発見された粘土板に記されていた。文字は二種類あり、古そうな方を
線文字A、新しそうな方を線文字Bと
エヴァンズにより名づけられた由。
線文字Bを記した粘土板600枚余りが発見され、その精密写真が第二次大戦勃発時の最後の引き揚げ船で
アメリカに渡る。
- 線文字Bによって記された文書には、日付はあるがそれを記された年に関する記入がなく、
この事からこれら文書は一年限りのもので、年が変われば廃棄・再利用されていたのではないかと考えられている。
- これら文書が発見されたのは、主に粘土板が火災などによって焼成されたため。
参考文献
『古代ギリシアの歴史』伊藤貞夫
最終更新:2014年12月19日 17:58