宮沢熹一

登録日:2023/03/27 Mon 23:25:15
更新日:2024/03/17 Sun 23:27:02
所要時間:約 24 分で読めます


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NEO坊 NEO宮沢熹一 TDK出場者 TOUGH TOUGH龍を継ぐ男 うぁぁぁあ き ⋯ 鬼龍が廊下を練り歩いてる えっ てんびん座 なにっ なんだあっ ようやく立った主人公 ようやく立った項目 キー坊 ストイック タフ タフシリーズ ダーク・ファイト ハイパー・バトル モンスター・ウォーズ 不屈 不良 主人公 内閣総理大臣←ではない 前作主人公 太眉 宮沢タフ←タフって誰だよ 宮沢一族 宮沢熹一 宮沢熹恵 宮沢静虎 岩田光央 幽玄真影流 当主 愛すべきバカ 日下部覚吾 格闘家 武人 武道家 灘・真・神影流 灘神影流 灘神影流まぬけトリオ 猛人注意 男純情恋歌 血の謝肉祭 金髪 関西人 闇試合 高校生 高校鉄拳伝タフ




悪いのォ ワシはメチャクチャタフなんや



宮沢熹一は猿渡哲也原作の世紀の超ヒット格闘漫画“タフ・シリーズ”のキャラクターである。
CV:岩田光央

以下ネタ・バレ注意



【概要】

第一部『高校鉄拳伝タフ』及び第二部『TOUGH』の主人公。第三部『TOUGH龍を継ぐ男』にも引き続き登場し、メイン・キャラクターとして活躍する。

作中の愛称は“キー坊”。何故か世界中のどいつもこいつもこのあだ名で呼ぶ。『TOUGH龍を継ぐ男』ではアラフォーのオッサンなのに年下からもこう呼ばれる。
未読の人はこいつの名前を「タフ」と勘違いしていると考えられる。おそらくバキとごっちゃにしている奴がいるせいと思われるが…
名前の元ネタはタフ・シリーズのプロト・タイプである読み切り作品『男純情恋歌』掲載時の内閣総理大臣・宮沢喜一。
完全な同姓同名ではなくタフの方は"一"ではなく"一"なので注意。
ちなみに"一"でもない。ややこしいので呼称はキー坊で統一するべきと考えられる。

『高校鉄拳伝タフ』ではアクション・スターになる夢(後に猿空間送り)を持つ金髪の高校生。学校は青葉工業(アオコー)
普段は無頼で女に純情なだけのお茶目な少年に過ぎないが、実は灘神影流活殺術の後継者。
より強い相手を求めて様々な戦いを繰り広げる。
しかしまだまだ成長途中であり、敗北やおとんのフォローがなければ危うかった勝負も目立つ。主人公ってやつは結構補正だな

『TOUGH』では体格に加えて精神面も成長し、鉄拳伝時代の無邪気さは少なくなった。
とはいえ根はおとんの教えが息づく向上心ある武術家であることには変わりなく、いかなる状況においてもそれを忘れることはない。
未だその実力を伸ばし続け、闇試合、ハイパー・バトル、モンスター・ウォーズ、そして灘神影流と幽玄真影流の因縁も乗り越えていく。
物語中盤から終盤にかけて実は宮沢家との血縁がないという衝撃の事実も判明した。

『TOUGH龍を継ぐ男』ではまさかの闇堕ちした姿「NEO宮沢熹一」(笑)として登場。髪型は長髪になり、かつての鬼龍のような蛮勇を揮っている。
当初はラス・ボス・ポジションかと思われたが、単行本3巻から表紙を飾り、主人公の龍星よりも目立った活躍をし始める*1。それに加えて同じく初登場時にはラス・ボス候補と目されていたガルシア28号と龍星を差し置いて対決(因縁が深いのは確かにキー坊の方だが)。
単行本の表紙の件も合わせてまさかの主人公乗っ取り(復帰ともいう)を名実共に敢行する。別の意味でいいんスかこれ*2


【人物】

1976年10月2日生まれ、血液型O型。座右の銘は「人生勝ち逃げ」
受けた恩は倍返し、受けた痛みは10倍返しにすることを流儀としている。

少年時代から強い相手との戦いを好み、強者との戦いではボロボロになってもいつも楽しそうな表情を浮かべる。
また闘いたいと思った相手にはしつこく纏わりついたり、無謀にも圧倒的格上の相手に勝負を挑んだりすることもある。
しかし弱虫(ヘタレ)とヤーコと納豆が嫌いで、船酔いが酷いという理由で船を見ただけで吐き気がしてしまう。
試合前は喧嘩らしくひどい煽りを入れることもあるが、戦いの中では相手に対して純粋に尊敬の面を向ける。そうした姿勢に感化されて丸くなった相手も多い。

親父(おとん)こと静虎を父親としても武道家としても尊敬しており、「どんな状況においても人の道を外れてはならない」という彼の教えを重んじ、心身共に彼のような武道家になりたいという志を抱いている。
灘神影流の師でもある静虎に対する尊敬の念から、灘神影流の継承者であることにも誇りを持っている。
地道な鍛錬を積んで素手で戦う格闘家を見下したうえに灘神影流まで愚弄し、更にセコい不意打ちまでかました有働には「お前みたいな下衆を相手にしたら灘神影流の技が汚れる」とまで言い放った。
第二部終盤で後付けを超えた後付けによって静虎とは血の繋がりが無いことが判明したが、彼にとって父親は静虎一人であり、実父の日下部覚吾と対面した際にもそう言い切ってみせた。

高校時代は普通にギャグ顔をしたり、かわいい女の子を見るとすぐに目をハートにしてデレデレしたりすることも多く、お茶目さが強調されていた。
学校生活においては健康優良少年を自称し、わりと真面目に学校に通っているが、金色に染めた髪にボンタンをはいて喧嘩に明け暮れるなど傍から見たらただの不良だった。
さらにこの手のヤンチャなキャラクター造形の主人公には珍しく勉強自体は真面目にしているのだがそれでも成績が悪いというなんとも言えない欠点を持っている。
喧嘩の強さはアオコーのみならず不良たちの間でそこそこ知れ渡っており、アオコーの生徒からは一目置かれていた。
とはいえ格闘家としての強さはまだまだ発展途上であり、初期の頃は悪く言えば素人相手ならば余裕で勝てるという程度。
また、お茶目で人懐っこい性格から近所のおばちゃんたちから好かれていたが、やや身勝手な面や無神経なところも散見され、精神的にもまだまだ未熟であった。

成長した『TOUGH』以降はお茶目さや無鉄砲さは鳴りを潜め、特に『TOUGH』序盤の闇試合編の頃は、静虎が廃人となってしまったことや、裏社会という環境の影響で後のNEO坊のときよりダウナーな雰囲気を纏っていた。
この殺伐とした雰囲気は静虎の回復や和香ちゃんとの出会いをきっかけに徐々に薄れていき、高校時代のような元の明るい性格に戻っていった。

「美味いから食うんやない 生きるために食うんや」ということで味より栄養に特化した食事を摂るなど、格闘家としてよりストイックな生活をしている。
更に「猛人注意」「喧嘩・勧誘お断り」と書かれたTシャツを着用し、喧嘩やストリート・ファイトの類はしないようになった。


【戦闘力】

灘神影流の次期継承者としておとんから徹底的に訓練され、『高校鉄拳伝』開始時点でそこらのチンピラ程度なら全く相手にならないくらいの戦闘力を有していた。
また異常なほどのタフさを誇り、何度打ちのめされても立ち上がる不屈の精神で格上にも食らいついていった。

少年時代は172.0cm・60.5kgと体格に優れているとは言い難かったが、俊敏な身のこなしと縦横無尽の戦法、そして灘神影流の数々の奥義で強敵を撃破していく。
当時は本人もチビ呼ばわりされることに多少抵抗があったようだが、この体格でしかできない技もあるからデメリットばかりでもないと深く気にしてはいなかった。

伯母の由美子からスポンジと言われるほどに格闘技の技術の吸収が早く、闘った相手の技を自分のモノにする能力に長けている。
実際にオニ平から伝授された飛翔閻魔固め、鬼龍に教わった塊貫拳(かいかんけん)など、多くの技を短期間でマスターした他、ギャルアッドの必殺技であるコブラ・ソードとスパイン・ウィップを一度受けただけで完璧にモノにしたこともある。

『高校鉄拳伝』終盤では世界レベルの強豪がひしめくT・D・Kで準優勝するほどの戦闘力を身に付けており、『TOUGH』序盤の闇試合ではほぼ敵なしの活躍を見せていた。
それ以降も鍛錬を続け、『TOUGH』終盤では極限の集中力によって最高のパフォーマンスを見せる“ゾーン”に入れるようになった他、ゾーンを超えたゾーン“空眼の目付”や究極の打撃“幻突”を会得し、『TOUGH』ラスト~『龍継ぐ』では生身の人間に限れば最強格に至るまで成長している。

『龍継ぐ』の中でも上位の戦闘力を持つガルシア28号を相手に真っ向勝負で勝利し、あの尊鷹からも「熹一に勝てる人間はいない」と評されており、名実ともにステゴロならば人類最強レベルだと考えられる。


【灘神影流活殺術】

キー坊がおとんから継承され、武器として用いる武術。
源流は忍法を実戦的に発展させた新陰タイ流という武術で、そこから中国拳法を混ぜて生み出された灘心陽流の亜流として誕生したのが灘神影流である。後から覇生流やら幽玄真影流ってのが出てきたんスけどね。詳しくは金城剣史の【余談】の項を参照してほしいっス

その実態は突く・打つ・蹴るという拳法に投げ技や関節・急所を攻撃する技、武器に対抗する技などの中国武術を取り入れた古武術である。その場の物を武器として活用するような技もある。
果ては単純な殺傷のみならず拷問、自白、逃走や回避に解毒に捕縛に呪術などあらゆる状況を想定した搦め手の技術が一体となっており、非人道じみたエゲつない技も多い。
その異様とも言える技の幅の広さからか、キー坊が数多の技を収めている一方で明らかに親世代しか使えないような技もあり、キー坊が最強の当主となって以降ですらまだ使えぬような技もいくつか存在するほど。
いわば人を殺すために創られた総合格闘技であり、殺人拳という性質から門外不出・一子相伝の拳となっている。

クロちゃんによると、第二次世界大戦の最中に灘神影流の使い手が特務機関の暗殺部隊で極秘裏に活躍していたらしい。*3

その一方で、「人を殺す術を知っているから活かすことにも通じる」「殺法すなわち活法なり」byおとん ということで、人体の壊し方を人体を治すことにも転用できる。
ただし殺法と同じように、活法の知識や技術の修練もまた必要となり、殺法の達人であっても一朝一夕で身に付くものではない。
適正やタイプとしての得手不得手も大きいようで、父である静虎が活法の名手として名高い一方でキー坊は活法が下手な部類であるそう。

【主な使用技】

灘神影流の技の他、スタンダードな立ち技・寝技も使用する。後に一部の幽玄真影流の技も会得した。
主人公ということもあり、“技のびっくり箱”と呼ばれるほどに多くの技を披露しているが、中には一回きりしか使われなかった技も少なくない。
数が多いので一部を端的に解説する。

  • 斧旋脚(ふせんきゃく)
相手の目の前で不意に逆立ちをし、その勢いのままかかと落としを繰り出す。
タフ・シリーズにおいてキー坊が初めて使った名ありの灘神影流の技である。

  • 破心掌(はしんしょう)
ひねりを加えた掌打による衝撃波で内蔵にダメージを与える。ひねりを加えることで通常の掌打よりもダメージが倍増されている。
おとんがキー坊とのトレーニング中に使用したのが初登場で、タフ・シリーズにおいて最初に登場した名ありの灘神影流の技である。

  • 竜斬首落(りゅうざんしゅらく)
相手の右ひじと首を捕らえて極め、その状態でスープレックスを敢行する。
首をねじって側頭部から地面に叩きつける形になるので、本気でやれば容易く首がポキっと逝く。

  • 脱骨術
自ら間接を外す。間接技からの脱出などに使われる灘神影流の基本テクニック。

  • 菩薩拳(ぼさつけん)
「恐れず怯まずたじろがず 慈しみ拝み全身全霊で受け止める これ菩薩の境地なり」
独特な形に両手を組んで真っ直ぐに突き、発剄のように気を放出する打撃技。受けた相手には菩薩の形をしたアザが浮かぶ。
要所要所で使用されることが多く、ゲームでもキー坊の必殺技の1つとして設定されているため、マネモブたちの間でもキー坊の代表的な技として名前が上がりやすい。

  • 鼓爆掌(こばくしょう)
左右から両掌で敵の両耳を潰して鼓膜を破壊する。
鬼龍が帯刀右近の目を潰したのは親指を立ててこめかみの辺りを突く技で、これとは少し異なる。
また「鼓爆掌 其の二」と言う肉体にダメージを与えることなく波動で聴力の麻痺だけ起こす応用が存在し、キー坊は自身に打ち込むことで一時的に有害な音を遮断してみせた。

  • 飛翔閻魔(ひしょうえんま)固め
オニ平こと鬼川平蔵から伝授された複合関節技。首、両膝、足首、左手の四点を同時に極める。
左門との戦いの中では変形型“逆さ閻魔固め”をとっさに編み出した。

  • 指烈(しれつ)固め
相手の手を掴み、相手の指と自分の指を絡ませて握りつぶすように指の間接を極める。

  • 一寸棒死(いっすんぼうし)
相手の背後を取り、中高一本拳を左右から両方のこめかみに向けて打つ。
自分より体格で勝る相手に対して有効。

  • 樹根(きね)(だお)
両脚タックルを仕掛けてテイク・ダウンと同時にマウント・ポジションを取る。
更にテイク・ダウンの際に脚を肩にかけることで両腕を極める。

  • 螺子拳(ねじけん)
拳を縦に捻って打つ打撃。
拳が縦になることで相手のガードをすり抜けて顔面を攻撃できる。

  • 蛇縛包(じゃばくほう)
相手が身につけている衣服を利用して口、鼻、喉を絞めて呼吸を封じる。

  • 毒蛾固め
腕十字の状態から更に脚を絡ませて肘を破壊する複合関節技。

  • 髄波(ずいは)
全体重をかけて頭突きを敵の顔面に打ち込む。
その一撃は脳髄に達するほどの破壊力を発揮する。

  • 鰻絞め
立っている相手に飛び掛かって両脚で首を絞める。空いている腕は自分の脚のロックや敵の腕を封じるために使用する。
菩薩拳と同じく、キー坊の技の中では再登場の機会が多い。

  • 槌蛙(つちがえる)
ダッシュして相手と一気に距離を詰め、目の前で素早くしゃがむ予備動作の後に飛び膝蹴りを放つ。

  • コブラ・ソード
ギャルアッドの必殺技をコピー。前蹴りで怯ませて即座に強烈な膝蹴りを死角の上方から叩き込む。
スパイン・ウィップもコピーしていたが、こちらはあまり使われなかった。

  • 魔神固め
三角絞めと膝十字固めを掛け合わせて首と足を同時に極める複合関節技。

  • 翼砕(よくさい)固め
両腕と両脚でそれぞれ相手の両腕を捕らえて右肩と左肘を同時に極める関節技。
鬼龍からは「下らない技」と愚弄された。

  • 腕がらみ鎖骨投げ
腕を極めたまま相手の鎖骨を掴んで背負い投げる。ボーン・コントロールを持ち、関節と靱帯が異常に柔らかいガルシアの肩をも脱臼させた。

  • 蠢蟹掌(しゅんかいしょう)(二度打ち)
鬼龍が使用したものを見よう見まねで偶然打ったもの。
一度目の掌打で“蟲”を埋め込み、二度目の掌打で“蟲”が肉体を蝕み始め、相手の肉体を内側から破壊していくという不可思議な技。
更に一度目の掌打を当てると悪魔の顔が浮かび、その悪魔の顔が笑ったりもするなど、タフ・シリーズに登場する数々の技の中でもトップ・クラスのオカルト技である。

  • 罪人(ざいにん)固め
チキン・ウィング・アーム・ロックの体勢から更に腕を極めて首を締め上げる複合関節技。

  • 釘突き
中高一本拳による打撃。

  • 蛇鞭(じゃべん)
ただの布を鞭のように使う技。ナイフの達人を相手にしても互角以上に立ち回れる。

  • 首落とし パートⅡ
「首落とし」は裸絞めで相手が噛みついて抵抗した際に使用する灘神影流の技。
絞め上げた相手の首を軸に下半身を回転、全体重を首にかけて圧殺するというもので、受けた相手は少なくとも生活に支障をきたす障害が残る殺人技である。
キー坊はこれに肘を地面に付く動きを加えて首への衝撃を軽減し、相手を殺さずに倒す“パートⅡ”へと改変した。

  • 塊貫拳(かいかんけん)
発剄の要領で発した衝撃波を操って炸裂させ、肉体を内側から破壊する技。
しかし初めて放った際には仕方無しとはいえ加減をしそこね、相手の脳に衝撃波を向かわせそうになってしまうが咄嗟に割り込んだ尊鷹が衝撃波を抜き取って捨てるという応用技で事なきを得た。
まるでゴミでも捨てるかの様に抜いた衝撃波をポイする叔父さんも大概ッスよね
元は尊鷹が生み出した技で、それをコピーした鬼龍から伝授された。

  • 巨岩返し
タックルを真正面から受け止め、勢いをそのままに投げ飛ばす防御技。
鯱山との勝負に臨むブル・マツダに伝授した。

  • 精髄破滅拳(せいずいはめつけん)
本来は先々代当主である宮沢金時だけが使えた技でありキー坊も第三部の時系列に至るまで会得はできなかったが、龍星が会得したのを見て更なる習練の結果会得に成功した技。
重要なのは速度でも腕力でもなく「気」の制御。呼吸法により気を練り込んだ打撃であり『風(呼吸)を起こし火(意識)を点け爆発(丹)させる」を要訣とする。
モーションとしては顔に対して掌底で覆うように動かした後、拳で殴るというもの。

そしてその効果はより凶悪にした幻魔拳とでもいうべきもので、痛覚、音、臭い五感全てをフルに活用して撃ち込まれた相手に肉体が焼けただれる幻が延々と続くという残虐なもの。
幻魔が先に発動していた場合でもその崩壊イメージすら一方的に上書きする強烈な苦痛である。
しかし真価としてはその苦痛も第一段階「掌底」の工程に過ぎず*4、第二段階の拳による打撃で起こるものは至福の快楽。
しかし快楽と知っても性的快楽ではなくなんと対象の幸福な過去を追体験させる「悲しき過去」ならぬ「美しき過去」の強制発動である。
これによる対象を抵抗不可能な境地に導き穏やかにしての無力化を行う慈悲深き技……なのだが。

:幻の内容が相手自身の過去に依存するという性質上、例え技が成功してもどう発動するか内容が読めない
:対象の精神状態や人格によって過去を視た後に無力化できるか、プラスに働くかマイナスに働くかどうかもわからない
:そもそも前段階の工程として極限の苦痛を与えるため、相手の精神が耐えられる保証がない

という抑止の意味を持つ幻魔拳と比較してもあまりにピーキー極まる博打じみた技となっている。実際ジイちゃんの方は力量も相まってただ単に相手を苦しめる用法でしか使っていないし。


  • 弾丸(たま)すべり
相手の攻撃を表皮でいなしてダメージを最小限に抑える防御技。キー坊においては異常な応用の広さが特徴で、打撃や銃撃だけでなく斬撃やエネルギー系の攻撃にも転用している。
ゾーンに入っている間はおそらく無意識下で常時オート発動しており、元からのタフさも加わって鉄壁の耐久力を生み出す。

  • ボーン・コントロール
ガルシアと同様にキー坊も第三の筋肉が発達しているので、ガルシアほど自由自在ではないが使用可能。
骨格をわずかに変形させたり関節をありえない方向に曲げたりして関節技から脱出できる。

  • 朦朧拳(もうろうけん)
周辺視野を応用した目くらましで、あたかも相手をすり抜けるように動く幽玄真影流の移動術。静虎から槍で突かれる特訓によって会得した。
キー坊の場合は上位技である残像を生み出す霧霞まで会得しており、連続で空中に残像を配置し高速空中移動のフェイントや回避を可能にすると言う狂った領域の戦闘を可能とする。もう周辺視野がどうこうのレベルではない……

  • 幻突(げんとつ)
拳を打たずして打撃を繰り出す幽玄真影流の奥義。
玄腿(モンスター・フット)を持つ者にしか会得できない技とされ、極限究極の打撃とも称される。
キー坊は弾丸すべりと併用した応用技なども見せた。
ただし、腕を後ろに組んだ状態で放っていた丈一郎や覚吾と違い、キー坊はゾーンに入っているとき以外はパンチと連動して発動していた。
そのせいで鈴木ミノルの「風当身」と同じじゃねーかよ あーーっ と言うマネモブも少なくない。

  • 空眼の目付け
灘神影流の究極奥義の1つ。もう一人の自分が俯瞰からコントロールしているような錯覚に陥り、あらゆるものがスローモーションに見えるほどの極限の反応速度を得る。
ゾーンの先にある境地とされており、選ばれた者にしかその領域にたどり着くことはできない。


【主な活躍】

<男純情恋歌>


「女神様や……女神様に会うたんや」

一目惚れしたひろみさんを巡り、人の心を持たない畜生に成り下がった高校のOB・新庄アキラに挑む。
かつて喧嘩の仕方を教わって兄貴分として尊敬していた男がシリーズ屈指の外道にまで堕ち、ひろみさんの心を深く傷つけた張本人だったことにショックを受けつつも、彼から教わったパチキ(頭突き)で撃破した。


<高校鉄拳伝タフ>


「勝てる自信があるのにケンカすんのは弱い者いじめやっ」
「自分より強いやつとケンカするからドキドキするんやんケ」

神戸

高校時代、学校に通いながら不良たちとの喧嘩に明け暮れる日々を過ごしていたが、灘心陽流の黒田光秀との邂逅をきっかけに、様々な強敵との死合いに身を投じていくことになる。
“壊し屋オニ平”や“凶獣”左門を始めとする、灘神影流潰しを企むアイアン木場からの刺客たちと(たまにおとんの援助を受けながら)戦い抜き、成長していく。

木場とおとんの直接対決の直前におとんが事故に合い、とても戦える状態でなくなってしまった際には代理でアイアン木場に立ち向かうことに。
5時間にも及ぶ激戦の末、あと一歩の差で敗北を喫したが、闘いの中で木場とのわだかまりも幾分か解消された。
木場との激戦を終えて目的を失い、燃え尽きかけていたところ、木場がキー坊と同じ年の少年エドガード・C・ガルシアによって一分未満で再起不能にされたことを知る。


武者修行

ガルシアに挑むための修行として東京の伯母の元を尋ね、そこで偶然出会ったムエタイ王者のギャルアッドと熾烈なストリート・ファイトを繰り広げる。
その後は木場の勧めでヨッちゃんと二人で富士樹海にある黒竜寺にも赴き、黒竜寺に伝わる奥義・真言波の伝授を巡って朝昇と炎の中での死合いとなる。
修業を終えて神戸に帰ってきた後はハワイで開催された木場とガルシアのリベンジ・マッチに立ち会い、おとんとヨッちゃんと共にその勇姿を見届けた。


T・D・K

木場の死後、彼の遺言により開催されたT・D・Kにエントリーされ、おとんに反対されながらも出場を決意。
一回戦で“超巨人”東修人を打ち破ったものの、続く二回戦の“狂犬”笹川エンゾウとの戦いでほぼ同時に落ちるという結末を迎え、まさかの惜敗扱いになってしまう。
このジャッジにキー坊だけでなくエンゾウも異議を唱え、キバシンとの敗者復活を賭けたボイラー室デス・マッチを行うことに。この二代目同士の因縁の戦いに勝利し、見事決勝トーナメントへの復活を遂げる。
そして準決勝で“柔術の神様”ゴードン・クランシーを撃破し、悲しきプロレスラー・シブヤの乱入やT・D・Kの裏で暗躍する静虎の兄・鬼龍との邂逅を経て、ついに決勝戦でガルシアと対決。
互いの存在意義を巡る死闘の果てに僅かな差でガルシアに敗れたが、試合中に偶然放った蠢蟹掌(しゅんかいしょう)二度打ちによって意図せずガルシアを殺めてしまう結果となり、キー坊の心に深い傷跡を残すこととなった。


継承

静虎から灘神影流と宮沢一族について聞かされ、宮沢三兄弟の長兄・尊鷹の存在を知る。
その後、鬼龍の隠れ家の番人・バクーとの戦いを通してガルシアを自らの手で殺してしまった後悔から立ち直っていく。
そして鬼龍が灘神影流の封印された奥義・呪怨(じゅえん)を会得するという野望を抱いていることを知り、秘伝書をかけた戦いに挑もうとする。
しかし当主として鬼龍を倒す責務を背負った静虎によって止められ、陳ジィと共にその壮絶な死合を見届けることとなった。
最後には正式に静虎の跡を継ぎ、灘神影流十五代当主を襲名した。

 

<TOUGH>


「タフって言葉はキー坊のためにある」
───── 新藤力丸

ダーク・ファイト

鬼龍との死合いで廃人となったおとんのため、ヤクザが主催する闇試合(ダーク・ファイト)に出場して治療費を稼ぐ日々を送っていた。
そんな中、ヤクザの間で闇試合の利権を巡る小競り合いが起きる。その利権はそれぞれが推薦したファイターの勝敗によって決まるといういわば代理戦争となり、キー坊は闇試合を仲介していたヤクザのリキちゃんの推薦選手として九条シオンと闘う。

その後、リキちゃんからハイパー・バトルの出場を勧められ、ハイパー・バトル日本代表を決定する予選に参加する。


ハイパー・バトル予選

予選の内容は屍山で丸一日サバイバル・バトルを行うというものであり、深い山中で様々な強豪たちと戦いつつ24時間生き延びなければならないという過酷なものであった。
後のガール・フレンドである和香ちゃんも参加しており、彼女の因縁の相手の新堂万次との戦いを経て親交を深める。
また、闇試合のときから何かと付け狙われている人刺し指のゲンと成り行きで行動を共にし、彼が負傷した際も見捨てずに救出するなど、静虎のような人徳を見せた。
道元からは「お人好しすぎて痛々しい」「教育映画のような親子愛を信じているキー坊が哀れ」などと愚弄されていたが
そして数々の強敵を倒し、極限のサバイバルをギリギリで生き抜いて予選突破を達成した。


ハイパー・バトル本戦

ニューヨークで開催されるハイパー・バトル本戦に向けて渡米し、ニューヨークに道場を構える朝昇の元を尋ねる。
そこでマーシオ"ジェット"内藤と邂逅、ハイパー・バトルの舞台で戦うことを約束する。
そして本戦一回戦と二回戦を難なく突破し、準決勝では父であり師でもある静虎と闘う。
親子ではなく一人の武道家として、お互いに全力を尽くしてぶつかり合い、静虎に勝利。ついに父を超えたのであった。
静虎との親子対決を乗り越えた先、決勝戦で約束通りジェットと激戦を繰り広げる。
悪徳レフェリーを協力して倒す、偽バトル・キングの登場などハプニングもあったが、一進一退の激しい攻防を制しハイパー・バトルの優勝を飾った。


モンスター・ウォーズ

話の成り行きで、試合を組んでもらえない哀しき格闘家ブル・マツダに協力し、“ネオ・プロレスラー”鯱山十蔵を倒すための稽古をつけてやることになる。
ブルは懸命に鯱山に挑むが健闘虚しく敗れ、ブルが負けた場合は大物フィクサー御子神銀次が主催する格闘技大会“モンスター・ウォーズ”に参戦するという契約により、強制的に試合に出場するはめになってしまう。

そして御子神銀次に呼び出された際にヤクザ空手の使い手・富岡伴内の変則キック“飛電蹴り”をうっかり喰らってしまい、内臓に重大なダメージ負う。
最悪のコンディションでモンスター・ウォーズの富岡戦に臨むことになるキー坊だったが、不調を押しのけて最終的に逆転勝利を収める。

その次の試合は鯱山が対戦相手となるが、散々引っ張っておいてワン・パン・K・Oというあっけない幕切れで、いともあっさりと勝利してしまった。
ちょっと腕が立つ程度のヤクザごときに苦戦してたのなんだったんスか*5


幽玄真影流

鯱山を撃破した後、鬼龍と謎の男ファントム・ジョーの戦いを目撃。幽玄真影流の“朦朧拳”によって敗れたを見極めるためにあえて喰らって倒れた鬼龍を救急車で病院に送り届ける。
その後、入院した鬼龍の様子を見に行った際に
うぁぁぁ き…鬼龍が廊下を練り歩いてる
との迷言を残した。

宮沢一族総出で幽玄真影流の道場を訪れてファントム・ジョーの件が片付いた後、灘神影流の継承者としてふさわしいか確かめたい尊鷹との戦いが話の成り行きで始まる。
モチベーションが上がらないキー坊だったが、次第に白熱し、お互いにゾーンに入っての超常バトルに勝利。尊鷹からも灘神影流の当主として認められたのであった。

その後、灘狩りを始めた幽玄死天王の“疾風”の春草に鬼龍が襲撃され、入院した鬼龍の本を買って持っていく道中、キー坊も幽玄死天王に遭遇する。
“犀”の大観と冷凍車内での不利な戦闘と、“大蛇”の武山の超絶技巧の関節技と連戦で戦い抜き、重傷を負いながらもその両方に勝利した。
続けて春草からも勝負を挑まれるが、宮沢三兄弟の介入によって阻止され、キー坊と死天王の後をつけて来ていた幽玄真影流総帥の日下部覚吾も姿を現す。

キー坊と覚吾の玄腿(モンスター・フット)が激突し、細胞レベルのシンパシーを起こしたことで互いに肉親であることを確信。
しかしキー坊は「この世の中でワシが父親と呼べるのは宮沢静虎ただ一人や」「ワシは灘神影流の当主として生きる 現在も未来もずっとな」と堂々と言い放ち、灘と幽玄の停戦を要求する。
覚吾もそれに応じ、灘の者には一切関わらないことを約束した。


熹一と覚吾

幽玄の技を見て更なる特訓を静虎に頼むキー坊だったが、約束の日に静虎が鬼龍と共に姿を眩ませたことを知る。
二人の行方についてすっとぼけるジイチャンをしり目に、幽玄の本拠地がある朧山に向かったと推測する。
早速現地へ向かったものの、海岸で覚吾に闘いを挑み敗れた静虎を目撃、覚吾に挑むが覚吾はそれに応じることなく幻影のように姿を消した。

幽玄死天王の一人・“鼬”の観山から覚吾の居場所を聞き出し、覚吾の行方を知っているかもしれないという“天狗”竹神栖鳳なる人物に会うために鬼食島へ向かう。
しかし天狗には会えず、極楽岳にある真魔流体術の天空堂に厄介になって師範代・安藤夢二の元でしばし修業に励むことになる。
そして“修羅場くぐり”にて夢二を破り、修羅場くぐりの一番札を入手したことで天狗に会いに行くが、そこにあったのは天狗のカカシと一通の置手紙だった。



不知火御殿にて待つ

竹神栖鳳こと
日下部覚吾



キー坊はキレてもいいと思う

後日鬼喰島から帰ってきたキー坊は、日本の黒幕(ドン) 猿漫画定番の裏社会の権力者ってやつっス と称される不知火検丈の豪邸に赴く。
そこでついに覚吾と対面し、不知火検丈と宮沢一族・幽玄死天王が立会人を務め、全世界にインターネットを通して生中継されている中で灘神影流と幽玄真影流の当主同士の“他流試合”が始まる。
キー坊に思うところがある覚吾に対し、キー坊は覚吾のことをただ「倒す敵」として認識し、互いに言葉を交わすことなく拳を交える。
ビデオ・カメラでは捉えきれず、立会人の猛者たちですらついて行くのがやっとというほどの人間の限界を超越した戦いを繰り広げていく。
最後は覚吾が放った全力の幻突を“幻突返し”によって威力を増幅しつつ打ち返し、永遠に続くかのような長きにわたる他流試合は灘神影流当主・宮沢熹一の勝利で幕を閉じた。

「参りました」

「あっ ありがとうございました」

それからしばらくした後、闇試合をしていた頃に使っていた東京の道場と、静虎と共に修業をしてきた神戸の道場を片付け、すっかり寂しくなってしまった神戸の道場で彼と語り合う。
そして覚吾との死闘から約一年後、灘神影流と幽玄真影流を統合し、幽玄死天王が朧山に再建した道場に「灘・真・神影流」を完成させた。


<コラボ漫画>

TOUGH bB“煌”

TOYOTAの当時の新車bB“煌”とのコラボ漫画。
bB“煌”に乗って和香ちゃんとドライブ・デートしたり、bB“煌”を賭けて鬼龍とガチ・バトルを繰り広げたりと本編で見られなかった一面を見られる。
まあbB“煌”はおとんに乗り逃げされたんやけどなブヘヘヘへ


TOUGH Rootsアロマインパクト

缶コーヒーのRootsとのコラボ漫画。
山でおとんとの稽古中、近くを通りかかった山ガールにその辺の川で冷やしてあった缶コーヒーをプレゼント。
更に缶コーヒーのQRコードで漫画が読めるキャンペーンを利用してタフ・シリーズ(ワシの漫画)を読んでいた。
その缶コーヒーは鬼龍が楽しみにとっておいてたやつなんスけどね キー坊ってやつは結構鬼畜だな
ちなみに後の『龍を継ぐ男』でキー坊がコーヒー好きで味にこだわりがあるという設定が明らかになった。


<龍を継ぐ男>


「死刑になっても殺るときは殺る」

「それが“NEO(ネオ)宮沢熹一”の生き方や」

NEO宮沢熹一

先述したように“NEO宮沢熹一”を名乗り、かつての鬼龍のような蛮勇を揮っている。
ちなみに灘・真・神影流の道場は経営不振で潰れた。人生の悲哀を感じますね
恩を仇で返すように少林拳の道場を襲撃する、かつての戦友・ギャルアッドを失明させるなど極悪非道としか思えない行動を取る。
更に無謀にも勝負を挑んできた龍星を指一本で返り討ちにし、彼に脱糞させた。
NEO坊となる前に黒田やキバカツと再会したり鬼龍と戦ったり姫次に稽古をつけたりしていたようだが、時系列がよくわからないんだ。
その一方で、龍星に対し無邪気に武術の奥深さを教え、また龍星の肉体が抱える「爆弾」について忠告する等、かつての優しさがまだ残っているとも思える行為も見せる。
鬼龍をエミュっているかのような振る舞いだが、前作主人公という強キャラポジのくせにぽっと出の敵に苦戦するなど、余計なところまで忠実に鬼龍を再現している。いいんスかこれ

と思ったら徐々に本心が明らかにされ、実は闇堕ちしておらず、ある目的のために鬼龍と共謀しヒールを演じていたことが判明。
かなり強引な後付けもあるが面倒見のよく優しい姿はまるで変わっていなかった。


Mの代行

クイント博士の案内で米軍基地を訪れ、そこであのエドガード・C・ガルシアのクローン、G-28ことガルシア28号と邂逅。
早速格闘家流のコミュニケーションで実力を確かめるが、あっさりと追い詰められる。見かねたクイント博士の命令でG-28は停止し、致命傷を避けることができたが、内臓にダメージを負ってしまった。
G-28が停止してから、まるで憂さ晴らしのようにミドル・キックを打ち込んだがあまり効いてなかった。
その後は臓器の損傷により食後にゲロを吐いたり、尊鷹と一触即発の状態になっても怪我人扱いされて見逃されたりと情けない描写が続く。


血の謝肉祭

NEO坊の本当の目的は、米軍が極秘に開発したガルシア・クローンが奴隷以下の扱いをされていることを受け、鬼龍と共謀して彼らを救出することだと明らかにされていく。
ガルシアを米軍から奪還する作戦の一環として、鬼龍の人脈や資産を活用して格闘技大会“血の謝肉祭(ブラッド・カーニバル)”を開催。G-28を人目に付く舞台に引きずり出して戦い、表向きは彼を殺すことによって解放・救出しようと画策する。

決勝には自らも出場し、船上バトルロイヤルにファイターとして参加。
キー坊潰しの刺客として中国から送り込まれていた格闘家たちに早速襲われるが、“ピラニア”バッキー・亮を秒殺、中国製の薬物でパワー・アップされたハロルド・関とアロー・ノザワのコンビとの2対1でも難なく返り討ちにする。その頃主人公は隠れて実況に徹していた
そしてG-28と本気の勝負に突入。周囲の者たちが介入できないような超ハイ・レベルな戦いを繰り広げる。しゃあけど割って入ってしまった龍星がガルシアに左目を抉り出されたわっ
かつて敗れたガルシアを上回る実力の28号を打ち倒し、ゲロ坊の汚名を返上する圧倒的な強さを見せつけた。




ワシは南京町のブタマンと同じくらい追記・修正が好きやねんで
おいしいてハッピーハッピーやんケ


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最終更新:2024年03月17日 23:27

*1 『高校鉄拳伝』と『TOUGH』の単行本はずっと主人公のキー坊がメインに描かれていたっス

*2 ガルシア28号が描かれた15巻を除き、14巻以降の表紙は龍星に戻った…と思いきや、26巻は悪魔王子、27巻はキー坊になったっス

*3 これは時代背景的にほぼ祖父である宮沢金時あるいは金時の世代の人間が該当すると思われる。事実、後の回想において金時はマッカーサーと(かなり乱暴に)秘密裏のコンタクトを取っている。

*4 実は金時はこの第一段階しか会得できていない。つまりは完全に拷問用の技としてしか使えない。

*5 「ハイパー・バトルで優勝したことでキー坊に慢心が生じ、そのせいで飛電蹴りを喰らって弱体化」または「実は富岡はハイパー・バトルに出場していたら割といい線いってたレベルの強者だった」と考えるマネモブもいるが……