境界線上のリンボ - 2巻乙ノススメ @ まんがタイムきらら

目次

作品情報

1巻	2巻

作品名	境界線上のリンボ
作者名	鳥取砂丘 @twitter
掲載誌	まんがタイムきらら
掲載期間	2008年11月号（ゲスト） 2009年1月号～2011年2月号
単行本発売日	1巻：2010年3月27日 2巻：2011年3月26日
他作品
備考	BOOK☆WALKER セレクトで電子書籍化 まんがタイムきらら展に出展

あらすじ

人間とエルフの間に生まれ、厄介者扱いを受けていた少女・フゥ。故郷を飛び出した彼女がたどり着いたのは、「リンボ」と呼ばれる異形の者が集う世界だった---!?住人たちとのふれあいの中、成長する少女の心の動きを、繊細なタッチで描き出すファンタジー4コマ、待望の初コミックス登場です。

管理者レビュー

ジャンル

ファンタジー 感動 空気系

評価点

• 少し重たくも、どこか優しい、独自の世界観。
  • 作品の舞台は、さまざまな種族を"ヒト"として受け入れる街・リンボ。
  • 作品内で異種族同士の差別問題などが描かれている。きららで扱うには少し重たい話も、程よくマイルドに表現されている。
• フゥという主人公の成長。
  • 主人公のフゥは人間とエルフのハーフで、どちらの種族からも虐げられてきた過去を持つ。
  • そんな彼女はリンボに訪れ、さまざまな出会いを受けて成長していく。特に最終回では、彼女の成長ぶりが感動的に描かれている。

問題点

• ページ印刷ミス（？）が見られる（単行本2巻）。
  • 電子書籍のみ確認。
  • 盛り上がるシーンだけに残念。

総評

独自のファンタジー世界観で、人種差別などの現実問題をうまく落とし込んで描かれた良作。少し重たい話も、マイルドな作風のおかげですらすら読むことができる。