シャマトゥ・ヘリオトライアス - ＧＤＷ世界 ヴァイオレット創作@ ウィキ

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更新日：2023/08/27 Sun 07:22:36

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アマツガイ帥将軍 セイヴァネスロード レデュエシアス 元奴隷 女性 工作員 戦士

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基準年前後に活躍したレデュエシアス高位体の女子で
セイヴァネスロードの一柱を担うアマツガイ帥将軍に所属しており、煉獄将の肩書を持つ。
ロングヘアのオールバックとキリリとした目つきが特徴で翼はまるで燃え盛る炎のような赤い色をしている。
本名アリンナ・シャマトゥ・ミストラン・ルーグ・アリアクル・ヘリオトライアスと長いが特別な時でない限りはシャマトゥ・ヘリオトライアスで通じる。

アマツガイの高官ではあるが幼少の頃はヴェロヴロードによって生け捕りにされ、
ヴェロザート直々の愛玩奴隷だった不遇かつ異例の経歴を持ってることでも知られており、
その関係で同じくヴェロザート直々の愛玩奴隷であったグーラ・ネクリシアとは関係が深く、
シャマト姉と慕われており、彼女自身もグーラを妹の様に思っていた。
当時は奴隷の身分ではあったが種族としての誇り高い性格は最後まで失わず、
自身も反抗的な態度を度々取っていたようでその度普通の愛玩奴隷なら
負傷したり最悪死にかねない苛烈な拷問を受けていたが種族特有の頑丈さで傷は全く負わなかったという。
それ故にヴェロヴロードの内部でも散々殺してしまった方がいいとヴェロザートへ進言がされていたようだが
当のヴェロザートは希少な種族の、それもうら若き少女を手放してなるものかと
グーラと並ぶお気に入り中のお気に入りの愛玩奴隷として常に手元に置いては
ライバルとなる他の裏社会組織に見せびらかして自慢していたらしい。
だがヴェロヴロードの一斉摘発を目的に突入してきた機動特務隊及び、
乱入したリュゼンによってアジトが混乱に陥った際逃げ出そうとしたところを
ヴェロザートの魔導爆弾による自爆に巻き込まれるが彼女自身は種族の持つ波動防御膜展開と
体質操作能力の複合術を咄嗟に使ったことによって傷を負わなかったようだ。

直後に自爆に巻き込まれ重体となったグーラを発見し救おうとしたものの、
手遅れだと勘違いして立ち去ってしまい、ここで姉のように慕っていた彼女に見捨てられたと
勘違いしたグーラは恨みを募らせるようになり、結果的に深い確執を生むこととなってしまう。
その後ヴェロヴロードが所持していた宇宙船を奪い取って惑星を脱出、
年単位で漂流中だったところを巡宙艦に救助され、身柄を保護される。
保護後、話を聞きつけたウィルゾール・ドラシェインが後見人として彼女の身柄を引き取ることとなった。
ウィルゾールの下で修業を積み、免許皆伝を受けた後は旅に出ており、義勇戦士として活躍していたが
その実力がセイヴァネスロードの一柱であるアマツガイ帥将軍の眼に留まり、そのままヘッドハンティングされ、
その後1000年近い年月を経てアマツガイにおける特務部隊の隊長に任命されるというスザキアと
並ぶスピード出世となるがその背景には彼女自身が元マフィアの奴隷という経歴から
裏社会情勢に詳しいこと、加えて、先代が既に老齢で引退間近であった為というイレギュラーな事態が
重なっていたことに由来しており、ただ特別扱いしたわけではないのである。

戦闘の際は熱や炎を徒手空拳や所持している得物に纏わせて使用し、
しかも彼女自身種族でも屈指の高位体の為爆発的な出力を備えていながら
通常の個体の様に存在場に負担がかからないという反則のような素質を持ち、
火炎制御術を使用して敵を焼き尽くすという煉獄将の名に恥じぬ能力を発揮するのである。
その勇猛さや武勇は敵が狂焔の如しと恐れを成し、
果ては本気になって青白い火炎を放つ様子から劫火の破壊神とまで呼ばれるほどで
異名にもなっているが本人も煉獄将と同じ位にこれらの異名を気に入ってるらしい。

得物は大剣やサーベルといった刀剣類や槍や杖といった長得物を使っているが本人は
剣士や槍士のつもりはなく、得物術に徒手空拳を併せた独自のスタイルを確立させている為、
相手によって臨機応変に使い分ける器用な戦法によって相手が格闘術使い・得物使いの
どちらであっても対応することができるいわばマルチファイターである。
これに関しては奴隷として捕獲される以前に著名な剣士の父親から剣術を、
武術家兼踊り手の母親からは種族に伝わる格闘術と民族舞踊を授けられていたことに影響しており、
実際に彼女の特技の一つとして民族舞踊があり、組織内でもたまに披露することがあるようだ。

スザキア・タテュエリナスやルシケーア・ネルテュースは親友であり、
一緒に食事をすることが多い他、タハマカ・アルジェポナとも舞踊繋がりで仲が良いようで
コンサートに飛び入りで参加したこともあるらしい。

感想
アマツガイ帥将軍のキャラ層補完のため作ったキャラ。
モチーフというべきキャラはこれといっていないが種族屈指の高位体であり
勝ち気でプライドが高い性格、状況に応じて様々なスタイルに切り替える戦法、
そして元奴隷という経歴のキャラでデザインしている。
他にも滅亡した古代の少数種族の生き残りというコンセプトでも作っており、
その際にゲド戦記のテルーにインスパイアを受けている。
名前の由来はシュメール神話の太陽神シャマシュとヘブライ語で神のライオンを意味するアリエルからだが真名は各国の神話で太陽に関連する言葉から。