――――――登場人物――――――
グローリア 享年16歳
ポジション:コート
メインクラス:タナトス サブクラス:ロマネスク
わたしの名前は…グローリア。グロリア(栄光)なんて、凄い皮肉だとは思わない?
覚えてることは少ないけれど、気付いた時から側に居た2人が悪い子じゃないのは分かるわ。
だから、わたしはこうして前を向ける。考えることができる
女の子にこんな無骨な腕をつけるだなんて、
わたしを蘇らせた人はどういうセンスをしてるのか気になるところ。
でも、このお陰で身を守ることができるんだから贅沢は言えない
慧姐さんのことは頼りにしてるし、しぃちゃんは仲良し。
こんなわたしだけど、よろしくね?精一杯、踊ってみせるから。
シープラ 享年15歳
ポジション:ジャンク
メインクラス:バロック サブクラス:バロック
おはようございます、シープラでっす!どんな時も笑顔と元気が一番!よろりんこ!
いやあ、なんでこんなことになってるかわからないっすけど、
とりあえず頼りになりそうな二人と一緒に探検っすかねえ?
そんなこんなしてるうちに、だんだん二人と仲良くなっていけたりして…
ウハー、テンション上がってきた!さあレッツラゴーっすよー!
安曇野 慧 享年17歳
ポジション:ホリック
メインクラス:ロマネスク サブクラス:ゴシック
私の名前は安曇野慧。
かつてこの世界にあった美しい土地の名前だというけれど…今じゃどこも荒れ果てた土地ばかり
覚えていることはあまりないと思う。
でも、これから切り開いていけばいい(…はずだよね…多分)
私も…蘇らせた人が変な趣味だったのか(袴を上げる)
こんな足を付けられたりしたけど、逆に生かしてみたい
こんな私が二人と仲良くできるかはわからないけどやってみるしかないよね!(大丈夫かな~)
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去りにし星、今ひとたびの世界 ―前篇―
NC:さて、君たちは微睡んでる所を無理やり起こされる感覚に陥る
少年の声:「ダメだよ!まだ、はやいんだ!また同じことを!」
安曇野 慧:「ん~、まだ足りない気がするけどなんでしょう」
NC:声はかすかに君たちの鼓膜を打つ
シープラ:「うーん、うたた寝を邪魔する一つの声…」
少女の声:「大丈夫だよ!もう…」
安曇野 慧:「何がはやい? 同じ事?」
NC:声は静かに消えていく
NC:さて、3人は目を覚ます
シープラ:「ん~」目をシパシパさせてはっと目を覚まそう
グローリア:「あら~。何だか、懐かしいような、そうでないような。そんな声が聞こえてたのに…」
NC:ただ、無理やり起こされた感覚が酷い
グローリア:「……気持ち悪い。何なのかし…ら?」自分の腕を見て動きが止まる
NC:君たちが起きた部屋は窓もない非常に無機質な部屋
NC:2段ベッドが二組あるだけの部屋
シープラ:「んぐぐ、バッドな目覚めっすねえ…」
少年の声:「やっぱり起きちゃったか…」
安曇野 慧:「ここは一体…(…こわいよぉ)」
NC:声は部屋の天井付近のスピーカーから聞こえる
グローリア:「あ、さっきの声の子ね。貴方はだぁれ?」
シープラ:「はわわわ ここはどこっすか!?」
NC:よく見ると監視カメラもある
安曇野 慧:「貴方が起こしたわけじゃないの?」
ガリル:「そうだね、僕の名前はガリル。僕は君たちに寝ててほしい」
安曇野 慧:「起きたくて…起きた覚えはないんだけどなぁ…」
安曇野 慧:「でも、起きちゃったらねかなか寝付けないよね」
シープラ:「寝れるならもう少し寝たいっすよ~ 妙な夢見てるみたいだし…」
グローリア:「それじゃあ、何でわたしは起きてるの?そう思うならゆっくり寝かせてくれてもいいと思うのよね」
ガリル:「それはミニミが勝手に君たちに…」
安曇野 慧:「誰か起こした人が別にいるってことなのね」
シープラ:「ふぅんー 私達を起こした人はミニミちゃんてっ言うんすかあ」
NC:そういうと音声は唐突に途切れる
ミニミ:「やっほー、起きた?おはよう、グローリア、シープラ、慧」
安曇野 慧:「んー…目覚めは最悪にしても、唐突に音声が途切れるのも気にはなるよねぇ」
安曇野 慧:「最悪の目覚めよ。二度寝したい気分」
グローリア:「……切れちゃったと思ったら、今度は別の子ね。貴女がわたしに起きてほしかった子かしら?」
NC:代わりに少女の声が響く、マイクに近いのかガリルの声より大きく聞こえる
シープラ:「おはようございまる!」ぴょーんと手をあげて元気に応えよう
ミニミ:「せいかーい!私は貴女達に起きてほしかったの!暇だったから!」
シープラ:「って、またマイクのテスト中っすかあ!」
ミニミ:「でね、今回のゲームも、無事私の所にたどり着くこと!あーゆーおっけー?」
安曇野 慧:「暇で起こされる身にもでもなってくださいよ」
グローリア:「遊び相手ってことなのね?でも、こんな手になっちゃってるから安全に遊べないわよ?」
グローリア:「……今回のゲーム”も”?」ぼそり、と
安曇野 慧:三人はあって、ガリルやミニミは知らないでおkね
NC:とりあえずはおk、今の記憶にはない
シープラ:「ゲームっすかあ、ミニミちゃんのとこまで行くってことは迷路探検っすねえ、むふふ」
安曇野 慧:「今回は…ね。きっと他にもやった相手がいるんでしょうよ」
シープラ:「お?グローリアちゃん、良い所に気がついたっすね!?」 ”も”に反応しよう
安曇野 慧:「その程度で済めばいいけど…嫌な予感しかしないわね」
ミニミ:「いつもいつも、途中で終わっちゃうからさー、今回は頑張ってよねー」
ミニミ:「じゃぁ、しーゆーあげいーん」
グローリア:「もう、人は生きてないでしょうしね~。きっと、わたしたちみたいにされた人たちで一杯よ?」
安曇野 慧:「まぁ…お望み通りたどり着くためには斬って斬りまくるしかなさそうね」
ミニミ:「あ、そうだ、何かあったらガリルに声かけるといいよ、じゃぁ今度こそ!」
NC:それ以降は天井からはうんともすんとも言わない
グローリア:「でも、慧姐さんもしぃちゃんも居るし、大丈夫だよ、きっと」ほんわかと……どこか壊れた笑顔で
安曇野 慧:(私達もその仲間になるかも…ってことよね…ううう)
シープラ:「ええ… 私達みたいな人が大勢挑戦してゲームオーバーになってるってことっすかあ…」ガクブル
グローリア:「……ところで、何故か名前分かったからそう呼んでるけど、合ってるのかしら?」
安曇野 慧:「辿りつけてないって事はそうなるよね。 まぁ、最悪二人だけでも送り届けるわ」
安曇野 慧:「うん、合ってる。何故かはわからないけど」
シープラ:「はい、シープラで合ってるっすよ!二人共よろりんこ!」手を上げて笑顔で応える!
安曇野 慧:(そんな今まで誰も到達していないところに簡単にいけるわけないじゃない…。でも二人はなんとかしてやりたいんだ)
シープラ:「いやあ… ゲームオーバーになったらお家に強制送還なんすよ、きっと そんな死ぬなんてこと…」
グローリア:「慧姐さんも、思いつめたような顔しちゃ駄目よ。皆で一緒に。それが一番なんだから」
安曇野 慧:「…ごめんね。どうしても考えこんでしまう悪い癖があって」
NC:さて、目の前には白い扉、そこには小さな液晶モニタが付いている
安曇野 慧:「モニタ、ねぇ」
シープラ:「はっ!モニタを発見! ここを出るのに重要なものと見たっすよお!」
シープラ:スタタっとモニタを調べに行こう
NC:モニタに触らずドアを開けたりできるけど触る?
グローリア:「しぃちゃんも気をつけてね。…考えるのは悪いことじゃないわ。でも、折角なんだから話くらいは聞けるよ?」
シープラ:「はい!きをつけまっす!(ぐーちゃん、なんか頼りになるっす…)」
NC:グローリアが触った瞬間にモニタは3人の簡単なプロフィールを映し出す。
シープラ:「ふふ、シープラ機械のことよくわからないっす…」
NC:それは、間違いなく3人の顔と名前、ただし、異形ではない
安曇野 慧:「こ、これは…昔の私達? 一体何故?」
シープラ:「あれれ?これは私達っすかね? でも今より綺麗っすよ…」
グローリア:「思い出せない昔、ってことなのかなぁ…」
安曇野 慧:「私の足も、グローリアの腕も…」
NC:そして、もう一個ファイルがある
NC:開いたファイルはこの場所の地図らしい
シープラ:「むっはー!地図をゲットっすよー! むふふ、ゲームらしくなってきたっすねえ」
NC:さて、ここで君たちが寝室にいる事がわかる
グローリア:「内装が分かるのはありがたいわね。こんなところで迷子だなんて、ぞっとしないもの」
NC:とりあえず最初に行けるのは
・バイオプラント
・コールドスリープ
・シアタールーム
だね
シープラ:「んー、ミニミちゃんはどこに隠れてるっすかねえ」
安曇野 慧:「来いって言うからには近くにはいないだろうけど」
安曇野 慧:「一番左の一つだけある部屋(バイオプラント)でも見る?」
グローリア:「今は手近なところから探すしかないかなぁ。どうせ、しらみつぶしか運任せになりそうよね」
シープラ:「とりあえずここを出ないことには始まらないっすね!さあ、二人共行くっすよー」
グローリア:「はいはい。慌てて転んだりしないようにね」にこにこ
安曇野 慧:「行くしか無いですからね。大丈夫、私がシープラさんを守ります」
シープラ:「んはー、慧ちゃんかっこいい!」そこにしびれながら
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バイオプラントに行く前に対話判定をする。
グローリアはシープラに成功
シープラは失敗
慧は大失敗し、シープラへの未練を独占に変更する。
シープラ:「あれれ、なんか二人から熱視線を感じるっすよ はっ、これがモテ期!?」
安曇野 慧:「そうかもしれないね」(どうしよう…恋する相手の独占したいと思っているものを独占したいだなんて)
グローリア:「末っ子なんだから甘えればいいんだよ~。わたしたち、姉妹みたいなものなんだから」
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NC:さて、バイオプラントに向かう途中に3人は違和感を覚える
※ここで知覚判定をするが、全員成功する。
NC:じゃぁ、3人とも気づくね
NC:通路がやけに綺麗な事
NC:更に
NC:歩くときに妙な感覚がある事、そして窓がない
シープラ:「えへへ なんか嬉しいっすよ(ちょっと寒気も感じるっすけど」
安曇野 慧:「んー…ここは一体。窓もないなんて」
シープラ:「むむ 思ったより綺麗な廊下っすねえ 正直ビクビクしてたんすけど」
グローリア:「人の手が入ってるのかも。窓がないのは…地下なのかもしれないよ」
シープラ:「寝室にも窓はなかったすねえ」
安曇野 慧:「なるほどね。そして外の空気や日差しが逆に要らない場所でもあると」
シープラ:「んー、ぐーちゃん 頭いい!」やるな!って顔で見つめよう
グローリア:「おだてても何も出ないよ~」嬉しそうにしながら
NC:さて、バイオプラントに行こうか
NC:そこには涸れきった植物が大きなガラスケースに入っている
安曇野 慧:「コレは何? 植物の成れの果て?」
NC:そしてグローリアは凄い違和感を感じる
シープラ:「育てるのに失敗しちゃったんすかねえ」
NC:グローリアは狂気判定を
グローリア:「……何だろう。何かが、引っかかるのよね…」眉を顰め
※グローリアは狂気判定を耐える。
NC:じゃぁ、グローリアは思い出す
NC:グローリアは花に水をやっている。
NC:機械化されてはいるが、自分の手で水をやりたかったのだ
NC:そんなグローリアを褒めてくれる人々がいる
???:「これはここではすごく大事なものだからね」
NC:グローリアはそれが嬉しくて何度もここに通った…。
NC:花壇の記憶をどうぞ
グローリア:あいあい
NC:さてこれを情報共有するかい?
グローリア:「……そっか。…枯れちゃったんだ…」
グローリア:酷く、悲しそうに見ながら
安曇野 慧:「枯れちゃった?」
グローリア:「あ……うん。さっき、思い出したの」
グローリア:情報共有はしますよ
シープラ:「ぐーちゃんが育てた花だったんすか…」
NC:ほう、情報共有する前に対話判定をすすめるっすよ
安曇野 慧:「昔の話なのかはわからないけど、悲しいことね」
グローリア:「何があったんだろう。大切なものだ、って言ってたのに…」
安曇野 慧:「大事に育てていたものがこんな形で再会してしまうなんてね…」
シープラ:「じゃあ、今度シープラと花を植えるっすよ!一緒に育てるっす!」
グローリア:「……うん。ありがとう、2人とも」
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またも対話判定
グローリアは慧に成功
慧はグローリアに成功
シープラは失敗
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NC:さて、慧はグローリアの話を聞いて心にどす黒いものが舞い降りる
NC:慧は狂気判定だ
※慧も狂気判定に成功する。
NC:慧は思い出すね
NC:グローリアが褒められている。
NC:慧はその様子を影から見る
NC:最初は慧が戯れに水をやってたのをグローリアが真似をし始めたのだ
NC:なぜ、慧自身は褒められないのだろうか
安曇野 慧:「…い、いつの間にか私じゃなくてグローリアが褒められているだなんて…」
安曇野 慧:「何故、何故なの? 後からやったあの子は褒められて私には…何も…」
NC:イライラする…、イライラする…
安曇野 慧:無意識のウチに壁を蹴りつける
安曇野 慧:痛いんだけど、嫉妬が強いからか気にならない
NC:嫉妬の記憶だね!
安曇野 慧:さすがに黙っておこう…。 恥ずかしいし
シープラ:「慧ちゃんも顔色優れないっすね? 具合でも悪いっすか?」なにもわからず顔を覗き込む
NC:この部屋は特に何もないと思うけど、次行く?
シープラ:ふいに部屋を走り回って、バッバッと怪しいものがないかチェックしよう
NC:ちなみにシープラが走り回っても誇り一つ立たないで、シープラの足音のみが響く
安曇野 慧:「放置されてはいないのかしら…埃もないなんて」
シープラ:「はい、シープラ隊員なにも見つけられませんでした!(ビシィッ」笑顔で敬礼のポーズ
グローリア:「ご苦労様。引き続き探索を続けるよ~」わざと、明るい声を出して
シープラ:「はいっすー!次はどこを探検するっすかー」嬉しそうに近づく
安曇野 慧:「了解っと」
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NC:コールドスリープの方かな
NC:さてここには、いくつもの並んだコールドスリープ装置が並んでいる
安曇野 慧:「ここで…寝たくなりそうね」
NC:装置は4つ空いている
安曇野 慧:「でも、起きた以上はすぐに寝ちゃダメなのよね」
NC:他は中になにかいるようだ、見てもいいし、見なくてもいい
グローリア:「そういうゲームみたいだからねぇ。とりあえず怖いけど…調べてみる?」
シープラ:「気持ちよさそうっすねえ …はっ!中になにかいる!?」 そそそっとグローリアに近づきながら
安曇野 慧:「じゃあ、調べてみるわ」
NC:あ、見ちゃうのね
安曇野 慧:「障害なら…斬って捨てるまでだしっ」
シープラ:「げー!慧ちゃん躊躇ない! は~大胆…でもかっこいい(ボソッ」
NC:では、中には干からびた人間が入っている
NC:眠っているうちに死んでしまったようだ
NC:3人とも見たのよね?
NC:じゃぁ、狂気判定をどうぞ
※シープラは成功するが、二人は失敗する。
シープラ:「ひいいいいいいいい 人が、人が干からびてて アブブブブ…」泡を吹く
安曇野 慧:「う…気持ち悪い…」
グローリア:「ひっ…」
グローリア:ぺたん、と腰が抜けたように
安曇野 慧:「あわわわ…一体何…」
グローリア:こっちも思わず顔を背けたっぽいなぁ
グローリア:「な、何でこんなところで人が…」
安曇野 慧:「壊れているの、これ…」
NC:ほう、じゃぁ、グローリア、慧は視覚判定して
※ここは二人とも失敗する。
NC:あら、残念、じゃぁ、なにか違和感を感じるもののそれの正体はわからなかった
NC:シープラだけど
NC:シープラは装置を見てなぜか恐怖を感じる
NC:死んだ人間ではなく装置自体に寝
NC:狂気判定を
シープラ:「… … うぅ、自分、ミイラもだけど、この装置がなんか、なんか!」
※ここの狂気判定は辛うじて成功する。
NC:じゃぁ、シープラも思い出す
NC:シープラを装置に入っている。
NC:眠くなってきた
NC:もう、皆寝ているはずだ、私たちの目的は●●●だから…
NC:うとうとしていると、突然装置の外に金髪碧眼の美少女が貼りつく
シープラ:(あわわ… 誰、誰なんすか…)
NC:彼女の手には装置のコードが握られている
NC:そしてそれを勢いよく引っ張った…・
NC:うとうとの記憶の詳細どぞー
シープラ:(やだ、抜かないで、抜かないで!)
シープラ:「あわ、あわわわわ…」何かに気付いたように怯え始めよう
NC:さてこの記憶を共有するかい?
シープラ:二人に寄り添いながら話そう
NC:じゃぁ、3人は装置のコードが故意に外されていることがわかるね
安曇野 慧:「だから、さっきの死体も…」
グローリア:「そ、それじゃあこの人たちは…」目を背けながら
シープラ:コードを見ながら 「やっぱり夢じゃなかったんす… このミイラ…もしかしたら」
シープラ:ブンブンと顔を振りながら「そんなわけないっすよね! さあ、次はどこいくっすか!」
シープラ:「いやあ、なかなか趣向が凝らしてある隠れんぼっすね!」若干笑顔が曇りながらも元気を出す!
グローリア:「わたしも、震えが止まらないけど。でも、きっと、大丈夫だから。わたしたちが、居るから、ね?」手で触れると壊してしまうかもしれない、と寄り添うことで意思を示し
シープラ:「う、うん!」
安曇野 慧:「そうよ、みんな一緒なら」
シープラ:「そうっす!みんな一緒、一緒っすよ~」落ち込んだあとの復帰は早い
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対話判定
グローリアはすでに限界まで減らしていたので無し
慧は失敗
シープラは大失敗して慧への未練を友情に
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NC:さて、ワクワクのシアタールームですが
NC:そこまで大規模の物ではなくプロジェクター程度の物と机が並んでいるだけの簡易的なもの
NC:ただし、360度映し出せるようにはなっている
安曇野 慧:「まぁ、数人で見る分には丁度いいのでしょう」
シープラ:「おおー、映画の鑑賞会でもやってたんすかねえ」
シープラ:「暗くなる部屋、次第に二人は寄り添っていき… むっはー、テンション上がってきたあ!」
グローリア:「どんな映画があったのかしらね。知りたいような知りたくないような。少し、怖いし」
安曇野 慧:「映画と言うよりも研究成果とかの発表かもねぇ」
シープラ:「いや、ここは映画、映画っす! 3人で観るっすよ~」さささっと椅子を並べつつ
NC:3人ともこの部屋になんども入ったことがある気がする
シープラ:(あれ… なにか恐ろしい予感がするっす…)
NC:頭になにかが流れ込むような感覚がある
NC:未知なるものに触れる感覚で狂気判定を
※グローリアは成功。シープラ、慧は失敗する。
ここで慧はグローリアに発狂、シープラは慧に発狂する。
安曇野 慧:「あたし…もう耐えられないかも」
安曇野 慧:ちょっとグローリアに寄りそうかんじで
シープラ:慧にべったりで
NC:3人は思い出す、画面に映し出されたのは満点の星空
NC:大人は難しい事を言っているけど、私達4人には綺麗な星としか見えない
大人:「もうこれしか方法がない…」
安曇野 慧:(ふしぎねー、よにんだなんてー…)
大人:「だけど…」
シープラ:(そうっす、私達4人で星を… 4にん…?)
大人:「あの子達に…」
大人:「けど…」
NC:大人はなにを言っているんだろう…
安曇野 慧:(あたし、これ以上怖い思いさせられるのかな…あうう)
安曇野 慧:「よにん…よにん…。なにか引っかかるのよねぇ」
グローリア:「……ああ、そうだった。あの時、4人で。皆で空を…」
グローリア:「……私たち以外に、誰が居た、の…?」
グローリア:「どうしよう。大切なことだったはずなのに、思い出せないよ…」
シープラ:「あわわわわ なんでそんな大事なこと忘れてるん好かねえ」
安曇野 慧:「…そう…だよね? 今はさんにんだもんね…」
シープラ:「うぅ、ちょっと怖くなってきたっす」涙目で慧にガバッと抱きついておこう(共鳴依存
グローリア:「きっと、大切な子だったはずだしね。何か手がかりがあるなら、行って見ようよ」
シープラ:じゃあ、グローリアの決意を見て、こっちを気を引き締めよう
シープラ:(はっ!ぐーちゃんが頑張ろうとしている!)
NC:奥に続く通路にはモニタールームとリフレッシュルームと書かれたプレートがある
安曇野 慧:「どっちがいいかなぁ…」
シープラ:「承知っす! 我ら3人の探検隊はまだまだ立ち止まれないっすよー!」
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対話判定
グローリアはシープラに成功
シープラは慧に成功
慧はグローリアに成功
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安曇野 慧:「リフレッシュかぁ。早く開放されるのが一番かもねぇ」
グローリア:「それじゃ、行って見ようか~」
安曇野 慧:「まぁ、リフレッシュしたいという意見を通して」
シープラ:「ふっふっふ、ミニミちゃんも趣味が悪いっす ドッキリさせておいて、休んでもらおうなんて」
NC:じゃぁ、リフレッシュルームね
シープラ:「うっきゃー!きっと可愛い動物とかがいるんすよー!」ダダダッと走って
NC:なにもない、ただ部屋全体が柔らかい素材でできていて小さな子が転んでも怪我がしないようになっている
グローリア:「あれ?ちょっと期待外れみたいよ、これは」きょろきょろと
安曇野 慧:「不思議な部屋ね…」
シープラ:「って。なにもないっすねえ あ、でも床が柔らかくて弾むっすよ~」ジャンプしてはしゃごう
NC:その時スピーカーから声が聞こえる
ガリル:「もう、うろうろするのをやめるんだ
安曇野 慧:「貴方はさっきの…。やめたらどうなるの?」
ガリル:「また、寝てもらう。」
シープラ:「あ、ガリルちゃんの声だ!」
グローリア:「寝たら、今度はどうなるのかしら?気付いたらまた、身体が変わってたりするのかしら?」
ガリル:「悪いがこれ以上ミニミを刺激してほしくないんだ」
安曇野 慧:「ここで寝るのはちょっと怖い…のよね」
シープラ:「ガリルちゃん、どこにいるっすか? 正直怖くなってきたからここから出して欲しいっすよ…」
安曇野 慧:「刺激?」
NC:唐突に部屋の扉が閉まる
シープラ:「ひぃぃぃ、勝手に扉があああ」
グローリア:「ど、どういうこと?」反射的に姉妹を庇うように動き
ガリル:「記憶が完全に戻っていないのか…、ここがどこかもわからないんだな」
ガリル:「今までの子は…、今回はミニミが…」
NC:ボソボソとした声が聞こえる
安曇野 慧:「少なくとも、コールドスリープするのが怖いというのはわかったけど…」
グローリア:「それに、この場所に覚えはあるわ。そうじゃなきゃ、あの花の跡を説明できないもの」
ガリル:「悪いがここで少し死んでもらう」
シープラ:「わからないっす、わからないっすよ~」(うとうとの記憶を考え内容に
安曇野 慧:「うん…確かにここでの記憶そのものはある」
ガリル:「君たちが目覚めるのは早すぎるんだ、まだあそこは…」
安曇野 慧:「少しって何よ。 そのままずっと殺されたままかもしれないじゃない!」
シープラ:「少し死んでもらうってなんなんすかー!」
グローリア:「そんなこと言われてもわたしは分からないの!問答無用じゃなく、説明してくれてもいいんじゃないかしら?」
ガリル:「説明…、なにを聞くんだ?グローリア」
安曇野 慧:「なんで起こしたがるのかと、なんで眠らせたがるのかってことよ!」
グローリア:「貴方はミニミを刺激してほしくない、と言ったわね。……刺激すると、どうなるというの?」
シープラ:「そう、そうっすよ!それが聞きたかったんすよ!」(二人に便乗して得意顔
ガリル:「ミニミは君たちと遊びたいだけだろう、彼女を刺激すると最悪ここがなくなる、僕の命もなくなる。当然君たちも」
シープラ:「おおお… ミニミちゃん過激っすねえ… そこまでの事態になるんすねえ…」
ガリル:「ここは楽園になるはずだった、だがミニミのせいで…」
安曇野 慧:「遊ぶのをやーめたと言っても刺激することにならない?」
グローリア:「それをどうにかできないからわたしたちを眠らせるの?死んだ身体を無理矢理動かせておいて」
ガリル:「ミニミにはまた失敗したと伝える、そうすると彼女はまた君たちを作る作業に入るだろう」
シープラ:(シープラ、難しいことわからないっす…)
ガリル:「その間はここと、僕、ミニミは安全だ」
安曇野 慧:「つまり、何度も私達は彼女の元へ行かされたってこと?」
グローリア:「……また、ねぇ」
シープラ:「また作るって… あわわわそんなまさか」(記憶とミイラのことを思い出す
ガリル:「君たちには申し訳ないがミニミが寝てるうちに処理させてもらうよ」
グローリア:「なぁんだ。結局は自己保身じゃない。楽園っていうのが何だか分からないけど、結局わたしたちは消耗品って訳ね。…ふざけないで!」
ガリル:「それが本来君たちに与えられた任務だろう!」
安曇野 慧:「でも、処理されたとしても次の私達がさらに先に行っちゃったらどうするの?」
安曇野 慧:「任務って言われても貴方が言わなきゃ知らなかったことなんてしったこっちゃないですよ、正直」
ガリル:「あそこが安心できる場所になるまで君たちは消耗品だ、記憶がないのもイレギュラーだ」
グローリア:「知らないことを押し付けられて、納得もできないままはい、そうですか、って従えないわよ?」
シープラ:「一体どういうことなんすか… ガリルちゃん、なんで私達を物扱いするんすか」
安曇野 慧:「貴方の手でミニミさんをどうにかできないの? 直接手を下すとかで」
ガリル:「僕にはミニミも君たちも直接手出しは出来ない、だからこうする」
シープラ:「謎が謎を呼んでるっす…」
NC:ガリルがそう言うと扉が開きなにかが入ってくる
安曇野 慧:「ふうん…。お互い手出しもできないけど怖がっているんだ」
シープラ:「シープラは難しいことわからないけど、ぐーちゃんと慧ちゃんとはまだ一緒にいたいっすよー!」
グローリア:「もう、人の疑問に答えてよね!そっちがその気なら、わたしたちも勝手にやるわよ!わたしは、姉妹たちと一緒に頑張るって決めてるんだからね!」
シープラ:「ぎゃっはー!ぐーちゃんかっこいいっす! 惚れてしまうっすよー!」
ガリル:「抗うならそうしてみるがいいさ…」
NC:そして天井からはなにも聞こえなくなった
安曇野 慧:「逆にダメならまた続くってことなら割り切りもできちゃう」
グローリア:「姐さんもカッコいいよね~。しぃちゃん、頼りにしてるよ!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
戦闘パート
勝利条件、大人の破壊 カルマ:全滅させる
大人A(オチムシャ):奈落
大人B(ブッチャー):煉獄
ゾンビ×10:地獄
スナイパーA,B:奈落
シープラ:「アブブブ… 本気っす 本気で殺すで来てるっす!」
まず大人Aはほねで地獄に移動
グローリアは敵が一直線になった瞬間を見逃さなかった。
自分のあまりの身体の動きの速さ、戦闘用の動きに恐怖を感じつつも
腕に装着されたパイルバンカーでゾンビや大人を吹き飛ばす。
グローリア:「いっけー!」巨大な両腕を振り回して周囲を吹き飛ばす
シープラ:「ふっふっふ、出たっすね… ぐーちゃん必殺が!」
シープラはグローリアが大人の一人を吹き飛ばすのを横目に
体から生えている花をまき散らして視界を奪う
そこに口から勢いよく液体を吐き出し、大人は硫酸を被ったように溶け出す。
シープラ:「ブー!!」
安曇野 慧:「恐ろしい液体…あんな大人がいっぺんに苦しむなんて。それがあの子の持ち技なのね」
グローリア:「しぃちゃん、自分は大丈夫なの、それー?」
シープラ:「ふっ シープラから滴る液体に敵もメロメロっす」
安曇野 慧:「あー、確かにメロメロね。意味は違うけど…」
シープラ:「大丈夫っす!」親指をサムズアップ!
慧は二人が敵を吹き散らすと追い打ちをかけるように動き
刀を持った大人を袴から出る異形の脚を使い一閃する。
安曇野 慧:「こんな身体だからこそ、やれる芸当があるっ!」
シープラ:「一閃… あれが噂に聞くサムライフジヤーマなんすねえ!」
グローリア:「しぃちゃん、後で怒られるよー?」
スナイパーライフルを持った機械がシープラのあごに直撃するが
シープラの脳からは彼女を守る液体を身体中に駆け巡らせる。
シープラ:「あひゃひゃ!なんか気持ちよくなってきたっす…」
一進一退の攻防の中、慧とグローリアは同時に刀を持った大人に攻撃し
慧の攻撃で大人が崩れ落ち、その空間をグローリアのパイルバンカーが通り過ぎる…
安曇野 慧:「姉妹は殺させはしないわ」
グローリア:「…っと、姐さん、フォローありがとうね!」
シープラ:「二人共すごいっす… 怖がらずにあそこまでできるなんて」
安曇野 慧:「だって、ここでやらないともう一撃来ちゃうからね!」
安曇野 慧:(あー、よかった上手く行って…当たらなかったらまだピンチだもんね)
スナイパーライフルは執拗にシープラを狙う。
シープラ:「うぅ、お花が… やめてっす、酷いっすよ~」
大人の大振りの鉈がシープラの横をかすめる
シープラ:「ひいやああああ」
シープラ:「ひぃひぃ」4つ足で二人の元に逃げようとする
シープラ:「ひんひん なんでみんなシープラをいじめるっすか…」慧の後ろに隠れる!
三人は上手く大人の脚を止め、銃の射程を気にしつつ敵を壊していく。
その作業に迷いはなく、最後にシープラの液体で敵は沈黙する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
NC:肉片と機械の残骸に囲まれている3人、またスピーカーから声が聞こえる
安曇野 慧:「…片付けちゃったよ?」
ミニミ:「すごい!すごい!すごい!流石だね、ガリルが作っただけあるよ!」
ミニミ:「ガリルのせいで途中からしか見れなかったけど、楽しそうだね!」
シープラ:「本気で私達を殺しにきてたっす… もうやめてくださいっすよ~」
安曇野 慧:「貴方は暇つぶしのためにこんなことをするんですか?」
グローリア:「あー、やっぱり遊びとしか、見てないんだねぇ。わたし、足千切れそうなんだよ?」
ミニミ:「だって暇なんだもん!ずっとフヨフヨとさ!」
ミニミ:「誰もいなくて、話し相手はガリルだけ」
安曇野 慧:「まぁ、確かに他に話し相手はいなさそうですけど…」
シープラ:「じゃあ私達とお話するっす、5人で真!探検隊を組むっすよ~」
グローリア:「でも、だからって痛いのも、怖いのもわたしはヤだよ」
ミニミ:「私は見てるぶんには楽しかったな!私を見つけたら4人で遊ぼうね!」
シープラ:「む、無理っすかねえ…」
安曇野 慧:「見つけられればね…。飽きたら他の子と遊びそうですが」
グローリア:「4人かー。5人は無理なのかな?」
ミニミ:「…?ガリル?ガリルは遊べないよ」
ミニミ:「あぁ!ガリルの言ってた記憶ってやつかー、じゃぁ、のんびり見学しながらおいでよ、全部思い出してからさ」
安曇野 慧:「見学しながら…ですか」
グローリア:「まだまだ、何かあるんだね。……ホラーハウスは苦手なんだけどな~」
シープラ:「うぅ、さしずめ私たちはモルモットみたいなものなんっすね」
安曇野 慧:「今までの扱いを見ていればねぇ」
ミニミ:「なんで、昔から私の召使いじゃん!まぁ、いいや!じゃぁ、また後でね!」
NC:無邪気な声は途切れる
NC:もうなにも聞こえない
グローリア:「色々と気になるところはあったけど……とりあえず、生きててよかったよ~」ガシャンと音を立てながらもへたりこんで
シープラ:「昔から召使い…? ミニミちゃんは私達のことも全部知ってるんすね…」
安曇野 慧:「召使いねぇ…」
シープラ:「はいっ!シープラ頑張ったっす!二人が頼もしく見えたから頑張れたっす!」手をシュバっと上げる
シープラ:と、無理やり元気に振舞おう
安曇野 慧:「みんな無事でよかったよ」
安曇野 慧:そういいつつ、心は「あーやっちゃったー。これからどうしよー」と動揺中
グローリア:「途中からフォローされてばかりで、本当にごめんね」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
対話判定
グローリアは慧に大失敗し、未練を執着に。
シープラは失敗
慧はシープラに成功させる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミニミ:「あ~あ~、早く来ないかな~。あの三人」
ガリル:「君はまだ続けるつもりか?」
ミニミ:「私は絶対に許さないよ、何回もしすぎてもうあの子達も壊れてきちゃったけど」
NC:ミニミの笑顔は曇りがない
ガリル:「僕は…」
ミニミ:「ふんふ~ん」
NC:ミニミの歌声が響く…。
To Be Countenued…
グローリア 享年16歳
ポジション:コート
メインクラス:タナトス サブクラス:ロマネスク
わたしの名前は…グローリア。グロリア(栄光)なんて、凄い皮肉だとは思わない?
覚えてることは少ないけれど、気付いた時から側に居た2人が悪い子じゃないのは分かるわ。
だから、わたしはこうして前を向ける。考えることができる
女の子にこんな無骨な腕をつけるだなんて、
わたしを蘇らせた人はどういうセンスをしてるのか気になるところ。
でも、このお陰で身を守ることができるんだから贅沢は言えない
慧姐さんのことは頼りにしてるし、しぃちゃんは仲良し。
こんなわたしだけど、よろしくね?精一杯、踊ってみせるから。
シープラ 享年15歳
ポジション:ジャンク
メインクラス:バロック サブクラス:バロック
おはようございます、シープラでっす!どんな時も笑顔と元気が一番!よろりんこ!
いやあ、なんでこんなことになってるかわからないっすけど、
とりあえず頼りになりそうな二人と一緒に探検っすかねえ?
そんなこんなしてるうちに、だんだん二人と仲良くなっていけたりして…
ウハー、テンション上がってきた!さあレッツラゴーっすよー!
安曇野 慧 享年17歳
ポジション:ホリック
メインクラス:ロマネスク サブクラス:ゴシック
私の名前は安曇野慧。
かつてこの世界にあった美しい土地の名前だというけれど…今じゃどこも荒れ果てた土地ばかり
覚えていることはあまりないと思う。
でも、これから切り開いていけばいい(…はずだよね…多分)
私も…蘇らせた人が変な趣味だったのか(袴を上げる)
こんな足を付けられたりしたけど、逆に生かしてみたい
こんな私が二人と仲良くできるかはわからないけどやってみるしかないよね!(大丈夫かな~)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
去りにし星、今ひとたびの世界 ―前篇―
NC:さて、君たちは微睡んでる所を無理やり起こされる感覚に陥る
少年の声:「ダメだよ!まだ、はやいんだ!また同じことを!」
安曇野 慧:「ん~、まだ足りない気がするけどなんでしょう」
NC:声はかすかに君たちの鼓膜を打つ
シープラ:「うーん、うたた寝を邪魔する一つの声…」
少女の声:「大丈夫だよ!もう…」
安曇野 慧:「何がはやい? 同じ事?」
NC:声は静かに消えていく
NC:さて、3人は目を覚ます
シープラ:「ん~」目をシパシパさせてはっと目を覚まそう
グローリア:「あら~。何だか、懐かしいような、そうでないような。そんな声が聞こえてたのに…」
NC:ただ、無理やり起こされた感覚が酷い
グローリア:「……気持ち悪い。何なのかし…ら?」自分の腕を見て動きが止まる
NC:君たちが起きた部屋は窓もない非常に無機質な部屋
NC:2段ベッドが二組あるだけの部屋
シープラ:「んぐぐ、バッドな目覚めっすねえ…」
少年の声:「やっぱり起きちゃったか…」
安曇野 慧:「ここは一体…(…こわいよぉ)」
NC:声は部屋の天井付近のスピーカーから聞こえる
グローリア:「あ、さっきの声の子ね。貴方はだぁれ?」
シープラ:「はわわわ ここはどこっすか!?」
NC:よく見ると監視カメラもある
安曇野 慧:「貴方が起こしたわけじゃないの?」
ガリル:「そうだね、僕の名前はガリル。僕は君たちに寝ててほしい」
安曇野 慧:「起きたくて…起きた覚えはないんだけどなぁ…」
安曇野 慧:「でも、起きちゃったらねかなか寝付けないよね」
シープラ:「寝れるならもう少し寝たいっすよ~ 妙な夢見てるみたいだし…」
グローリア:「それじゃあ、何でわたしは起きてるの?そう思うならゆっくり寝かせてくれてもいいと思うのよね」
ガリル:「それはミニミが勝手に君たちに…」
安曇野 慧:「誰か起こした人が別にいるってことなのね」
シープラ:「ふぅんー 私達を起こした人はミニミちゃんてっ言うんすかあ」
NC:そういうと音声は唐突に途切れる
ミニミ:「やっほー、起きた?おはよう、グローリア、シープラ、慧」
安曇野 慧:「んー…目覚めは最悪にしても、唐突に音声が途切れるのも気にはなるよねぇ」
安曇野 慧:「最悪の目覚めよ。二度寝したい気分」
グローリア:「……切れちゃったと思ったら、今度は別の子ね。貴女がわたしに起きてほしかった子かしら?」
NC:代わりに少女の声が響く、マイクに近いのかガリルの声より大きく聞こえる
シープラ:「おはようございまる!」ぴょーんと手をあげて元気に応えよう
ミニミ:「せいかーい!私は貴女達に起きてほしかったの!暇だったから!」
シープラ:「って、またマイクのテスト中っすかあ!」
ミニミ:「でね、今回のゲームも、無事私の所にたどり着くこと!あーゆーおっけー?」
安曇野 慧:「暇で起こされる身にもでもなってくださいよ」
グローリア:「遊び相手ってことなのね?でも、こんな手になっちゃってるから安全に遊べないわよ?」
グローリア:「……今回のゲーム”も”?」ぼそり、と
安曇野 慧:三人はあって、ガリルやミニミは知らないでおkね
NC:とりあえずはおk、今の記憶にはない
シープラ:「ゲームっすかあ、ミニミちゃんのとこまで行くってことは迷路探検っすねえ、むふふ」
安曇野 慧:「今回は…ね。きっと他にもやった相手がいるんでしょうよ」
シープラ:「お?グローリアちゃん、良い所に気がついたっすね!?」 ”も”に反応しよう
安曇野 慧:「その程度で済めばいいけど…嫌な予感しかしないわね」
ミニミ:「いつもいつも、途中で終わっちゃうからさー、今回は頑張ってよねー」
ミニミ:「じゃぁ、しーゆーあげいーん」
グローリア:「もう、人は生きてないでしょうしね~。きっと、わたしたちみたいにされた人たちで一杯よ?」
安曇野 慧:「まぁ…お望み通りたどり着くためには斬って斬りまくるしかなさそうね」
ミニミ:「あ、そうだ、何かあったらガリルに声かけるといいよ、じゃぁ今度こそ!」
NC:それ以降は天井からはうんともすんとも言わない
グローリア:「でも、慧姐さんもしぃちゃんも居るし、大丈夫だよ、きっと」ほんわかと……どこか壊れた笑顔で
安曇野 慧:(私達もその仲間になるかも…ってことよね…ううう)
シープラ:「ええ… 私達みたいな人が大勢挑戦してゲームオーバーになってるってことっすかあ…」ガクブル
グローリア:「……ところで、何故か名前分かったからそう呼んでるけど、合ってるのかしら?」
安曇野 慧:「辿りつけてないって事はそうなるよね。 まぁ、最悪二人だけでも送り届けるわ」
安曇野 慧:「うん、合ってる。何故かはわからないけど」
シープラ:「はい、シープラで合ってるっすよ!二人共よろりんこ!」手を上げて笑顔で応える!
安曇野 慧:(そんな今まで誰も到達していないところに簡単にいけるわけないじゃない…。でも二人はなんとかしてやりたいんだ)
シープラ:「いやあ… ゲームオーバーになったらお家に強制送還なんすよ、きっと そんな死ぬなんてこと…」
グローリア:「慧姐さんも、思いつめたような顔しちゃ駄目よ。皆で一緒に。それが一番なんだから」
安曇野 慧:「…ごめんね。どうしても考えこんでしまう悪い癖があって」
NC:さて、目の前には白い扉、そこには小さな液晶モニタが付いている
安曇野 慧:「モニタ、ねぇ」
シープラ:「はっ!モニタを発見! ここを出るのに重要なものと見たっすよお!」
シープラ:スタタっとモニタを調べに行こう
NC:モニタに触らずドアを開けたりできるけど触る?
グローリア:「しぃちゃんも気をつけてね。…考えるのは悪いことじゃないわ。でも、折角なんだから話くらいは聞けるよ?」
シープラ:「はい!きをつけまっす!(ぐーちゃん、なんか頼りになるっす…)」
NC:グローリアが触った瞬間にモニタは3人の簡単なプロフィールを映し出す。
シープラ:「ふふ、シープラ機械のことよくわからないっす…」
NC:それは、間違いなく3人の顔と名前、ただし、異形ではない
安曇野 慧:「こ、これは…昔の私達? 一体何故?」
シープラ:「あれれ?これは私達っすかね? でも今より綺麗っすよ…」
グローリア:「思い出せない昔、ってことなのかなぁ…」
安曇野 慧:「私の足も、グローリアの腕も…」
NC:そして、もう一個ファイルがある
NC:開いたファイルはこの場所の地図らしい
シープラ:「むっはー!地図をゲットっすよー! むふふ、ゲームらしくなってきたっすねえ」
NC:さて、ここで君たちが寝室にいる事がわかる
グローリア:「内装が分かるのはありがたいわね。こんなところで迷子だなんて、ぞっとしないもの」
NC:とりあえず最初に行けるのは
・バイオプラント
・コールドスリープ
・シアタールーム
だね
シープラ:「んー、ミニミちゃんはどこに隠れてるっすかねえ」
安曇野 慧:「来いって言うからには近くにはいないだろうけど」
安曇野 慧:「一番左の一つだけある部屋(バイオプラント)でも見る?」
グローリア:「今は手近なところから探すしかないかなぁ。どうせ、しらみつぶしか運任せになりそうよね」
シープラ:「とりあえずここを出ないことには始まらないっすね!さあ、二人共行くっすよー」
グローリア:「はいはい。慌てて転んだりしないようにね」にこにこ
安曇野 慧:「行くしか無いですからね。大丈夫、私がシープラさんを守ります」
シープラ:「んはー、慧ちゃんかっこいい!」そこにしびれながら
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バイオプラントに行く前に対話判定をする。
グローリアはシープラに成功
シープラは失敗
慧は大失敗し、シープラへの未練を独占に変更する。
シープラ:「あれれ、なんか二人から熱視線を感じるっすよ はっ、これがモテ期!?」
安曇野 慧:「そうかもしれないね」(どうしよう…恋する相手の独占したいと思っているものを独占したいだなんて)
グローリア:「末っ子なんだから甘えればいいんだよ~。わたしたち、姉妹みたいなものなんだから」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
NC:さて、バイオプラントに向かう途中に3人は違和感を覚える
※ここで知覚判定をするが、全員成功する。
NC:じゃぁ、3人とも気づくね
NC:通路がやけに綺麗な事
NC:更に
NC:歩くときに妙な感覚がある事、そして窓がない
シープラ:「えへへ なんか嬉しいっすよ(ちょっと寒気も感じるっすけど」
安曇野 慧:「んー…ここは一体。窓もないなんて」
シープラ:「むむ 思ったより綺麗な廊下っすねえ 正直ビクビクしてたんすけど」
グローリア:「人の手が入ってるのかも。窓がないのは…地下なのかもしれないよ」
シープラ:「寝室にも窓はなかったすねえ」
安曇野 慧:「なるほどね。そして外の空気や日差しが逆に要らない場所でもあると」
シープラ:「んー、ぐーちゃん 頭いい!」やるな!って顔で見つめよう
グローリア:「おだてても何も出ないよ~」嬉しそうにしながら
NC:さて、バイオプラントに行こうか
NC:そこには涸れきった植物が大きなガラスケースに入っている
安曇野 慧:「コレは何? 植物の成れの果て?」
NC:そしてグローリアは凄い違和感を感じる
シープラ:「育てるのに失敗しちゃったんすかねえ」
NC:グローリアは狂気判定を
グローリア:「……何だろう。何かが、引っかかるのよね…」眉を顰め
※グローリアは狂気判定を耐える。
NC:じゃぁ、グローリアは思い出す
NC:グローリアは花に水をやっている。
NC:機械化されてはいるが、自分の手で水をやりたかったのだ
NC:そんなグローリアを褒めてくれる人々がいる
???:「これはここではすごく大事なものだからね」
NC:グローリアはそれが嬉しくて何度もここに通った…。
NC:花壇の記憶をどうぞ
グローリア:あいあい
NC:さてこれを情報共有するかい?
グローリア:「……そっか。…枯れちゃったんだ…」
グローリア:酷く、悲しそうに見ながら
安曇野 慧:「枯れちゃった?」
グローリア:「あ……うん。さっき、思い出したの」
グローリア:情報共有はしますよ
シープラ:「ぐーちゃんが育てた花だったんすか…」
NC:ほう、情報共有する前に対話判定をすすめるっすよ
安曇野 慧:「昔の話なのかはわからないけど、悲しいことね」
グローリア:「何があったんだろう。大切なものだ、って言ってたのに…」
安曇野 慧:「大事に育てていたものがこんな形で再会してしまうなんてね…」
シープラ:「じゃあ、今度シープラと花を植えるっすよ!一緒に育てるっす!」
グローリア:「……うん。ありがとう、2人とも」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
またも対話判定
グローリアは慧に成功
慧はグローリアに成功
シープラは失敗
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
NC:さて、慧はグローリアの話を聞いて心にどす黒いものが舞い降りる
NC:慧は狂気判定だ
※慧も狂気判定に成功する。
NC:慧は思い出すね
NC:グローリアが褒められている。
NC:慧はその様子を影から見る
NC:最初は慧が戯れに水をやってたのをグローリアが真似をし始めたのだ
NC:なぜ、慧自身は褒められないのだろうか
安曇野 慧:「…い、いつの間にか私じゃなくてグローリアが褒められているだなんて…」
安曇野 慧:「何故、何故なの? 後からやったあの子は褒められて私には…何も…」
NC:イライラする…、イライラする…
安曇野 慧:無意識のウチに壁を蹴りつける
安曇野 慧:痛いんだけど、嫉妬が強いからか気にならない
NC:嫉妬の記憶だね!
安曇野 慧:さすがに黙っておこう…。 恥ずかしいし
シープラ:「慧ちゃんも顔色優れないっすね? 具合でも悪いっすか?」なにもわからず顔を覗き込む
NC:この部屋は特に何もないと思うけど、次行く?
シープラ:ふいに部屋を走り回って、バッバッと怪しいものがないかチェックしよう
NC:ちなみにシープラが走り回っても誇り一つ立たないで、シープラの足音のみが響く
安曇野 慧:「放置されてはいないのかしら…埃もないなんて」
シープラ:「はい、シープラ隊員なにも見つけられませんでした!(ビシィッ」笑顔で敬礼のポーズ
グローリア:「ご苦労様。引き続き探索を続けるよ~」わざと、明るい声を出して
シープラ:「はいっすー!次はどこを探検するっすかー」嬉しそうに近づく
安曇野 慧:「了解っと」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
NC:コールドスリープの方かな
NC:さてここには、いくつもの並んだコールドスリープ装置が並んでいる
安曇野 慧:「ここで…寝たくなりそうね」
NC:装置は4つ空いている
安曇野 慧:「でも、起きた以上はすぐに寝ちゃダメなのよね」
NC:他は中になにかいるようだ、見てもいいし、見なくてもいい
グローリア:「そういうゲームみたいだからねぇ。とりあえず怖いけど…調べてみる?」
シープラ:「気持ちよさそうっすねえ …はっ!中になにかいる!?」 そそそっとグローリアに近づきながら
安曇野 慧:「じゃあ、調べてみるわ」
NC:あ、見ちゃうのね
安曇野 慧:「障害なら…斬って捨てるまでだしっ」
シープラ:「げー!慧ちゃん躊躇ない! は~大胆…でもかっこいい(ボソッ」
NC:では、中には干からびた人間が入っている
NC:眠っているうちに死んでしまったようだ
NC:3人とも見たのよね?
NC:じゃぁ、狂気判定をどうぞ
※シープラは成功するが、二人は失敗する。
シープラ:「ひいいいいいいいい 人が、人が干からびてて アブブブブ…」泡を吹く
安曇野 慧:「う…気持ち悪い…」
グローリア:「ひっ…」
グローリア:ぺたん、と腰が抜けたように
安曇野 慧:「あわわわ…一体何…」
グローリア:こっちも思わず顔を背けたっぽいなぁ
グローリア:「な、何でこんなところで人が…」
安曇野 慧:「壊れているの、これ…」
NC:ほう、じゃぁ、グローリア、慧は視覚判定して
※ここは二人とも失敗する。
NC:あら、残念、じゃぁ、なにか違和感を感じるもののそれの正体はわからなかった
NC:シープラだけど
NC:シープラは装置を見てなぜか恐怖を感じる
NC:死んだ人間ではなく装置自体に寝
NC:狂気判定を
シープラ:「… … うぅ、自分、ミイラもだけど、この装置がなんか、なんか!」
※ここの狂気判定は辛うじて成功する。
NC:じゃぁ、シープラも思い出す
NC:シープラを装置に入っている。
NC:眠くなってきた
NC:もう、皆寝ているはずだ、私たちの目的は●●●だから…
NC:うとうとしていると、突然装置の外に金髪碧眼の美少女が貼りつく
シープラ:(あわわ… 誰、誰なんすか…)
NC:彼女の手には装置のコードが握られている
NC:そしてそれを勢いよく引っ張った…・
NC:うとうとの記憶の詳細どぞー
シープラ:(やだ、抜かないで、抜かないで!)
シープラ:「あわ、あわわわわ…」何かに気付いたように怯え始めよう
NC:さてこの記憶を共有するかい?
シープラ:二人に寄り添いながら話そう
NC:じゃぁ、3人は装置のコードが故意に外されていることがわかるね
安曇野 慧:「だから、さっきの死体も…」
グローリア:「そ、それじゃあこの人たちは…」目を背けながら
シープラ:コードを見ながら 「やっぱり夢じゃなかったんす… このミイラ…もしかしたら」
シープラ:ブンブンと顔を振りながら「そんなわけないっすよね! さあ、次はどこいくっすか!」
シープラ:「いやあ、なかなか趣向が凝らしてある隠れんぼっすね!」若干笑顔が曇りながらも元気を出す!
グローリア:「わたしも、震えが止まらないけど。でも、きっと、大丈夫だから。わたしたちが、居るから、ね?」手で触れると壊してしまうかもしれない、と寄り添うことで意思を示し
シープラ:「う、うん!」
安曇野 慧:「そうよ、みんな一緒なら」
シープラ:「そうっす!みんな一緒、一緒っすよ~」落ち込んだあとの復帰は早い
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
対話判定
グローリアはすでに限界まで減らしていたので無し
慧は失敗
シープラは大失敗して慧への未練を友情に
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
NC:さて、ワクワクのシアタールームですが
NC:そこまで大規模の物ではなくプロジェクター程度の物と机が並んでいるだけの簡易的なもの
NC:ただし、360度映し出せるようにはなっている
安曇野 慧:「まぁ、数人で見る分には丁度いいのでしょう」
シープラ:「おおー、映画の鑑賞会でもやってたんすかねえ」
シープラ:「暗くなる部屋、次第に二人は寄り添っていき… むっはー、テンション上がってきたあ!」
グローリア:「どんな映画があったのかしらね。知りたいような知りたくないような。少し、怖いし」
安曇野 慧:「映画と言うよりも研究成果とかの発表かもねぇ」
シープラ:「いや、ここは映画、映画っす! 3人で観るっすよ~」さささっと椅子を並べつつ
NC:3人ともこの部屋になんども入ったことがある気がする
シープラ:(あれ… なにか恐ろしい予感がするっす…)
NC:頭になにかが流れ込むような感覚がある
NC:未知なるものに触れる感覚で狂気判定を
※グローリアは成功。シープラ、慧は失敗する。
ここで慧はグローリアに発狂、シープラは慧に発狂する。
安曇野 慧:「あたし…もう耐えられないかも」
安曇野 慧:ちょっとグローリアに寄りそうかんじで
シープラ:慧にべったりで
NC:3人は思い出す、画面に映し出されたのは満点の星空
NC:大人は難しい事を言っているけど、私達4人には綺麗な星としか見えない
大人:「もうこれしか方法がない…」
安曇野 慧:(ふしぎねー、よにんだなんてー…)
大人:「だけど…」
シープラ:(そうっす、私達4人で星を… 4にん…?)
大人:「あの子達に…」
大人:「けど…」
NC:大人はなにを言っているんだろう…
安曇野 慧:(あたし、これ以上怖い思いさせられるのかな…あうう)
安曇野 慧:「よにん…よにん…。なにか引っかかるのよねぇ」
グローリア:「……ああ、そうだった。あの時、4人で。皆で空を…」
グローリア:「……私たち以外に、誰が居た、の…?」
グローリア:「どうしよう。大切なことだったはずなのに、思い出せないよ…」
シープラ:「あわわわわ なんでそんな大事なこと忘れてるん好かねえ」
安曇野 慧:「…そう…だよね? 今はさんにんだもんね…」
シープラ:「うぅ、ちょっと怖くなってきたっす」涙目で慧にガバッと抱きついておこう(共鳴依存
グローリア:「きっと、大切な子だったはずだしね。何か手がかりがあるなら、行って見ようよ」
シープラ:じゃあ、グローリアの決意を見て、こっちを気を引き締めよう
シープラ:(はっ!ぐーちゃんが頑張ろうとしている!)
NC:奥に続く通路にはモニタールームとリフレッシュルームと書かれたプレートがある
安曇野 慧:「どっちがいいかなぁ…」
シープラ:「承知っす! 我ら3人の探検隊はまだまだ立ち止まれないっすよー!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
対話判定
グローリアはシープラに成功
シープラは慧に成功
慧はグローリアに成功
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
安曇野 慧:「リフレッシュかぁ。早く開放されるのが一番かもねぇ」
グローリア:「それじゃ、行って見ようか~」
安曇野 慧:「まぁ、リフレッシュしたいという意見を通して」
シープラ:「ふっふっふ、ミニミちゃんも趣味が悪いっす ドッキリさせておいて、休んでもらおうなんて」
NC:じゃぁ、リフレッシュルームね
シープラ:「うっきゃー!きっと可愛い動物とかがいるんすよー!」ダダダッと走って
NC:なにもない、ただ部屋全体が柔らかい素材でできていて小さな子が転んでも怪我がしないようになっている
グローリア:「あれ?ちょっと期待外れみたいよ、これは」きょろきょろと
安曇野 慧:「不思議な部屋ね…」
シープラ:「って。なにもないっすねえ あ、でも床が柔らかくて弾むっすよ~」ジャンプしてはしゃごう
NC:その時スピーカーから声が聞こえる
ガリル:「もう、うろうろするのをやめるんだ
安曇野 慧:「貴方はさっきの…。やめたらどうなるの?」
ガリル:「また、寝てもらう。」
シープラ:「あ、ガリルちゃんの声だ!」
グローリア:「寝たら、今度はどうなるのかしら?気付いたらまた、身体が変わってたりするのかしら?」
ガリル:「悪いがこれ以上ミニミを刺激してほしくないんだ」
安曇野 慧:「ここで寝るのはちょっと怖い…のよね」
シープラ:「ガリルちゃん、どこにいるっすか? 正直怖くなってきたからここから出して欲しいっすよ…」
安曇野 慧:「刺激?」
NC:唐突に部屋の扉が閉まる
シープラ:「ひぃぃぃ、勝手に扉があああ」
グローリア:「ど、どういうこと?」反射的に姉妹を庇うように動き
ガリル:「記憶が完全に戻っていないのか…、ここがどこかもわからないんだな」
ガリル:「今までの子は…、今回はミニミが…」
NC:ボソボソとした声が聞こえる
安曇野 慧:「少なくとも、コールドスリープするのが怖いというのはわかったけど…」
グローリア:「それに、この場所に覚えはあるわ。そうじゃなきゃ、あの花の跡を説明できないもの」
ガリル:「悪いがここで少し死んでもらう」
シープラ:「わからないっす、わからないっすよ~」(うとうとの記憶を考え内容に
安曇野 慧:「うん…確かにここでの記憶そのものはある」
ガリル:「君たちが目覚めるのは早すぎるんだ、まだあそこは…」
安曇野 慧:「少しって何よ。 そのままずっと殺されたままかもしれないじゃない!」
シープラ:「少し死んでもらうってなんなんすかー!」
グローリア:「そんなこと言われてもわたしは分からないの!問答無用じゃなく、説明してくれてもいいんじゃないかしら?」
ガリル:「説明…、なにを聞くんだ?グローリア」
安曇野 慧:「なんで起こしたがるのかと、なんで眠らせたがるのかってことよ!」
グローリア:「貴方はミニミを刺激してほしくない、と言ったわね。……刺激すると、どうなるというの?」
シープラ:「そう、そうっすよ!それが聞きたかったんすよ!」(二人に便乗して得意顔
ガリル:「ミニミは君たちと遊びたいだけだろう、彼女を刺激すると最悪ここがなくなる、僕の命もなくなる。当然君たちも」
シープラ:「おおお… ミニミちゃん過激っすねえ… そこまでの事態になるんすねえ…」
ガリル:「ここは楽園になるはずだった、だがミニミのせいで…」
安曇野 慧:「遊ぶのをやーめたと言っても刺激することにならない?」
グローリア:「それをどうにかできないからわたしたちを眠らせるの?死んだ身体を無理矢理動かせておいて」
ガリル:「ミニミにはまた失敗したと伝える、そうすると彼女はまた君たちを作る作業に入るだろう」
シープラ:(シープラ、難しいことわからないっす…)
ガリル:「その間はここと、僕、ミニミは安全だ」
安曇野 慧:「つまり、何度も私達は彼女の元へ行かされたってこと?」
グローリア:「……また、ねぇ」
シープラ:「また作るって… あわわわそんなまさか」(記憶とミイラのことを思い出す
ガリル:「君たちには申し訳ないがミニミが寝てるうちに処理させてもらうよ」
グローリア:「なぁんだ。結局は自己保身じゃない。楽園っていうのが何だか分からないけど、結局わたしたちは消耗品って訳ね。…ふざけないで!」
ガリル:「それが本来君たちに与えられた任務だろう!」
安曇野 慧:「でも、処理されたとしても次の私達がさらに先に行っちゃったらどうするの?」
安曇野 慧:「任務って言われても貴方が言わなきゃ知らなかったことなんてしったこっちゃないですよ、正直」
ガリル:「あそこが安心できる場所になるまで君たちは消耗品だ、記憶がないのもイレギュラーだ」
グローリア:「知らないことを押し付けられて、納得もできないままはい、そうですか、って従えないわよ?」
シープラ:「一体どういうことなんすか… ガリルちゃん、なんで私達を物扱いするんすか」
安曇野 慧:「貴方の手でミニミさんをどうにかできないの? 直接手を下すとかで」
ガリル:「僕にはミニミも君たちも直接手出しは出来ない、だからこうする」
シープラ:「謎が謎を呼んでるっす…」
NC:ガリルがそう言うと扉が開きなにかが入ってくる
安曇野 慧:「ふうん…。お互い手出しもできないけど怖がっているんだ」
シープラ:「シープラは難しいことわからないけど、ぐーちゃんと慧ちゃんとはまだ一緒にいたいっすよー!」
グローリア:「もう、人の疑問に答えてよね!そっちがその気なら、わたしたちも勝手にやるわよ!わたしは、姉妹たちと一緒に頑張るって決めてるんだからね!」
シープラ:「ぎゃっはー!ぐーちゃんかっこいいっす! 惚れてしまうっすよー!」
ガリル:「抗うならそうしてみるがいいさ…」
NC:そして天井からはなにも聞こえなくなった
安曇野 慧:「逆にダメならまた続くってことなら割り切りもできちゃう」
グローリア:「姐さんもカッコいいよね~。しぃちゃん、頼りにしてるよ!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
戦闘パート
勝利条件、大人の破壊 カルマ:全滅させる
大人A(オチムシャ):奈落
大人B(ブッチャー):煉獄
ゾンビ×10:地獄
スナイパーA,B:奈落
シープラ:「アブブブ… 本気っす 本気で殺すで来てるっす!」
まず大人Aはほねで地獄に移動
グローリアは敵が一直線になった瞬間を見逃さなかった。
自分のあまりの身体の動きの速さ、戦闘用の動きに恐怖を感じつつも
腕に装着されたパイルバンカーでゾンビや大人を吹き飛ばす。
グローリア:「いっけー!」巨大な両腕を振り回して周囲を吹き飛ばす
シープラ:「ふっふっふ、出たっすね… ぐーちゃん必殺が!」
シープラはグローリアが大人の一人を吹き飛ばすのを横目に
体から生えている花をまき散らして視界を奪う
そこに口から勢いよく液体を吐き出し、大人は硫酸を被ったように溶け出す。
シープラ:「ブー!!」
安曇野 慧:「恐ろしい液体…あんな大人がいっぺんに苦しむなんて。それがあの子の持ち技なのね」
グローリア:「しぃちゃん、自分は大丈夫なの、それー?」
シープラ:「ふっ シープラから滴る液体に敵もメロメロっす」
安曇野 慧:「あー、確かにメロメロね。意味は違うけど…」
シープラ:「大丈夫っす!」親指をサムズアップ!
慧は二人が敵を吹き散らすと追い打ちをかけるように動き
刀を持った大人を袴から出る異形の脚を使い一閃する。
安曇野 慧:「こんな身体だからこそ、やれる芸当があるっ!」
シープラ:「一閃… あれが噂に聞くサムライフジヤーマなんすねえ!」
グローリア:「しぃちゃん、後で怒られるよー?」
スナイパーライフルを持った機械がシープラのあごに直撃するが
シープラの脳からは彼女を守る液体を身体中に駆け巡らせる。
シープラ:「あひゃひゃ!なんか気持ちよくなってきたっす…」
一進一退の攻防の中、慧とグローリアは同時に刀を持った大人に攻撃し
慧の攻撃で大人が崩れ落ち、その空間をグローリアのパイルバンカーが通り過ぎる…
安曇野 慧:「姉妹は殺させはしないわ」
グローリア:「…っと、姐さん、フォローありがとうね!」
シープラ:「二人共すごいっす… 怖がらずにあそこまでできるなんて」
安曇野 慧:「だって、ここでやらないともう一撃来ちゃうからね!」
安曇野 慧:(あー、よかった上手く行って…当たらなかったらまだピンチだもんね)
スナイパーライフルは執拗にシープラを狙う。
シープラ:「うぅ、お花が… やめてっす、酷いっすよ~」
大人の大振りの鉈がシープラの横をかすめる
シープラ:「ひいやああああ」
シープラ:「ひぃひぃ」4つ足で二人の元に逃げようとする
シープラ:「ひんひん なんでみんなシープラをいじめるっすか…」慧の後ろに隠れる!
三人は上手く大人の脚を止め、銃の射程を気にしつつ敵を壊していく。
その作業に迷いはなく、最後にシープラの液体で敵は沈黙する。
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NC:肉片と機械の残骸に囲まれている3人、またスピーカーから声が聞こえる
安曇野 慧:「…片付けちゃったよ?」
ミニミ:「すごい!すごい!すごい!流石だね、ガリルが作っただけあるよ!」
ミニミ:「ガリルのせいで途中からしか見れなかったけど、楽しそうだね!」
シープラ:「本気で私達を殺しにきてたっす… もうやめてくださいっすよ~」
安曇野 慧:「貴方は暇つぶしのためにこんなことをするんですか?」
グローリア:「あー、やっぱり遊びとしか、見てないんだねぇ。わたし、足千切れそうなんだよ?」
ミニミ:「だって暇なんだもん!ずっとフヨフヨとさ!」
ミニミ:「誰もいなくて、話し相手はガリルだけ」
安曇野 慧:「まぁ、確かに他に話し相手はいなさそうですけど…」
シープラ:「じゃあ私達とお話するっす、5人で真!探検隊を組むっすよ~」
グローリア:「でも、だからって痛いのも、怖いのもわたしはヤだよ」
ミニミ:「私は見てるぶんには楽しかったな!私を見つけたら4人で遊ぼうね!」
シープラ:「む、無理っすかねえ…」
安曇野 慧:「見つけられればね…。飽きたら他の子と遊びそうですが」
グローリア:「4人かー。5人は無理なのかな?」
ミニミ:「…?ガリル?ガリルは遊べないよ」
ミニミ:「あぁ!ガリルの言ってた記憶ってやつかー、じゃぁ、のんびり見学しながらおいでよ、全部思い出してからさ」
安曇野 慧:「見学しながら…ですか」
グローリア:「まだまだ、何かあるんだね。……ホラーハウスは苦手なんだけどな~」
シープラ:「うぅ、さしずめ私たちはモルモットみたいなものなんっすね」
安曇野 慧:「今までの扱いを見ていればねぇ」
ミニミ:「なんで、昔から私の召使いじゃん!まぁ、いいや!じゃぁ、また後でね!」
NC:無邪気な声は途切れる
NC:もうなにも聞こえない
グローリア:「色々と気になるところはあったけど……とりあえず、生きててよかったよ~」ガシャンと音を立てながらもへたりこんで
シープラ:「昔から召使い…? ミニミちゃんは私達のことも全部知ってるんすね…」
安曇野 慧:「召使いねぇ…」
シープラ:「はいっ!シープラ頑張ったっす!二人が頼もしく見えたから頑張れたっす!」手をシュバっと上げる
シープラ:と、無理やり元気に振舞おう
安曇野 慧:「みんな無事でよかったよ」
安曇野 慧:そういいつつ、心は「あーやっちゃったー。これからどうしよー」と動揺中
グローリア:「途中からフォローされてばかりで、本当にごめんね」
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対話判定
グローリアは慧に大失敗し、未練を執着に。
シープラは失敗
慧はシープラに成功させる。
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ミニミ:「あ~あ~、早く来ないかな~。あの三人」
ガリル:「君はまだ続けるつもりか?」
ミニミ:「私は絶対に許さないよ、何回もしすぎてもうあの子達も壊れてきちゃったけど」
NC:ミニミの笑顔は曇りがない
ガリル:「僕は…」
ミニミ:「ふんふ~ん」
NC:ミニミの歌声が響く…。
To Be Countenued…