への入念な対策が必要。
コンボが不発に終わった場合でも、ある程度は勝ち筋が残るよう構築する事も視野に入れるべきだろう。
特に現在では
チェリッシュ《失われた笑顔》等でコンボを崩される事や、妨害対策の
E-056 およしになっておとのさまが解除されるといったケースが起こりやすいので、対策やサブプランの用意は重要と言える。
代表的な攻撃術カード
1ターンに4回まで使用できる3ダメージ術。
ガッシュTCBで最も有名と言えるであろうワンターンキルカード。
第4回
魔界王決定戦の
福岡地区予選ミドル優勝を皮切りに、本戦の
ジュニア・
ミドルでも優勝という実績を残した事で知られる。
ルール変更等により当時のような構築はできなくなったものの、一枚で12ダメージという破壊力は現在でも唯一のカードである。
2ダメージを4回与えられる術。
ブラゴにはMP5以上で術を使えばかばうを封じられる
《容赦なし!》があるため、少ないコンボパーツでワンターンキルを目指しやすい。
《容赦なし!》は「このカードが場にある→」効果なので【ステイ】解除等に強い点もポイント。
S魔物ブラゴ《BREAK!》や
シェリー《強き黒い力》によってダメージを補強すれば、相手の残りページが多くてもめくり切れる確率は高まる。
補強せずに8ダメージとして使用しても十分致命傷になりかねない火力をしているので、相手から妨害を多少受けた場合でもワンターンキルを狙っていける。
場に出す事が困難な
ファウードの術カードを、
《天才》の効果で使用するコンボ。
一撃で10ダメージを出す事ができるため、かばうを封じて使えばワンターンキル級のダメージが出せる。
しかも、下級術なので工夫次第ではゲーム中盤までに撃つ事も不可能ではない。
ビクトリームに乗っているMPカウンターを取り除いて、その数×2ダメージとなり、5個取り除いた場合にかばえない効果が追加される術。
「チャーグル」等でMPカウンターを乗せる必要はあるものの、破壊力は抜群かつかばえない効果が付くため、性能は決して侮れない。
第3回魔界王決定戦 シニアクラス優勝魔本では
S-212 チャーグル・イミスドンを用いて、優勝という成績を残しているので、決してロマンだけのカードではないだろう。
相性の良いカード
定番のかばう封じカード。
魔物が自前でかばえない効果を用意できない場合、これらをかばう対策に用いるのが基本となる。
好きなページから術1つを使用可能にし、その術の魔力を+3000、ダメージを+1するコマンド術。
上級域に入る前から上級術を使用できるようになる事に加え、連続ダメージ術のダメージを補強する事によってワンターンキルを成立させやすくできる。
関連リンク
最終更新:2024年02月13日 23:49