ディジィの戦い

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&bold(){概要} ---- ディジィの戦いとは、[[ザールック]]3326年10月、[[ビーストバリア]]国と、[[アトレティア]]国軍[[鬼龍軍]]との間で起きた戦いである。 &bold(){戦闘に至るまでの背景} ---- &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/az/page/3326-0.JPG,left) [[リゼルバ攻略戦]]における大敗により戦力を失った[[ビーストバリア]]国は、その後長年の宿敵である[[鬼龍]]軍に苦しい戦いを強いられ、国境部隊は次々と撃破されていた。 前回の[[フォルッカの戦い]]においては、商人である[[コルディア]]の情報が有効に使われたが、その後、[[コルディア]]は、[[アーズ]]国の使者を買収して偽の書状を送ったり、[[リゼルバ攻略戦]]において[[モルコア]]国が出陣できなかった事態を作ったりと、自身の商売を潤すため、戦いをわざと長引かせていることが発覚、追手を逃れて[[ビーストバリア]]国から姿を消した。 情報源も失い、完全に後手に回った[[ビーストバリア]]国に対して、[[鬼龍]]軍は首都を一気に陥落させるべく、全軍を出陣させる。 これを迎え撃つべく、[[ビーストバリア]]国軍も全軍を出陣させ、ディジィ平原に布陣する。 既に同盟国[[アーズ]]国の援軍を期待できない彼らは、国主の名代として、[[ベルーマ]]までもが戦意高揚のため陣頭に立ち、ここでなんとしても敵軍を食い止めなければならなかった。 [[鬼龍]]軍という存在は、その立ち位置が複雑である。 所属する者のほぼ全員が、もともとは[[ビーストバリア]]国の民であり、対立から[[ビーストバリア]]国北部の領土へ移り渡った者達だった為、[[ビーストバリア]]国の内乱というのが本来の呼び方であるが、その[[鬼龍]]の力を利用できると考え、[[アトレティア]]国は、将軍位と[[ダルスバード]]艦隊を与え、[[鬼龍]]自身も[[アトレティア]]国への忠誠を口にした。その為、[[鬼龍]]軍が駐屯する地域は、「[[アトレティア]]国の飛び地領土」とも呼べ、「[[ビーストバリア]]国」対「[[アトレティア]]国」という呼び方も当てはまる。今回は、後者で統一する。 &bold(){両軍の戦力} ---- |>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''攻撃側''|BGCOLOR(#cccccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''守備側''| |>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/kiryuu.PNG)&br()[[アトレティア]]国軍 [[鬼龍軍]]|CENTER:''軍勢''|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/bi-sutobaria.PNG)&br()[[ビーストバリア]]国軍| |>|>|>|>|CENTER:総兵力45000|CENTER:''兵力''|>|>|>|>|CENTER:総兵力24000| |>|>|>|>|CENTER:[[鬼龍]]|CENTER:''総指揮''|>|>|>|>|CENTER:[[ベルーマ]]| |>|>|>|>|CENTER:|CENTER:''軍師''|>|>|>|>|CENTER:| |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''主要参戦者''| |CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/kiryuukoutei.PNG,width=55,height=55)&br()[[鬼龍]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/hisyou.PNG,width=55,height=55)&br()[[飛翔]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/bari.PNG,width=55,height=55)&br()[[バリ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/ulendeli.PNG,width=55,height=55)&br()[[バーズ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/gaira.PNG,width=55,height=55)&br()[[ガイラ]]||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/beru-ma.PNG,width=55,height=55)&br()[[ベルーマ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/kokurou.PNG,width=55,height=55)&br()[[黒狼]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/hiryuu.PNG,width=55,height=55)&br()[[火龍]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/seiryuu.PNG,width=55,height=55)&br()[[青龍]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)| &bold(){戦闘経緯} ---- &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/az/page/3326-4.JPG,left) 兵力の差は歴然であった、にも関わらず、両軍は見通しのいい平原に布陣したのである。 これを、正面からの決戦と正直に信じるほど[[鬼龍]]はあまくはなく、[[ビーストバリア]]国軍が密かに艦隊を背後に動かし、奇襲を仕掛けようとしていることを見破り、自軍の艦隊を背後に伏せておいた。 そして決戦は幕を開け、[[ビーストバリア]]艦隊は、その予測通り背後に回ろうとするが、背面に展開されていた艦隊に邪魔されて奇襲は完全に失敗、地上部隊は兵力の差から押し込まれていく。 首都防衛の士気から序盤こそ優勢に戦うが、長期戦になれば数の差は覆いきれず、もはや決戦の敗北とそこから首都への進撃は防ぎきれないと誰もが覚悟した。だがそのとき、[[鬼龍]]部隊が一斉に撤退していく。 何が起きたかわからない[[ビーストバリア]]国軍だが、それは[[霊虎]]が使者として向かった[[フレイミスト]]国が援軍を派遣した為ということを知ることとなる。 [[フレイミスト]]国軍は、全軍出陣により手薄になった[[鬼龍]]軍の領土を堂々と渡ると、背後から迫り、守備軍として待機していた[[バリ]]部隊を撃破し戦死させる、そして、退路を絶たれて挟撃される事を恐れた[[鬼龍]]部隊が速やかに撤退したことを知ると、全軍を引き上げさせた。 &bold(){戦いの結末} ---- [[フレイミスト]]国に、[[ビーストバリア]]国を救う義理はなかった。だが、使者として単独でやってきた[[霊虎]]の説得により、[[リョウ]]は動いたといわれている。[[リョウ]]は、援軍を派遣すると、「獣は、餌を喰らい強くなっていく……奴らはまだ餌を食べていないだけだ。今は弱い、だが、将来強くなるかもしれん……少なくとも、あの霊虎という男は強かった。もっとも、未来の事は誰にもわからん、明日には別の獣の餌にされるかもしれないがな」と語った。 この時点では誰も知る由はなかったが、後に両国は敵対することとなる。[[フレイミスト]]国は、この戦いから、潜在的に「[[ビーストバリア]]国は弱い」という意識があった為、相手を侮り、勝利を逃すことになったと言われる。 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)
&bold(){概要} ---- ディジィの戦いとは、[[ザールック]]3326年10月、[[ビーストバリア]]国と、[[アトレティア]]国軍[[鬼龍軍]]との間で起きた戦いである。 &bold(){戦闘に至るまでの背景} ---- &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/az/page/3326-0.JPG,left) [[リゼルバ攻略戦]]における大敗により戦力を失った[[ビーストバリア]]国は、その後長年の宿敵である[[鬼龍]]軍に苦しい戦いを強いられ、国境部隊は次々と撃破されていた。 前回の[[フォルッカの戦い]]においては、商人である[[コルディア]]の情報が有効に使われたが、その後、[[コルディア]]は、[[アーズ]]国の使者を買収して偽の書状を送ったり、[[リゼルバ攻略戦]]において[[モルコア]]国が出陣できなかった事態を作ったりと、自身の商売を潤すため、戦いをわざと長引かせていることが発覚、追手を逃れて[[ビーストバリア]]国から姿を消した。 情報源も失い、完全に後手に回った[[ビーストバリア]]国に対して、[[鬼龍]]軍は首都を一気に陥落させるべく、全軍を出陣させる。 これを迎え撃つべく、[[ビーストバリア]]国軍も全軍を出陣させ、ディジィ平原に布陣する。 既に同盟国[[アーズ]]国の援軍を期待できない彼らは、国主の名代として、[[ベルーマ]]までもが戦意高揚のため陣頭に立ち、ここでなんとしても敵軍を食い止めなければならなかった。 [[鬼龍]]軍という存在は、その立ち位置が複雑である。 所属する者のほぼ全員が、もともとは[[ビーストバリア]]国の民であり、対立から[[ビーストバリア]]国北部の領土へ移り渡った者達だった為、[[ビーストバリア]]国の内乱というのが本来の呼び方であるが、その[[鬼龍]]の力を利用できると考え、[[アトレティア]]国は、将軍位と[[ダルスバード]]艦隊を与え、[[鬼龍]]自身も[[アトレティア]]国への忠誠を口にした。その為、[[鬼龍]]軍が駐屯する地域は、「[[アトレティア]]国の飛び地領土」とも呼べ、「[[ビーストバリア]]国」対「[[アトレティア]]国」という呼び方も当てはまる。今回は、後者で統一する。 &bold(){両軍の戦力} ---- |>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''攻撃側''|BGCOLOR(#cccccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''守備側''| |>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/kiryuu.PNG)&br()[[アトレティア]]国軍 [[鬼龍軍]]|CENTER:''軍勢''|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/bi-sutobaria.PNG)&br()[[ビーストバリア]]国軍| |>|>|>|>|CENTER:総兵力45000|CENTER:''兵力''|>|>|>|>|CENTER:総兵力24000| |>|>|>|>|CENTER:[[鬼龍]]|CENTER:''総指揮''|>|>|>|>|CENTER:[[ベルーマ]]| |>|>|>|>|CENTER:|CENTER:''軍師''|>|>|>|>|CENTER:| |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''主要参戦者''| |CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/kiryuukoutei.PNG,width=55,height=55)&br()[[鬼龍]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/hisyou.PNG,width=55,height=55)&br()[[飛翔]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/bari.PNG,width=55,height=55)&br()[[バリ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/ulendeli.PNG,width=55,height=55)&br()[[ウェンディ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/gaira.PNG,width=55,height=55)&br()[[ガイラ]]||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/beru-ma.PNG,width=55,height=55)&br()[[ベルーマ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/kokurou.PNG,width=55,height=55)&br()[[黒狼]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/hiryuu.PNG,width=55,height=55)&br()[[火龍]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/az/sam/seiryuu.PNG,width=55,height=55)&br()[[青龍]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)| &bold(){戦闘経緯} ---- &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/az/page/3326-4.JPG,left) 兵力の差は歴然であった、にも関わらず、両軍は見通しのいい平原に布陣したのである。 これを、正面からの決戦と正直に信じるほど[[鬼龍]]はあまくはなく、[[ビーストバリア]]国軍が密かに艦隊を背後に動かし、奇襲を仕掛けようとしていることを見破り、自軍の艦隊を背後に伏せておいた。 そして決戦は幕を開け、[[ビーストバリア]]艦隊は、その予測通り背後に回ろうとするが、背面に展開されていた艦隊に邪魔されて奇襲は完全に失敗、地上部隊は兵力の差から押し込まれていく。 首都防衛の士気から序盤こそ優勢に戦うが、長期戦になれば数の差は覆いきれず、もはや決戦の敗北とそこから首都への進撃は防ぎきれないと誰もが覚悟した。だがそのとき、[[鬼龍]]部隊が一斉に撤退していく。 何が起きたかわからない[[ビーストバリア]]国軍だが、それは[[霊虎]]が使者として向かった[[フレイミスト]]国が援軍を派遣した為ということを知ることとなる。 [[フレイミスト]]国軍は、全軍出陣により手薄になった[[鬼龍]]軍の領土を堂々と渡ると、背後から迫り、守備軍として待機していた[[バリ]]部隊を撃破し戦死させる、そして、退路を絶たれて挟撃される事を恐れた[[鬼龍]]部隊が速やかに撤退したことを知ると、全軍を引き上げさせた。 &bold(){戦いの結末} ---- [[フレイミスト]]国に、[[ビーストバリア]]国を救う義理はなかった。だが、使者として単独でやってきた[[霊虎]]の説得により、[[リョウ]]は動いたといわれている。[[リョウ]]は、援軍を派遣すると、「獣は、餌を喰らい強くなっていく……奴らはまだ餌を食べていないだけだ。今は弱い、だが、将来強くなるかもしれん……少なくとも、あの霊虎という男は強かった。もっとも、未来の事は誰にもわからん、明日には別の獣の餌にされるかもしれないがな」と語った。 この時点では誰も知る由はなかったが、後に両国は敵対することとなる。[[フレイミスト]]国は、この戦いから、潜在的に「[[ビーストバリア]]国は弱い」という意識があった為、相手を侮り、勝利を逃すことになったと言われる。 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)

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