傭兵の仕事では無い依頼が入った。
カウマ教団の枢機卿
ファンの依頼は、簡単に言えば人様の家に入って物を盗む泥棒だ。
だがしかし、その盗むモノが 現カウマ法皇を失脚させる力を持つもの物だと考えれば、これは歴史的な泥棒であるかもしれない。
ヨロンからその仕事を 恐らく深夜の行動に成る事情もあり、
シャルと夜目の利く
ティミィは押し付けられた感があったが、
何より
ヨロンの幼馴染
ファンの頼みを断る事は出来なかった。
そして、そこでも二人は
バリッシュの排斥を目撃してしまう、再び怒りに震える
シャルを襲う感覚、暴走はの確実に忍び寄って来ていた。
最終更新:2012年09月14日 09:55