鈴仙・優曇華院・イナバ



『東方Project』のキャラクター。初出は『東方永夜抄』の5面で、ボスとして登場する。
名前は「れいせん・うどんげいん・いなば」と読む。
「狂気を操る程度の能力」を持った月の兎(玉兎)。
現在は蓬莱山輝夜のペットとして迷いの竹林にある「永遠亭」で暮らしている。
二つ名は「狂気の赤眼」「狂気の月の兎」「晴嵐の赤眼」等。
長い髪とウサ耳、赤い瞳が特徴的。専用BGMは「狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon」。
名前が長いため「鈴仙」または「レイセン」と略されるのが基本。
また、師匠である永琳からは略して「ウドンゲ」と呼ばれており、
ファンの間でも「うどんげ」「うどん」等と通称されることも多いが、こちらは平仮名で表記されるのが大半。そんなことよりおうどんたべたい

+ 詳細な原作設定
「狂気を操る程度の能力」とは、自在に「気」を「狂」わすという能力。
彼女の瞳には満月と同じような効果があり、まともに見ると上記のセリフ通りの結果になる。
ここで言う「気」とは万物に宿る「波」のことであり、その波を狂わせて操作出来るということ。
光などの電磁波が波で出来ているのは常識のようだが、空間その物が波であり、そこに住む生物や物質も波で出来ている。
当然、生き物の思考も感情も波で出来ていて、その波長が異なることで性格の差が生まれるのである。

波長の長短を弄ることによって暢気と狂気に落とし、振幅の増減によってその存在の濃淡を操作する。
また位相をずらすことである意味別次元の存在となり、干渉することが出来なくなる。
具体的には、通常の感覚では認識出来ないものを自分の波を変化させることで認識したり、
揺れ幅を増幅して存在を過剰にした思念波を眼からおぷばっ!したり、
逆位相に自身の波を操作することで自分の存在を相手から認識出来なくさせたりなど。
汎用性の高い能力であり、光の三妖精相手だと一人で彼女達全員の上位互換となっている。
また、同系統の下位である彼女らや無意識に干渉する古明地こいしの能力が通用しない描写がある。
『花映塚』や『深秘録』では出会った相手の波長を読み取ることで、その性格を考察している。

月にいた頃は綿月豊姫綿月依姫姉妹のペットであり、また月の都を守る玉兎の一員として任務に就いていた。
玉兎の中では力のある存在だったが性格に難があり(綿月姉妹曰く「自分勝手で臆病」)、
侵略者との戦闘が近いという噂を聞いて、実戦を経験することも無く地上に逃亡。
迷いの竹林を彷徨っていた所を地上の妖怪兎(因幡てゐ)に発見され、永遠亭で保護されることに。
何の因果か、その罪の場から逃げてきた彼女を匿ったのはかつて同郷で月の頭脳と崇められた賢者、八意永琳
以降永琳を師匠と慕い、助手をしがてら薬を学ぶことになった。
元々地上の生き物では無いため人間と顔を合わせることは少なく、用事で人と接触する場合でも済むとすぐ姿を消す。

服装は女学生のブレザー制服を思わせる月の軍服。彼女は月の軍人としてはエリートだったらしい。
『花映塚』以降はコスチュームが一新され、夏服のようなブラウス姿になっている。

『紺珠伝』および前日譚にあたる『深秘録(PS4版)』では久しぶりに自機に抜粋され、またコスチュームが一新された
(と言ってもスカートがオレンジ色になり、にんじん型のネクタイピンが増えた程度だが)。
『紺珠伝』ではエンディング後にラスボスの純狐に気に入られている。

性格については上記の他、月出身のプライドのせいか少々高飛車で調子に乗りやすい傾向が見られる。
ただ本人も段々と成長しており、登場時期によって結構印象が異なる。

『東方儚月抄』では上記の設定がいくつか深く掘り下げられたものの、『永夜抄』とは描写が違う部分や矛盾が生じている部分もあるため、
無かったことにされた」とも、しかし「東方ではよくあること」とも言われるし、
また月の兎は概して噂、嘘、ゴシップが大好きなためいまいち話に信憑性がないらしく、
月の兎との交信内容から来る話は「月の兎の噂話だからしょうがない」とも言われる。
また閻魔から散々言われている割には、月の兎や綿月姉妹はあまり鈴仙を責めようとも思っていない様子…。
…まあ、幾ら当事者達が責めなくても、逃亡自体がどうしようもない罪と言ってしまえばそれまでだが。
また、あらたとしひら氏による公式漫画『東方儚月抄 ~ 月のイナバと地上の因幡』(通称、うどんげっしょう)では主役に抜擢されている。
…が、コメディ色の強い作品だからか、師匠に折檻されて数週間寝込んだり、藤原妹紅には兎鍋にされかけるなど、
後述する二次創作の弄られキャラっぷりがますます板に付いてきたような。

「優曇華院」は師匠の永琳が付けた名前で、永琳はそれを更に自ら略し彼女を「ウドンゲ」と呼ぶ。
「イナバ」は永琳の主であり彼女の飼い主である輝夜が付けた呼び名。が、その輝夜の呼び方も「鈴仙」だったりする。
鈴仙本人はこれらの名前をあまり気に入っていないので、永琳以外からは「鈴仙」と呼ばれていると思って良いだろう。
なお、師匠も本人のいない所ではちゃんと「鈴仙」と呼んでいたりする。
とはいえ綿月姉妹がその後、別の玉兎に「レイセン」という名前を与えるエピソードがあるため、
こっちの方を呼ぶときは「鈴仙」ないし「優曇華院」で呼ぶ必要が生じている。
余談ではあるが「優曇華院」の名前には元ネタがあり、出典は『かぐや姫』。
とは言っても『今昔物語』に登場する別バージョンの『竹取説話』であり、そちらに登場する「三つの難題」の一つが「優曇華の花」である。

周囲から変な渾名で呼ばれまくりの腹いせに付けたという彼女のスペルカード名は、漢字にやたら変なルビを多用している。
例:下のスペル(「」内)の読み方を考えてみよう!
  1. 散符「朧月花栞」
  2. 幻弾「幻想視差」
  3. 狂夢「風狂の夢」
  4. 散符「栄華之夢」
+ 答え
  1. 散符「(ロケット・イン・ミスト)」
  2. 幻弾「(ブラフバラージ)」
  3. 狂夢「(ドリームワールド)」
  4. 散符「(ルナメガロポリス)」

こんな読みである。これでは狂気の邪気眼じゃないか。
空裂眼刺驚(スペースリパースティンギーアイズ)に近いものを感じる。
ちなみに初登場の『永夜抄』でのスペルは…
  • 波符「赤眼催眠(マインドシェイカー)」
  • 狂符「幻視調律(ビジョナリチューニング)」
  • 懶符「生神停止(アイドリングウェーブ)」
  • 散符「真実の月(インビジブルフルムーン)」
  • 月眼「月兎遠隔催眠術(テレメスメリズム)」

これまたひどい

参考動画

+ 二次創作での扱い
二次創作での彼女は基本的に弄られキャラで定着している。
永遠亭の方々が基本的にツッコミに向かない性分ということに加え、彼女の性格が生真面目で比較的まともな常識を備えていることが影響しているのだろう。
前述の通り、公式でも弄られキャラっぷりが強調されるようになり、日々上司のお仕置きや部下(一応)の悪戯に頭を悩ませる日々が続くようだ。
また『緋想天』での勝利台詞のせいか、彼女兎鍋にされるという弄られキャラを通り越した頂かれキャラとして新たな一歩を(波符「月面波紋」

うさ耳にしわがあってヨレていたり付け根にボタンのようなものが付いているため「実は付け耳なのでは?」という説もあるが、
近年の設定でストレスが耳に現れる体質であることが判明したため、多分本物である。

外観に加え、弄られやすい性格に立ち位置といった萌え要素の多いキャラだったため、彼女をきっかけに『東方Project』に興味を持った人が多数いたようだ。
ニコニコ住民の皆様方も、IOSYS作曲「患部で止まってすぐ溶ける~狂気の優曇華院」で東方を知ったという人も少なくあるまい。
そういう事情もあって、一時は「新参ホイホイ」たる渾名を頂戴したこともあった。
この渾名は勿論彼女の人気が高いという証左でもあるが、同時に鈴仙ファンには不快な呼び名と受け取られることもあった。
とはいえ今では風化して久しいネタなので、最早使われることは殆ど無い。

戦闘力だが、絵師によって巨乳~絶壁までかなりバラバラ。
だが『永夜抄』でのやられカットインでのブラチラから見れば少なくとも大きくはない。
+ こんなの

原作ではさして大きくも無い彼女彼女そこそこの厚みを持っているように見える、
『緋想天』でのalphes氏のイラスト(このページトップのもの)でもぺったんこ。
果てにはZUN氏直筆の公式小説『東方儚月抄 ~ Cage in Lunatic Runagate.』のTOKIAME氏の挿絵でもやっぱり真っ平ら。
上記の『月のイナバと地上の因幡』で披露した夏服や水着から更に貧乳のイメージが強まったが、
扉絵などでは普通の大きさだったことがあったため、妙な疑惑がかけられたり。
しかし連載が続くにつれどんどん小型化が進行


「幻覚は脳内で起こる
     つまり、幻覚は光速を超える!」


原作での性能

+ 東方緋想天』での性能
時系列が『東方萃夢想』より後の作品(『永夜抄』)にて初登場のキャラなので『萃夢想』にはいなかったが、『緋想天』にて参戦。
サイクロップスばりのビームを目から放っている
使用するスペルは永琳特製のドーピング強壮薬「国士無双の薬」や、「相手のスペルカードを破壊する」「毒煙幕を撒き散らす」など物騒なものが多い。
天候は「晴嵐」で「符が見えなくなる程度の天気」。

キャラのカテゴリとしては起き攻めキャラというのが最も一般的な見解。
打点が高く判定の強いDAでHJ逃げを封じ、移動起き上がりに対しては特殊な6Aを使った裏表の二択を迫る。通称「スーパーうどんげパンチ」。
立ちAは魂魄妖夢などと並ぶ、全キャラ中最速発生の7F。
端に追い込んだらガードされても爆風を残す「マインドエクスプロージョン」で削りダメージを確保しつつガークラを狙う。
狩りが出来ないだけで固めも強い方である。
立ち回りでは強度が強く、長く画面に残るB射撃と、着地硬直が少なく文字通り見えないJ2Aの使い勝手がいい。

スペルカードでは、発生が遅いものの長く画面に残る爆風を放つ(グレイズにも霊力が必要)「近眼花火(マインドスターマイン)」が優秀。
この技は他のキャラと比べても優秀とされる性能(高ダメージ、広範囲、長時間、磨耗射撃)。
相手の霊力が減っている状態なら、暗転返しでもされない限りダメージ確定となる。

だが、弱キャラに位置付けられることが多いキャラでもある。その理由を以下にまとめてみる。
  • コンボ火力が全体的に安い(火力最弱というわけではないが)
  • しゃがみ状態での食らい判定の小ささが数少ない利点の一つだが、2Aから繋がる攻撃が殆ど無い
  • 射撃が、弾数が少ない・隙が大きい・弾速が遅いと三重苦
  • 空中から確定ダウンを取ることが出来ないので、まず起き攻めが中々出来ない
  • 上記のJ2Aは消えてる時もしっかりとくらい判定は残っているため、潰されやすい
  • 更に地上通常技のリーチが短く、判定の弱いものが多い。それらの踏み込みが浅い
  • 必殺技、スペカの殆どに無敵が付かない。発生も遅いものが多い
  • フィールド発生系の必殺技は被弾すると消える。効果範囲も時間も費用対効果も微妙
  • しかも昇龍コマンドなので、固め、コンボ、牽制の途中で波動コマンドのマインドエクスプロージョンの代わりに暴発しやすい
  • まともな打撃必殺を持たないため、回避結界やHJ逃げを容易な択で狩れない
  • 打撃判定の必殺技・スペカが必殺技一つだけ。それも発生が大変遅く初見殺し程度にしか使えない上に書き換えスキル
  • 上記の短所のせいで天候システムともかなり相性が悪く、不利になる天候が多い。特に「台風」「川霧」「花曇」は相手によっては積みとも思える状況に
etc...。
しかし、あくまで暴発やミスをしやすいということであり、
現在遊べる最終バージョンでは、いくらやり込んでもプレイヤーの腕では覆せない、という場面は無いので注意。

また「幻朧月睨(ルナティックレッドアイズ)」は発生が遅く攻撃範囲も狭い上、無敵どころかグレイズも無しと、
台風時に相手の動きを読みでもしないとまず生当てを狙えない性能。
よってコンボに組み込むことになるが、補正のきつい技が多く、近Aから繋げようとすると相手の根性値を無視しても3500程度しか削れない。
補正が低いコンボとしては「ガンダーラ」と呼ばれる物が有名。
壁際近くでDCの先端を当てるとノックバック無しで着地するのを利用したコンボで、威力は4500程度。
言葉にすると簡単だが、そもそもDCの性能が若干アレな上、この技の特徴的なモーション等の要因も合わさりかなり難しい。
Ver1.03からはLREが空中発動可能になったので普通に繋げられるようになったが、やはり先端を当てた方が補正が緩いため狙われることが多い。

固めても崩してダメージを取れるわけではないので、DA>エクスで削ったり固めに抜け道をあえて作り、そこを狩り取るのがダメージ源。
後はプレイヤースキルの影響を受けるグレイズ狩り、低空狩りしかやることが無いので、他のキャラよりもダメージを取り難く火力不足が否めない。
背の低さを生かして相手の固めをある程度ザルなものに出来るのが救いか。

実はこれでもバージョンアップで改善した方。
1.02時代は「鈴仙にはとりあえず禅寺振ってれば勝てる」「文の下位互換」「レミリアに勝つ手段はない」など酷い言われようだった。
実際その通りだったけど

そして、最終バージョンでは立ち回りをしっかりりして刺せる所を丁寧に刺していけば、中堅の最下層に位置付けられるくらいには戦えるようになっている。
このあたりは1.03でやらかした組の下方修正が大きかったため追い抜けた事や、
低性能ではあれども使い方で穴を埋めて堅実に立ち回れるという、先人達の努力の結果である。
そのため、1.02以前のようにやり込みにも裏切られる残念な性能ではなく、スタートラインは限りなく低いが天井は常識的な高さと言える。


「もっとシャキッと!」

『緋想天』ストーリーでは何故かモケーレムベンベ亡霊姫スキマ妖怪ラスボスと当たり、所謂ボスラッシュ状態となっている。
どこぞのボス回避スキルMAXな人とは全く逆の立場である。
まあ確かに黒幕的な人に話を聞けば真相に近付くのも早いだろうが…。
ちなみに、上の台詞はスキマ妖怪にオシオキされてボロボロになっているラスボスに対して放った言葉である。
なんか先生っぽい感じである。見た目は寧ろ学生なのに。
なお、対スペルカード戦では相手があまり動かないという特性上、相手の射撃を無効化する「フィールドウルトラレッド」で完封出来たりと、
対戦上位キャラとは対照的にクリアが楽な部類だったりする。
参考動画
うどんげが本気を出すとこうなる。あまり怒らせてはいけない
うどんげの動きと相手の動きが噛み合うとこんなことになる

ちなみにドット絵では鉄壁スカートなのだが、やられ時のドットを見る限りどう見てもはいてない
漫画ではドロワーズを着用していたのだが…真実は闇の中である。

+ 『東方非想天則』での性能
『非想天則』では誰の目から見ても分かる位のアッパー修正を受けた。
具体的には、
  • ダッシュで一定時間消えるように。消えた際衝突判定も消え去り相手を通り抜ける
  • 遠A、JA、J8A等の打撃の判定が見た目通りに
  • A関連の繋がりやすさやCHでの無駄な吹き飛び削除で今までより格段にコンボしやすくなった
  • J2Aなどの消える技の食らい判定修正
  • DAの判定、発生が高性能化
  • B射C射などの射撃のスキの低減と速度の上昇
  • B射が二発目からキャンセル出来るように
  • C射の発生が早くなり、一定距離で自動的に爆発するように
  • 溜めCの性能変更、発射数が増えるようになった
  • 「フィールドウルトラバイオレット」の効果を「射撃幻影の実体化」から「うどんげ分身」に変更
  • それに伴い、射撃時に出ていた幻影は不要となったため削除
  • 直接当てた場合炸裂しなかった「マインドベンディング」を炸裂するように変更。展開まで判定も無く発生保証、範囲拡大、持続時間増加
  • 「マインドベンディング」「リップルヴィジョン」が空中発動可能になった
  • 「ディスオーダーアイ」が行きと帰りで2Hitするようになった
  • 「アンダーセンスブレイク」がレベル2より範囲が増え、発生が早くなる。碌なコンボルートが無かった2A等から繋ぐことも可能に
  • 「国士無双の薬」の効果が増大。その上、防御力を増加させる新規システムカードと効果が重複するため、ドーピングを重ねると恐ろしい硬さになる
  • 「喪心喪意(ディモチヴィエイション)」「喪心創痍(ディスカーダー)」にカード破壊の他一定時間相手のスキル・スペル使用を制限する特殊効果付加
  • 画面全体に十秒間フィールドウルトラレッドの効果(相手の射撃を無効化)を及ぼす2コストスペル「赤月下(インフレアドムーン)」の追加。
    相手が射撃主体だと一気にターンを奪える。そして優曇華が不可視化
  • 高威力な4コストスペカの赤眼「望見円月(ルナティックブラスト)」の追加。しかも発生が早く、コンボにも組み込みやすい
とまぁ軽く書き出しただけでも露骨な強化を受け、射撃よりの万能キャラとして生まれ変わった。
特にB射の強化が凄まじく固めにコンボに割りに立ち回りとなんでも使える万能射撃になっている。
打撃のリーチは短いままだが、キャンセル関連が大幅な強化修正を受けており、コンボも繋がりやすくなって鈴仙自体の全体火力が上昇。
また追加された技で消えることも出来る。
その上…
  • 花曇の効果が変更(打撃使用不可→打撃攻撃がグレイズ可に)され、殆どのキャラにとって有利になりにくい天候に
  • 台風の効果時間が減少
  • キャラ追加による天候の増加により、極光で不利天候が発現する確率が下がった
等、システム面での変更も味方している。
「マインドエクスプロージョン」の硬直増加等、弱体化された面もあるものの上記の通り強化された部分の方が圧倒的に多い。
打撃の発生は悪くなく、低身長故に防御も堅いので、最早誰にも最弱とは言わせない。
鍋にされるどころか料理人に回ることが可能な高性能である。
……というよりも、前作最終バージョンですら最下層ではなかったのにこれほど多くの上方修正が入ったため、
理不尽の極みに到達した最上位層には届かないにせよ、上位に位置する強キャラに名を連ねる事態となった。

流石に強すぎたのかVer.1.10にて、B射撃にどこでも結界可能化という修正が入った。
尤も、以前の高速発生、高速弾速、追撃容易、状況確認容易、そこから連続ガードを強いる連携が可能、
一定時間判定が残る性能で、3段目まで結界不能という性能が異常極まりなかっただけ。
端的に表すと、強くて修正された緋想天版咲夜のB射撃を更に強化したような性能だったということで、
結界不能がなくなった程度では特別並以下の射撃に弱体化されたわけではない。
追撃容易には疑問が残るものの、現時点でどこでも結界可能であっても、優曇華院側にはB以上の行動を残しているにも拘らず、
結界をしなくてはならない状況に追い込めることには変わりが無い。
しなければ脱出困難の霊力削り連携に真っ向から付き合わなくてはならないため、弱体化したとしても依然として強性能である。
結界すれば辛い、しなければ地獄である。

緋想天の頃から優秀だと言われていた出し得スペカ幻爆「近眼花火」の発生も100Fまで遅くなり、今では殆ど見かけなくなってしまった。
ただし弱体化ばかりではなく、溜Cが発生高速化し立ち回りの強化に、ダッシュ時の透明化の高速化によって一部技のめくり当てが狙い易くなった。
前述の6Aを用いてめくりヒットを狙うスーパーうどんげパンチ(略称「SUP」)は、現在mk-ⅴまで開発されている。
また、溜3Aを用いたSUPの亜種、スーパーうどんげキック(略称「SUK」)の開発までされている。初見では目を疑うこと必須である。

非想天則で一度高い所に持ち上げられて落とされたとは言えども、元々の強化が異常すぎるだけであり、
落とされた現在の性能でも緋想天とは比べものにならない程高いポテンシャルを秘めている。
元々防御面や打撃必殺が貧弱である以外は、極めてスタンダードな性能でキャラ相性に振り回されにくいため、安定した性能であるといえよう。

また、自身の天候である「晴嵐」の効果も変更。
手持ちのカード枚数分が引き直しとなったため暗記が無意味となり、
その間は例えコストが足りなくてもスペルを使用出来る(その代わり使用したらそこで天候は終了するので半ば博打)。
前作では自分のカードを覚えていれば全く影響が無かったことを考えると、より運否天賦の要素が強くなるよう修正されたと言えよう。

ちなみに追加されたカラーがどう見ても某カロイドシリーズ。
前作の時点で2Pカラーがミク呼ばわりされていたので、その流れだろうと思われる。
+ ...


MUGENにおける鈴仙・優曇華院・イナバ

『緋想天』領布以前はju氏の手描きによる鈴仙のみだったが、現在は多数の鈴仙が製作・公開されている。

原作再現・アレンジ系

+ 水影氏製作
  • 水影氏製作
お馴染み『緋想天』からの移植バージョンで(現在は非想天則に移行)、上記の原作通りの性能を誇る。
原作通りゲージを全て吐き出して5割も削れなかったり、無敵技がほとんど無かったりするが、なに、気にすることはない
一部の技がAI殺しになり得るので、原作よりは活躍出来るかも?
HPの閉鎖により入手不可となっていたが、非想天則仕様のもののみsekt氏によって代理公開されている。
凯氏による非想天則仕様のものの外部AIも存在する。

+ gu氏製作
  • gu氏製作
現在は入手不可。
こちらも原作に近い仕様。カード・天候など原作の要素は一通り再現されている。

+ シロト氏製作 MBうどんげ
  • シロト氏製作 MBうどんげ
MELTY BLOOD』の要素を取り入れた鈴仙。通称「MBうどんげ」
1P~6Pは「緋想天モード」。7P~12Pで「非想天則モード」に変化する。
どちらも「原作でもこうだったらなあ…」と思うほどコンボが繋がる。
攻撃力も底上げされており、本当、原作でもこうだったらなあ…と思うくらいの超火力を持つに至った。
また「フィールドウルトラレッド」も攻撃を喰らっても消えることはなく、
強制開放とカード宣言の2種類の体力回復(両立は不可能)を持つ。
各種ゲージ技の性能もかなりのもので、氏お馴染みの愛の篭ったかなりのアッパーアレンジが施されているため、
レベル次第では凶を通り越して狂中位クラスにまで食い込むので使用には注意が必要。
ただし原作と同様に大半の必殺技が射撃なので、グレイズが得意な東方勢力との相性は相変わらず悪い。
だがタッグ戦では「イリュージョナリィブラスト」を始めとする必殺技により凶悪な後衛と化すだろう。
アークドライブの「ルナティックレッドアイズ」はどう見てもワキガ
ストーリーモードも搭載されている。
プレイヤー操作(4:58~)

+ アナザーラストアークネタバレ
ファンネルだったり月光蝶だったり、矢鱈とガンダムネタが多い氏のMBアレンジシリーズのアナザーラストアーク。
彼女に搭載されたのは月繋がりなのかサテライトキャノン
条件が厳しくゲージ消費量に見合わない魅せ技のようだが… 嗚呼うどんげよ何処へ行く。
実戦での使用例(3:53~)

更にXetty氏が永夜抄ブレザーパッチを製作し、シロト氏のサイトで代理公開されていたが、2013年9月29日の本体更新で同梱された。
さらにshao氏によって外部AIも作成されている。

+ 大会ネタバレ
東方アレンジ・オリジナルキャラトーナメントでは相手が目の前にいるのにも拘らず、
「国士無双の薬」をよく服用して隙が出来て負け、「呑んでる場合かw」というコメントがよく付いた。
しかし、呑みすぎてとうとうたみふる状態にでもなったのだろうか。
彼女は最終戦である有間美鈴との対戦の3ラウンド目においてライフに圧倒的な差がある状況から、
ゲージ技である迫符「脅迫限界(オプセッショナー)」を含めたストーリーモードも真っ青の圧倒的な量の弾幕を乱射して美鈴を撃破する。
決勝進出こそならなかったもののその様は視聴者の度肝を抜き、その際の弾幕は「うどんげフルバースト」と称されタグに刻まれることになったという。

おすすめコンボ(緋想天モードの場合)

レシピ 備考
2弱×2>中>強>2強>中マインドエクスプロージョン 基本コンボ。簡単な割にダメージは大きく、これだけでも結構戦える。
2弱×2>中>強>2強>中マインドエクスプロージョン(>J弱)>J中>J強(>J8強)>JC(>J弱)>J中>J強(>J8強)>空中投げ 画面端限定。ダメージは5割近くに達することも。
通常投げ>3中(>J弱)>J中>J強(>J8強)>JC(>J弱)>J中>J強(>J8強)>空中投げ 画面中央限定、投げ始動のコンボ。画面端との距離によっては、3中が少しシビアになる。

+ チャバネ(旧・ATUSI)氏製作
  • チャバネ(旧・ATUSI)氏製作
MARVEL VS. CAPCOM 2』風のシステムを取り入れた鈴仙。
ヴァリアブルアシストとして夢幻の紅魔チーム幽冥の住人チームを呼び出し、
3人同時攻撃のヴァリアブルコンビネーションや、電車攻撃メガオプティックブラストまで使用出来る中々豪快なアレンジになっている。
また、青色⑨号氏による外部AIがYes氏のサイトで公開されている。

+ 大会ネタバレ
ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】に追加枠として参戦。
ランセレにも拘らず初戦で師匠と対決する羽目になるが勝利を収める。
その後の割り込み戦ではエディと対戦。
初戦を1割弱のライフ残しで辛うじて勝利した後、なんと2戦連続でダブルKOとなり、
結局「2戦ドローの場合は両方に1ポイント与える」というルールに従い2-1で勝利を収めるという、
ニコニコMUGEN史でも非常にレアな大接戦を演じた。

+ 紅毛玉氏製作
  • 紅毛玉氏製作
スカーレットデビルなどを製作した氏のアレンジキャラ。
薬を一気飲みしてビームを乱射する姿に元ゲーの面影は殆ど残っていない。
かなりのアッパーアレンジが施され、搭載されているAIもその性能を存分に活かしてくるためかなり手強い。

+ sekt氏製作
  • sekt氏製作
現在は公開停止されている。
シロト氏のMBうどんげをベースに製作されており、5段階のAIが搭載されている。
また、同氏の天子とタッグの場合、タッグチームシステムを使用可能。

改変系

+ hyouenojou氏製作 エンペラーうどんげ
  • hyouenojou氏製作 エンペラーうどんげ
ホル・ホース(y.y氏)のスプライト差し換え系キャラ。ジョジョ風のカットインもきちんとある。
hyouenojou氏が引退したため、AIを製作したじゅかい氏が代理公開していたが、現在は公開終了。

+ シュウ氏製作 レイ仙
  • シュウ氏製作 レイ仙
北斗の拳』のレイの性能を備えた鈴仙。
ニュートラルを始めとしたレイの各種動作がドット描き換え(一部は046氏提供の物)で再現されている。
ついでに無想転生や、6P以降の拳王モード、11Pのブラックカラーに12Pの金カラーも搭載。

緋空暁月氏による2段階に調整可能なAIが搭載済み。
デフォルトでは南斗狂鶴翔舞を纏った置き攻めを狙って来る。
そしてぐるぐるモードにするとコンボ中にブーストを盛大に吐いて飛燕流舞を連発して来る。

yakohu氏により、微妙に原作化パッチが公開されている。
適応すると、主に攻撃判定等が原作に近付く。
各種特殊カラーやAIは使用出来なくなるので、人操作で楽しもう。

+ シュウ氏製作 TEOC レイ仙
  • シュウ氏製作 TEOC レイ仙
上述のレイ仙をセルフ改変したキャラクター。
正式名称は「The End Of a Century REISEN」(直訳:世紀末鈴仙)とのこと。
レイだけでなく、トキやらシンやらサウザーやら内包してとことんカオス。
ひとまずはこの動画を見ていただこう。

見ての通り、北斗と南斗の強豪達のいい所取りしたようなキャラで、恐らく北斗アレンジ系では最強と言っても過言ではないだろう。
凱氏によってAIも製作された(現在はデフォルトで搭載済み)。
中国語で書かれたと思しきAIりどみは文字化けしまくりだが、弄れる箇所は超反応ON/OFFくらいでレベル設定は元から無いので無問題。
あまり積極的に攻撃を振ってくる訳ではないが、何かしら攻撃が刺さると即バスケ。
更に無想が付くとほぼ全ての攻撃を回避してしまうので、相手は手も足も出なくなってしまう。
だがマミヤ並にな上に非常にガードクラッシュしやすいので、ゲージが無い状態で一旦固められたら実質詰んでしまうという弱点がある。
特に火力の高いキャラが相手だと1コンボで即死も日常茶飯事である。
…飛燕流舞と爆星をばらまきつつ呼法を出してくる上に、様々な対空技及び切り返しを備えている時点で近付くことすらままならないが。
様々な技が搭載されているので、コンボをする際にも爆星バニコンからブーンループへ移行、グレイブ天昇からW昇竜でバスケなんて遊びも出来る。
経験のある人は色々やってみるのもいいかもしれない。

ちなみに12Pのゴールドカラーでは常時自分刹活孔・無想転生状態、体力自動回復、防御力飛躍的アップ、攻撃中スーパーアーマー、
一部の攻撃中完全無敵、ナギッの高速化(これはある意味原作再現だが)など世紀末度がさらにアップ。
そして最近の更新で拳王のリザレクションまで搭載された。
1R取られるか引き分けた後で体力が一定値以下でダウンした時に、

「天を見よ…見える筈だ、あの死兆星が!───せめて奥義で葬ろう」

の台詞と共に星が点灯、テーレッテー妖恋談が流れる(コンフィグで本家バージョンやTOUGHBOYにも変更可能)。
リザレクション後は攻撃力と防御力が異常なまでに跳ね上がり、その上超必殺技版「北斗剛掌波」が解禁される。
剛掌波はガード可能だが、本来の性能に加え、数発当たるだけで10割減ると言う超性能、超威力である。
実は金カラーだと、流舞が早くなったお陰でエメソコンボが再現出来る。是非試していただきたい。

+ or2=3氏製作 鈴仙・デッドプール・イナバ
  • or2=3氏製作 鈴仙・デッドプール・イナバ
現在はアフロン氏のサイトで代理公開されている。
MVC3』に登場するデッドプールの性能を持つキャラ。
服のカラーが赤と黒を基調としたものに変更されているのが特徴。
そのスプライトはアフロン氏の描き換えによって、元の真面目なキャラとはかけ離れた茶目っ気を見せる。
妖夢の刀を勝手に持ち出したり、相手に向かって妖怪兎を投げ付けたり、
ムーンウォークをしたり、勝利時にはこちらに詰め寄ってきたりと、姿が変わっても相変わらず自重するつもりはないらしい。
まぁ原作で登場した並行世界のデップーである頭だけで生きてるヘッドプールだの、ケツだけになってるヒップフールだのに比べれば大人しい方である。
情報公開時に話題を呼んだライフバーで殴る技は、WinMUGENのデフォルトライフバーを用いて再現されている。
Read meには自分の使用しているアドオンのライフバーに画像を差し替えて使用することが推奨されている。
また、mugenファイルアップローダにてムック氏のAIが公開されている。
プレイヤー操作

+ e- -氏製作 Wyjcwzh Udongein
  • e- -氏製作 Wyjcwzh Udongein
海外産の凶悪改変キャラ。
詳しい詳細は不明。

+ みかえる氏製作 Michael-Reforexister(ミカエル鈴仙)
  • みかえる氏製作 Michael-Reforexister(ミカエル鈴仙)
カラーによってキャラ自体が変化するのが特徴。1~6Pがてゐで、7~12Pで鈴仙の姿になっている。
7~8Pは狂下位、9Pは狂中位くらい。設置系を中心とした技で戦う。
11Pは狂最上位~下位神クラス。ヘルパーアーマーや即死当身を使用するらしく、狂クラスでは相手にならない。
12Pは混線や超即死OTHK、邪眼キラーなどを搭載している上位神前後。ライフが常時変動する。しかし、試合後回復は無い仕様。

石氏名義の時は鈴仙単体の神キャラとして「ミカエルR(Michael-R)」が公開されていた。
こちらは現在ZIRU氏のサイトで代理公開されている。
参考動画

+ プレート氏製作 アーシェット
  • プレート氏製作 アーシェット
グローリアに始まる新シリーズの最後のキャラ。
髪型がポニーテールになっており、一目で判断が付くように。種族は宇宙人ではなく妖怪らしい。
恒例のキャラ設定では猪突猛進型の愛すべきバカというキャラ。
また重度の厨二病患者で、シリーズのキャラ設定に出てくる厨二ワードの中にはアーシェット命名のものが幾つかある。
シリーズの考察の助けになる設定資料も同梱されている。
足技が得意で、グローリアに格闘を習っていることもあり似たような技を使う。
シリーズの主人公的ポジションとされ、3~4Pで「主人公補正モード」となり、
誰とでも仲良くなれるという設定どおり、多くのキャラと交流を持っているなど主人公らしい。
だが、師匠の人気と存在感が圧倒的に高すぎるためいまいち影が薄い。
単独項目が作られるほどの出番と人気が無いことからも窺える

性能は氏が「劣化グローリア」というように、ほぼ互角だった同シリーズ内で唯一1~2ランク下に位置する。
一方で、「空中コンボが可能」「二段ジャンプ&空中ダッシュ」「特殊システム搭載」といった特徴があり、
加えて搭載AIがシリーズ最優秀とされている。

特殊システムの「無限武争」は2ゲージで、
  • コンボ数解除(コンボ補正を戻す)
  • コンボ終了までコンボ補正を緩くする(超必殺技は例外)
  • 超必殺技のみ強いコンボ補正が入る
  • すぐさま攻撃に移れる
  • パワーが1000未満の時1000まで回復
  • ライフ100回復
という効果を得る。…ゲージ効率悪くて中々使えなかったり、使ってもダメージ効率悪かったりするが、
上記の厨二病患者という設定的には是非とも狙いたい技である。

例によって高カラーでは凶悪化する。が、それでもやはりシリーズ内では弱めに作られている。
12Pはダメージ条件が特殊なため、結局神キャラ御用達の攻撃でなければ倒せないが。

5P
  • スーパーアーマー
  • 攻撃力二倍
  • パワー自動回復(弱)
  • 特殊条件回復
  • 孕触ノ影の即死化
  • 蛇殴拳の二撃目即死級ダメージ

12P
  • 常時無敵
  • LIFE自動減少
  • 攻撃力二倍
  • パワー自動回復(強)
  • 特殊条件回復
  • 混線された時ダメージ

+ Sog氏製作 竟
  • Sog氏製作 竟
「きょう」と読む。
テレビのようなノイズ、不気味に浮かぶ仮面、無数の目玉など演出はホラー的な雰囲気を引き立てている。
1Pでは強、7Pで狂、12Pは準神である。

+ 夏恵氏製作 卯月
  • 夏恵氏製作 卯月
うづき」と読む。外見は桃色の髪の鈴仙。
“幻沫界”という世界に住んでいる、退治屋「颯爽」所属の少女。
お菓子作りが好きな常識人で、戦闘では特殊な力を用いるが体術は苦手。
この他、同氏作のキャラクター同様に詳しい設定が存在する。

設定通りの遠距離キャラで、遠距離でやることには困らない。
任意発動型の設置、ゆっくり進みつつ飛び道具を掻き消す飛び道具、画面端まで届くレーザーを完備。
同氏作の射命丸颯と同じシステムを搭載。
デフォルトAIは無いが、じゅかい氏による外部AIが製作された。
画面端同士でも有る程度の火力を叩きだせる。
また、2017年3月にshao氏による最新ver対応の外部AIが公開された。

ストーリー動画でいじられキャラとして扱われるのを除き、悪意を感じさせる動画の投稿は禁止とのこと。
また、ストーリー動画以外の動画での12P性能の運用も禁止されている。

+ 交差氏製作 Battle_Master_Reisen(バトルマスター鈴仙)
  • 交差氏製作 Battle_Master_Reisen(バトルマスター鈴仙)
改変元は上記のor2=3氏の鈴仙・デッドプール・イナバ。
方天画戟と剣を振り回す鈴仙。公開当初は改変元と同様の剣(楼観剣)を振り回していたが、
更新によって『ソウルキャリバーIV』のナイトメアのソウルエッジを持つようになった
(ちなみに方天画戟は焼肉になった。オプションで変更可ではあるが)。
のちの更新によりソウルエッジはオミットされるもニュートラルの時点で方天戟を持つようになった。
またカラーも改変元と同様であったが、更新によって鬼神っぽい黒髪・黄服カラーがデフォルトとなった(こちらもオプションで変更可)。

豪快に方天画戟とソウルエッジを振り回すだけあって技の威力も高く、コンボもできる。
またオプションでアーマー殺しを付加させることもできるため、攻撃面は申し分ない。
防御面もペネトレイトシステム(デフォルトではOFF)を搭載しており優秀。
AIもデフォルトで搭載されており、上記のシステムを遺憾なく発揮し暴れ回る。
更新により勝利セリフが搭載されたが、そのセリフを見るに自分の武こそが最強であると自負する性格であるようだ。
ネスツの闇の支配者のような雰囲気ではあるが、強者を追い求めているあたりこちらの方が近いかもしれない
(ちなみにどちらにも対応した勝利セリフあり)。
Mapelao氏製作のェル・シュタイム・ベレシュティアとは好敵手と認め合っているという設定で、互いに専用セリフが用意されている。

氏曰く「他の東方キャラ(例えば霊夢等)にも方天画戟を持たせてみたが似合ったのは優曇華だけだった」とのことで、
その際に後述する別人設定になった模様。
ちなみにリドミには「ふむ…剣持ちか…あっ!なんか方天画戟使わせたいから持たせて使わせよう!」と書かれているが、
これはあくまでも改変元が持っていただけであり、上記の通り原作では剣を持つことは無い。

config設定が多く設けられており、また2Pカラー以降では設定が自動で決定される。
ランクは狂下位~狂を超えるレベルまで幅広く対応でき、「2Pが狂下位審査員、5Pが狂中位審査員、6Pが狂上位審査員に適任かも」とのこと。
1Pはconfigにより細かい設定が可能である他、更新により2P以降もある程度細かい調整が効くようになっている。
紹介動画

+ おまけフォルダについて
更新により付随したおまけフォルダに、詳細な設定が記載されたテキストが同梱されている。
それによれば、
「鈴仙・優曇華院・イナバがいる時代とは遥か昔の時代の玉兎で、突然変異して最強の武を手に入れた玉兎である。
 戦乱の時代にあった当時、その圧倒的な武力で当初こそ連戦連勝を重ねていたが、最終的に策略に陥り敗死した。
 そして現代、何者かによって蘇生させられ、再びその武を振るうべく戦いを求め彷徨っている…」
ということであり、呂兎(りょと)」と名付けられ、明確に原作鈴仙とは別人とされた。
またこのおまけファイルには、デフォルト設定が変更された別バージョンのconfigが同梱されている。
なお、このconfigを適用した場合、デフォルト設定の1Pカラーはとんでもない性能になるため要注意。
曰く「この鈴仙の本来の強さ」「使いやすさ等には一切配慮していない」とのこと。

その他

+ ju氏製作 手描きドット
  • ju氏製作 手描きドット
「えーマジ 初月(イージーモード)!?」
「キモーイ」
「初月が許されるのは小学生までだよねー」
「キャハハハハ」

現在はフリーティケットシアター終了によるサイト消滅により入手不可。
緋想天以前に製作された手描きキャラ。手作りと言うこともあって、服装は人気と認知度の高いブレザーを着用しているのが特徴。
二次創作ネタ(主にIOSYSの東方アレンジ曲のネタ)な技がかなり搭載されているので、割と人を選ぶ。
なお、ju氏は意図的にウザく感じる様に製作したとのこと。付いた通称が「ウザんげ」。
このウザんげに対してウザいは褒め言葉だが、鈴仙そのものや製作者のju氏を貶すのはお門違いである。

スペカは搭載されていないが、その代わりにストライカーとして八意永琳と因幡てゐを呼ぶことが出来る。
また、弾幕として指先から白い弾丸を発射する。原作の色と形状からオマージュしたのか座薬に酷似。
射撃で抱えて突っ込んでくる巨大な弾丸はどう見ても座薬です。本当にありがとうございました。
地上にいる敵を麻痺させ、空中の敵は落下させる「狂気の瞳」が強力。
狂気の瞳で硬直させ、挑発でゲージを回収するのが常套手段。
通常射撃にもゲージを使うこのうどんげは、ウザいと言われようが何だろうが挑発によるゲージ回収は必須である。
ただし、狂気の瞳の硬直より挑発の硬直の方が長いため、近距離で挑発すると反確になってしまう。
プレイヤー操作(2:54~)

この他、柊・竹・梅氏がこのうどんげのウザさを更に増したボイスパッチを公開していたが、ju氏が故あおひげ氏のサイトから独立した際に公開を停止。
再公開もするつもりは無いとのことなので、入手は不可能。

+ 大会ネタバレ
第二回東方でやれ(?)トーナメント-EXTRAでは、MegaMariを下すという(色んな意味で)衝撃的な初戦を飾った。
だが、2回戦の相手はノーマルモードより難しいイージーモードで有名な八坂神奈子
うっかり目の前で挑発したことが死亡フラグとなり、そこで敗退してしまった。

タッグ戦では狂気の瞳による援護、挑発によるゲージ回収で強力無比な後衛となる。


barai氏の「HSI姉貴」は個別のページを参照。
この他、Gondwana氏による東方深秘録のスプライトを用いたうどんげも存在する。
ランクは1P~3Pで凶下位~凶中位・4P~6Pで凶中位~凶上位・7P~9Pで凶中位~凶最上位、狂下位、10P~12Pは未実装。

MUGENストーリーでの主演(ヒロイン)も多く、ツンデレイセン伝説の狙撃屋といったMUGEN独自の顔も見せる。
それ以外は二次と同様に苦労人ポジションが多い。

出場大会

+ 一覧
+ 鈴仙・優曇華院・イナバ
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
+ MBうどんげ
【MBうどんげ】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
+ TEOCレイ仙
【TEOCレイ仙】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
+ 鈴仙・デッドプール・イナバ
【鈴仙・デッドプール・イナバ】
凍結
削除済み
+ ミカエル鈴仙
【ミカエル鈴仙】
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
+ アーシェット
【アーシェット】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示

出演ストーリー

+ 一覧
Determinationヒロイン
D:code
Drえーりん診療所ヒロイン
F.K.B. ~炎とナイフとバーグマンの事情~
Lost_Memoris_Town (アーシェット、プレート氏設定準拠
MUGEN STORIES INFINITY
MUGEN街の夜雀亭
MUGEN街の夜雀亭 2nd
~Restaurant Dolls~(Drえーりん診療所からの出張)
SHIKISメインキャラ
Timekeepers
Transfer Avengers
暗殺者は掌で踊る
ウサギの大冒険主人公
うさメカ!
ウドン13主人公
科学特捜隊と奇妙な生徒達
がくえんアリス
神奈子の野望
がんばレイセン!
がんばレイセン!R2
狂って踊れ
謙虚でないと!
幻想郷戦隊ハクレンジャイ
香霖堂夜想曲
こんな緋想天は嫌だ
魂魄セカンドライフ
サイキョー流珍道中
さつきとDIO
志貴と無限市物語
ストライダーは日常を馳せる
とある吸血鬼の東方見聞録
とある無限の物語
東方一年戦争
道具屋の異世界日誌
刻創(アーシェット)
突撃!隣の幻想郷!
となりのむかいさん
中の国(ju氏製)
ヒナナイの剣(番外編)
百鬼運送業
楓流メイフィールド(Drえーりん診療所からゲスト)
ホル・ホースの銃喫茶
魔法少女リリカルあきは
夢幻界統一トーナメント【実況】
無限学園奔走記
夢幻の新世界
無限の果てに。
八意家の兎さん(主人公)
ラディッツがMUGENで幻想入り

プレイヤー操作

ブリジットで遊撃の旅 part79 、ju氏製&シロト氏製)

その他



最終更新:2023年04月12日 21:48