グスティナの戦い

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&bold(){概要} ---- グスティナの戦いとは、[[ザールック]]3330年9月、[[ビーストバリア]]国と、[[ロザンド軍]]の間で起きた戦いである。 [[アトレティア内乱]]中の戦いであるため、[[ロザンド]]は[[アトレティア]]国軍ではなく、独立軍として扱われる。 &bold(){戦闘に至るまでの背景} ---- わざと自国を空にすることで、[[帝戟門の戦い]]を引き起こさせ、[[鬼龍]]を[[フレイミスト]]国によって討たせた[[ベルーマ]]は、そのまま軍を進めて[[セロナバルス]]国へと侵入する。 [[ロザンド]]はこの時、[[アトレティア内乱]]を静観し、[[ガザデルー]]と[[ポルス]]を戦わせ、双方が疲れきった時点で乗り込み、制圧しようと考えていた。 彼の領土は肥沃な[[セロナバルス]]の地であり、北の[[ポルス]]は[[ガザデルー]]と犬猿の仲、南の[[モルコア]]はとても自力で何か行動が起こせれる国ではない為、自分だけが絶対安全な場所から見下ろしていると信じきっていたのだ。 敵も味方も全く予測していなかった[[ビーストバリア]]国の遠征奇襲の報告が、そんな[[ロザンド]]の足元を揺るがした。 [[ロザンド]]は、当初はこの報告を信じず、何度も「[[アーズ]]国の間違いではないのか」と問いただしたが、届いた報告の全てが「[[ビーストバリア]]国軍が侵入」で一致した為、信じざるをえなかった。 &bold(){両軍の戦力} ---- |>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''攻撃側''|BGCOLOR(#cccccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''守備側''| |>|>|>|>|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/monsyou/bi-sutobaria.PNG)&br()[[ビーストバリア]]国軍|CENTER:''軍勢''|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/monsyou/rozando.PNG)&br()[[ロザンド軍]]| |>|>|>|>|CENTER:総兵力25000|CENTER:''兵力''|>|>|>|>|CENTER:総兵力47000| |>|>|>|>|CENTER:[[ベルーマ]]|CENTER:''総指揮''|>|>|>|>|CENTER:[[ロザンド]]| |>|>|>|>|CENTER:[[霊虎]]|CENTER:''軍師''|>|>|>|>|CENTER:| |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''主要参戦者''| |CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/az/sam/beru-ma.PNG,width=55,height=55)&br()[[ベルーマ]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/az/sam/kokurou.PNG,width=55,height=55)&br()[[黒狼]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/az/sam/hiryuu.PNG,width=55,height=55)&br()[[火龍]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/az/sam/seiryuu.PNG,width=55,height=55)&br()[[青龍]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/az/sam/hisyou.PNG,width=55,height=55)&br()[[飛翔]]||CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/az/sam/rozando.PNG,width=55,height=55)&br()[[ロザンド]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/az/sam/gairasu.PNG,width=55,height=55)&br()[[ガイラス]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/az/sam/marura.PNG,width=55,height=55)&br()[[マルラ]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/az/sam/kanuma.PNG,width=55,height=55)&br()[[カヌマ]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/az/sam/be-ta.PNG,width=55,height=55)&br()[[ベータ]]| |CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/az/sam/reiko.PNG,width=55,height=55)&br()[[霊虎]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/az/sam/rodeli.PNG,width=55,height=55)&br()[[ロディ]]|||||||||| &bold(){戦闘経緯} ---- &ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/az/page/3330-3.JPG,left) 後顧の憂いのなかった[[ロザンド]]は、この戦いに主力部隊を率いて自ら出陣した。対峙する[[ビーストバリア]]国軍が突破[[陣形]]を敷いているのを見た[[ロザンド]]は、[[ビーストバリア]]を嘲笑し、鶴翼[[陣形]]を命じた。 相手は理解に苦しむ遠征で疲れ、兵数で勝り、地の利を持ち、有利な陣形を敷く。[[ロザンド]]に負ける要因は見当たらなかった。 両軍の激突は、[[火龍]]の猪突からはじまった。[[ベルーマ]]の制止を振り切り、[[火龍]]は自らの部隊を前進させる。これに呼応して他の部隊も動かざるを得なくなり、[[ビーストバリア]]国軍はそのまま突撃へと移る。 [[ロザンド]]は、これを落ち着いて受け流し、[[ビーストバリア]]国軍が突破できずに立ち往生したところを一斉に反撃すれば、勝利を手にする事ができた。 だが、[[ロザンド]]の思いもしない方向に戦局は動いていく。[[ガイラス]]、[[マルラ]]の両翼を担う軍勢が動く気配を見せなかったのだ。それどころか、突如その矛先を[[ロザンド]]軍に向け、戦場で寝返ったのだ。[[ガイラス]]、[[マルラ]]は野心が高く、義理は低い将であった為、[[ロザンド]]としても常に警戒しなければならなかった将ではある。だが、この戦いで[[ビーストバリア]]国に寝返ったところで、何の将来があるのか、[[ロザンド]]は理解に苦しんだ。 彼らが[[ロザンド]]を見限った理由は、[[ロザンド]]が[[セロナバルス]]国王を名乗ったことにあった。[[セロナバルス]]国は、水面下で大掛かりな反抗作戦が進み、その動きを[[ガイラス]]たちは察知していたが、王を名乗ってからの[[ロザンド]]は彼らの進言を聞き入れず、元々忠誠心の薄い彼らは、そのことに不満を抱いていた。そこを[[ベルーマ]]に密かに説得され、この戦いでの裏切りを約束していたのだ。 こうして戦局は一転するが、それでも[[ロザンド]]は瓦解しかけた軍勢を立て直すと、[[ビーストバリア]]国軍に猛攻を仕掛け、[[火龍]]を戦死させるが、猛攻はそこで止まり、[[カヌマ]]、[[ベータ]]も既に戦死、両翼から攻められた[[ロザンド]]も、その野望を胸に抱いたまま散っていった。 &bold(){戦いの結末} ---- 誰もが予期しなかった[[ビーストバリア]]国軍の大勝利。しかし、彼らは[[セロナバルス]]国の領土を手に入れたわけではなく、帰還していく。多くの者が「戦場でたまたま私怨の裏切りがあったから勝てただけ、運だけはいい連中だ」と嘲笑し、[[ビーストバリア]]国が着実に力をつけている事に気が付いていたのは、ほとんどいなかった。 [[セロナバルス]]国は復興を成し遂げ、[[ビーストバリア]]国と同盟を結ぶ。また、この時準備されていた反抗作戦には、[[サウラ]]、[[アリン]]が重要な役割を果たしていたこともあり、[[リゼルバの戦い]]から続く遺恨を水に流して、[[アーズ]]国との同盟も強化される。 &ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)
&bold(){概要} ---- グスティナの戦いとは、[[ザールック]]3330年9月、[[ビーストバリア]]国と、[[ロザンド軍]]の間で起きた戦いである。 [[アトレティア内乱]]中の戦いであるため、[[ロザンド]]は[[アトレティア]]国軍ではなく、独立軍として扱われる。 &bold(){戦闘に至るまでの背景} ---- わざと自国を空にすることで、[[帝戟門の戦い]]を引き起こさせ、[[鬼龍]]を[[フレイミスト]]国によって討たせた[[ベルーマ]]は、そのまま軍を進めて[[セロナバルス]]国へと侵入する。 [[ロザンド]]はこの時、[[アトレティア内乱]]を静観し、[[ガザデルー]]と[[ポルス]]を戦わせ、双方が疲れきった時点で乗り込み、制圧しようと考えていた。 彼の領土は肥沃な[[セロナバルス]]の地であり、北の[[ポルス]]は[[ガザデルー]]と犬猿の仲、南の[[モルコア]]はとても自力で何か行動が起こせれる国ではない為、自分だけが絶対安全な場所から見下ろしていると信じきっていたのだ。 敵も味方も全く予測していなかった[[ビーストバリア]]国の遠征奇襲の報告が、そんな[[ロザンド]]の足元を揺るがした。 [[ロザンド]]は、当初はこの報告を信じず、何度も「[[アーズ]]国の間違いではないのか」と問いただしたが、届いた報告の全てが「[[ビーストバリア]]国軍が侵入」で一致した為、信じざるをえなかった。 &bold(){両軍の戦力} ---- |>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''攻撃側''|BGCOLOR(#cccccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''守備側''| |>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/bi-sutobaria.PNG)&br()[[ビーストバリア]]国軍|CENTER:''軍勢''|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/rozando.PNG)&br()[[ロザンド軍]]| |>|>|>|>|CENTER:総兵力25000|CENTER:''兵力''|>|>|>|>|CENTER:総兵力47000| |>|>|>|>|CENTER:[[ベルーマ]]|CENTER:''総指揮''|>|>|>|>|CENTER:[[ロザンド]]| |>|>|>|>|CENTER:[[霊虎]]|CENTER:''軍師''|>|>|>|>|CENTER:| |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''主要参戦者''| |CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/beru-ma.PNG,width=55,height=55)&br()[[ベルーマ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/kokurou.PNG,width=55,height=55)&br()[[黒狼]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/hiryuu.PNG,width=55,height=55)&br()[[火龍]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/seiryuu.PNG,width=55,height=55)&br()[[青龍]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/hisyou.PNG,width=55,height=55)&br()[[飛翔]]||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/rozando.PNG,width=55,height=55)&br()[[ロザンド]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/gairasu.PNG,width=55,height=55)&br()[[ガイラス]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/marura.PNG,width=55,height=55)&br()[[マルラ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/kanuma.PNG,width=55,height=55)&br()[[カヌマ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/be-ta.PNG,width=55,height=55)&br()[[ベータ]]| |CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/reiko.PNG,width=55,height=55)&br()[[霊虎]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/rodeli.PNG,width=55,height=55)&br()[[ロディ]]|||||||||| &bold(){戦闘経緯} ---- &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/az/page/3330-3.JPG,left) 後顧の憂いのなかった[[ロザンド]]は、この戦いに主力部隊を率いて自ら出陣した。対峙する[[ビーストバリア]]国軍が突破[[陣形]]を敷いているのを見た[[ロザンド]]は、[[ビーストバリア]]を嘲笑し、鶴翼[[陣形]]を命じた。 相手は理解に苦しむ遠征で疲れ、兵数で勝り、地の利を持ち、有利な陣形を敷く。[[ロザンド]]に負ける要因は見当たらなかった。 両軍の激突は、[[火龍]]の猪突からはじまった。[[ベルーマ]]の制止を振り切り、[[火龍]]は自らの部隊を前進させる。これに呼応して他の部隊も動かざるを得なくなり、[[ビーストバリア]]国軍はそのまま突撃へと移る。 [[ロザンド]]は、これを落ち着いて受け流し、[[ビーストバリア]]国軍が突破できずに立ち往生したところを一斉に反撃すれば、勝利を手にする事ができた。 だが、[[ロザンド]]の思いもしない方向に戦局は動いていく。[[ガイラス]]、[[マルラ]]の両翼を担う軍勢が動く気配を見せなかったのだ。それどころか、突如その矛先を[[ロザンド]]軍に向け、戦場で寝返ったのだ。[[ガイラス]]、[[マルラ]]は野心が高く、義理は低い将であった為、[[ロザンド]]としても常に警戒しなければならなかった将ではある。だが、この戦いで[[ビーストバリア]]国に寝返ったところで、何の将来があるのか、[[ロザンド]]は理解に苦しんだ。 彼らが[[ロザンド]]を見限った理由は、[[ロザンド]]が[[セロナバルス]]国王を名乗ったことにあった。[[セロナバルス]]国は、水面下で大掛かりな反抗作戦が進み、その動きを[[ガイラス]]たちは察知していたが、王を名乗ってからの[[ロザンド]]は彼らの進言を聞き入れず、元々忠誠心の薄い彼らは、そのことに不満を抱いていた。そこを[[ベルーマ]]に密かに説得され、この戦いでの裏切りを約束していたのだ。 こうして戦局は一転するが、それでも[[ロザンド]]は瓦解しかけた軍勢を立て直すと、[[ビーストバリア]]国軍に猛攻を仕掛け、[[火龍]]を戦死させるが、猛攻はそこで止まり、[[カヌマ]]、[[ベータ]]も既に戦死、両翼から攻められた[[ロザンド]]も、その野望を胸に抱いたまま散っていった。 &bold(){戦いの結末} ---- 誰もが予期しなかった[[ビーストバリア]]国軍の大勝利。しかし、彼らは[[セロナバルス]]国の領土を手に入れたわけではなく、帰還していく。多くの者が「戦場でたまたま私怨の裏切りがあったから勝てただけ、運だけはいい連中だ」と嘲笑し、[[ビーストバリア]]国が着実に力をつけている事に気が付いていたのは、ほとんどいなかった。 [[セロナバルス]]国は復興を成し遂げ、[[ビーストバリア]]国と同盟を結ぶ。また、この時準備されていた反抗作戦には、[[サウラ]]、[[アリン]]が重要な役割を果たしていたこともあり、[[リゼルバの戦い]]から続く遺恨を水に流して、[[アーズ]]国との同盟も強化される。 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)

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