――――――登場人物――――――
グローリア 享年16歳
ポジション:コート
メインクラス:タナトス サブクラス:ロマネスク
わたしの名前は…グローリア。グロリア(栄光)なんて、凄い皮肉だとは思わない?
覚えてることは少ないけれど、気付いた時から側に居た2人が悪い子じゃないのは分かるわ。
だから、わたしはこうして前を向ける。考えることができる
女の子にこんな無骨な腕をつけるだなんて、
わたしを蘇らせた人はどういうセンスをしてるのか気になるところ。
でも、このお陰で身を守ることができるんだから贅沢は言えない
慧姐さんのことは頼りにしてるし、しぃちゃんは仲良し。
こんなわたしだけど、よろしくね?精一杯、踊ってみせるから。
シープラ 享年15歳
ポジション:ジャンク
メインクラス:バロック サブクラス:バロック
おはようございます、シープラでっす!どんな時も笑顔と元気が一番!よろりんこ!
いやあ、なんでこんなことになってるかわからないっすけど、
とりあえず頼りになりそうな二人と一緒に探検っすかねえ?
そんなこんなしてるうちに、だんだん二人と仲良くなっていけたりして…
ウハー、テンション上がってきた!さあレッツラゴーっすよー!
安曇野 慧 享年17歳
ポジション:ホリック
メインクラス:ロマネスク サブクラス:ゴシック
私の名前は安曇野慧。
かつてこの世界にあった美しい土地の名前だというけれど…今じゃどこも荒れ果てた土地ばかり
覚えていることはあまりないと思う。
でも、これから切り開いていけばいい(…はずだよね…多分)
私も…蘇らせた人が変な趣味だったのか(袴を上げる)
こんな足を付けられたりしたけど、逆に生かしてみたい
こんな私が二人と仲良くできるかはわからないけどやってみるしかないよね!(大丈夫かな~)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
去りにし星、今ひとたびの世界 ―後篇―
NC:という事で戦闘後自分たちの体を直しました
NC:グローリアのみ少し破損してるけど
安曇野 慧:「…よくわからないけど、これでいいのかな」
シープラ:「ひぃひぃ これで何とか動けそうっす」
安曇野 慧:(ネクロマンサーがするわけでもないから適当にやってそうだし)
シープラ:「あぁ… でもグーちゃんのお腹がぐちゃぐちゃのままっすよお」
グローリア:「うーん、少し足りないや。でも、これは使えそうだから持って行くねー」
グローリア:オチムシャが持っていた名刀を回収
グローリア:「うーん、何とか動けるから、今は仕方がないよ」
NC:さてもうこの部屋には血なまぐさい臭いしかしない
安曇野 慧:「私は私で何か忘れていたものを思い出したみたい…」 で死の舞踏を
安曇野 慧:「うーん、さすがに何もないよねぇ。先に進む?」
シープラ:「ホラー映画もびっくりの惨状に吐き気がするっす… 怖いけど先に進むのがいいと思います!」しゅばっと手を挙げる
グローリア:「このまま居座ってもよくないことだけは分かるからね」苦笑
安曇野 慧:といっても、先に進むにしても戻る事になるかな?
NC:さて、今の所行ってないのはモニタールームかな
NC:まぁ、狭い空間だから戻ることになるね
グローリア:はいはい。それではモニタールーム行きかな
安曇野 慧:「さっき行かなかった方に行く…でいいのね?」
グローリア:「そうね。せっかくだから行けそうなところは全部回って見ましょう?」
シープラ:「ここから出る手がかりを探すっすよー」ダダダッと走る
NC:じゃぁ、道中3人はまたも知覚判定をしてちょ
※知覚判定は全員失敗する。
NC:じゃぁ、3人はどうにも違和感を感じる、けど原因はわからない
NC:じゃぁ、モニタールームです
グローリア:「うーん、何だかもやもやするけど…何かしらね…」
シープラ:「なにか、変な感じがしたっすけど勘違いっすかねえ」
安曇野 慧:「うー…嫌な気分はするけど気にしちゃダメよね(いやいや怖いよ怖いよ)」
NC:さて、モニタールームだけど、
NC:入った瞬間に目の前には黒ずんだ汚れが床に広範囲にわたっている
安曇野 慧:「うっ…これは…」
シープラ:「はわわ!何の汚れっすかあ!」
グローリア:「これって……」目を逸らしながらも、恐る恐る確認します
NC:お、グローリア確認するのか―
NC:グローリアは視覚で+2で判定してもいいししなくてもいいw
※見事にグローリアは成功する。
NC:じゃぁ、その黒ずんだ床には見たことのある毛のようなものが付着している
グローリア:(……毛のようなもの?)
NC:それはグローリアが頭の後ろに括り付けている人形の毛に見える
グローリア:「え……あ、これって…」
シープラ:「むむ、この毛に事件の匂いを感じるっす!」
グローリア:何度か確認するように交互に見て
NC:さて、狂気判定しよっかー、残念だけどー(棒
※狂気判定は成功する。
安曇野 慧:「気づいてはいけない因縁がありそうね…」
NC:じゃぁ、グローリアの視点はこの部屋の天井に移る
NC:グローリアの脳は刺激を感じ異常なまでの危険サインを出しているが思い出す
NC:グローリアは走った、グローリアの見た彼女は楽しげにコードを抜いたいた
NC:母や父、シープラや慧の事も忘れ必死に逃げた
NC:ミニミは楽しそうに一つ一つのコードを抜いて行った
NC:たまたまぬいぐるみを忘れてコールドスリープに入らなかったから助かった
NC:けど彼女は追ってきている
NC:彼女にこのぬいぐるみをもらったのに
NC:気が付いたらいつも4人で遊んでいた部屋を監視する部屋にいた
NC:けどミニミは追い付いてきた
ミニミ:「貴女の花壇ももうめちゃくちゃだよ?」
NC:グローリアはお腹に鋭い痛みと熱を感じ倒れる
ミニミ:「慧に優しくするから…」
NC:あぁ、白い部屋が朱く染まる…。
NC:白い部屋の記憶をどうぞ
NC:さて、モニタールームは一応調べれるよ
グローリア:「……ッ!?」失神すらしそうな情報群。目の前が朱に染まる。足元もおぼつかない。
グローリア:でも、でも。いまここで、倒れるわけには、いかないから
グローリア:……悪い。今は黙秘さしてください
安曇野 慧:「…大丈夫?」と近づこう(ぇ
シープラ:「グーちゃんの体が震えてるっす 心配っす」と、ぐっと抱きつこう
安曇野 慧:そして雰囲気を感じてすぐ離れる 気まずい表情をして
グローリア:「……ん、ありがとう。大丈夫だから、ね?」少しだけ、無理したように笑って
安曇野 慧:(私、何かしちゃったのかも…様子もおかしかったし)
シープラ:「3人いればもんじゃ焼きのなんとかっすよ! さあ、この部屋を丸裸にして手がかりを探すっすよお」
NC: 機械・壁
※慧は機械を調べるが失敗
シープラは壁を調べるが失敗
グローリアが機械を調べる事に成功する
NC:グローリアはこの機械の起動方法がなぜかわかる
NC:どうやらTV電話のようなものらしい
グローリア:んー、では。身体は止めろ、止めろと叫んでいるけど、意識がそれに抵抗する。震えながら指が伸びて、操作し始めます
NC:操作しちゃうかー
NC:では、目の前の一際大きなモニタが点灯する。何かをしているミニミが写る。
ミニミ:「あれ?つけれたんだ、皆元気?」
グローリア:「……ミニミ」ぼそり、と複雑な感情を込めて
シープラ:「この声、あなたがミニミちゃんっすね!」
ミニミ:「ん、グローリア思い出したの?けどさ悪いのは私以外の全員だよ?」
ミニミ:「シープラいつまでその口調でいるつもりなの…?」
安曇野 慧:「…これは何? 貴方以外の全員?」
シープラ:「え、え… ど、どういうことっすか…」グローリアとミニミを交互にちらちら
グローリア:「全部では、ないけれどね…。ここまで貴女から逃げて、それから…。ううん、それよりも。貴女が、わたしたちを蘇らせたのよね?」
ミニミ:「そだねー、私が『何度も』貴女達で遊んだよ?」
グローリア:「何度も、ねぇ。わたしも、しぃちゃんも、慧姐さんも、皆記憶が曖昧なはずね」
安曇野 慧:「いやさぁ…覚えてないんだからしょうがないんじゃないの? シープラさんの口調は」
ミニミ:「相変わらずね、慧。そういうところが大嫌いよ」にこっ
安曇野 慧:「奇遇ね…私も好きにはなれなさそうよ」
シープラ:「ミニミちゃんが私達を蘇らせた… な、なんども」
ミニミ:「ガリルとだけどねー」
ミニミ:「ふふ、けど…貴方たちはまだ…きづいて…」
NC:画像と音声が乱れ始める
グローリア:「……何?ミニミ、何が言いたいの?」身を乗り出して
シープラ:「ミニミちゃん、私達と友達だったんすか… ならなんでこんな酷いことするんすか…!」
安曇野 慧:「おそらく何度も失敗したであろう私達ですからねぇ…」
ミニミ:「ガリ…!ま…!も…!」
NC:そして唐突にモニターの電源が落ち静寂が戻る
グローリア:「……切れちゃったね」
シープラ:「うう、謎が少し見えてきたけど、ますますこんがらがってきたっす」
NC:さて、ここでまた君たちの脳みそは違和感を感じる
NC:壁に窓のような丸いものがあるがはめ殺しなので開かないだろう
NC:じゃぁ、慧はこの窓のようなもの、ちなみにシャッターがついてるけどこれを絶対に開けてはいけないと感じる
NC:つまり外が見えない
安曇野 慧:「うーん…これは恐ろしいものだから手を付けないでおこう」
NC:さて、違和感だけど
NC:慧のみ+1修正で知覚でお願い
※またも知覚判定をするが皆失敗する。
NC:ふむ、まだ皆気づかない
NC:けど流石に前回から3回目だから
NC:妙に静かなのに気づく
NC:自分たちが出す音以外は何も聞こえない、風の音もなにも
安曇野 慧:「…今回も…失敗…しちゃうかなぁ…(ぼそっ)」
グローリア:「……何だか、薄気味悪くなってきたわね」
シープラ:「外は見えないっすけど、にしても妙に静かっすねえ」
グローリア:「……姉さん。もしそうなっても、私たちは一緒だよ?」誤魔化すように、顔を覗き込んで笑う
安曇野 慧:「行っていない場所ってあったっけー」
安曇野 慧:「そう、そうだよね。私たちは一緒よね」
NC:ほう、じゃぁ、成功してたグローリアはコールドスリープの部屋から大人がよく出入りしてた部屋を思い出せる
グローリア:「……確か、さっきのコールドスリープ施設から先に、部屋があったはずよ。あとはそこくらいかしら?」
安曇野 慧:「探していない場所があるならそこに行きましょうか」
シープラ:「グーちゃん、少しずつ何かを思い出してるんスね…」
グローリア:「まだまだ、分からないことだらけなんだけどね」苦笑
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
対話判定は
慧はグローリアに成功
グローリアはシープラに成功
シープラは失敗となる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
NC:さて、ロッカーと研究室に行ける
NC:さてロッカールームに入った!
NC:変哲のないロッカーが並んでいるが天井からは一着少女の服がぶら下がっている
NC:ただそれはぐちゃぐちゃに切り裂かれている
NC:シープラとグローリアにはただの切り裂かれた服だけど…
シープラ:「こういうロッカーには秘密ドッキリのアイテムが潜んでるのが定番っすよねえ‥ って、あぶぶぶ!」天井に気づく
NC:慧は狂気判定を
※慧は狂気判定は成功する。
安曇野 慧:「何があったんだ、ココ」とは思うよね
安曇野 慧:「あ、あれは…私のっ?」
NC:よしじゃぁ慧は見覚えのある服が自分の服だとわかる
NC:そして、脳が急速に記憶を取り戻していく
大人:「よし!慧!よくやったぞ!優秀だな、やはり」
NC:慧は褒められる、この●●に来る前から訓練してる時からずっと
安曇野 慧:「私ってそんなに褒められる存在なのかなぁ…」
大人:「そうそう、この服は君のだ、いつもそっけない服を着てるからね」
NC:彼は可愛らしい服を慧に渡す
安曇野 慧:「えっ、別に構わないですのに…。 頂けるというのなら頂きますが」
NC:受け取った慧を静かにミニミは見ていた
安曇野 慧:でも慧はその視線には気づかないと
NC:場面は変わる
NC:慧はロッカーを開けると可愛い服の代わりに時代劇で着るような服を見つける
NC:慧は思う
NC:『またイジメか…』
安曇野 慧:「うーん…何か変よねぇ…いいわ着ちゃいましょう」
NC:グローリアはまだ仲良くはしてくれる、けどこれはどうせミニミとシープラだろうと思う
NC:理由はどうせミニミよりいい成績をだしているからだろうと推測できる
安曇野 慧:「慣れればこれでもいいかもしれないし、災い転じて福となすかもしれないよねっ!」
NC:じゃぁ、慧はなにかを投げつけられて視界を奪われる
安曇野 慧:(まぁ、着なけりゃあの二人が何言い出すかわからないし…さ)
安曇野 慧:「くっ…何?」
NC:それは、大人からもらった切り裂かれた可愛い服だった…
安曇野 慧:「…あぁ。こんなことになっちゃったのね。こんなことをしても仕方ないのに」
シープラ:「慧ちゃん、何か思いだしったすね 大丈夫っすか…?」何も知らずにすすすっと近づく
安曇野 慧:「あ…、うん。この服が元々私のだったみたい。 でも今の服も好きだから別にいいかな…うん」
グローリア:「でも、やりすぎよ、これは。……まぁ、大方予想はつくんだけどね」
シープラ:「ぐへー!慧ちゃんのだったんすか! こんな酷いことする奴は許せないっすね!ぷんぷん!」
安曇野 慧:「まぁ、そういうことね。昔も今も変わらないみたい」
安曇野 慧:あえてシープラが関わった事は触れないようにしてみる
グローリア:「ミニミ、か。嫉妬するような子が、わたしたち全員を蘇らせてるって時点で嫌な予感しかしないわねぇ」
安曇野 慧:「ろくでもない理由で蘇らせたんだろうなというのは想像できるわねぇ…」
シープラ:「うぅ、シープラは怖い夢以外になにも思い出せないっす」
シープラ:「ふぅふぅ 狭いから熱くなってきたっすね 一旦どこか広い所に行かないっすか!」
安曇野 慧:「そうねぇ…そうしますか」
グローリア:「……。だったら、一度1つ前の部屋に戻りましょう。…気になることも、あるしね」
NC:ほい、戻ってきました
NC:相変わらずずらっとならんでいる
NC:グローリアは全部の装置のコードが抜かれてるのがわかるね
グローリア:「……やっぱり、ね」
NC:ただ、4つは空、これは自分たち用だとはもうわかってもいいと思う
安曇野 慧:「私達ここで【死んだ】のね…」
グローリア:(この中に、父も、母も居たのかしら。思い出せない時点で、どうしようもないけれど)
シープラ:「シープラ、思い出した記憶の中で 誰かにコードを抜かれたっす」
安曇野 慧:「その誰か…はおそらくあの子ね…」
グローリア:「……恐らく、じゃないよ。姉さん」
安曇野 慧:「じゃあ、間違いなく…かな」
グローリア:「思い出した、から。この記憶が偽者でなければ…間違いなく、あの子」
NC:さて、ここでこの建物に軽い衝撃が響く
シープラ:「やっぱり、ミニミちゃんが私達を! あわわわ」
安曇野 慧:「…んっ、これは何」
シープラ:「っとと、今揺れたっすよね!」
NC:さて、違和感チェックの時間です
NC:またも知覚でどうぞ
※ついに全員気づく
NC:じゃぁ、皆は衝撃に合わせて一瞬体が空中に浮く感覚を覚える
グローリア:「……きゃっ!?」
シープラ:「うひゃ!」
安曇野 慧:「…な、なによっ。この感覚はっ」
NC:そして、なにかが刺激されて壁際にならんでいる外の見えない窓のようなものに気付く
NC:これは部屋のスイッチでシャッターを開けれる
安曇野 慧:「…まさか地上じゃない?」
グローリア:「外からの、接触?」
シープラ:「あ!シープラ窓のスイッチ発見しました! これでどこにいるかわかるっすよ」
安曇野 慧:「じゃあ、私が開ける」
シープラ:「おぉ やっぱり慧ちゃん大胆… シープラはなぜかわからないけどちょっと怖いのでお任せっす!」
グローリア:警戒して構えておきます
NC:慧がスイッチを押すと窓のシャッターは開いていき
NC:そこには『星空』が見える
シープラ:「…」ポカーンと口を開けて一瞬目を奪われる
NC:窓いっぱいの『星空』、もちろんホンモノ
安曇野 慧:「確かに開けちゃいけないものね…」
グローリア:「……うそ…。もう、見えない、はずじゃ…」
シープラ:「はわわわわ!! 綺麗、超綺麗っす!シープラ生まれて今まで最大級の感動を味わってるっすよ!!」窓にへばりついて凝視
ガリル:「ふむ、気づいていなかったのか。僕が説明しようか?」
NC:唐突に入り口から声が聞こえる
グローリア:「そうね。それじゃ、簡単な質問を1つだけいいかしら?」
NC:そして彼は姿を現す
ガリル:「やぁ、質問を聞こう」
シープラ:「…はっ この声はガリルちゃん!」
安曇野 慧:「なるほどね」
シープラ:「え」
グローリア:「ここは……地上かしら?それとも……遠い、遠い、星の海?」
ガリル:「ここは宇宙だ、その内あの汚い地球も見えるだろう。君たちがあの地球の惨状を覚えていてココの事を覚えていないのは間違いなくあのミニミのせいだろう」
安曇野 慧:「なぜ、そんなことを…」
グローリア:「……貴方が、ガリル、なのね?」
シープラ:「そ、それも気になるっすけど ガリルちゃんの姿が…!」
安曇野 慧:「最初からこうなのかしらね…」
ガリル:「あぁ、すまない、僕がこの母船からパージされた施設を預かるドールのガリルだ。基本外見以外は君たちとかわらないがね」
グローリア:「とりあえず、質問に答えてもらってありがとう。でも、もう1つ疑問が出てきたわ」
シープラ:「そんな、てっきり男の子だと思ってたからシープラダブルショックっす!」
ガリル:「粘菌とは実に上手くできていてね、僕の本来の身体はもう朽ちているだろう」
グローリア:「……わたしは、彼女に。ミニミに殺された。それはきっと、確実。他の人たちも多分そう。……でも、貴方は彼女を害そうとはしていない。これは何故かしら?」
安曇野 慧:「確かに粘菌というものは不思議なものですね…」
シープラ:「そ、そうっす!なんで私達を殺そうとしたっすか!」
ガリル:「それは僕の仕事だからだ」
グローリア:「彼女を守ることが、かしら?」
ガリル:「彼女、ミニミは言うならばノアの方舟の鳩だ」
シープラ:「なるほど、ノアの方舟のハト…」言葉とは逆に首をかしげる
ガリル:「もっと直接的に言うと彼女は君たちのプロトタイプだ。地球が再生されているか、彼女を地球に降ろして調べる」
ガリル:「もし安全ならば、次に君たち3人をできるだけ人に近い状態で地球に降ろす」
グローリア:「……一度滅んだ世界に、再び住むことができるかどうかを確かめる為に、あの子が居るということかしら?」
安曇野 慧:「降ろしまくった挙句におかしくなった…とかはないのよね?」
ガリル:「最終的に安全と確認できたらココの大人達が降りる、それが計画だ」
シープラ:「え、ここに大人たちがいるんすか…」
ガリル:「グローリア、正解だ。慧、彼女は一度も降りてない。シープラ、目の前に大人達が死んでいるだろう?」
グローリア:「話だけを聞くと、随分身勝手よね。でも、きっと生きていた頃は疑問に思わなかったのよね…」
ガリル:「君たちはむしろ子供の方が適応能力が高いと口をそろえて言っていたよ」
安曇野 慧:「なるほどねぇ。確かに大人は死んでいた…」
シープラ:「あ、あれれ 大人たちが死んでいるということは、計画がもう…?」
シープラ:「お馬鹿なシープラでもすこしずつ理解できてきたっす…」神妙な顔つきになる
ガリル:「そう、もうこの計画はとん挫している、だが僕は君たちを地球に降ろしてあげたかった、殺すことになっても」
ガリル:「この計画に問題があったとすればミニミの性格だった、彼女はプロトタイプ、鳩である事を許せなかった。理由なんて自分でもわかってるはずなのにね」
安曇野 慧:「嫉妬深いから許せないのかな…」
ガリル:「彼女の成績は君たちの中でも一番下だったからね」
シープラ:「ミニミちゃんが、暴走して私達や大人を殺してしまったんスね…」うとうとの記憶を思い出しながら
グローリア:「……ごめんなさいね。意地悪な質問をするわ。…彼女を止めて、わたしたちに真相を話して。それから、戻るとしたらわたしたちの内、誰かが鳩になる。それじゃ、駄目だったの?」
グローリア:「彼女の言い分だと、わたしたちは何度も死んでいるわ。こうなるまで、繰り返す必要は、あったの?」
ガリル:「一番初めはそうしようとしたよ、けど君たちを殺すことに耽るミニミをこの身体では止められなかった。」
ガリル:「そして僕は君たちに害を与えるようにはできていないんだ」
安曇野 慧:「確かに成績だとそうだけど、そうなったら歪むのも仕方ないのかな…私がそうなっていたかもしれないし」
シープラ:「ん?こんなお馬鹿なシープラがミニミちゃんより上? ぎゃっはー!、実はシープラできる子だったんすかね、ムフフ」
グローリア:「そっか。うん、わたしは、信じることにするよ。ミニミがそう思う理由も、分かった」
ガリル:「君たちは地球に降りるといい、なにがあるかわからないが。もう君たちを生き返らせる材料は乏しい」
安曇野 慧:「誰も辿りつけていない技術ですからね」
シープラ:「お、降りるってどうやって降りるんすか それにガリルちゃんとミニミちゃんはどうするんすか!」
ガリル:「格納庫に2基降下挺がある、それでいけるだろう」
安曇野 慧:「でも、それで降りるにしてもあの子とケリを付けないと無理そうよね」
グローリア:「素直に通らせてはくれないだろうし。それに……話したいことも、あるしね」
ガリル:「だろうね、彼女は待ってるよ。研究室に君たちを作るための失敗作があるがそれを従えている」
シープラ:「そうっす!シープラはあまり記憶を思い出せてないけど、できることならミニミちゃんと仲直りするっすよ!」
安曇野 慧:「でも、残っていても危ないかもね…ここまできちゃうと」
ガリル:「一つ聞いていいかい?」
グローリア:「何かしら?」
ガリル:「僕も一緒に行っていいのだろうか?正直足手まといだろう」アームで身体を器用に指しながら
グローリア:「それに、放っておいたら貴方はずっとここに居ることになっちゃう。それは寂しいわ」
ガリル:「僕は君たちに酷い事をした自覚がある、だからNOと言われればここに残るつもりだ」
シープラ:「そうっすね こうなったらみんなで一緒に地球に降りてしまうっす!探検隊の生還っすよ!」
ガリル:「なら、研究室に行こうか…。彼女が待っている。僕が降下艇の調節もしよう」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
対話判定
慧はシープラに成功
グローリアは慧に成功
シープラはまたも失敗
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
NC:さていいなら研究室に行こう
ミニミ:「来たね…、ガリルまで懐柔して」
シープラ:「ミニミちゃん、事情はガリルから聞いたっす」
安曇野 慧:「懐柔とは言葉が悪い」
グローリア:「わたしたちは何もしてないわよ?」
シープラ:「仲直りするっすよ… もうこんなことはやめてみんなで楽しく暮らすっす」
ミニミ:「もういいわ、貴女達を直す材料もなくなってきた所だし、もう全部壊しちゃう…」
シープラ:「そ、そんな~」
ミニミ:「シープラ?いつまでそんな馬鹿の振りをしているの?思い出しなさい?」
安曇野 慧:「シープラさん、できるなら向こうはこうまで執拗にやらないわよ…」
グローリア:「ミニミ。もう、大人たちは居ないの。貴女だけじゃなくて、皆で一緒に降りましょう?もう、ここには居る必要なんて無いわ」
シープラ:「ふ、振りだなんて… し、シープラはこれが素で、素で…?」
ミニミ:「シープラ!この女を黙らせなさい!」
安曇野 慧:「…今の一言は…別の記憶が混じってるというの? 彼女には」
NC:さて、シープラの脳にミニミの言葉が響く、自分は…なんだったのか…
NC:狂気判定を
※ここは流石に成功するシープラ
NC:ではシープラは思い出す
NC:いつも慧にばれないようにいじわるをしていた
NC:いつもグローリアにわからないように彼女の評価を下げていた
シープラ:「あ… あ…」
NC:それはミニミの命令、彼女に殴られ蹴られ罵倒され
NC:いつしか利発だった自分は明るく馬鹿にふるまうようになった
シープラ:「あ、ああああああ…」ミニミを見てガタガタ震えだそう
NC:慧が花に水をやっているのをみてグローリアにもやらせて慧を刺激したりもした
NC:いつまでミニミの言いなりにならなければならないのだろうか
NC:これじゃあまるでミニミの人形じゃないか
NC:けどこのペルソナを被らなければ私は壊れてします。
NC:仮面の記憶です、どぞー
シープラ:「うっ、うっ…」ぼろぼろ涙のようなものが流れる
ミニミ:「さぁ、シープラ!こいつらを叩きのめすのよ!」
シープラ:ふらふら~とミニミ側に行こうかな
シープラ:「あ…でも、シープラはみんなと一緒にって… う、うううう」
グローリア:「……しぃちゃん?」様子が変だと気付き、手を伸ばそうとするけど…自分の手に気付いて、まごまごする
シープラ:「違う、私はミニミにいじめられてて! 嫌、違うっす!シープラは あれ、あれ?」
安曇野 慧:「シープラさん、いいのよ。服のことはホントに着にしてないから。 今のシープラさんは昔と違うけど、それはそれでいいんじゃない?」
シープラ:「慧… 慧ちゃん…」
シープラ:「ミニミ… いや、ミニミちゃん その命令はもう、聞けないっす…」
安曇野 慧:「少なくともさっき起きてからのシープラさんはそういう性格で、別に演じていたわけでもないんでしょ?」
シープラ:「そうっす… みんなと一緒にいたい それだけは仮面を付ける前と付けた後でも変わらない」
グローリア:「わたしは何があったのかは、よく分かってないよ。でも、今まで接してきてしぃちゃんがいい子だ、って思ってるのは確実だよ。だから、わたしはしぃちゃんを信じるよ」
シープラ:「うぅぅ、グーちゃんありあとうー…」
ミニミ:「くっ、一番成績がいいから脅してやったらすぐ泣き入れたくせに…」
シープラ:「ひぃ!」強がっては見たものの体が萎縮する
ミニミ:「もういい!全部壊れてしまえばいいんだ!私は絶対に許さない!」
グローリア:「それじゃ、一番劣っていたのはわたしかしらね?だったら、わたしを蹴落とすところから始めればよかったのに。そういう努力なら、認められたかもしれないのにね…」
グローリア:す、と一歩前に出て視線を防ぐようにする
ミニミ:「お前に私の気持ちがわかるわけがない!数ある中から優秀な三人と、身体だけ健康な私だ!最初から私は鳩だったんだ!」
シープラ:「ミニミちゃん…」
安曇野 慧:「決まってなかったと思うよ? 少なくとも貴方が向上心ある方でしたらね…」
ミニミ:「ぐっ………」
グローリア:「……そっか。でもね。この身体になった時点でそんなものは全部白紙。今じゃ、誰も彼も変わらないよ。……わたしも、貴女も」
NC:ミニミはうつむき、なにかのスイッチを押す
ミニミ:「もう手遅れなんだ!グローリア!」
安曇野 慧:「まぁ、今ではみんな一緒だよね。 私達も貴方もまともな状態じゃなくなったんだから」
NC:3人の前後からガリルの言う失敗作がわらわらと出てくる
シープラ:「手遅れなんかなじゃないっす!ミニミちゃんがこうなったのは私にも責任がある!」
シープラ:「だから一緒にやり直すっすよー!」
ミニミ:「五月蠅い、五月蠅い、五月蠅い!今更そんな事できるわけない!」
グローリア:「……仕方が無い、か。だったら問答無用で、連れて行くんだから!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
対話判定
慧はシープラに成功
シープラは慧に成功
グローリアは失敗
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
NC:勝利条件:ミニミを倒す カルマ:ガリルを守りきる
奈落:ミニミ、スナイパー
地獄:オチムシャ
煉獄:バンシー、大人達(ゾンビ)×10
煉獄:ガリル
開幕早々オチムシャが3人に近づくなかミニミはシープラにショットガンでダメージを与える。
シープラはミニミに狙撃されて昔の恐怖が蘇り攻撃を外してしまう。
グローリアはそれを横目に見ながらもオチムシャをパイルバンカーで吹き飛ばす。
こりないオチムシャはそれでも近づいてくるがグローリアの名刀でバラバラにされる。
グローリア:「ちぇすとー!」巨大な腕を身体で振りぬいて切断!
安曇野 慧:「これで最初の脅威は去ったけどまだまだね」
シープラ:「オチムシャ、ハラキリー」
慧はオチムシャが崩れると同時にバンシーをチェンソーで切り裂く。
スナイパーは華麗に動く3人に照準を合わせれず外す。
ゾンビはシープラに群がり食いちぎる。
ミニミは安定して慧にショットガンでダメージを与える。
シープラも負けまいとバンシーにくされじるを吐き完全に溶けさせる。
ゾンビやスナイパーが動く中ミニミは唐突に3人の中に飛び込む。
シープラ:「ミニミちゃん、なんで自分からシープラ達のところに…」
ミニミ:「私の手で何度でも殺してやる!」
シープラが気を引いてる瞬間にミニミの腕を切り落とすグローリア
グローリア:「……もう、武器はないよ?どうするの?」
ミニミ:「噛みついてでも殺す!絶対に!」
シープラはミニミの脚にくされじるを吐き足止めをしようとするがそこにキラリと何かが光る。
シープラ:「足を壊して動けないように…(ボゴォ」
ミニミ:「皆!しんじゃえー!」
閃光に包まれる空間…そして。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
安曇野 慧:「うう…倒したはいいけどボロボロね…」
シープラ:「えへへ、みんなボロボロでおそろいっすね」
ミニミ:「殺し切れなかった…」
グローリア:「でも、皆生きてるわ。ミニミ、貴女もね」
ミニミ:「私は…まだ…」
NC:ミニミは這いずるように格納庫に向かって行く
NC:追い付くのは容易ではある
シープラ:「待って、ミニミちゃん どこに行くっすか!?」たたたと駆け寄って近づく
グローリア:「ミニミ……」刺激しないように近付きます
NC:少しづつ這いずり格納庫にたどりつく
ミニミ:「ふふ、もう、お前達も終わりだ…」
シープラ:「ど、どういうことっすか…」
安曇野 慧:「終わりとは?」
グローリア:「……まだ、何かあるの?」
NC:目の前の脱出艇はほぼ壊れており1つしかない、それをミニミはあごで示す
安曇野 慧:「なるほどね…」
ミニミ:「後一個しか残ってないんだ」
シープラ:「じゃあ誰か一人だけしか行けないっすね…」
ミニミ:「そしてあれの積載量は130kg…足りないでしょ…」
ミニミ:「65kg、42kg、60kg、のお前達では二人が限界…」
安曇野 慧:「確かにね…」
グローリア:「……そういうこと。つまり、全員での脱出は難しい、と」
グローリア:「だったら、そうね。……ホントは、嫌なんだけどなぁ」
ミニミ:「そうだよ、二つの席の為に殺し合いなよ…、見てて上げる」
グローリア:「……姉さん。この腕、切り落とせる?」何ともいえない笑顔で
シープラ:「それなら… みんなで動ける範囲まで体をちぎって… みんなで帰るっすよ…」4人を見る
安曇野 慧:「…じゃあ、私が残ろうかなぁ…こういうので怖いなんていえないし、お姉さんだしねぇ」
安曇野 慧:「それでもギリギリじゃない?」
グローリア:「ああ、しぃちゃん。誰かは五体満足じゃないと色々困りそうだよ?それと姉さん。ギリギリでも、いいじゃない。可能性があるなら。わたしたちは、一緒に、だよ?」
シープラ:「それならシープラは頭だけでいいっす! ミニミちゃんとそれでお揃いだしね えへへ!」
安曇野 慧:「それにたどり着いても完全じゃない身体ではそれこそ生き延びれるか」
グローリア:「下はどうなってるか分からない。五体満足でもどうなるか分からないんだから、今更、だと思うな」
安曇野 慧:「それもそうかぁ」
NC:各部位一つ千切れば全員行ける
NC:ガリルを連れてくのは問題ないけど、ミニミまで連れてくなら誰かがもう一つ
ミニミ:「私を連れてくの?お人よしね…」
グローリア:「あー、お腹の中すっからかんね。服で隠せるかしら…」
安曇野 慧:「シープラさん、たからもの…いいの?」
グローリア:「ミニミ、お人よし以前の問題よ?……わたしはまだ、はっきりと思い出せてないけど。それでも、友だちだった。それで、いいじゃない」
安曇野 慧:「そうね、それでいいと思う」
ミニミ:「けど私は貴女達に酷い事をした…、何度も…、何度も…」
シープラ:「ミニミちゃんが私達を受け入れてくれるなら、それだけで嬉しいっす」
ミニミ:「皆のパパやママも殺した…」
グローリア:「生憎、覚えていないことを恨むほど、わたしは無神経じゃないわよ?それに……大人たちは結局、自分たちが安全な場所で居たかったのよ。今思えば、だけどね」
グローリア:「だから、こうなっちゃったのかもね。わたしは、昔より今を選びたい。だから、今はこのことは考えないようにするわ」
安曇野 慧:「そうよねぇ、安全な場所にいたかったから宇宙に出たんでしょうね」
ミニミ:「わかったわ。謝りたいけど、今は無理…、だから下で貴女達を助ける。今はこれでいい?」
シープラ:「ミニミちゃんも、辛かったと思うんす… すぐには無理でも、きっと仲直りできるっすよ… えへへ」
グローリア:「十分!貴女も、ガリルも、わたしたちも。環境が変わって苦労しそうだしね」
安曇野 慧:「そうね。それでいいんじゃないかな」
ガリル:「まとまったなら乗ってくれよ?調整はできてる」
安曇野 慧:「これからどうなるかはわからないけど、私達は進むのみ」…そりゃあ不安がないといえば嘘だけど
ガリル:「ちゃんと着陸できるかわからないけど、僕が命に代えてなんとかする」
グローリア:「それじゃあ、新天地へ。きっと、綺麗な世界じゃないだろうけど。それでも、皆が居るから大丈夫よね」
シープラ:「まとまったっす!さあ探検隊の生還開始っすよ~!」手足ないので誰かに支えられながら叫ぼう
ミニミ:(また、皆で一緒に歩けるのか…。嬉しいな)
NC:地上にいるネクロマンサーやドール、サヴァント達は流れ星を見た、それはとても綺麗な流れ星だった
NC:そして、ある海岸では何かが流れ着き、中から「早く開けるっすよー」と言う楽しそうな声が漏れ聞こえてきていた…。
去りにし星、今ひとたびの世界 END
グローリア 享年16歳
ポジション:コート
メインクラス:タナトス サブクラス:ロマネスク
わたしの名前は…グローリア。グロリア(栄光)なんて、凄い皮肉だとは思わない?
覚えてることは少ないけれど、気付いた時から側に居た2人が悪い子じゃないのは分かるわ。
だから、わたしはこうして前を向ける。考えることができる
女の子にこんな無骨な腕をつけるだなんて、
わたしを蘇らせた人はどういうセンスをしてるのか気になるところ。
でも、このお陰で身を守ることができるんだから贅沢は言えない
慧姐さんのことは頼りにしてるし、しぃちゃんは仲良し。
こんなわたしだけど、よろしくね?精一杯、踊ってみせるから。
シープラ 享年15歳
ポジション:ジャンク
メインクラス:バロック サブクラス:バロック
おはようございます、シープラでっす!どんな時も笑顔と元気が一番!よろりんこ!
いやあ、なんでこんなことになってるかわからないっすけど、
とりあえず頼りになりそうな二人と一緒に探検っすかねえ?
そんなこんなしてるうちに、だんだん二人と仲良くなっていけたりして…
ウハー、テンション上がってきた!さあレッツラゴーっすよー!
安曇野 慧 享年17歳
ポジション:ホリック
メインクラス:ロマネスク サブクラス:ゴシック
私の名前は安曇野慧。
かつてこの世界にあった美しい土地の名前だというけれど…今じゃどこも荒れ果てた土地ばかり
覚えていることはあまりないと思う。
でも、これから切り開いていけばいい(…はずだよね…多分)
私も…蘇らせた人が変な趣味だったのか(袴を上げる)
こんな足を付けられたりしたけど、逆に生かしてみたい
こんな私が二人と仲良くできるかはわからないけどやってみるしかないよね!(大丈夫かな~)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
去りにし星、今ひとたびの世界 ―後篇―
NC:という事で戦闘後自分たちの体を直しました
NC:グローリアのみ少し破損してるけど
安曇野 慧:「…よくわからないけど、これでいいのかな」
シープラ:「ひぃひぃ これで何とか動けそうっす」
安曇野 慧:(ネクロマンサーがするわけでもないから適当にやってそうだし)
シープラ:「あぁ… でもグーちゃんのお腹がぐちゃぐちゃのままっすよお」
グローリア:「うーん、少し足りないや。でも、これは使えそうだから持って行くねー」
グローリア:オチムシャが持っていた名刀を回収
グローリア:「うーん、何とか動けるから、今は仕方がないよ」
NC:さてもうこの部屋には血なまぐさい臭いしかしない
安曇野 慧:「私は私で何か忘れていたものを思い出したみたい…」 で死の舞踏を
安曇野 慧:「うーん、さすがに何もないよねぇ。先に進む?」
シープラ:「ホラー映画もびっくりの惨状に吐き気がするっす… 怖いけど先に進むのがいいと思います!」しゅばっと手を挙げる
グローリア:「このまま居座ってもよくないことだけは分かるからね」苦笑
安曇野 慧:といっても、先に進むにしても戻る事になるかな?
NC:さて、今の所行ってないのはモニタールームかな
NC:まぁ、狭い空間だから戻ることになるね
グローリア:はいはい。それではモニタールーム行きかな
安曇野 慧:「さっき行かなかった方に行く…でいいのね?」
グローリア:「そうね。せっかくだから行けそうなところは全部回って見ましょう?」
シープラ:「ここから出る手がかりを探すっすよー」ダダダッと走る
NC:じゃぁ、道中3人はまたも知覚判定をしてちょ
※知覚判定は全員失敗する。
NC:じゃぁ、3人はどうにも違和感を感じる、けど原因はわからない
NC:じゃぁ、モニタールームです
グローリア:「うーん、何だかもやもやするけど…何かしらね…」
シープラ:「なにか、変な感じがしたっすけど勘違いっすかねえ」
安曇野 慧:「うー…嫌な気分はするけど気にしちゃダメよね(いやいや怖いよ怖いよ)」
NC:さて、モニタールームだけど、
NC:入った瞬間に目の前には黒ずんだ汚れが床に広範囲にわたっている
安曇野 慧:「うっ…これは…」
シープラ:「はわわ!何の汚れっすかあ!」
グローリア:「これって……」目を逸らしながらも、恐る恐る確認します
NC:お、グローリア確認するのか―
NC:グローリアは視覚で+2で判定してもいいししなくてもいいw
※見事にグローリアは成功する。
NC:じゃぁ、その黒ずんだ床には見たことのある毛のようなものが付着している
グローリア:(……毛のようなもの?)
NC:それはグローリアが頭の後ろに括り付けている人形の毛に見える
グローリア:「え……あ、これって…」
シープラ:「むむ、この毛に事件の匂いを感じるっす!」
グローリア:何度か確認するように交互に見て
NC:さて、狂気判定しよっかー、残念だけどー(棒
※狂気判定は成功する。
安曇野 慧:「気づいてはいけない因縁がありそうね…」
NC:じゃぁ、グローリアの視点はこの部屋の天井に移る
NC:グローリアの脳は刺激を感じ異常なまでの危険サインを出しているが思い出す
NC:グローリアは走った、グローリアの見た彼女は楽しげにコードを抜いたいた
NC:母や父、シープラや慧の事も忘れ必死に逃げた
NC:ミニミは楽しそうに一つ一つのコードを抜いて行った
NC:たまたまぬいぐるみを忘れてコールドスリープに入らなかったから助かった
NC:けど彼女は追ってきている
NC:彼女にこのぬいぐるみをもらったのに
NC:気が付いたらいつも4人で遊んでいた部屋を監視する部屋にいた
NC:けどミニミは追い付いてきた
ミニミ:「貴女の花壇ももうめちゃくちゃだよ?」
NC:グローリアはお腹に鋭い痛みと熱を感じ倒れる
ミニミ:「慧に優しくするから…」
NC:あぁ、白い部屋が朱く染まる…。
NC:白い部屋の記憶をどうぞ
NC:さて、モニタールームは一応調べれるよ
グローリア:「……ッ!?」失神すらしそうな情報群。目の前が朱に染まる。足元もおぼつかない。
グローリア:でも、でも。いまここで、倒れるわけには、いかないから
グローリア:……悪い。今は黙秘さしてください
安曇野 慧:「…大丈夫?」と近づこう(ぇ
シープラ:「グーちゃんの体が震えてるっす 心配っす」と、ぐっと抱きつこう
安曇野 慧:そして雰囲気を感じてすぐ離れる 気まずい表情をして
グローリア:「……ん、ありがとう。大丈夫だから、ね?」少しだけ、無理したように笑って
安曇野 慧:(私、何かしちゃったのかも…様子もおかしかったし)
シープラ:「3人いればもんじゃ焼きのなんとかっすよ! さあ、この部屋を丸裸にして手がかりを探すっすよお」
NC: 機械・壁
※慧は機械を調べるが失敗
シープラは壁を調べるが失敗
グローリアが機械を調べる事に成功する
NC:グローリアはこの機械の起動方法がなぜかわかる
NC:どうやらTV電話のようなものらしい
グローリア:んー、では。身体は止めろ、止めろと叫んでいるけど、意識がそれに抵抗する。震えながら指が伸びて、操作し始めます
NC:操作しちゃうかー
NC:では、目の前の一際大きなモニタが点灯する。何かをしているミニミが写る。
ミニミ:「あれ?つけれたんだ、皆元気?」
グローリア:「……ミニミ」ぼそり、と複雑な感情を込めて
シープラ:「この声、あなたがミニミちゃんっすね!」
ミニミ:「ん、グローリア思い出したの?けどさ悪いのは私以外の全員だよ?」
ミニミ:「シープラいつまでその口調でいるつもりなの…?」
安曇野 慧:「…これは何? 貴方以外の全員?」
シープラ:「え、え… ど、どういうことっすか…」グローリアとミニミを交互にちらちら
グローリア:「全部では、ないけれどね…。ここまで貴女から逃げて、それから…。ううん、それよりも。貴女が、わたしたちを蘇らせたのよね?」
ミニミ:「そだねー、私が『何度も』貴女達で遊んだよ?」
グローリア:「何度も、ねぇ。わたしも、しぃちゃんも、慧姐さんも、皆記憶が曖昧なはずね」
安曇野 慧:「いやさぁ…覚えてないんだからしょうがないんじゃないの? シープラさんの口調は」
ミニミ:「相変わらずね、慧。そういうところが大嫌いよ」にこっ
安曇野 慧:「奇遇ね…私も好きにはなれなさそうよ」
シープラ:「ミニミちゃんが私達を蘇らせた… な、なんども」
ミニミ:「ガリルとだけどねー」
ミニミ:「ふふ、けど…貴方たちはまだ…きづいて…」
NC:画像と音声が乱れ始める
グローリア:「……何?ミニミ、何が言いたいの?」身を乗り出して
シープラ:「ミニミちゃん、私達と友達だったんすか… ならなんでこんな酷いことするんすか…!」
安曇野 慧:「おそらく何度も失敗したであろう私達ですからねぇ…」
ミニミ:「ガリ…!ま…!も…!」
NC:そして唐突にモニターの電源が落ち静寂が戻る
グローリア:「……切れちゃったね」
シープラ:「うう、謎が少し見えてきたけど、ますますこんがらがってきたっす」
NC:さて、ここでまた君たちの脳みそは違和感を感じる
NC:壁に窓のような丸いものがあるがはめ殺しなので開かないだろう
NC:じゃぁ、慧はこの窓のようなもの、ちなみにシャッターがついてるけどこれを絶対に開けてはいけないと感じる
NC:つまり外が見えない
安曇野 慧:「うーん…これは恐ろしいものだから手を付けないでおこう」
NC:さて、違和感だけど
NC:慧のみ+1修正で知覚でお願い
※またも知覚判定をするが皆失敗する。
NC:ふむ、まだ皆気づかない
NC:けど流石に前回から3回目だから
NC:妙に静かなのに気づく
NC:自分たちが出す音以外は何も聞こえない、風の音もなにも
安曇野 慧:「…今回も…失敗…しちゃうかなぁ…(ぼそっ)」
グローリア:「……何だか、薄気味悪くなってきたわね」
シープラ:「外は見えないっすけど、にしても妙に静かっすねえ」
グローリア:「……姉さん。もしそうなっても、私たちは一緒だよ?」誤魔化すように、顔を覗き込んで笑う
安曇野 慧:「行っていない場所ってあったっけー」
安曇野 慧:「そう、そうだよね。私たちは一緒よね」
NC:ほう、じゃぁ、成功してたグローリアはコールドスリープの部屋から大人がよく出入りしてた部屋を思い出せる
グローリア:「……確か、さっきのコールドスリープ施設から先に、部屋があったはずよ。あとはそこくらいかしら?」
安曇野 慧:「探していない場所があるならそこに行きましょうか」
シープラ:「グーちゃん、少しずつ何かを思い出してるんスね…」
グローリア:「まだまだ、分からないことだらけなんだけどね」苦笑
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
対話判定は
慧はグローリアに成功
グローリアはシープラに成功
シープラは失敗となる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
NC:さて、ロッカーと研究室に行ける
NC:さてロッカールームに入った!
NC:変哲のないロッカーが並んでいるが天井からは一着少女の服がぶら下がっている
NC:ただそれはぐちゃぐちゃに切り裂かれている
NC:シープラとグローリアにはただの切り裂かれた服だけど…
シープラ:「こういうロッカーには秘密ドッキリのアイテムが潜んでるのが定番っすよねえ‥ って、あぶぶぶ!」天井に気づく
NC:慧は狂気判定を
※慧は狂気判定は成功する。
安曇野 慧:「何があったんだ、ココ」とは思うよね
安曇野 慧:「あ、あれは…私のっ?」
NC:よしじゃぁ慧は見覚えのある服が自分の服だとわかる
NC:そして、脳が急速に記憶を取り戻していく
大人:「よし!慧!よくやったぞ!優秀だな、やはり」
NC:慧は褒められる、この●●に来る前から訓練してる時からずっと
安曇野 慧:「私ってそんなに褒められる存在なのかなぁ…」
大人:「そうそう、この服は君のだ、いつもそっけない服を着てるからね」
NC:彼は可愛らしい服を慧に渡す
安曇野 慧:「えっ、別に構わないですのに…。 頂けるというのなら頂きますが」
NC:受け取った慧を静かにミニミは見ていた
安曇野 慧:でも慧はその視線には気づかないと
NC:場面は変わる
NC:慧はロッカーを開けると可愛い服の代わりに時代劇で着るような服を見つける
NC:慧は思う
NC:『またイジメか…』
安曇野 慧:「うーん…何か変よねぇ…いいわ着ちゃいましょう」
NC:グローリアはまだ仲良くはしてくれる、けどこれはどうせミニミとシープラだろうと思う
NC:理由はどうせミニミよりいい成績をだしているからだろうと推測できる
安曇野 慧:「慣れればこれでもいいかもしれないし、災い転じて福となすかもしれないよねっ!」
NC:じゃぁ、慧はなにかを投げつけられて視界を奪われる
安曇野 慧:(まぁ、着なけりゃあの二人が何言い出すかわからないし…さ)
安曇野 慧:「くっ…何?」
NC:それは、大人からもらった切り裂かれた可愛い服だった…
安曇野 慧:「…あぁ。こんなことになっちゃったのね。こんなことをしても仕方ないのに」
シープラ:「慧ちゃん、何か思いだしったすね 大丈夫っすか…?」何も知らずにすすすっと近づく
安曇野 慧:「あ…、うん。この服が元々私のだったみたい。 でも今の服も好きだから別にいいかな…うん」
グローリア:「でも、やりすぎよ、これは。……まぁ、大方予想はつくんだけどね」
シープラ:「ぐへー!慧ちゃんのだったんすか! こんな酷いことする奴は許せないっすね!ぷんぷん!」
安曇野 慧:「まぁ、そういうことね。昔も今も変わらないみたい」
安曇野 慧:あえてシープラが関わった事は触れないようにしてみる
グローリア:「ミニミ、か。嫉妬するような子が、わたしたち全員を蘇らせてるって時点で嫌な予感しかしないわねぇ」
安曇野 慧:「ろくでもない理由で蘇らせたんだろうなというのは想像できるわねぇ…」
シープラ:「うぅ、シープラは怖い夢以外になにも思い出せないっす」
シープラ:「ふぅふぅ 狭いから熱くなってきたっすね 一旦どこか広い所に行かないっすか!」
安曇野 慧:「そうねぇ…そうしますか」
グローリア:「……。だったら、一度1つ前の部屋に戻りましょう。…気になることも、あるしね」
NC:ほい、戻ってきました
NC:相変わらずずらっとならんでいる
NC:グローリアは全部の装置のコードが抜かれてるのがわかるね
グローリア:「……やっぱり、ね」
NC:ただ、4つは空、これは自分たち用だとはもうわかってもいいと思う
安曇野 慧:「私達ここで【死んだ】のね…」
グローリア:(この中に、父も、母も居たのかしら。思い出せない時点で、どうしようもないけれど)
シープラ:「シープラ、思い出した記憶の中で 誰かにコードを抜かれたっす」
安曇野 慧:「その誰か…はおそらくあの子ね…」
グローリア:「……恐らく、じゃないよ。姉さん」
安曇野 慧:「じゃあ、間違いなく…かな」
グローリア:「思い出した、から。この記憶が偽者でなければ…間違いなく、あの子」
NC:さて、ここでこの建物に軽い衝撃が響く
シープラ:「やっぱり、ミニミちゃんが私達を! あわわわ」
安曇野 慧:「…んっ、これは何」
シープラ:「っとと、今揺れたっすよね!」
NC:さて、違和感チェックの時間です
NC:またも知覚でどうぞ
※ついに全員気づく
NC:じゃぁ、皆は衝撃に合わせて一瞬体が空中に浮く感覚を覚える
グローリア:「……きゃっ!?」
シープラ:「うひゃ!」
安曇野 慧:「…な、なによっ。この感覚はっ」
NC:そして、なにかが刺激されて壁際にならんでいる外の見えない窓のようなものに気付く
NC:これは部屋のスイッチでシャッターを開けれる
安曇野 慧:「…まさか地上じゃない?」
グローリア:「外からの、接触?」
シープラ:「あ!シープラ窓のスイッチ発見しました! これでどこにいるかわかるっすよ」
安曇野 慧:「じゃあ、私が開ける」
シープラ:「おぉ やっぱり慧ちゃん大胆… シープラはなぜかわからないけどちょっと怖いのでお任せっす!」
グローリア:警戒して構えておきます
NC:慧がスイッチを押すと窓のシャッターは開いていき
NC:そこには『星空』が見える
シープラ:「…」ポカーンと口を開けて一瞬目を奪われる
NC:窓いっぱいの『星空』、もちろんホンモノ
安曇野 慧:「確かに開けちゃいけないものね…」
グローリア:「……うそ…。もう、見えない、はずじゃ…」
シープラ:「はわわわわ!! 綺麗、超綺麗っす!シープラ生まれて今まで最大級の感動を味わってるっすよ!!」窓にへばりついて凝視
ガリル:「ふむ、気づいていなかったのか。僕が説明しようか?」
NC:唐突に入り口から声が聞こえる
グローリア:「そうね。それじゃ、簡単な質問を1つだけいいかしら?」
NC:そして彼は姿を現す
ガリル:「やぁ、質問を聞こう」
シープラ:「…はっ この声はガリルちゃん!」
安曇野 慧:「なるほどね」
シープラ:「え」
グローリア:「ここは……地上かしら?それとも……遠い、遠い、星の海?」
ガリル:「ここは宇宙だ、その内あの汚い地球も見えるだろう。君たちがあの地球の惨状を覚えていてココの事を覚えていないのは間違いなくあのミニミのせいだろう」
安曇野 慧:「なぜ、そんなことを…」
グローリア:「……貴方が、ガリル、なのね?」
シープラ:「そ、それも気になるっすけど ガリルちゃんの姿が…!」
安曇野 慧:「最初からこうなのかしらね…」
ガリル:「あぁ、すまない、僕がこの母船からパージされた施設を預かるドールのガリルだ。基本外見以外は君たちとかわらないがね」
グローリア:「とりあえず、質問に答えてもらってありがとう。でも、もう1つ疑問が出てきたわ」
シープラ:「そんな、てっきり男の子だと思ってたからシープラダブルショックっす!」
ガリル:「粘菌とは実に上手くできていてね、僕の本来の身体はもう朽ちているだろう」
グローリア:「……わたしは、彼女に。ミニミに殺された。それはきっと、確実。他の人たちも多分そう。……でも、貴方は彼女を害そうとはしていない。これは何故かしら?」
安曇野 慧:「確かに粘菌というものは不思議なものですね…」
シープラ:「そ、そうっす!なんで私達を殺そうとしたっすか!」
ガリル:「それは僕の仕事だからだ」
グローリア:「彼女を守ることが、かしら?」
ガリル:「彼女、ミニミは言うならばノアの方舟の鳩だ」
シープラ:「なるほど、ノアの方舟のハト…」言葉とは逆に首をかしげる
ガリル:「もっと直接的に言うと彼女は君たちのプロトタイプだ。地球が再生されているか、彼女を地球に降ろして調べる」
ガリル:「もし安全ならば、次に君たち3人をできるだけ人に近い状態で地球に降ろす」
グローリア:「……一度滅んだ世界に、再び住むことができるかどうかを確かめる為に、あの子が居るということかしら?」
安曇野 慧:「降ろしまくった挙句におかしくなった…とかはないのよね?」
ガリル:「最終的に安全と確認できたらココの大人達が降りる、それが計画だ」
シープラ:「え、ここに大人たちがいるんすか…」
ガリル:「グローリア、正解だ。慧、彼女は一度も降りてない。シープラ、目の前に大人達が死んでいるだろう?」
グローリア:「話だけを聞くと、随分身勝手よね。でも、きっと生きていた頃は疑問に思わなかったのよね…」
ガリル:「君たちはむしろ子供の方が適応能力が高いと口をそろえて言っていたよ」
安曇野 慧:「なるほどねぇ。確かに大人は死んでいた…」
シープラ:「あ、あれれ 大人たちが死んでいるということは、計画がもう…?」
シープラ:「お馬鹿なシープラでもすこしずつ理解できてきたっす…」神妙な顔つきになる
ガリル:「そう、もうこの計画はとん挫している、だが僕は君たちを地球に降ろしてあげたかった、殺すことになっても」
ガリル:「この計画に問題があったとすればミニミの性格だった、彼女はプロトタイプ、鳩である事を許せなかった。理由なんて自分でもわかってるはずなのにね」
安曇野 慧:「嫉妬深いから許せないのかな…」
ガリル:「彼女の成績は君たちの中でも一番下だったからね」
シープラ:「ミニミちゃんが、暴走して私達や大人を殺してしまったんスね…」うとうとの記憶を思い出しながら
グローリア:「……ごめんなさいね。意地悪な質問をするわ。…彼女を止めて、わたしたちに真相を話して。それから、戻るとしたらわたしたちの内、誰かが鳩になる。それじゃ、駄目だったの?」
グローリア:「彼女の言い分だと、わたしたちは何度も死んでいるわ。こうなるまで、繰り返す必要は、あったの?」
ガリル:「一番初めはそうしようとしたよ、けど君たちを殺すことに耽るミニミをこの身体では止められなかった。」
ガリル:「そして僕は君たちに害を与えるようにはできていないんだ」
安曇野 慧:「確かに成績だとそうだけど、そうなったら歪むのも仕方ないのかな…私がそうなっていたかもしれないし」
シープラ:「ん?こんなお馬鹿なシープラがミニミちゃんより上? ぎゃっはー!、実はシープラできる子だったんすかね、ムフフ」
グローリア:「そっか。うん、わたしは、信じることにするよ。ミニミがそう思う理由も、分かった」
ガリル:「君たちは地球に降りるといい、なにがあるかわからないが。もう君たちを生き返らせる材料は乏しい」
安曇野 慧:「誰も辿りつけていない技術ですからね」
シープラ:「お、降りるってどうやって降りるんすか それにガリルちゃんとミニミちゃんはどうするんすか!」
ガリル:「格納庫に2基降下挺がある、それでいけるだろう」
安曇野 慧:「でも、それで降りるにしてもあの子とケリを付けないと無理そうよね」
グローリア:「素直に通らせてはくれないだろうし。それに……話したいことも、あるしね」
ガリル:「だろうね、彼女は待ってるよ。研究室に君たちを作るための失敗作があるがそれを従えている」
シープラ:「そうっす!シープラはあまり記憶を思い出せてないけど、できることならミニミちゃんと仲直りするっすよ!」
安曇野 慧:「でも、残っていても危ないかもね…ここまできちゃうと」
ガリル:「一つ聞いていいかい?」
グローリア:「何かしら?」
ガリル:「僕も一緒に行っていいのだろうか?正直足手まといだろう」アームで身体を器用に指しながら
グローリア:「それに、放っておいたら貴方はずっとここに居ることになっちゃう。それは寂しいわ」
ガリル:「僕は君たちに酷い事をした自覚がある、だからNOと言われればここに残るつもりだ」
シープラ:「そうっすね こうなったらみんなで一緒に地球に降りてしまうっす!探検隊の生還っすよ!」
ガリル:「なら、研究室に行こうか…。彼女が待っている。僕が降下艇の調節もしよう」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
対話判定
慧はシープラに成功
グローリアは慧に成功
シープラはまたも失敗
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
NC:さていいなら研究室に行こう
ミニミ:「来たね…、ガリルまで懐柔して」
シープラ:「ミニミちゃん、事情はガリルから聞いたっす」
安曇野 慧:「懐柔とは言葉が悪い」
グローリア:「わたしたちは何もしてないわよ?」
シープラ:「仲直りするっすよ… もうこんなことはやめてみんなで楽しく暮らすっす」
ミニミ:「もういいわ、貴女達を直す材料もなくなってきた所だし、もう全部壊しちゃう…」
シープラ:「そ、そんな~」
ミニミ:「シープラ?いつまでそんな馬鹿の振りをしているの?思い出しなさい?」
安曇野 慧:「シープラさん、できるなら向こうはこうまで執拗にやらないわよ…」
グローリア:「ミニミ。もう、大人たちは居ないの。貴女だけじゃなくて、皆で一緒に降りましょう?もう、ここには居る必要なんて無いわ」
シープラ:「ふ、振りだなんて… し、シープラはこれが素で、素で…?」
ミニミ:「シープラ!この女を黙らせなさい!」
安曇野 慧:「…今の一言は…別の記憶が混じってるというの? 彼女には」
NC:さて、シープラの脳にミニミの言葉が響く、自分は…なんだったのか…
NC:狂気判定を
※ここは流石に成功するシープラ
NC:ではシープラは思い出す
NC:いつも慧にばれないようにいじわるをしていた
NC:いつもグローリアにわからないように彼女の評価を下げていた
シープラ:「あ… あ…」
NC:それはミニミの命令、彼女に殴られ蹴られ罵倒され
NC:いつしか利発だった自分は明るく馬鹿にふるまうようになった
シープラ:「あ、ああああああ…」ミニミを見てガタガタ震えだそう
NC:慧が花に水をやっているのをみてグローリアにもやらせて慧を刺激したりもした
NC:いつまでミニミの言いなりにならなければならないのだろうか
NC:これじゃあまるでミニミの人形じゃないか
NC:けどこのペルソナを被らなければ私は壊れてします。
NC:仮面の記憶です、どぞー
シープラ:「うっ、うっ…」ぼろぼろ涙のようなものが流れる
ミニミ:「さぁ、シープラ!こいつらを叩きのめすのよ!」
シープラ:ふらふら~とミニミ側に行こうかな
シープラ:「あ…でも、シープラはみんなと一緒にって… う、うううう」
グローリア:「……しぃちゃん?」様子が変だと気付き、手を伸ばそうとするけど…自分の手に気付いて、まごまごする
シープラ:「違う、私はミニミにいじめられてて! 嫌、違うっす!シープラは あれ、あれ?」
安曇野 慧:「シープラさん、いいのよ。服のことはホントに着にしてないから。 今のシープラさんは昔と違うけど、それはそれでいいんじゃない?」
シープラ:「慧… 慧ちゃん…」
シープラ:「ミニミ… いや、ミニミちゃん その命令はもう、聞けないっす…」
安曇野 慧:「少なくともさっき起きてからのシープラさんはそういう性格で、別に演じていたわけでもないんでしょ?」
シープラ:「そうっす… みんなと一緒にいたい それだけは仮面を付ける前と付けた後でも変わらない」
グローリア:「わたしは何があったのかは、よく分かってないよ。でも、今まで接してきてしぃちゃんがいい子だ、って思ってるのは確実だよ。だから、わたしはしぃちゃんを信じるよ」
シープラ:「うぅぅ、グーちゃんありあとうー…」
ミニミ:「くっ、一番成績がいいから脅してやったらすぐ泣き入れたくせに…」
シープラ:「ひぃ!」強がっては見たものの体が萎縮する
ミニミ:「もういい!全部壊れてしまえばいいんだ!私は絶対に許さない!」
グローリア:「それじゃ、一番劣っていたのはわたしかしらね?だったら、わたしを蹴落とすところから始めればよかったのに。そういう努力なら、認められたかもしれないのにね…」
グローリア:す、と一歩前に出て視線を防ぐようにする
ミニミ:「お前に私の気持ちがわかるわけがない!数ある中から優秀な三人と、身体だけ健康な私だ!最初から私は鳩だったんだ!」
シープラ:「ミニミちゃん…」
安曇野 慧:「決まってなかったと思うよ? 少なくとも貴方が向上心ある方でしたらね…」
ミニミ:「ぐっ………」
グローリア:「……そっか。でもね。この身体になった時点でそんなものは全部白紙。今じゃ、誰も彼も変わらないよ。……わたしも、貴女も」
NC:ミニミはうつむき、なにかのスイッチを押す
ミニミ:「もう手遅れなんだ!グローリア!」
安曇野 慧:「まぁ、今ではみんな一緒だよね。 私達も貴方もまともな状態じゃなくなったんだから」
NC:3人の前後からガリルの言う失敗作がわらわらと出てくる
シープラ:「手遅れなんかなじゃないっす!ミニミちゃんがこうなったのは私にも責任がある!」
シープラ:「だから一緒にやり直すっすよー!」
ミニミ:「五月蠅い、五月蠅い、五月蠅い!今更そんな事できるわけない!」
グローリア:「……仕方が無い、か。だったら問答無用で、連れて行くんだから!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
対話判定
慧はシープラに成功
シープラは慧に成功
グローリアは失敗
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
NC:勝利条件:ミニミを倒す カルマ:ガリルを守りきる
奈落:ミニミ、スナイパー
地獄:オチムシャ
煉獄:バンシー、大人達(ゾンビ)×10
煉獄:ガリル
開幕早々オチムシャが3人に近づくなかミニミはシープラにショットガンでダメージを与える。
シープラはミニミに狙撃されて昔の恐怖が蘇り攻撃を外してしまう。
グローリアはそれを横目に見ながらもオチムシャをパイルバンカーで吹き飛ばす。
こりないオチムシャはそれでも近づいてくるがグローリアの名刀でバラバラにされる。
グローリア:「ちぇすとー!」巨大な腕を身体で振りぬいて切断!
安曇野 慧:「これで最初の脅威は去ったけどまだまだね」
シープラ:「オチムシャ、ハラキリー」
慧はオチムシャが崩れると同時にバンシーをチェンソーで切り裂く。
スナイパーは華麗に動く3人に照準を合わせれず外す。
ゾンビはシープラに群がり食いちぎる。
ミニミは安定して慧にショットガンでダメージを与える。
シープラも負けまいとバンシーにくされじるを吐き完全に溶けさせる。
ゾンビやスナイパーが動く中ミニミは唐突に3人の中に飛び込む。
シープラ:「ミニミちゃん、なんで自分からシープラ達のところに…」
ミニミ:「私の手で何度でも殺してやる!」
シープラが気を引いてる瞬間にミニミの腕を切り落とすグローリア
グローリア:「……もう、武器はないよ?どうするの?」
ミニミ:「噛みついてでも殺す!絶対に!」
シープラはミニミの脚にくされじるを吐き足止めをしようとするがそこにキラリと何かが光る。
シープラ:「足を壊して動けないように…(ボゴォ」
ミニミ:「皆!しんじゃえー!」
閃光に包まれる空間…そして。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
安曇野 慧:「うう…倒したはいいけどボロボロね…」
シープラ:「えへへ、みんなボロボロでおそろいっすね」
ミニミ:「殺し切れなかった…」
グローリア:「でも、皆生きてるわ。ミニミ、貴女もね」
ミニミ:「私は…まだ…」
NC:ミニミは這いずるように格納庫に向かって行く
NC:追い付くのは容易ではある
シープラ:「待って、ミニミちゃん どこに行くっすか!?」たたたと駆け寄って近づく
グローリア:「ミニミ……」刺激しないように近付きます
NC:少しづつ這いずり格納庫にたどりつく
ミニミ:「ふふ、もう、お前達も終わりだ…」
シープラ:「ど、どういうことっすか…」
安曇野 慧:「終わりとは?」
グローリア:「……まだ、何かあるの?」
NC:目の前の脱出艇はほぼ壊れており1つしかない、それをミニミはあごで示す
安曇野 慧:「なるほどね…」
ミニミ:「後一個しか残ってないんだ」
シープラ:「じゃあ誰か一人だけしか行けないっすね…」
ミニミ:「そしてあれの積載量は130kg…足りないでしょ…」
ミニミ:「65kg、42kg、60kg、のお前達では二人が限界…」
安曇野 慧:「確かにね…」
グローリア:「……そういうこと。つまり、全員での脱出は難しい、と」
グローリア:「だったら、そうね。……ホントは、嫌なんだけどなぁ」
ミニミ:「そうだよ、二つの席の為に殺し合いなよ…、見てて上げる」
グローリア:「……姉さん。この腕、切り落とせる?」何ともいえない笑顔で
シープラ:「それなら… みんなで動ける範囲まで体をちぎって… みんなで帰るっすよ…」4人を見る
安曇野 慧:「…じゃあ、私が残ろうかなぁ…こういうので怖いなんていえないし、お姉さんだしねぇ」
安曇野 慧:「それでもギリギリじゃない?」
グローリア:「ああ、しぃちゃん。誰かは五体満足じゃないと色々困りそうだよ?それと姉さん。ギリギリでも、いいじゃない。可能性があるなら。わたしたちは、一緒に、だよ?」
シープラ:「それならシープラは頭だけでいいっす! ミニミちゃんとそれでお揃いだしね えへへ!」
安曇野 慧:「それにたどり着いても完全じゃない身体ではそれこそ生き延びれるか」
グローリア:「下はどうなってるか分からない。五体満足でもどうなるか分からないんだから、今更、だと思うな」
安曇野 慧:「それもそうかぁ」
NC:各部位一つ千切れば全員行ける
NC:ガリルを連れてくのは問題ないけど、ミニミまで連れてくなら誰かがもう一つ
ミニミ:「私を連れてくの?お人よしね…」
グローリア:「あー、お腹の中すっからかんね。服で隠せるかしら…」
安曇野 慧:「シープラさん、たからもの…いいの?」
グローリア:「ミニミ、お人よし以前の問題よ?……わたしはまだ、はっきりと思い出せてないけど。それでも、友だちだった。それで、いいじゃない」
安曇野 慧:「そうね、それでいいと思う」
ミニミ:「けど私は貴女達に酷い事をした…、何度も…、何度も…」
シープラ:「ミニミちゃんが私達を受け入れてくれるなら、それだけで嬉しいっす」
ミニミ:「皆のパパやママも殺した…」
グローリア:「生憎、覚えていないことを恨むほど、わたしは無神経じゃないわよ?それに……大人たちは結局、自分たちが安全な場所で居たかったのよ。今思えば、だけどね」
グローリア:「だから、こうなっちゃったのかもね。わたしは、昔より今を選びたい。だから、今はこのことは考えないようにするわ」
安曇野 慧:「そうよねぇ、安全な場所にいたかったから宇宙に出たんでしょうね」
ミニミ:「わかったわ。謝りたいけど、今は無理…、だから下で貴女達を助ける。今はこれでいい?」
シープラ:「ミニミちゃんも、辛かったと思うんす… すぐには無理でも、きっと仲直りできるっすよ… えへへ」
グローリア:「十分!貴女も、ガリルも、わたしたちも。環境が変わって苦労しそうだしね」
安曇野 慧:「そうね。それでいいんじゃないかな」
ガリル:「まとまったなら乗ってくれよ?調整はできてる」
安曇野 慧:「これからどうなるかはわからないけど、私達は進むのみ」…そりゃあ不安がないといえば嘘だけど
ガリル:「ちゃんと着陸できるかわからないけど、僕が命に代えてなんとかする」
グローリア:「それじゃあ、新天地へ。きっと、綺麗な世界じゃないだろうけど。それでも、皆が居るから大丈夫よね」
シープラ:「まとまったっす!さあ探検隊の生還開始っすよ~!」手足ないので誰かに支えられながら叫ぼう
ミニミ:(また、皆で一緒に歩けるのか…。嬉しいな)
NC:地上にいるネクロマンサーやドール、サヴァント達は流れ星を見た、それはとても綺麗な流れ星だった
NC:そして、ある海岸では何かが流れ着き、中から「早く開けるっすよー」と言う楽しそうな声が漏れ聞こえてきていた…。
去りにし星、今ひとたびの世界 END