エィディスの戦い

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&bold(){概要} ---- エィディスの戦いとは、[[アルファ]]692年、[[シャリアル]]国、[[バルド]]国連合軍と[[ベルザフィリス]]国軍の間に起きた戦いである。 これより、長きに渡り[[ベルザフィリス]]国は、[[ルーディア包囲網]]に悩まされることとなる。 &bold(){戦闘に至るまでの背景} ---- &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/map/692-08.JPG,left) ▲692年8月における勢力図 [[アル]]国を継いだ[[ザグルス]]の暴政は、日増しに増加していった。この時[[アル]]国は新造艦隊「[[ルッダリザ艦隊]]」を建造中であったにも関わらず、首都の城を改築する為に膨大な金を消費し、国庫が底をつくと民衆に更なる重税をかけ、前国主[[ルドリア]]の陵墓の財宝にすら手を出した。 これに忠臣[[エリィン]]が真正面から諫言するが、その場で[[ザグルス]]に殺害された。 ある者は[[ザグルス]]から離れて地方へ赴き、ある者は彼の顔色だけを伺い、[[アル]]国は急速に内部から腐敗していった。 それとは対照的に、この[[アル]]国と正面から戦い続けた[[ベルザフィリス]]国には、まさに日の出の勢いがあった。先王[[ディアル]]、そして[[独眼竜]][[ルーディア]]の旧知の者である[[シーザルス]]国の猛将[[ヴィルガス]]が、単身[[シーザルス]]国から[[ベルザフィリス]]国に渡り、その旗の下に馳せ参じ、更に陣営は強化されていた。 しかし、[[ベルザフィリス]]国にも悩みの種はあった。[[アル]]国だけではなく、急速に力をつけたこの国に警戒を持った[[シャリアル]]国の[[メスロー]]が、[[ルーディア包囲網]]を完成させ、[[バルド]]国の[[ボルゾック]]と連合軍を組み、[[ベルザフィリス]]国への侵攻を開始していたのである。 &bold(){両軍の戦力} ---- |>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''攻撃側''|BGCOLOR(#cccccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''守備側''| |>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/syariaru.PNG)&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/barudo.PNG)&br()[[シャリアル]]、[[バルド]]連合軍|CENTER:''軍勢''|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/beruzafirisu.PNG)&br()[[ベルザフィリス]]国軍| |>|>|>|>|CENTER:総兵力172100|CENTER:''兵力''|>|>|>|>|CENTER:総兵力80600| |>|>|>|>|CENTER:[[メスロー]]|CENTER:''総指揮''|>|>|>|>|CENTER:[[ルーディア]]| |>|>|>|>|CENTER:[[ケリス]]|CENTER:''軍師''|>|>|>|>|CENTER:[[レニィラ]]| |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''主要参戦者''| |CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/syariaru.PNG,width=55,height=68)&br()[[シャリアル]]国|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/mesuro.JPG,width=55,height=68)&br()[[メスロー]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/kerisu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ケリス]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/0.JPG,width=55,height=68)&br()[[フォール]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/ruudelia.JPG,width=55,height=68)&br()[[ルーディア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/renilira.JPG,width=55,height=68)&br()[[レニィラ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/benuroluzu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ベヌロゥズ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/gaiverudo.JPG,width=55,height=68)&br()[[ガイヴェルド]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/zaga.JPG,width=55,height=68)&br()[[ザガ]]| |CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/barudo.PNG,width=55,height=68)&br()[[バルド]]国|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/boruzokku.JPG,width=55,height=68)&br()[[ボルゾック]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/desureeda.JPG,width=55,height=68)&br()[[デスレーダ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/keezu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ケーズ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/deiru.JPG,width=55,height=68)&br()[[デイル]]||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/virugasu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ヴィルガス]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/hisavenua.JPG,width=55,height=68)&br()[[ヒサヴェヌア]]|||| ||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/gazudo.JPG,width=55,height=68)&br()[[ガズド]]|||||||||| &bold(){戦闘経緯} ---- &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/monogatari/map/14.JPG,left) 合流地点に向かって行軍を進める[[シャリアル]]国軍。しかし、エクレナ山地に差し掛かった時、濃霧によって足止めを受けてしまう。このままでは[[バルド]]国軍との合流予定日に遅れる。この時[[メスロー]]は、麓の村に火をつけて見通しをよくさせた。国主として、というより人としてもはや常軌を逸した行動ではあるが、生まれた時から権力者であった[[メスロー]]には、自らの領土の民の苦しみなど目に留まらなかった。 こうして全軍は[[エィディス平原]]付近に布陣した。 [[ベルザフィリス]]国は、山賊上がりで山岳戦のプロ[[ベヌロゥズ]]を密かにボルス山地へと向かわせて、奇襲を仕掛けるべくその気配を消した。 この時、[[ルーディア]]は[[レニィラ]]の普段と違う進言に微妙な違和感を感じ、[[レニィラ]]に[[エィディス平原]]への偵察を命じる。 11月24日、ボルス山地に到着した[[ベヌロゥズ]]部隊は、そこに待ち構えていた[[シャリアル]]国軍に包囲され、四方より火攻めを受ける。[[ベヌロゥズ]]は奮戦するものの、武運尽きて戦死。[[シャリアル]]、[[バルド]]連合軍はボルス山地、ニィロゥ山に軍勢を進めて布陣、完全に[[ベルザフィリス]]国軍を威圧する。 これに対して[[ルーディア]]は、本陣を[[エィディス平原]]に進めると宣言。 [[ベヌロゥズ]]の件もあった為、慎重な行動をとるべきだと[[ヴィルガス]]、[[ガイヴェルド]]は進言するが、これを[[レニィラ]]が制し、[[エィディス平原]]は偵察の結果敵の気配はなく、全軍を進めるべきだと発言。 この一言が決定打となり、[[ルーディア]]は[[レニィラ]]の反乱を看破する。 そこに、密かに偵察を命じていた別の将から、「[[エィディス平原]]に既に敵が布陣している」という報告が届く。 [[レニィラ]]は、[[バルド]]国から送られた埋伏将軍であった。かつて[[レイディック]]の才能をいち早く察知していた[[デスレーダ]]は、[[ルーディア]]にも警戒心を持ち、まだ脅威になる前の[[ベルザフィリス]]国に[[レニィラ]]を潜り込ませていた。そして、数年の間、[[ベルザフィリス]]国の将として何食わぬ顔でここまで仕え続け、この最高の機会を待ち続けていたのである。 策を見抜かれた[[レニィラ]]は、自ら剣を抜き[[ルーディア]]に斬りかかるが、かろうじてこれを凌いだ[[ルーディア]]。[[レニィラ]]はそのまま闇夜に乗じて姿をくらまし、[[バルド]]国軍の陣へと向かった。 [[レニィラ]]の策を見破ったとはいえ、状況は何も変わっていなかった。 連合軍は2倍以上の兵力をもって高地を奪っている。そこで、[[ベルザフィリス]]国軍は、[[ルーディア]]の指揮の元、一か八かの勝負に出た。 誰もが[[ベルザフィリス]]国軍は慎重になり、守りを固めると思ったこの状況下において、[[ベルザフィリス]]国軍が連合軍に対して夜襲を仕掛けたのである。 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/monogatari/map/16.JPG,left) まずは[[ヴィルガス]]部隊が一直線にニィロゥ山の[[ボルゾック]]本陣に突撃。 これを[[ケーズ]]部隊が妨害するが、[[ヴィルガス]]の突撃によって崩壊、[[ケーズ]]は[[ヴィルガス]]によって一太刀で討ち取られる。 しかし、所詮は一部隊の特攻、冷静になった連合軍が三方から[[ヴィルガス]]を包囲する。 だが、これを承知の上で突撃した[[ヴィルガス]]は、[[ボルゾック]]本陣に目もくれずそのまま東北方向へと駆け抜けていく。 [[ヴィルガス]]を包囲するため、一瞬とはいえボルス山地に隙を見せた連合軍、そこに間髪をいれず[[ザガ]]部隊が現れ、ボルス山の陣地を奪う。 陣を奪われたことで焦った[[バルド]]国の部隊が、山岳の陣を奪い返そうと攻めあがるが、二重に伏せていた[[ベルザフィリス]]国軍によって挟撃されて壊滅する。 しかも、駆け抜けたと思っていた[[ヴィルガス]]部隊がそのまま反転、再突撃を仕掛けてくる。 この突撃を食い止めるべく、[[デイル]]、[[ガズド]]の二将が勝負を挑むが、[[ヴィルガス]]は二人まとめて相手にすると、これを難なく討ち取り、かつて[[ゼノス]]とも互角に渡り合ったその武勇がまったく衰えていない事を証明させた。 続いて[[ヴィルガス]]の前に立ちはだかるのは、[[バルド]]国本陣への撤退に成功した[[レニィラ]]であった。 [[ルーディア]]を策にかけることには失敗したものの、[[レニィラ]]は[[ルーディア]]の軍師を務めた程の器であり、一軍の将としても有能であった。さすがに[[ケイズ]]達とは違い、猛将[[ヴィルガス]]とも互角に渡り合うものの、[[ヴィルガス]]は[[レニィラ]]との勝負を避けて、今度は西方向へ部隊を移動させる。 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/monogatari/map/17.JPG,left) 更に真正面から攻めあがってきた[[ガイヴェルド]]に、連合軍は守りを固めるが、[[ガイヴェルド]]までもが西へと進路を変える。この2部隊の動きに完全に浮き足立った連合軍本陣は、部隊を集結させるべく一旦後退する。 その瞬間再び伏兵となっていた[[ザガ]]部隊が姿を現し、今度はニィロゥ山を占拠する。戦後[[ザガ]]は、「まるで空き巣泥棒だった」とこの戦いを振り返ったという。 更に[[ルーディア]]自らも本陣を[[エィディス平原]]へ移動させ、僅か一夜にしてボルス山地、ニィロゥ山、エィディス平原は連合軍のものから[[ベルザフィリス]]国軍の旗に切り替わってしまう。 ところが11月26日、[[ベルザフィリス]]国軍は、ニィロゥ山、ボルス山地の軍勢を全て退かせて、[[エィディス平原]]に全軍を集結させる。 苦労して奪った敵陣を簡単に放棄した事に、連合軍は[[ベルザフィリス]]国軍の罠を警戒して、陣の奪還は行わなかった。 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/monogatari/map/18.JPG,left) 更に翌日の27日、[[ベルザフィリス]]国は、元々信頼関係など存在せず、利害で手を結んだ[[バルド]]国、[[シャリアル]]国の離間にとりかかった。 既に山地を巡っての戦いに敗れた事から、[[メスロー]]、[[ボルゾック]]は互いに責任を擦り付け合い、本陣をそれぞれ別々の場所に配備した。 そんな情勢で、[[ルーディア]]から[[ボルゾック]]への書状を携えた密偵が送られるが、これが[[シャリアル]]国軍の網にかかって囚われる。発見された書状は、特別かわったことのない季節の挨拶文であったが、わざわざ交戦相手にこの様な書状を送る不自然さから、何らかの合図ではないかと[[メスロー]]は勘ぐり始める。 同時刻、[[バルド]]国軍にも[[ルーディア]]から[[メスロー]]宛の書状が発見されていた。しかし、[[バルド]]国軍師[[デスレーダ]]は、これを[[ルーディア]]の離間の策と看破するものの、[[メスロー]]を信じきれない部分もあり、[[シャリアル]]国が突如裏切っても対処できる様に軍勢の布陣を移動させた。 この移動が、逆に[[メスロー]]に不信感を抱かせ、結局二国は疑心暗鬼の渦に飲み込まれていった。 もはや互いに連携をとれず、それどころかいつ相手が背後を襲ってくるか不安になった二国に、[[ベルザフィリス]]国軍は真正面から突撃を仕掛ける。 数では未だ連合軍が倍の兵力を誇っていたが、だからこそこの無謀ともとれる正面からの突撃に「連合軍がこのタイミングで裏切るのでは」という疑問も生じ、完全に浮き足立った所を完膚なきまでに叩き潰された。 [[ルーディア]]は、この戦いでは完全勝利をおさめたものの、元来の兵力差は覆せるものでもなく、[[ベルザフィリス]]国軍に追撃する余力まではなかった。 この戦いを終えて帰還する最中、盗賊団とメード村の戦いを知った[[ルーディア]]は、[[ヴィルガス]]を派遣して盗賊団の撃退を命じる。しかし、彼が目にしたのはメード村の農民[[ラゴベザス]]と[[デイロード]]の二人が、鬼神の如き戦いを見せて盗賊団を撃退している姿であった。二人は[[ルーディア]]の説得により、そのまま[[ベルザフィリス]]国の将軍として仕える事となり、やがて[[五舞将]]として、[[ベルザフィリス]]国の中心を担う将へと育っていく。 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)
&bold(){概要} ---- エィディスの戦いとは、[[アルファ]]692年、[[シャリアル]]国、[[バルド]]国連合軍と[[ベルザフィリス]]国軍の間に起きた戦いである。 これより、長きに渡り[[ベルザフィリス]]国は、[[ルーディア包囲網]]に悩まされることとなる。 &bold(){戦闘に至るまでの背景} ---- &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/map/692-08.JPG,left) ▲692年8月における勢力図 [[アル]]国を継いだ[[ザグルス]]の暴政は、日増しに増加していった。この時[[アル]]国は新造艦隊「[[ルッダリザ艦隊]]」を建造中であったにも関わらず、首都の城を改築する為に膨大な金を消費し、国庫が底をつくと民衆に更なる重税をかけ、前国主[[ルドリア]]の陵墓の財宝にすら手を出した。 これに忠臣[[エリィン]]が真正面から諫言するが、その場で[[ザグルス]]に殺害された。 ある者は[[ザグルス]]から離れて地方へ赴き、ある者は彼の顔色だけを伺い、[[アル]]国は急速に内部から腐敗していった。 それとは対照的に、この[[アル]]国と正面から戦い続けた[[ベルザフィリス]]国には、まさに日の出の勢いがあった。先王[[ディアル]]、そして[[独眼竜]][[ルーディア]]の旧知の者である[[シーザルス]]国の猛将[[ヴィルガス]]が、単身[[シーザルス]]国から[[ベルザフィリス]]国に渡り、その旗の下に馳せ参じ、更に陣営は強化されていた。 しかし、[[ベルザフィリス]]国にも悩みの種はあった。[[アル]]国だけではなく、急速に力をつけたこの国に警戒を持った[[シャリアル]]国の[[メスロー]]が、[[ルーディア包囲網]]を完成させ、[[バルド]]国の[[ボルゾック]]と連合軍を組み、[[ベルザフィリス]]国への侵攻を開始していたのである。 &bold(){両軍の戦力} ---- |>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''攻撃側''|BGCOLOR(#cccccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''守備側''| |>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/syariaru.PNG)&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/barudo.PNG)&br()[[シャリアル]]、[[バルド]]連合軍|CENTER:''軍勢''|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/beruzafirisu.PNG)&br()[[ベルザフィリス]]国軍| |>|>|>|>|CENTER:総兵力172100|CENTER:''兵力''|>|>|>|>|CENTER:総兵力80600| |>|>|>|>|CENTER:[[メスロー]]|CENTER:''総指揮''|>|>|>|>|CENTER:[[ルーディア]]| |>|>|>|>|CENTER:[[ケリス]]|CENTER:''軍師''|>|>|>|>|CENTER:[[レニィラ]]| |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''主要参戦者''| |CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/syariaru.PNG,width=55,height=68)&br()[[シャリアル]]国|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/mesuro.JPG,width=55,height=68)&br()[[メスロー]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/kerisu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ケリス]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/0.JPG,width=55,height=68)&br()[[フォール]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/ruudelia.JPG,width=55,height=68)&br()[[ルーディア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/renilira.JPG,width=55,height=68)&br()[[レニィラ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/benuroluzu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ベヌロゥズ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/gaiverudo.JPG,width=55,height=68)&br()[[ガイヴェルド]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/zaga.JPG,width=55,height=68)&br()[[ザガ]]| |CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/barudo.PNG,width=55,height=68)&br()[[バルド]]国|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/boruzokku.JPG,width=55,height=68)&br()[[ボルゾック]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/desureeda.JPG,width=55,height=68)&br()[[デスレーダ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/keezu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ケーズ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/deiru.JPG,width=55,height=68)&br()[[デイル]]||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/virugasu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ヴィルガス]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/hisavenua.JPG,width=55,height=68)&br()[[ヒサヴェヌア]]|||| ||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/gazudo.JPG,width=55,height=68)&br()[[ガズド]]|||||||||| &bold(){戦闘経緯} ---- &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/monogatari/map/14.JPG,left) 合流地点に向かって行軍を進める[[シャリアル]]国軍。しかし、エクレナ山地に差し掛かった時、濃霧によって足止めを受けてしまう。このままでは[[バルド]]国軍との合流予定日に遅れる。この時[[メスロー]]は、麓の村に火をつけて見通しをよくさせた。国主として、というより人としてもはや常軌を逸した行動ではあるが、生まれた時から権力者であった[[メスロー]]には、自らの領土の民の苦しみなど目に留まらなかった。 こうして全軍は[[エィディス平原]]付近に布陣した。 [[ベルザフィリス]]国は、山賊上がりで山岳戦のプロ[[ベヌロゥズ]]を密かにボルス山地へと向かわせて、奇襲を仕掛けるべくその気配を消した。 この時、[[ルーディア]]は[[レニィラ]]の普段と違う進言に微妙な違和感を感じ、[[レニィラ]]に[[エィディス平原]]への偵察を命じる。 11月24日、ボルス山地に到着した[[ベヌロゥズ]]部隊は、そこに待ち構えていた[[シャリアル]]国軍に包囲され、四方より火攻めを受ける。[[ベヌロゥズ]]は奮戦するものの、武運尽きて戦死。[[シャリアル]]、[[バルド]]連合軍はボルス山地、ニィロゥ山に軍勢を進めて布陣、完全に[[ベルザフィリス]]国軍を威圧する。 これに対して[[ルーディア]]は、本陣を[[エィディス平原]]に進めると宣言。 [[ベヌロゥズ]]の件もあった為、慎重な行動をとるべきだと[[ヴィルガス]]、[[ガイヴェルド]]は進言するが、これを[[レニィラ]]が制し、[[エィディス平原]]は偵察の結果敵の気配はなく、全軍を進めるべきだと発言。 この一言が決定打となり、[[ルーディア]]は[[レニィラ]]の反乱を看破する。 そこに、密かに偵察を命じていた別の将から、「[[エィディス平原]]に既に敵が布陣している」という報告が届く。 [[レニィラ]]は、[[バルド]]国から送られた埋伏将軍であった。かつて[[レイディック]]の才能をいち早く察知していた[[デスレーダ]]は、[[ルーディア]]にも警戒心を持ち、まだ脅威になる前の[[ベルザフィリス]]国に[[レニィラ]]を潜り込ませていた。そして、数年の間、[[ベルザフィリス]]国の将として何食わぬ顔でここまで仕え続け、この最高の機会を待ち続けていたのである。 策を見抜かれた[[レニィラ]]は、自ら剣を抜き[[ルーディア]]に斬りかかるが、かろうじてこれを凌いだ[[ルーディア]]。[[レニィラ]]はそのまま闇夜に乗じて姿をくらまし、[[バルド]]国軍の陣へと向かった。 [[レニィラ]]の策を見破ったとはいえ、状況は何も変わっていなかった。 連合軍は2倍以上の兵力をもって高地を奪っている。そこで、[[ベルザフィリス]]国軍は、[[ルーディア]]の指揮の元、一か八かの勝負に出た。 誰もが[[ベルザフィリス]]国軍は慎重になり、守りを固めると思ったこの状況下において、[[ベルザフィリス]]国軍が連合軍に対して夜襲を仕掛けたのである。 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/monogatari/map/16.JPG,left) まずは[[ヴィルガス]]部隊が一直線にニィロゥ山の[[ボルゾック]]本陣に突撃。 これを[[ケーズ]]部隊が妨害するが、[[ヴィルガス]]の突撃によって崩壊、[[ケーズ]]は[[ヴィルガス]]によって一太刀で討ち取られる。 しかし、所詮は一部隊の特攻、冷静になった連合軍が三方から[[ヴィルガス]]を包囲する。 だが、これを承知の上で突撃した[[ヴィルガス]]は、[[ボルゾック]]本陣に目もくれずそのまま北東方向へと駆け抜けていく。 [[ヴィルガス]]を包囲するため、一瞬とはいえボルス山地に隙を見せた連合軍、そこに間髪をいれず[[ザガ]]部隊が現れ、ボルス山の陣地を奪う。 陣を奪われたことで焦った[[バルド]]国の部隊が、山岳の陣を奪い返そうと攻めあがるが、二重に伏せていた[[ベルザフィリス]]国軍によって挟撃されて壊滅する。 しかも、駆け抜けたと思っていた[[ヴィルガス]]部隊がそのまま反転、再突撃を仕掛けてくる。 この突撃を食い止めるべく、[[デイル]]、[[ガズド]]の二将が勝負を挑むが、[[ヴィルガス]]は二人まとめて相手にすると、これを難なく討ち取り、かつて[[ゼノス]]とも互角に渡り合ったその武勇がまったく衰えていない事を証明させた。 続いて[[ヴィルガス]]の前に立ちはだかるのは、[[バルド]]国本陣への撤退に成功した[[レニィラ]]であった。 [[ルーディア]]を策にかけることには失敗したものの、[[レニィラ]]は[[ルーディア]]の軍師を務めた程の器であり、一軍の将としても有能であった。さすがに[[ケーズ]]達とは違い、猛将[[ヴィルガス]]とも互角に渡り合うものの、[[ヴィルガス]]は[[レニィラ]]との勝負を避けて、今度は西方向へ部隊を移動させる。 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/monogatari/map/17.JPG,left) 更に真正面から攻めあがってきた[[ガイヴェルド]]に、連合軍は守りを固めるが、[[ガイヴェルド]]までもが西へと進路を変える。この2部隊の動きに完全に浮き足立った連合軍本陣は、部隊を集結させるべく一旦後退する。 その瞬間再び伏兵となっていた[[ザガ]]部隊が姿を現し、今度はニィロゥ山を占拠する。戦後[[ザガ]]は、「まるで空き巣泥棒だった」とこの戦いを振り返ったという。 更に[[ルーディア]]自らも本陣を[[エィディス平原]]へ移動させ、僅か一夜にしてボルス山地、ニィロゥ山、エィディス平原は連合軍のものから[[ベルザフィリス]]国軍の旗に切り替わってしまう。 ところが11月26日、[[ベルザフィリス]]国軍は、ニィロゥ山、ボルス山地の軍勢を全て退かせて、[[エィディス平原]]に全軍を集結させる。 苦労して奪った敵陣を簡単に放棄した事に、連合軍は[[ベルザフィリス]]国軍の罠を警戒して、陣の奪還は行わなかった。 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/monogatari/map/18.JPG,left) 更に翌日の27日、[[ベルザフィリス]]国は、元々信頼関係など存在せず、利害で手を結んだ[[バルド]]国、[[シャリアル]]国の離間にとりかかった。 既に山地を巡っての戦いに敗れた事から、[[メスロー]]、[[ボルゾック]]は互いに責任を擦り付け合い、本陣をそれぞれ別々の場所に配備した。 そんな情勢で、[[ルーディア]]から[[ボルゾック]]への書状を携えた密偵が送られるが、これが[[シャリアル]]国軍の網にかかって囚われる。発見された書状は、特別かわったことのない季節の挨拶文であったが、わざわざ交戦相手にこの様な書状を送る不自然さから、何らかの合図ではないかと[[メスロー]]は勘ぐり始める。 同時刻、[[バルド]]国軍にも[[ルーディア]]から[[メスロー]]宛の書状が発見されていた。しかし、[[バルド]]国軍師[[デスレーダ]]は、これを[[ルーディア]]の離間の策と看破するものの、[[メスロー]]を信じきれない部分もあり、[[シャリアル]]国が突如裏切っても対処できる様に軍勢の布陣を移動させた。 この移動が、逆に[[メスロー]]に不信感を抱かせ、結局二国は疑心暗鬼の渦に飲み込まれていった。 もはや互いに連携をとれず、それどころかいつ相手が背後を襲ってくるか不安になった二国に、[[ベルザフィリス]]国軍は真正面から突撃を仕掛ける。 数では未だ連合軍が倍の兵力を誇っていたが、だからこそこの無謀ともとれる正面からの突撃に「連合軍がこのタイミングで裏切るのでは」という疑問も生じ、完全に浮き足立った所を完膚なきまでに叩き潰された。 [[ルーディア]]は、この戦いでは完全勝利をおさめたものの、元来の兵力差は覆せるものでもなく、[[ベルザフィリス]]国軍に追撃する余力まではなかった。 この戦いを終えて帰還する最中、盗賊団とメード村の戦いを知った[[ルーディア]]は、[[ヴィルガス]]を派遣して盗賊団の撃退を命じる。しかし、彼が目にしたのはメード村の農民[[ラゴベザス]]と[[デイロード]]の二人が、鬼神の如き戦いを見せて盗賊団を撃退している姿であった。二人は[[ルーディア]]の説得により、そのまま[[ベルザフィリス]]国の将軍として仕える事となり、やがて[[五舞将]]として、[[ベルザフィリス]]国の中心を担う将へと育っていく。 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)

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