接客マニュアル

お客さんがレジに商品を持ってやってきた。いつでも動けるように身構える。
レジに商品を置く、あるいは明らかに購入の意思の感じられる動作をした場合、
「いらっしゃいませ」と言って軽く会釈。
バーコードを読み取りつつ「○○円が●点」とカウント(※①)
お弁当など、温める商品があったら「温めますか?」と訊き、温めの場合はレンジへ。(※②)
温め不要の場合は「恐れ要ります」
全てスキャンし終えたら合計金額を参照し、「お会計合計○○円でございます。」

袋詰めをします。(※③)

お金をカウンターに置いてもらったら、それをレジの窪みに置きつつ数え、「○○円お預かりします」(※④)
ちょうどの場合は「○○円丁度頂戴いたします」
金額を入力し、客層キーを押してドロアーを開く。(※⑤)お釣りを取り出し、「○○円のお返しでございます」
といってレシートの上にお釣りを置き、両手で客にお返しする。お札は数える
「先に○千円と・・・○○円とレシートのお返しになります」(※⑥)
お客さんに商品を渡し、「(お待たせ致しました。)ありがとうございます。またおこしくださいませ」


※①このカウントする作業を「読み上げ登録」と言います。マニュアルではやることになっていますが、やるとスキャンのスピードが遅くなるため、
実際にやるかどうかはオーナー次第です。

※②お弁当やスパゲッティ、惣菜などはもちろんのこと、温められる商品(加熱時間が書いてある商品、ブリトーなど)は必ず訊きましょう。
それ以外にも、「温めるとおいしい!」などと書かれているおにぎりやパンも訊いておいたほうが無難。
なお、土方の人は温めないと何にも食べられないそうなので、片っ端から訊きましょう。
袋詰めしてから「温めて!」と言われる方が手間かかるので。
「温めるものございますか?」という訊き方が個人的には好きです。

温めの際は、商品ラベルの1500Wの時間で温めて下さい。
レンジは「1」ボタン→10秒となっていて、「9」ボタンまであります。
大抵はこれで事足りるのですが、半端な35秒とか、長い2分10秒とかの場合は、
「出力切替」→「3」→「5」→「スタート」
「出力切替」→「2」→「1」→「0」→「スタート」です。
なお、ボタンを押しても反応しない場合は、「取り消し」を押してから操作すれば大丈夫です。

また、温めの際はお弁当などに付いているソースやマヨネーズなどは必ず外して下さい。破裂してしまいます。
これらは赤いテープで付けられているので、見ればまずわかると思います。
温めたら、再度付け直すのですが、ミートソースのチーズをそのまま付けるとチーズが溶けてしまうので、
ミートソースと接触しないように、袋の内側の高い位置につけるのが無難です。(たまに気にする人がいる。)

※パン・ブリトーは温める前に少し袋を開けましょう。破裂してしまいます。
「少々開けますが、よろしいですか?」と訊き、了解を得よう。
※温める時間は、パン・おにぎりとも1個につき10秒程度で良いかと。
レンジのオートボタンでも良いですが、若干温めすぎな気がします。
※余談ですが、グラタン系はかなり熱くなっていて、最悪の場合レンジから取り出す際にヤケドをしてしまいます。
底が比較的熱くないので、なるべく底を持つようにしましょう。
※商品のスキャン途中に中華まん・フライヤーなどを頼まれた場合ですが、
最後までスキャンしてしまうとすっかり忘れてしまい、後で入ってない!とクレームになる可能性があります。
この対処法も店や人によりますが、管理人の場合、頼まれた時点でスキャンを一時停止し、
タッチパネルで商品入力→商品を取ってくる→スキャンに戻る という流れでやっています。
こうすれば、ある程度の入れ忘れのミスはなくせると思います。

※③この際、温かい商品と冷たい商品、食品と非食品(パンと洗剤など)、雑誌と濡れている商品など、
袋を分ける必要があると思われる場合は必ず訊き、判断を煽ります。
生理用品は紙袋に入れます。
また、ペットボトル1本など、袋が不要と思われる場合も訊きます。
訊き方ですが、袋は分ける前提、入れる前提で訊きましょう。
「袋ご一緒でよろしいですか?」「テープでよろしいですか?」ではなく、「暖かいものと袋はお分けしますか?」
「袋にお入れしますか?」と訊きましょう。
「一緒でいい」「このままでいい」という場合は「恐れ入ります」。
また、お箸・フォーク・スプーン・ストローなどが必要と思われる場合はそれらが必要かも訊きましょう。

面倒な作業ですが、地道にこなすことがクレームの防止につながります。

※④お客さんからお金を直接渡された場合は、両手で受け取ります。
また、トラブル防止のため、預かったお金はレジの窪みに置き、お会計が終わったらその都度ドロアーに仕舞います。

※⑤酒・タバコを買った場合、商品スキャン

レジ自動音声「年齢確認をお願いします」と同時に、お客さん側の画面に20歳以上の場合「はい」を押す旨と
レジ画面にもお客さんにタッチしてもらう旨が表示されるので、
「恐れ入りますが、20歳以上の場合は画面の「はい」のタッチをお願いします」と言い、タッチしてもらう。
★タッチしてもらわないと、商品スキャンができません。(ピッという音は鳴りますが…)
★タッチしてもらえない場合は、「中止」を押し、購入をお断りします。

レジ自動音声「身分証明書の提示をお願いする場合があります」と同時に、レジ画面にもその旨が表示されるので、
間違いなく20歳以上なら「確認」を押し、表示を消します。
★疑わしいなら、ここで身分証の提示をお願いしよう。

普通の会計画面に戻ります。

※⑥電子マネー・クレジットなどの場合はお金の受け渡しはありません。客層キーを押してレシートを渡しましょう。

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最終更新:2012年02月20日 23:04
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