第4次リアリッピの戦い

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第4次リアリッピの戦い - (2009/09/16 (水) 02:33:46) の最新版との変更点

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&bold(){概要} ---- 第4次リアリッピの戦いとは、[[アルファ]]1738年11月に、[[アルビス]]国と[[バーン]]国の国境である[[リアリッピ川]]を舞台に行われた戦いである。 &bold(){戦闘に至るまでの背景} ---- [[第3次リアリッピの戦い]]で結ばれた休戦協定は終わりを告げた。 [[バーン]]国は元々、[[リルル]]統治の下、国をまとめる戦勝が欲しかった為、停戦期限が切れるのを待ちかねていた為、期限切れと同時に侵攻を開始した。 [[アルビス]]国も、それは予定の行動であった為、すぐさま準備していた部隊を出陣させる。 だが、アルビス国は軍略の要である[[カルディナ]]が、出陣直前にバーン国との内通容疑で逮捕されるという事態が起きていた。 これは、死の商人を排除しようとする彼女の動きに先手を打たれた形となるが、その事情を知らない兵士達は、総指揮官が敵軍に寝返った、次は誰が裏切るのか、という不安に駆られての出陣であった。 リアリッピの戦いは、これまで明確な勝敗がついたことがなかった為、アルビス本国では「戦えば引き分け」という楽観論が渦巻いていた。 その為、総指揮官には、決して全軍の指揮には向いていない[[ルティエ]]が、繰り上げの形で任命された。 &bold(){両軍の戦力} ---- |攻撃側||守備側| |[[バーン]]国軍||[[アルビス]]国軍| |総兵力68000|兵力|総兵力41000| |[[サザンクロス]]|総指揮|[[カルディナ]]| ||軍師|| |▼サザンクロス部隊|主力部隊|▼ルティエ部隊| |[[サザンクロス]]||[[ルティエ]]| |▼ライウン部隊||[[リオン]]| |[[ライウン]]||[[サヌア]]| |▼グノー部隊||[[ロリスザード]]| |[[グノー]]||[[ダイルーガ]]| |▼ガミラン部隊||[[レイア]]| |[[ガミラン]]||[[シーナ]]| |▼ヴィル部隊||▼リドラ部隊| |[[ヴィル]]||[[リドラ]]| |||▼ビッツ部隊| |||[[ビッツ]]| |||▼グロゥド部隊| |||[[グロゥド]]| |||▼テルト部隊| |||[[テルト]]| |||▼カクタン部隊| |||[[カクタン]]| &bold(){戦闘経緯} ---- &ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/11-2.JPG,left) アルビス国軍は、議会の抵抗もあり、思ったほど兵力が集められなかった。 そんな中、総指揮官に任命された[[ルティエ]]は、ビッツ、グロゥド、テルトの3人を呼び寄せる。彼らは「この中の誰かが司令官になったら、残りの3人を自由に操る」という約束を交わした、苦楽を共にしてきた仲であった。 ルティエは、今回の基本姿勢は守りに徹すると決め、中州の防衛は[[グロゥド]]、[[ビッツ]]、[[テルト]]に任せ、中央には信頼の置ける[[リドラ]]を配置。 [[カクタン]]には別働隊として、渡河のチャンスを待つ様に指示した。 これは、[[第1次リアリッピの戦い]]とまったく同じ戦法であったが、ルティエは「同じ戦法を二度使ってはいけないってルールはないし、一度使っているからこそ、まさか同じ手で……と相手も考えていると思うんだ。そこに賭けようと思う」と、この作戦で行くことに決めた。 [[バーン]]国軍は、先陣に[[ガミラン]]、[[ヴィル]]を抜擢。[[ガルゾーマ]]旧臣の実力を買った上で、彼らの敵である[[サヌア]]達が敵陣にいることを知っての配置であった。 夜明けと共に第4次リアリッピの戦いは幕を開けた。 [[バーン]]国軍は、三箇所の浅瀬から[[リアリッピ川]]の渡河をはじめ、これを迎撃する[[アルビス]]国軍だが、数で負けている戦場で相手にあわせて部隊を三箇所に別けるのは、想像以上に防衛陣を薄くさせてしまい、バーン国軍はアルビス国軍を押し始める。 地形を利用することで、兵力差の有利さを与えないアルビス国軍。彼らは密かに別働隊を大きく迂回させ、敵本陣を後方から狙う手筈であった。 中央では、[[ガミラン]]が[[サヌア]]を見つけ出し、激しい戦いを繰り広げるが、戦局とは無関係な一騎打ちであった。 その間に、敵を奇襲する筈だった渡河部隊は、[[サザンクロス]]に完全に見抜かれ、[[カクタン]]将軍は戦死。 中州守備部隊も壊滅し、[[グロゥド]]、[[ビッツ]]、[[テルト]]も相次いで戦死。 そして、アルビス国の柱である[[リドラ]]将軍までもが戦死、[[ルティエ]]はストアリブ砦までの撤退を決意する。 &bold(){戦いの結末} ---- これまで明確な勝敗のつかなかったリアリッピの戦いにおいて、ついにバーン国が勝者として君臨、[[リアリッピ川]]を占拠。 四散する[[アルビス]]国軍を[[バーン]]国軍は追撃、これによりアルビス国軍は多くの有能な将軍が討ち取られた。 戦いはそのまま、[[ストリアブの戦い]]へ流れ込む。 &bold(){関連項目} ---- -[[リアリッピ川]]
&bold(){概要} ---- 第4次リアリッピの戦いとは、[[アルファ]]1738年11月に、[[アルビス]]国と[[バーン]]国の国境である[[リアリッピ川]]を舞台に行われた戦いである。 &bold(){戦闘に至るまでの背景} ---- &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/11.JPG,left) [[第3次リアリッピの戦い]]で結ばれた休戦協定は終わりを告げた。 [[バーン]]国は元々[[リルル]]統治の下、国をまとめる為に「戦勝」が欲しかった為、停戦期限が切れるのを待ちかね、期限切れと同時に侵攻を開始した。 [[アルビス]]国も、それは予定の行動であった為、すぐさま準備していた部隊を出陣させる。 だが、アルビス国は軍略の要である[[カルディナ]]が、出陣直前に[[バーン]]国との内通容疑で逮捕されるという事態が起きていた。 これは、死の商人を排除しようとする彼女の動きに先手を打たれた形で、完全なる冤罪であったが、その事情を知らない兵士達は、彼女が召集した歴戦の勇将が任地に戻されたことと、総指揮官ですら敵軍に寝返った、次は誰が裏切るのか?という不安に駆られての出陣であった。 その一方、リアリッピの戦いは、これまで明確な勝敗がついたことがなかった為、[[アルビス]]本国の権力者の間では「戦えば引き分け」という楽観論が渦巻いていた。その為、平然と勇将を外し、[[カルディナ]]の後任となる総指揮官には、決して全軍の指揮には向いていない[[ルティエ]]を繰り上げの形で任命するといった迷走を平然と行っていた。 &bold(){両軍の戦力} ---- |>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''攻撃側''|BGCOLOR(#cccccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''守備側''| |>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/ba-n.PNG)&br()[[バーン]]国軍|CENTER:''軍勢''|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/arubisu.PNG)&br()[[アルビス]]国軍| |>|>|>|>|CENTER:総兵力68000|CENTER:''兵力''|>|>|>|>|CENTER:総兵力38000| |>|>|>|>|CENTER:[[サザンクロス]]|CENTER:''総指揮''|>|>|>|>|CENTER:[[ルティエ]]| |>|>|>|>|CENTER:|CENTER:''軍師''|>|>|>|>|CENTER:| |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''主要参戦者''| |CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/sazankurosu.PNG,width=55,height=55)&br()[[サザンクロス]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/raiun.PNG,width=55,height=55)&br()[[ライウン]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/guno-.PNG,width=55,height=55)&br()[[グノー]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/gamiran.PNG,width=55,height=55)&br()[[ガミラン]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/viru.PNG,width=55,height=55)&br()[[ヴィル]]||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/sanua.PNG,width=55,height=55)&br()[[サヌア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/ryuugi/sam/rorisuza-do.PNG,width=55,height=55)&br()[[ロリスザード]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/reia.PNG,width=55,height=55)&br()[[レイア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/dairu-ga.PNG,width=55,height=55)&br()[[ダイルーガ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/ryuugi/sam/shi-na.PNG,width=55,height=55)&br()[[シーナ]]| |CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/rutelie.PNG,width=55,height=55)&br()[[ルティエ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/ridora.PNG,width=55,height=55)&br()[[リドラ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/sonota/heisi6.PNG,width=55,height=55)&br()[[ビッツ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/sonota/heisi3.PNG,width=55,height=55)&br()[[グロゥド]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/sonota/heisi.PNG,width=55,height=55)&br()[[テルト]]| |||||||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/sonota/hukukan-zyosei.PNG,width=55,height=55)&br()[[ルナリア]]||||| &bold(){戦闘経緯} ---- &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/11-2.JPG,left) アルビス国軍は、議会の抵抗もあり、思ったほど兵力が集められなかった。 そんな中、総指揮官に任命された[[ルティエ]]は、[[ビッツ]]、[[グロゥド]]、[[テルト]]、[[ルナリア]]の4人を呼び寄せる。彼らは「この中の誰かが司令官になったら、残りの4人を自由に操る」という約束を交わした、苦楽を共にしてきた仲であった。 [[ルティエ]]は、今回の基本姿勢は守りに徹すると決め、中州の防衛は[[グロゥド]]、[[ビッツ]]、[[テルト]]に任せ、中央には信頼の置ける[[リドラ]]を配置。 [[ルナリア]]には別働隊として、渡河のチャンスを待つ様に指示した。 これは、第1次[[リアリッピの戦い]]とまったく同じ戦法であったが、[[ルティエ]]は「同じ戦法を二度使ってはいけないってルールはないし、一度使っているからこそ、まさか同じ手で……と相手も考えていると思うんだ。そこに賭けようと思う」と、この作戦で行くことに決めた。 [[バーン]]国軍は、先陣に[[ガミラン]]、[[ヴィル]]を抜擢。[[ガルゾーマ]]旧臣の実力を買った上で、彼らの敵である[[サヌア]]達が敵陣にいることを知っての配置であった。 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/11-2-2.JPG,left) 夜明けと共に第4次リアリッピの戦いは幕を開けた。 [[バーン]]国軍は、正面から攻めあがると同時に、三箇所の浅瀬から中州を目差して[[リアリッピ川]]の渡河をはじめる。これを迎撃する[[アルビス]]国軍だが、数で負けている戦場で相手にあわせて部隊を数箇所に別けた結果、想像以上に防衛陣を薄くさせてしまい、[[バーン]]国軍は[[アルビス]]国軍を押し始める。 地形を利用することで、兵力差の有利さを与えさせず、守備に徹するはずだった[[アルビス]]国軍だが、その守備は徐々に崩壊していく。 なお、中央では、[[ガミラン]]が[[サヌア]]を見つけ出し、激しい戦いを繰り広げるが、戦局とは無関係な一騎打ちであった。 [[アルビス]]国軍は、密かに別働隊を大きく迂回させ、敵本陣を後方から狙う手筈であったが、[[サザンクロス]]に看破され、[[ライウン]]によって強襲部隊は壊滅、[[ルナリア]]将軍も生死不明となった。 更に、中州守備部隊も壊滅し、[[グロゥド]]、[[ビッツ]]、[[テルト]]も相次いで戦死。 そして、アルビス国の柱である[[リドラ]]将軍までもが戦死、[[ルティエ]]はストアリブ砦までの撤退を決意する。 &bold(){戦いの結末} ---- これまで明確な勝敗のつかなかったリアリッピの戦いにおいて、ついに[[バーン]]国が勝者として君臨、[[リアリッピ川]]を占拠。 四散する[[アルビス]]国軍を[[バーン]]国軍は追撃、これにより[[アルビス]]国軍は多くの有能な将軍が討ち取られた。 戦いはそのまま、[[ストリアブの戦い]]へ流れ込む。 &bold(){関連項目} ---- -[[リアリッピ川]] &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)

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