ハルカ


「ポケモンゲットかもー!」

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』シリーズの登場人物。
某765プロの閣下なアイドルとは無関係。また、外惑星戦士でも不死身の大学生でも快盗天使でも花のプリンセスでも年増な魔法少女でもない。
また、アニメ版無印金銀編にも同名のキャラクターが登場するが、勿論無関係
(ちなみに登場はこちらが先。声を当てたのは後にDP編でヒカリ役を演じる事になる 豊口めぐみ 氏) 。

初出は『ルビー・サファイア』で、本編の女性主人公。
主人公に男性を選んだ場合はライバルポジションとなり、冒険の途中でバトルをしたり、
「ダウジングマシン」や「ゴーゴーゴーグル」等の貴重なアイテムをくれたりする。
なお、名前はプレイヤーが決められるため一定していない。「ハルカ」は、アニメ作品である『ポケットモンスターアドバンスジェネレーション』での名前である
(もっと突っ込んだ話をすると、元々「ハルカ」はゲーム版における女ライバルの名前。ちなみに男ライバルは「」)。
名前の由来は、制作時点で日本で生まれた子供に最も多く付けられた女の子の名前の読みから。
海外版の名前は「5月」の意味を持つ「May」で、「ハル」→「春」が由来となっている
(後に日本名が「メイ」の主人公が登場しているが、あちらの海外名は「Rosa(ローザ)」である)。

後発のアニメシリーズでも『ダイヤモンド&パール編』のヒカリや『X&Y編』のセレナなど、
(放送当時の世代の)女主人公がモデルのヒロインはデフォルトネームがそのまま使われている。

アニメ版でのCVは『BRIGADOON まりんとメラン』の浅葱まりん役の鈴木カオリ氏
(当時は「KAORI.」名義で、アニポケでもレギュラー登場終了後のゲスト出演時には改名)。
なに、『まりんとメラン』とか知らない? かの勇者王ガオガイガーとも繋がりのある作品ですぞ。

上記のようにゲーム版では設定が一定しないため、以下の設定は、アニメ版に準拠したものである。

トウカシティのジムリーダーであるセンリの娘。弟にマサトがいる。
主人公のサトシ同様、ポケモントレーナーとして旅をしている身の上である。

カスミに継ぐ二代目ヒロインでオダマキ博士にポケモンをもらいに行った時サトシと知り合い、
ピカチュウにポケモンヒロイン恒例の自転車を壊された事でサトシと一緒に旅をする事になる。

性格は前向きで素直。おっとりした外見に反して、責任感や母性も強い。
サトシのような熱血漢ではなく、どちらかというと天然ボケの暴走体質。
食べる事が大好きで、新しい町に行く際には必ず美味しい店をチェックしているほどである。

冒頭のセリフのように語尾に「かも」を付けるのが口癖。
そのためロケット団のムサシ&コジロウには「かもかも娘」とあだ名されていたり、ファンからも「鴨」と呼ばれる事も。
決してカモネギとは関係ない

旅に出る際には家族に「ポケモントレーナーになる」と語っていたが、実際の所は単に旅がしたいだけであった。
故にポケモンバトルをこなしはするが、厳密にはポケモントレーナーではない。
だが、旅の途中でポケモンコーディネーターという職種の存在を知り、そちらの道を追求し始める。
ホウエン編の後半になってからは、押しも押されもせぬ一流コーディネーターとなった。
実力は高い方で、経験も浅いはずなのに1次予選敗退など存在せず、多くのコンテストで優勝し、
グランドフェスティバル(トレーナーで言うポケモンリーグみたいなもの)では、
ホウエン大会でベスト8、カントー大会ではベスト4という初出場にしてはかなりの高成績を残した。
負ける時は負けるものの次の大会ではしっかりと勝って勢いを取り戻すなど、連敗しない辺りは流石ジムリーダーの娘である。
+ ...
……そのせいで彼女の後継の『ダイヤモンド・パール』の女主人公ヒカリがコンテスト参加回数と比べると戦績が振るわなかったりするが
どのくらいと言うと、非公式含めコンテストで10戦中4勝6敗という戦跡の上、
主人公の位置付けなのにスペシャル回で2連続一次予選敗退という凄まじいものである。どっちも同じ新人なのに…。
その上、特に悩む事の少なかったハルカに対して、こちらも明るい性格なのだがで鬱になりやすく、立ち直るのにかなりの期間が掛かってしまっている上、
やたらと運に恵まれていない事が多い。
ちなみに、こちらの女主人公は母親が上級のポケモンコーディネーター。全く現実は非情である

所持ポケモンは、女の子故か可愛らしいものが多い。
メインがバシャーモで、残りがアゲハント、エネコ、フシギバナ、ゴンベ、カメール、グレイシア
(持ち運べるのは6体までで入れ替わりがあるため全員一度には登場しない)。
また、非ゲット枠ではチルット、メノクラゲ、マナフィも入る。
ゲットしたポケモンは当初はホウエンで序盤で手持ちに入るポケモンだったが、
放送中に発売した「ファイアレッド・リーフグリーン」の影響と途中でカントー地方が冒険の舞台が移ったという事もあり、
カントーのポケモンが多くなった。
ちなみに、サトシとの冒険中はフシギバナ、カメール、グレイシアは未進化(フシギダネ、ゼニガメイーブイ)だったが、
後にサトシと再会した時にはあまり期間が経っていないのに全部進化していたなんなんだこのコーディネーター
余談だがこの再会したエピソードは、上記の後継ぎの女主人公の立ち直りに大きく関係するものだったが、
別の意味 話題となってしまった

なお、彼女は設定上10歳であるが、初期ではとてもそうは思えないほどの戦闘力を持っていた。
まぁ戦闘力はともかく主要メンバーの大半が外見と実年齢が異なっているのである意味問題は無い。
あのタケシですら設定上は15歳である。・・・・すごい子供だ。
ただ流石にまずかったのか、再登場した際には戦闘力は軽減してしまったようだ。何故だ

『Pokemon GO』にはハルカは登場しないが、ケムッソのニックネームで「ハルカ」と入力して進化させる事で、
カラサリス→アゲハントに進化先を確定させる事ができる裏技があり、「ムサシ」と入力する事でマユルド→ドクケイルにできる。
どちらも一度しか使えないので、使用の際は注意が必要。


MUGENにおけるハルカ

トカティキ氏が製作したものが存在していたが、既に公開停止。

本人も格闘戦を行う他、原作同様、アゲハントやアチャモを召喚して戦うキャラクターになっている。
殴るよりは、アチャモの「ひのこ」やアゲハントの「そらをとぶ」のほうが強いため、遠距離で立ち回る方が良いであろう。
ただし、味方どころか自分にも当たってしまう
また、ポケモン達は個別にライフが設定されており、瀕死になってしまうとそのラウンド中は戦えなくなる。
設定でアゲハントを進化前のケムッソにする事も可能。

なお、このハルカはアチャモとフシギダネが未進化でゼニガメとイーブイの加入以前に作られたため、
アチャモをワカシャモやバシャーモに進化させる事はできない。
ゼニガメ(→カメール)とイーブイ(→グレイシア)は影も形もないが、両者とも単体でMUGEN入りしているため、タッグやチームで一緒に戦わせる事ができる。

アイコンを見る限り、フシギダネとエネコも使える予定だったようだ。


出場大会

更新停止中


最終更新:2022年12月23日 00:48