青二プロダクション

日本の声優事務所。
『無双シリーズ』にはこの事務所の声優が数多く出演しているが、
それを受けてB厨に「無双はキャスト青二丸投げで無名声優ばっかり。それに比べてBは有名声優ばっかりで豪華」
と言われてしまった。

ところで、彼らの愛するB政宗と無双夏侯惇及び典韋役の中井和哉氏も青二所属である。
また、所属が青二ではなくアトミックモンキーである無双清正役の杉田智和氏はBには出演していない。
彼らからすれば、氏らなど多くの無双出演声優も無名声優の一人なのであろうか。
この一点を取ってもB厨の発言が破綻していることはお解り頂けるだろう。

明智光秀

戦国時代の武将。初代戦国BASARAより登場した。
史実では織田信長に仕えた武将であり、織田四天王*1にも数えられた名将。
武においては天才的な火縄銃の技量を誇り、文においては足利将軍家や朝廷との折衝に当たるなど、
多岐に亘る分野で活躍し、信長からも多くの信頼と厚遇を受けたという。
だが、現在でもなお日本史上最大級の謎の一つである「本能寺の変」を起こし、主君の信長を弑逆した。
後、畿内の掌握に失敗し、中国大返しに成功した羽柴秀吉の軍勢と山崎の地で戦い、敗北。
逃亡中に落ち武者狩りに遭い落命したとされる。
彼が生き残り、南光坊天海として初期徳川幕政で暗躍したという話もあるが、それはあくまで俗説である。

BASARAにおいては、この弑逆の一点を過剰に拡大解釈し、猟奇的殺人鬼(!)として描かれている。
従来、謀反人という立場から極悪人として扱われ続け、再評価に随分時間がかかった武将であるが、
再評価がなされて以降、このような単純かつ悪質な解釈は現時点では殆ど見られないといっていい。
B解釈は自由で斬新と言うが、公式側の無知蒙昧が故、
その実態は極めて古臭く遅れた代物でしかないということを体現したキャラクターと言える。

問題はそれだけではない。さらに問題となるのはその「容姿」である。
B光秀の容姿は印象的なプラチナブロンドの長髪になっているが、これがパクリ元の、
『戦国無双シリーズ』の光秀の露骨なまでのデッドコピーに過ぎないことは明々白々である。
何故ならば、所謂「キンカ頭=禿頭」が史実における明智光秀の容姿の通説*2であり、
それを真正面から拒絶した無双光秀の姿は、発表当初相当な物議を呼んだ代物だからである。
つまり、長髪の光秀像それ自体が、無双光秀を剽窃しない限りあり得ないということであり、
Bは初代の時点で、既に紛うことなき(初代)戦国無双のパクリゲーでしかないことを、
このB光秀は古参の歴史ファン及び歴史ゲームファンに身を以て証明しているのである。

浅井長政

戦国時代の武将。戦国BASARA2に登場し、英雄外伝でPCに昇格した。
史実では近江北部の戦国大名であり、父久政に代わって浅井家の家督を継ぐ。
織田信長の偏諱を受け、実妹であるお市との政略結婚をしたことでも明らかなように、若年から高く評価された。
後、従属先の六角氏を破るが、織田家の盟約違反を機に朝倉氏と連携して織田打倒を志す。
金ヶ崎や姉川では織田・徳川を追い詰めるが、国力の差は如何ともし難く、長政は小谷城と共に滅んだ。
後、未亡人のお市の方と、遺児の三人の娘は更なる数奇な運命に巻き込まれていくが、それは別の話となる。

教科書である戦国無双では、「信義」を重んじる実直な好青年として描かれている。
一方、戦国BASARAのゲーム内では、それを誇張したような偽善者呼ばわりされる様な正義漢として描かれ、
劣化コピーとして扱われることも多い。
登場時の四文字熟語も戦国無双の浅井長政が掲げる「信義」の文字を入れた「信義不倒」である。

なお、戦国BASARA3では、関ヶ原を主体に描くというゲームのコンセプトから、初期の時点で不在が明言されていた。
それ自体はある種正当な判断といえるのだが、お市の項目にもあるように、彼女だけが公式の贔屓で続投し、
更には織田信長まで存在することが公式となった時点で、この人選は相当な疑問の対象となった。
史実でも、ゲーム内でも長政とお市の仲は睦まじく、それ故に多くのファンから愛されたのだが、
その愛され具合に小林は嫉妬し、史実の名の下に粛清人事を行ったとする解釈が根強い。
公式の恣意的な人選の犠牲者になったことはまず疑いない話であり、
長政公にも、担当声優の辻谷耕史氏にも非礼極まるといえよう。

付記
「正義」「義」に相当する語が口癖となっている直情的な性格の持ち主であるなど、
B長政のキャラクター設定が、無双兼続及び無双馬超と酷似していることも指摘できる。

付記2
上記の無双長政*3および『決戦III』の浅井長政役は、人気声優の神谷浩史氏が担当している。
このことから、B厨・B腐は神谷氏を裏切り者呼ばわりすることが多いほか、
「無双なんかよりBに出て欲しかった」等あまりにも失礼な発言をすることがあった。

足利義輝

戦国時代の征夷大将軍・剣豪。戦国BASARA4より敵NPCとして新登場が決まった。
史実では室町幕府の第十三代征夷大将軍。
伝説の剣豪である塚原卜伝の弟子として秘伝「一之太刀」を伝授されたほどの腕前を持ち、
「剣豪将軍」の異名を持つ剣士でもある。

応仁の乱の後、室町幕府の権威は地に落ち、各地に守護大名・戦国大名が割拠した。
ここから戦国時代は始まり、幕府も管領細川家や三好家の傀儡となって久しい状態であった。
将軍位に就任した義輝はこれを憂い、幕府再興を目指して尽力することとなるが、
それは事実上幕府を差配する三好家・更には松永久秀との対立を意味するものであった。
両者の敵対意識は高まり、遂に三好三人衆・松永久秀による御所襲撃という事態に至ってしまう(永禄の変)。
既に実行支配力を失っていた幕府側にこれに抗する力はなく、義輝は御所と共にこの世を去った。

この時の義輝の奮戦ぶりは、先の「剣豪将軍」の名を辱めないものであったと伝えられており、
秘蔵の名刀を御所の床に突き立て、押し寄せる敵兵を悉く斬り捨てていったという。
彼の死後、幕府再興の遺志は弟の義昭に継承されることとなった。

B4では、比較的史実寄りのデザインがなされているが、その得物は何故か笏である。
この笏がからくり仕掛けで変形するというが、およそ剣豪将軍らしからぬ得物であって違和感は拭い難い。
なお、無双弁慶にもこのようなからくり仕掛けの装備が採用されていることを考えると、
オリジナリティの面でも評価はし難いと言える。

それ以上に問題となるのは、既に公開された作中の位置づけとその言動だろう。
B義輝は、征夷大将軍と言う地位にあるにもかかわらず、「天政奉還」なる挙に出、
最後の将軍として幕府を勝手に終結させ、戦国乱世を出来させるのだという。
上記の通り、史実の義輝は幕府再興とそれに伴う秩序回復=乱世の終結を考えた人物であり、
その行動基準・目的が正反対のものになっているのである。
史実における義輝の行動を理想と評するか野心と評するかは論者によるであろうが、
少なくともそこに統治者の責務に関する遠大な意志があることに異論は無い筈である。
だが、B義輝の動きは、そのような治者としてのあり方を何処にも見出せない無責任ぶりである。
B公式には、人間の持つ尊厳や偉大さ、政治的・社会的責務に関する感性など欠片も存在しないらしい。

付記1
B義輝の担当声優は、かの池田秀一氏である。*4
だが、氏を招いたイベントにおいて、小林は池田氏に対して失礼極まる内容のトークをしたと伝えられる。
B義輝の人物像もあって、この人選は「池田氏の無駄使い」との評価がアンチの間では定着しつつある。

付記2
天政奉還については、独立項目も参照の事。

付記3
なお、教科書たる『戦国無双』シリーズでは、足利義輝は限定的な形で作中に登場済みである。
*5

足軽ダンス

アニメ版戦国BASARA(第一期)のOPで行われた、兵達による奇行。
何故かファンに人気が高く、動画投稿サイトに「踊ってみた」として多数の動画が投稿されている。
しかし、この足軽ダンスはコーエーの初代『決戦』において、
明石全登隊の多数の兵士がパフォーマンスとして踊っていたものが既にあり、これまたパクリで有る可能性が高い。
また、「多数の兵士が躍るパフォーマンス」というのは真・三國無双4の張郃伝のエンディングでも見られる。

アニキ

年長の男性への愛称・敬称の一つであり、主に男性的乃至はアウトロー的な人物に対して用いられる。
Bにおいては、登場人物の一人である長曾我部元親(半魚人)に対しゲーム内外で用いられる愛称である*6
とはいえ、あくまで一般名詞であり、およそBとは関係なく使われる用語であるため、
一部の「アニキ」が、B元親と混同されて扱われることが起こりやすい。
結果、外部のBとは無関係に「アニキ」と呼ばれる人やその周辺の方々にB厨・B腐が迷惑をかける事例が頻発している。

余談
半魚人がパクったとされる真・三國無双シリーズの甘寧も、作中で部下にアニキ*7と呼ばれ慕われている。

アニメ

アニメ『戦国BASARA』(一期)、『戦国BASARA弐』(二期)および『戦国BASARA Judge End』(三期)のこと。
一期はPSPソフト『戦国BASARA バトルヒーローズ』の発売と合わせて2009年春の深夜に1クール放送、
伊達政宗・片倉小十郎主従に対する優遇、また不人気キャラの冷遇が極端で、
不人気キャラの今川義元・本願寺顕如・ザビー・いつきなどは登場後すぐに殺されてしまうか、一切出ない。
なお、一期で死んだ(または行方不明になった)3で続役されたキャラや人気キャラは、
二期で再登場するという措置も採られている。
アニメが話題を呼んだ一方、このようなキャラの扱いに不満を持つB腐も多い。
なお、アニメ一期と同時期に歴女なる言葉を用いたBASARAブームの報道が頻発し、
ごく一般の歴史好きの女性がすべてBASARAオタクであるかの様な風潮が生まれた。

二期はPS3/Wiiソフト『戦国BASARA3』の発売と合わせて2010年夏の日5枠で1クール放送。
前番組の『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』が5クールという変則的なものだったため、
時間調整とBASARA3の販促を兼ねてのものと思われる。
初回のみ視聴率が高かったが、以降は続々と低視聴率を記録し、前番組から続けて視聴した人、
或いはタイトルに騙され正統派戦国ドラマを期待した人が大きく裏切られたことをを示すものである。
と同時に、この失態による日5枠消滅の危機が言われた。
二期の最終回(2010年7月26日)では、2011年に完全新作の劇場版が公開される旨の予告が放送された。

付記
アニメ第三期は、下記別項を参照。

アニメ(第三期)

上記アニメの第三期。正式名称は『戦国BASARA Judge End』。
2014年夏の深夜に1クール放送。
本来ならば同一の項目に纏めるべきなのであろうが、少し毛色や事情が違うため、別項を設ける。

本項目についてまず述べるべきは、その環境の異様さである。
制作会社や放送局が前作や劇場版とは異なる会社に変更されるという、
連作のシリーズとしては異例の事態が生じている。
これは、予算の問題や制作会社との関係性が指摘されているが、不明瞭な点も多い。

さらに驚くべきはその内容である。
4発売後だというのに、その内容は基本的に既に劇場版で使用済みの3準拠である他、
作中の登場人物である石田三成の扱いに異常なまでの偏重が行われているのである。

このため、B三成以外の関係者・ファンは極めて大きな煽りを受けてしまっており、
その内容は演ずる声優陣から不満が漏れるほどの物であった。

結果として、本作専用のアンチスレが本スレを追い越すほど伸びたほか、
同作に関する検証Wikiが設置されるほどの惨状となっており、
同作ひいてはB周辺の混乱・衰退と公式の暴挙は顕在化の一途を辿っていることが分かる。

付記
このような事態が正直に反映された故、本作の売り上げは実に前作の九割減という有様であった。
取り敢えず、「Bだから仕方ない」とは言える。

アニメ(第三期)アンチスレ

アニメ(第三期)に関するアンチスレ。
ただし、Bアンチ本スレおよび当Wikiとは無関係であり、実質は第三期の愚痴・葬式スレである。
と同時に、壮大なブーメラン合戦の場でもある。

アニメアンチスレ民の意見は多数あるが、その内容は概ね以下のような形に纏められる。

「キャラの内外の崩壊」
「台詞類のパクリ・横取り」
「キャラヘイトそのものの作中人物の扱いの偏向」
「公式によるあからさまな贔屓」
「史実の武将に対する敬意の欠如」

つまり、目新しい固有の事態は何一つとして起こっていないといえる。
ただ一つだけ異なる点があるとしたら、それは自分達の側が被害者となったということに尽きる。

アニメアンチスレ民の不平不満は、今までB外部から常々批判されてきたことでもあったが、
それを「Bだから仕方ない」と開き直って来たのは他ならぬ自分達であり、
そうやってB公式を増長させ、勘違いさせてきたわけである。

その意味では、Bにまつわる病理は膏肓に入りつつあるのであろう。
歴史的と言える程の惨たらしい自滅であるが、「Bだから仕方ない」のである。

付記
上記の通り、このアンチスレは当Wikiとは無関係であるため、トップページにリンクを設定しないでください。
検証Wikiも同様です。

アニヲタWiki

サブカル関係の内容に限定した、Wikiスタイルの(半)ネタ系ウェブ辞典。
アドレスはこちら→http://wiki.aniota.info/
その特徴は、スラングや口語が頻発する極めて通俗的な文体であり、内容も決して公正とは言い難い。
しかし、編集者の情熱や嗜好を剥き出しにした内容は、読んでいて殊の外楽しい。
趣味系Wikiの長短が最も典型的に表れた物の一つであると言えよう。

さて、当該Wikiにおいても、ついに「小林裕幸」の項が立てられることとなったのだが、
その内容は、優れて事実を踏まえた正確なものであった。
ネタ系辞典に事実を書かれる=当該項目が本質的に常軌を逸した事物であるという、
歴史上の超人や俳優・声優・アーティスト達にのみ許された逆説を、現代の人間が行うという偉業を達成した*8

付記
なお、当該wikiの運営板にて削除依頼が出され項目は既に削除された…が、一つ問題がある。
実は当該項目のスレにおいて本人降臨騒動が起こっており、しかもその日時は項目の削除依頼と同日である。
ただし、冷静になって見てみればわかるが、この削除依頼それ自体は、
別に小林の項目のみをピンポイントで標的にしていたわけではないので、一種の勘違いとも考えられなくもない。
しかし、ここでもう一つ疑問が残る。
削除依頼内容の内訳を見るともう一つの削除対象は「AKB48」*9であることがわかる。
小林裕幸が戦国BASARAシリーズのプロデューサーなのは周知の事実であり、
また戦国BASARAシリーズはAKB48商法をパクった人気投票を実施した。
小林裕幸とAKB48に共通することと言えば…?
…これは考えすぎだろうか?

補足
ちなみに両記事にはある共通するタグが付いており、そういう分類の記事であることを示していたわけだが、
その他同じタグの付いた記事は削除議論において一切取り上げられていない
中には(故)某北の将軍様の記事なんてヤバイ物もあるのだが。

付記2
なお、2012年3月頃この項目が復旧するが、2chで話題になった途端削除されるというスピード劇が起こった。
さらには他の記事のBBSでも、何故か小林の項目は悪意のあるものだったという論調の謎の書き込みが見られる。
繰り返すが小林の記事は本人の発言や騒動、つまり事実を基にして書かれていた。

付記3
2012年7月の時点では「吐き気を催す邪悪」の項目に小林裕幸の名前を表示することで落ち着いている。

付記4
2012年8月頃、管理人多忙の為に当Wikiは一時閉鎖扱いされ、一時復帰の後、2012年11月22日に完全閉鎖された。
現在は外部wikiを利用したサルベージ作業が行われており、該当項目も復帰した模様。
新wikiのアドレスはこちらhttp://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/

関連項目:BSR48・小林裕幸

姉小路頼綱

安土桃山時代の武将。三木自綱とも。戦国BASARA3に地方領主として登場する。
史実では飛騨の戦国大名。当初は上杉謙信と結んでいたが、後に鞍替えして織田信長と手を結び勢力を拡大。
信長死後は柴田勝家らと結んで羽柴秀吉と対立したが、秀吉に攻められ一族は滅亡。
頼綱自身は助命され死ぬまで京都で幽閉された。

戦国BASARA3では、森に囲まれた帰雲*10城に住む地方領主として描かれる。
だが、姉小路頼綱の居城は松倉(飛騨高山)城であり、帰雲城とは無関係。
帰雲城自体は内ヶ島氏理を当主とする内ヶ島氏の居城であった。
姉小路頼綱の名を冠する意味が皆無なキャラクターであることが窺えよう。

付記
なお、上記の内ヶ島氏理はB3本編にも登場しているため、人選の重複が指摘できる。
さらに問題なのは、上記の帰雲城に関する挿話である。
本城は、天正大地震における地滑りのため一夜で埋没し、内ヶ島氏一族もろとも消滅した悲劇で知られるが、
その内ヶ島氏理の特技は何と洞窟系のものであり、とてつもなく不謹慎な設定となっている。

付記2
森の力を借りて戦うという設定は、飛騨が林業地帯であることや、
「姉小路」を名乗る前の姓が「三木」であることから飛躍したものと考えられる。
しかし、その一方で戦国無双3の「村雨城モード」に登場する「緑雨城主」の影響も指摘されている。
姿形こそ似ていないが、イメージカラー・森に囲まれた城の主という設定・ステージの雰囲気*11
さらには植物を利用したステージギミックが共通していることがその根拠である。

尼子晴久

戦国時代の武将。戦国BASARA3に地方領主として登場する。
史実では出雲の戦国大名・守護大名。尼子氏の最盛期を築き上げた。
赤松氏や大内氏、安芸武田氏、そして元就の登場により勃興する毛利氏と激しく争った。

戦国BASARA3では、砂と風の国・月山富田城の地方領主として描かれる。
勝気な性格であるが、不利になるとすぐ砂に隠れて逃げてしまうという設定である。
ここで砂と風のモチーフになっていると思われる鳥取砂丘は、因幡国*12に存在する名勝であるが、
当の尼子晴久自身は上記の通り出雲国の人であり、月山富田城も同じく出雲国の城であるため、
およそ尼子晴久の名を冠する意味が皆無なキャラクターであることが窺えよう。
なお、彼は袖がケープより上にあるという謎仕様の鎧を着用しており、
地方領主勢の衣装デザインの適当さを象徴している一幕となっている*13

付記
尼子晴久の登場デモに登場する「一望千夜」は造語。
アラビアンナイトを意識するのであれば千夜一夜とするべきであり、態々一望千夜にしたことに疑問が残る。
地方領主の情報が公開されたのは2010年6月7日だが、同年3月24日に発売された戦国無双シリーズの
キャラクターソングのタイトル「一望千里の風」に酷似していることと関係がある可能性も指摘されている。
また、同曲は「立花宗茂」のキャラクターソングであるが、無双の立花宗茂とは以下の様に設定の共通点が多々ある。

  1. 公式設定で美形とされている
  2. 強気な性格かつキザな物言いをする
  3. 属性が風である
  4. 毛先が外跳ねの茶髪で気が強い性格の登場人物(立花宗茂→立花誾千代、尼子晴久→毛利元就)と深く関わる

更には、茶髪と黒髪の違いはあれど毛先が外に跳ねる+額当てと言う髪形、
桃色を基調とした配色および女性的な顔立ち*14自体を、宗茂の妻である誾千代の模倣と看做す意見もある。

付記2
なお、B3本編で尼子晴久を仲間武将に加える条件は「月山富田城砂丘戦を毛利元就でクリア」
(=毛利元就が尼子晴久を撃破)であるが、この設定だけならば単に史実の拡大解釈で説明がつく*15
だが、先発作品である『戦国無双3』の毛利元就シナリオでは、第一話で元就は立花夫妻を下し、同志としている。
上記の通り、尼子晴久の容姿や性格が立花夫妻に酷似している点を踏まえると、偶然の一致と考えるのは無理があろう。

付記3
また、立花夫妻のほか『戦国無双3』の「村雨城モード」に登場する桃雨城主*16の影響も指摘されている。
最終更新:2014年10月10日 06:17

*1 彼に加えて、筆頭家老の柴田勝家と丹羽長秀・滝川一益を加えた四名の総称。さらに羽柴秀吉を加えた五大将の呼び方もある。

*2 一般には光秀は信長よりも高齢と言われ、加齢のため頭髪が薄くなっていた可能性は十分ある。なお、「キンカ頭=禿頭」説は歴史小説家の司馬遼太郎氏が唱えたもの。

*3 正式にPC昇格がなされた2以降。

*4 『機動戦士ガンダム』シリーズのシャア・アズナブル役として余りにも有名な声優界の重鎮。このため、氏の演ずる役にはシャアの名台詞のパロディやオマージュ、作中の異称である「赤い彗星」に因んだ赤に関する要素が頻出する。

*5 『戦国無双2 猛将伝』の上級支援武将および、『100万人の戦国無双』作中限定オリジナル無双武将。

*6 海賊設定だから間違いとは言えないが、「親分」や「船長」の方がより相応しいようにも思える。また、伊達政宗(ポリバケツ)に対しても用いられる事がある。

*7 正確に言うなら字幕などの表記は「兄貴」である。

*8 ちなみに西川氏の項も立てられているが、何故か『新堂本兄弟』出演時の振舞いやそれに関連したその後のtwitterでの発言は書かれていない。また、実在する人物の項目は前述の西川氏を含めよほどの事がないかぎり基本的に好意的に書かれている。

*9 内容は否定的なスタイルに寄るものではあるが、淡々と事実を綴っただけの何の変哲もないものだった。

*10 難読地名だが、「かえりくも」と読む。

*11 帰雲城では木造の回廊を全て架橋することで姉小路頼綱の元にたどり着くことができるが、その架橋した状態は「村雨城モード」における緑雨城エリアのとあるステージに酷似している。

*12 因幡国の戦国大名は、三管四職の一つである名門の山名氏である。

*13 戦国無双3の新武将作成にて、性別こそ女性だがB尼子に酷似したキャラクターを容易に作ることができる。当該作品では新武将、特に女性用のパーツが少なすぎると批判されたが、それでも作れてしまうという事実がB尼子のデザインの適当さを物語っている。

*14 『戦国無双3 公式設定資料集』において、立花誾千代の衣装は女性らしさを出すため、前作のそれよりピンクがかった色使いにしたという記述がある。

*15 毛利元就に敗れた尼子義久(晴久の嫡子)は毛利家に帰順している。なお、一族の勝久が山中鹿介らに擁立されて再興軍を起こしたのは有名だが、これとは別の流れになる。

*16 文字通り桃色を基調とした配色の女性城主で幻術の使い手という設定。桃雨城エリアには霧で視界の悪いステージのほか瞬間移動のギミックがあり、敵将はよくそれを利用してプレイヤーから逃げる。