スギナ

概要

植物を操る術を持つ魔物の子。
第13話~第15話にて登場し、「モチノキ町立植物園」に来ていた人々を「力のトレーニング」のために無差別に襲撃。
居合わせていたガッシュ・ベルとの戦いに敗れ、魔界へと送還される。

来歴といった人物像の描写は殆どされておらず、パートナーに至ってはフルネームすら未判明である。
前述の「自分勝手な性格」という以外では、「心の力」についての理解が深い、過去に「口から術を出すタイプの魔物」に勝った事がある(本を燃やしたのかは明言されていない)といった情報が読み取れるくらいか。
また、単行本完全版の『ガッシュカフェ』にてスギナはオタクで根暗な性格という事が明かされている。

ガッシュTCBにおいては第1弾で原作由来のカードが登場した後、第5弾でゲーム由来の術及び魔物・パートナーカードの追加が行われた。
原作で「心の力」の節約を戦術に繋げていた事を再現してか、コスト軽減効果のカードが複数あり、術を多用しやすいデザインとなっている。
また、春彦《抑えた力》は他の魔物の属性術を使えるようにする効果を併せ持っているので、そちらを使用して戦略の幅を広げる事も可能。
カードパワーは低めの水準にあるものの、独自性のある魔本構築が狙っていけるだろう。


代表的なカード

魔物カード

「使用を宣言する→」で使用する事により、このターンの次のバトルで、この魔物の術のコストを1下げ、代わりに魔力を-1000する効果を持つ。
魔力こそ犠牲になるが、このゲームで魔力勝負に発展する機会はあまり多くないので、デメリットとしてはかなり軽い。
術を積極的に使いたいなら、このカードのコスト軽減に頼るのが良いだろう。

バトル中にMPを1払う事で、このバトルの自分か相手の属性術1つのダメージを1増やすか1減らす事ができる。
《策士》とは対照的にMPを消費する事になるが、ダメージを追加できる点は悪くない。
相手の属性術のダメージを下げる目的でも使えるが、属性術はマイナーなカードなのであまり期待はできないだろう。

パートナーカード

捨て札にする事で、このターン中、自分のスギナの術全ての本来のコストを0にできる。
コストを0にする効果では珍しい、そのターン中効果が続くカード。
魔本めくり魔本もどしパティ《涙のリグレット》といったカードとのコンボで一気に畳みかける時に使うと良いだろう。

場にあると、自分はスギナで属性の術全てを、本来より1低いコストで使えるようになる。
スギナ自身の術のコスト軽減に使えるのは勿論、ポッケリオカルーラの術まで使用可能になり、それらのコストも軽減できる。
ただし、除去を受けやすいパートナーカードである事には注意が必要。
除去を十分に対策しておくか、このカードが除去されても手が止まらないようにスギナ自身の術を中心に組むといった作戦でカバーしたい。
また、「全ての属性の術を使える」効果はポッケリオ《植物の魔物》が「魔物の効果」で持っているので、場合によってはそちらとの入れ替えも考慮しよう。

術カード

―第1の術「ジュロン」
MP2で魔力+2000・1ダメージの攻守両用術で、魔本か魔物にダメージを与えた時、コイントスでオモテが出れば「次のターンのエンドフェイズまで、相手は術を使えない」効果を【ステイ】させる。
ダメージは1と小さめだが、攻撃のおまけとして2ターンに渡って相手の術を封じられるのが特徴。
しかし、追加効果の発動が運次第となるのが少々心許ない。
コイントスサポート効果で確実に使ったり、春彦《植物園のトレーニング》等から連発する事で試行回数を増やすなど、何かしら策を用意した上で使っていくのが良いだろう。

―第2の術「ラージア・ジュガロ」
MP4で魔力+4000・3ダメージの攻守両用術。
比較的コストパフォーマンスが良い術カードなので、E-013 ナオミちゃんパティ《涙のリグレット》かばえない効果を与えるなら使い道はあるだろう。

―第3の術「ジュガロ」
MP3で魔力+3000・2ダメージの攻守両用術。
基本的には一回り上の性能のS-015 ラージア・ジュガロの方が優先する価値は上と言える。
そちらを積んだ上で他にも攻撃術が欲しい場合、MP管理の関係でこちらの方が都合が良い場合等の選択肢にはなるか。

―第4の術「バルジュロン」
MP1で魔力+2000・1ダメージの攻守両用術で、コストを1追加するごとに魔力を+2000できる(追加できるコストは3まで)。
最大で魔力+8000になるが、ダメージは変化しないので防御用としての使用がメインとなるだろう。
ただ、MPを4払ってようやく魔力+8000というのは重いので、防御に使える術が欲しい場合は他の魔物に頼る事も検討したい。

―第5の術「ディオジュガロ」
MP2で魔力+4000のダメージのない攻撃術で、魔力勝負に勝てば「次のターン中に相手が攻撃する時、コインを投げてウラなら攻撃を無効にし、相手の魔本を2枚めくる」効果を【スタンバイ】させる。
相手の攻撃への牽制として働く一方、コイントスが絡むので不確実な一面もある。
ベルギム・E・O《怒りの発射》を添えておくなど効果的に使う方法を考えて使いたいところ。

―第6の術「ガンズ・ジュガロ」
MP4で魔力+4000・2ダメージの攻守両用術で、コインを2回投げてオモテ2回が2回出れば魔力を+2000、ダメージを+2する効果を持つ。
追加効果の条件が厳しいため、基本的にはS-015 ラージア・ジュガロを優先したいところ。

相性の良いカード

魔物やパートナーの効果が「術の使用」のための効果ばかりなので、スギナに術を使わせる事を念頭に置いて味方魔物を探したい。
基本的にはデッキタイプ/スタンダードにあるような汎用性の高い魔物で盤面を固めて、スギナが攻撃しやすい土台を作ってあげるのが良いだろう。
コスト軽減による連続攻撃が見込める魔物なので、可能であれば魔本めくり魔本もどしのカードも積極的に取り入れてコンボに繋げていこう。

関連カードリスト

+ 魔物カード
―魔物カード
+ パートナーカード
―パートナーカード
+ 術カード
―術カード

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最終更新:2024年05月04日 00:21