【ディケイドの物語】
複数体が登場し、個別が様々な目的を持って行動している。1体目の個体は青年に擬態して人間社会に潜伏していたが、それを
アラタ率いるワーム撃滅組織「ZECT」の隊員たちによって見破られてしまい港まで追い詰められてしまう。その後は脱皮して
コレオプテラワーム・アージェンタムとなった。
2体目の個体は
士に擬態して
光写真館に潜伏していたが、夏海に
光家秘伝 笑いのツボを押されて逆に泣き出したために偽者と判明してしまい、路上に逃亡する。その後は士が変身するディケイドに殴られた後、逃げるついでに偶然その場を通りかかった
マユに襲い掛かろうとしたが、
クロックアップ中である
仮面ライダーカブトの攻撃を受け、爆死した。
3体目の個体は路上を歩いている士とマユに襲い掛かろうとしたが、士が変身したディケイドに阻まれてしまう。その後は
ジオフィリドワームに脱皮してディケイドに戦いを挑む。
4体目と5体目はマユを殺害すべく彼女を
首都圏外郭放水路に追い詰めるが、クロックアップ中の仮面ライダーカブトに強力な蹴りを入れられ、2体共々撃破された。
6体目と7体目は
サブストワームに工場に追い詰められた夏海とマユの前に出現。彼女らに襲い掛かろうとするが、クロックアップ中であるカブトの攻撃を直撃し、倒された。
8体目から11体目の個体は
ZECTのメンバーに擬態してZECT本部に潜伏していた。カブトが本部におびき出されたことをきっかけに正体を現す事となった。その後は士が変身したディケイド、
ソウジが変身したカブトと戦闘になるが、全員ディケイドとカブトの攻撃を受け、一部のサナギ体はディケイドの必殺技・
ディケイドスラッシュによって撃破された。
【オリジナルのカブトの物語】
仮面ライダーカブトの物語中に登場する怪人達。全ての成虫体ワームの第一形態。ワームであるが脱皮した成虫体ワームの戦闘員として扱われる事が多い。しかし、戦闘員とは思えないほどのグロテスクな表情が特徴であり、サナギ(蛹)であるため装甲をまとっている故に他の仮面ライダーの作品中に登場する戦闘員とは違い、防御力が少々高い。しかし、サナギ体なので他の成虫体ワームが保有する高速移動能力「クロックアップ」は使用できない。
また、この怪人にはデザイン画や雑誌などに「サリス」、「サリスワーム」という名が記載されているが、ここは公式ページなどに見習い「ワーム(サナギ体)」、「サナギ体」という名称で扱われる。
主に擬態した人間体は加賀美新の上司岬祐月や東省吾の部下添野幹男、天道総司の義理の妹天道樹花、ワーム軍団の首領「ウカワーム」が擬態した間宮麗奈や同じく首領「カッシスワーム」が擬態した乃木怜治に従う黒装束の女などである。
白い個体も存在し、シャドウ隊員の井口浩二に擬態した。これはクロックアップを可視できる能力を持つ。
仮面ライダーカブトの殆どの話数に登場したが、仮面ライダーカブトの劇場版「GOD SPEED LOVE」に登場したサナギ体のみ頭に大きな角が生えていた。後にこの個体はTVシリーズ本編で既に地球に潜伏し
ZECTの中枢にもいるワームの変異体である種族「ネイティブ」として扱われることとなる。
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最終更新:2010年03月02日 11:13