青空の会SS


合計点<-->


タイトル<点数/コメント>







『青空の会全選手入場!!』<--/>


深崎リクは生きていた!! 更なる研鑚を積み人間バリアが甦った!!!
C-Transfer!! 深崎理玖だァ――――!!!

武芸キャラはすでに我々が完成している!!
薄野透流&薄野透霞だァ――――!!!

発動次第うんこしまくってやる!!
汚物の錬金術師 北森凛だァッ!!!

空中の殴り合いなら我々の飛行がものを言う!!
死夜狂策 小石照&リネット・ビショップ!!!

真の忠誠を知らしめたい!! 転校生殺し 狭霧ゼンロだァ!!!

能力は3種類制覇だが活躍なら全フィールドオレのものだ!!
魔人のバイブル 自立型インスタント魔導書~だれでもできるかんたんまじゅつ~だ!!!

魔人対策は完璧だ!! パワードスーツ 大倉鷹久!!!!

全MAPの反転は私の能力にある!!
天邪鬼の女の子が来たッ 園城寺サカナ!!!

タイマンなら絶対に敗けん!!
一撃必殺の正拳突き見せたる 殺し屋 白龍だ!!!

バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!!
サンプルキャラの召喚者 揖屋崎究だ!!!

一般生徒から炎の凡夫が参戦だ!! ZOC無視 矢月折!!!

不正確さの無い土兵が作りたいから陶芸家になったのだ!!
プロの陰陽術を見せてやる!!土御門埴/輪の姉弟だ!!!

冥土の土産に神風とはよく言ったもの!!
達人の奥義が今 実戦でバクハツする!! 峰内流剣術 峰内双だ―――!!!

戸隠流忍術こそが地上最強の代名詞だ!!
まさかこの犬(おとこ)がきてくれるとはッッ タロウ!!!

同調したいからここまできたッ キャリア一切不明!!!!
フラットのシンクロ・ファイター アトリフラートだ!!!

オレたちはキャラが主体者ではない武器が主体者なのだ!!
御存知エゴ・スワップ 名も無き日本刀!!!

魔人の本場は今や中学校にある!! オレを驚かせる奴はいないのか!!
くるとん12世だ!!!

ドエエェェェェェむッ説明不要!! 毛深い!!! 常に瀕死!!!
土乃笑武だ!!!

版権キャラは実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦能力!!
けいおん!から秋山澪の登場だ!!!

大自然の平和はオレのもの 邪魔するやつは思いきり投げ飛ばし思いきり切り刻むだけ!!
ドーナツ店マスコットキャラクター ぽんでらいおん

自分を試しにダンゲ世界へきたッ!!
イラストボーナス全プレイヤーチャンプ イプシロン!!!

ブレイクショットに更なる磨きをかけ ”ライフル部部長”大橋美樹が帰ってきたァ!!!

今の自分にうろたえはないッッ!! 黄金生徒(ゴールドセイト)有江須無有!!!

高校三年間の屁が今肛門を解く!! 屁恋太郎だ!!!

組織の中でならオレはいつでも最下位だ!!
落ちる龍魂 ミラクルドラゴン 愛称で登場だ!!!

教師の仕事はどーしたッ 闘士の炎 未だ消えずッ!!
階段を上るも上らないも思いのまま!! 大和龍牙だ!!!

特に理由はないッ ゲーム勝利能力が強いのは当たりまえ!!
機関にはないしょだ!!! 人造魔人!
錫原ミツキがきてくれた―――!!!

中学時代に磨いた痛いストーリー!!
誇り高き龍の守護者 勇者アーサーだ!!!

ロマンだったらこの人を外せない!! 超A級転校生召喚 遠坂深耶だ!!!

超一流魔人の超一流の歌声だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ
ステータス変化の再生人!! 結昨日蛙!!!

乱れ時空はこのロリババァが完成させた!!
青空の会の切り札!! 山田幻だ!!!

若き非魔人が帰ってきたッ
どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ
俺達は君を待っていたッッッ範間神多狼の登場だ――――――――ッ



周瑜&小喬 『青天航路』<--/>


「青天巳死、希天当立(青空の会はもう死んだ、これからは希苑組の天下である の意)」
の貼り紙が校内に貼られるようになり
青空の会に所属する一般生徒たちに絶望の色が見えていた

「降伏じゃ それ以外にはありませぬぞ」
「SRRに勝てる道理などござらぬ」
「それだけでは無い、希苑組の魔人どもの能力を見たか?」
「おおお、恐ろしい」
「御主君!!生徒の命の為でござる!!ここは涙を飲んで幸福を決意なされい」
「お願い申しあげる」
青空の会の総会における議論はもはや降伏しかなかった

そのとき
「ええい黙れ!!ここに真の忠臣はおらぬのか!!」

ざわざわ(なんだアイツは?)
ざわざわ(コ コスプレ?)
ざわざわ(中華風だな しかも付けひげだぜ)

「なんと嘆かわしい事よ!!曹操がいかなるものか!!曹操軍が如何に強大であっても我ら孫呉の青空に何の曇りがあろうぞ!!」

ざわざわ(そ 曹操?)
ざわざわ(何を言ってるんだ?)
ざわざわ(アイツ SM研の比内だろ 火花を出すくらいしか能のない…)

「ふん 軟弱な降伏論者どもめ!!ワシと共に戦おうという勇者はおらぬのか!!」
付けひげの中華風ジジイコスプレ男の大声に誰もが戸惑っていたその時

「おお!!よくぞ申された黄蓋殿!!孫呉の戦は我と共にあるぞ!!」

ざわざわ(黄蓋? え? アイツはマゾの比内だろ?)
ざわざわ(だ 誰だ?)

「周瑜殿!!戻っておられたのか!!」
「ふふふ 遅れてすまぬ!!この流れを変える為の逆風を吹かせる為に客人をお連れしたのだ」

ざわざわ(しゅ 周瑜? ライター程度の火しか出せない雑魚の十歩じゃねえか)
ざわざわ(アイツもコスプレか?横にいるのは誰だ?)
新たに現れた中華風コスプレ男の隣にいるのはカナメ未来である

「さあ 孔明殿、曹操を倒す秘策を共に語りこ奴らの目を覚まさせてやろうぞ」
「孔明?何を言ってるのか解らないけど…」
「ははは 何をご謙遜めされるか!!劉備軍の伏龍『諸葛孔明』と言えば有名ですぞ!!」
「いや なんの事ですか?それに曹操って?」
「この場での遠慮は御無用ですぞ!!なあ黄蓋!!」
「おうよ!!みなSRR恐ろしいSRR恐ろしいと申しておりますでしょう?」
「え?ああ確かにSRRは恐ろしいですねえ」
「そう!!恐ろしさのあまり曹来来(そうらいらい 曹操が来るぞの意味)をも口に出せずSRRなどと隠語で略しておるのです!!」
「は はあ…」

ざわざわ(な 何を言ってるんだコイツ)
ざわざわ(そういや こないだ「ぽぽ一族」に会いに行くとか言って その後変になったとかいう噂が…)

「ふふふ孔明殿!!まずは我に秘策ありですぞ!!」
そういうと手のひらを開き突き出した
手には大きく『火』の文字が

「孔明殿 貴方の手のひらにも火の文字が書かれておるのでしょう?」
「え?えええ?何の事ですか?」
「ふふふ 何と謙虚な御方だ!!しかし我らの火計そして孔明殿の伏兵によって曹操軍を撃破できる!!その事には間違いはございますまい!!」
「あ… はい 私の能力『スペッド?ラブ?』で増援を…」
「伏兵でござるな!!たからかにジャーンジャーンジャーンと銅鑼を鳴らしましょう!!」
「え… いや…」
「更に孔明殿は我が秘策をも相手から隠しおおせる伏兵の名手!!」
「あ… あの『シトラス?クローバ?』があれば誰でもシークレットにですね…」
「伏兵ですな!!ジャーンジャーンジャーンと銅鑼を鳴らし」
「曹操に げえ関羽!! と言わせて見せましょう!!」
「それだけではござらぬ!!なんと死んだはずの武将を蘇った如く操れるとか!!」
「あ それはですね 『クラウニッシュ?ファース』という能力で…」
「まさに『死せる孔明、生ける仲達を走らせる』ということですね!!」
「がはは 『あわてるな孔明の罠だ!!』という所ですな周瑜殿!!」
「いや… あの…」

ざわざわ(何かわからんが強いんじゃないか?)
ざわざわ(ああ勝てるんじゃないのか?)

「っさあ皆の者!!孫呉の心意気をもつモノよ!!我らの青空は!!」
「蒼天の極みは孔明殿と我が秘策と共にあるぞ!!」

「「「「「うおおおおおおおおおお」」」」」」
「孔明殿!!ばんざーい」
「俺もジャーンジャーンジャーンで相手を げえ と言わせてやるぜ!!」
「希苑組何するものぞ!!」
「ははは!!その意気だ孫呉の精鋭達よ!!曹操に目にもの見せてやろうぞ!!」
「ばんざーい ばんざーい 孔明殿ばんざーい」
「いや… 私はカナメ…」
「ばんざーい ばんざーい 孔明殿ばんざーい」

こうして青空の会の一般生徒達は希苑組と戦う決意をしたのであった

この蒼天の極みは何処であろうのう



峰内双<--/>


「私が止めなければ、どれだけの人が死んでしまうか。
やれるかどうかじゃなくて、やるしかない。
分かってる。分かってるけど……」

「峰内先輩、準備は、覚悟はだいじょうぶですか?
決断できないようなら、今から止めることも――」

「ありがとうカナメちゃん。私は大丈夫。
大丈夫……だから」

「私を、皆の許へお願い」

***


平和利用の皮をかぶった、強力な戦闘兵器。
目標を見据え、佩刀を逆手に握り直す。

「相手が機械なら、人間じゃないなら!
私にだって!」


得物を持つ両手が、僅かに震える。

右手の震えは久々の標的に歓喜する武器の猛き武者震い、
左手のそれは未だ戦いへの覚悟が鈍る少女のか弱き怯え。

それを知る由もなく、峰内双は目標へ斬りかかった。

「峰内流奥義・唯神風!」



タロウ 『VS愚李と愚羅』<--/>


ぐり と ぐら が あらわれた。


愚李「3階までやってくれば」
愚羅「SRR様をどうにかできると思ったか」

二匹のネズミ人間は耳まで避けた口を引きつらせてニヤニヤと笑う。
かすかに開いた口の間に涎が糸を引き、その醜悪さをいっそう引き立てる。

どうすればいいの…
透霞が私の身代わりになってまで進めてくれた。
やっとの思いで3階まで辿り着いたのに。
誰か……
……


2階で疲れた体を横たわらせ、ひんやりとした床の冷気を味わっていたタロウの耳がヒクリと動いた。
仲間が助けを求めている!
瞬時に飛び上がり、4つ足で駆け出すタロウ。
風よりも疾く、雷霆よりも迅く。タロウが跳ぶ。
――忍法 静羅月・狂繰!!


愚李「我等二人がいる限り」
愚羅「貴様らはSRR様の下へ行け…ウゴワッ?」

愚李は目を丸くした。つい今までそこにいた愚羅が、突然回転した床に巻き込まれて姿を消したのだ。
「おい、グラ。グラ??」
あわてて床をバンバンと叩くが、さっき確かにぐるりと回転した床はもう何事もなかったかのように完全に一体化している。
「バカな、おい何だよこれ」
狼狽する愚李の手を踏みつけて薄野透流が走りすぎる。

タロウだ。
透流にはわかった。タロウが助けてくれたことが。
ありがとう。必ず、やり遂げてみせる。
SRRの禍々しい妖気はすぐそこに迫っている。
勝負はついに最終局面を迎えようとしていた。



タロウ<--/>


 それは約1000年前のお話。
 日本が、まだ平安時代と呼ばれていた頃の話である。

 タロウがいつものように主人の仁科大助を待っていると、突如、タロウの頭上の天井が
回転し、上から主人が降ってきたのである。仁科ともあろうものが、己の仕掛けた罠を
踏んでしまったのであろうか。ともかく、彼の主人は悲鳴を挙げて落ちてきたのである。

仁科「ウワーッ!」

 そして、なんという偶然の賜物か。仁科の落ちてきた衝撃により、タロウの陰茎が
主人のアナルを貫いていたのである。それは、まさに奇跡的なドッキングであった。

タロウ「あ、憧れのご主人様とこんな形でまぐわえたなんて……。天井が回転して本当によかったワン」

 1000年後……。そこには人の姿となったタロウがあった。今日もタロウは頭上の天井を
回転させて、空から素敵な男の子が降ってくることを祈っているのである。

タロウ「なんだか上から素敵な双子の転校生が落ちてきそうな予感がするワン。今日は
素敵な予感がするワン」

 タロウの一物は今日も逞しく屹立していた。







最終更新:2009年07月31日 00:23