不空羂索観音

   二万数千個の玉が散りばめられており、さらにその宝冠から八個の硬玉ヒスイ製の勾玉が垂下されているという。
   このヒスイ製勾玉は、産地である糸魚川周辺の玉作り遺跡の操業年代からみて、
   恐らく同時代のものではなく、2~3世紀前に作られたものを使用している可能性が高いとみられる。



      参考文献

『日本神話の考古学』森浩一


最終更新:2013年09月07日 05:11