シーナ

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シーナ - (2011/08/31 (水) 11:29:38) のソース

&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/ryuugi/shi-na.JPG,left)

&bold(){基本情報}
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-名前 シーナ・ラディス・メル
-生没 [[アルファ]] (1719~1747)
-出身 [[ヴァーグリア]]国
-[[種族]] [[人間]]
-性別 女

&bold(){略歴}
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[[ヴァーグリア]]国の[[隠密]]。
まだ誰にも仕えていなかった頃に、偶然[[ロリスザード]]に救われ、彼直属の隠密となり、[[クライニースの戦い]]、[[ガルシーダの戦い]]等で手柄をあげる。
やがて、[[シーバズル]]と恋仲となるが、[[ロリスザード]]が旅に出ると、直属[[隠密]]として彼に付き従い、共に国を離れて[[サヌア傭兵団]]に入ることとなる。

傭兵団においては、自ら剣を振るう事もあったが、ロリスザードの命令によって、偵察や伝令を行い、傭兵団を影からサポートした。
[[マルガランの戦い]]には参戦した後、[[アリアス遠征]]では戦線から外れて使者として活躍。
更に、[[ロリスザード]]、[[ティアナ]]と共に[[ルナティス]]の使者として[[ティネゼリア]]帝国へ向かう。この時、祖国[[ガルシーダ]]を滅ぼした彼らに敵意を見せていた[[ティアナ]]だったが、シーナの献身的な態度により和解に成功する。

その後も[[ロヴェリア遠征]]、[[ノスタル高原の戦い]]、[[フェローラ強襲作戦]]と、[[ロリスザード]]の赴くところに必ず影として付き従い、傭兵団が[[アルビス]]国へ渡ってからも、[[第3次リアリッピの戦い]]、[[第4次リアリッピの戦い]]、[[ストリアブの戦い]]に従軍した。

[[カオスギアの戦い]]直前に[[ロリスザード]]の密命を受け、密かに[[ヴァーグリア]]国へ帰国。[[フライヤ]]に[[ロリスザード]]からの書状を渡し、[[ヴァーグリア]]国援軍派兵を決意させる。

その後、[[人魔融合]]の力を求める[[ベルバット]]との戦いにおいて[[ロリスザード]]が一時行方不明となると、彼を待つため傭兵団と一時別行動をとる。後に主従共に帰還し、[[スカルオーネの戦い]]、[[リヴォルの戦い]]に参戦。
[[リヴォル]]帝国の終焉を見届けると、傭兵団は再び[[ヴァン・フレイ]]国へと渡り、[[リーズライディの戦い]]に赴く。[[ガウデバ]]の登場により泥沼と化したこの戦場では、[[ロリスザード]]にはじめて一人前と認められ、彼の命令によって、その背中を守ることとなる。

[[ルーイガルド]]へ渡ると、[[六界連合軍]]は、情報収集を最優先として、各地に[[隠密]]を派遣。
シーナはその任務の最中、[[ロスティック]]国で偶然[[レキレキ]]、[[コズエ]]、[[イルザ]]の一行と出会い、[[ルナ]]との戦いに巻き込まれていく。
[[ルナ]]との決着をつけるが、その間に[[六界連合軍]]が[[ハイネスブルの戦い]]で大敗したとの話を聞き、急ぎ帰還。
連合軍再編後、仕切りなおしの戦いとなった[[カスタリアの戦い]]では、[[ロリスザード]]の命令により、[[スパルス]]国軍の背後を突くという大役を見事に成し遂げた。

[[グラドリア上陸作戦]]では、戦いの鍵を握る重要な別働隊の一人に任命され、密かに上陸を果たす。
[[ルーイン]]に発見され、一度は撃退されるが、[[サヌア]]と共に強襲に成功させ、戦いを勝利に導く。
その際、彼女の卓越した隠密としての能力は、同じ隠密である[[クルス]]の嫉妬を買うこととなる。

一人前と認められた自信からか、この頃から隠密としての能力を更に開花させていき、[[ルーティス砦攻略戦]]にも参戦して[[ベレル]]国陥落に貢献する一方で、同時期に内紛状態となった[[ランクヘン]]国の実情をつぶさに調べ上げ、[[エマルゲートの会合]]においては、酒宴の席で剣舞に偽装して送られた暗殺者[[ラルディーノ]]を、同じ剣舞によって阻止するという、様々な状況でそれぞれ特筆すべき功績を次々とあげている。

陸路、海路部隊が合流し、[[ビアスコア]]帝国を降伏させた後、[[フェルトビーン]]帝国に進軍。[[エイクレア攻略戦]]、[[ゲルトエルトの戦い]]を経て、17328年8月、両軍最大の決戦となった[[カルダザルスの戦い]]に参戦して勝利を収める。
このとき、公式史料には残されていないが、[[ゴルゴダの乱]]で行方をくらました[[チカ]]を発見し、説得して帰参させたのも、[[サヌア傭兵団]]と言われている。

17329年8月、[[シャクティアナ]]帝国との決戦となった[[エリス・ラゴンの戦い]]に参戦するが、[[ラスブロス]]の猛攻により一度は撤退、[[六界連合軍]]はその直後に[[ラスブロス強襲作戦]]を行う。
この、もはや戦略、戦術の範疇ではなく、「成功すれば勇者の英雄譚」に近い最終決戦において、[[ロリスザード]]に殉じるつもりであったが、土壇場でシーナをなんとしても生還させたいと考えた[[ロリスザード]]に離脱を命令され、涙ながらにこれを承諾。戦いの後、[[ロリスザード]]の遺品となった剣を携えて[[ヴァーグリア]]国へ帰還する。

その後、[[ヴァーグリア]]国は大きな戦いもなく、[[シーバズル]]と幸せな日々を送っていたが、1747年、突然の病魔に蝕まれ、[[マルタナ]]の看病も空しく、[[シーバズル]]に看取られて眠りについた。

&bold(){人物}
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-内気で人見知り、更に激しく上がり症であったが、隠密の任務として情報収集や使者といった、知らない人と話さなければならない事が多かった。しかし、そのおどおどした態度が逆に相手の警戒心を解いて、多くの情報を聞き出せたという。
-彼女は傭兵団の一員といっても、あくまでも[[ロリスザード]]の私兵的存在であり、ロリスザード本人からの命令でなければ遠方へ赴くことはなかった。ただ、個人的な手伝いや依頼は一切断ることがなく、料理の手伝いからお使いまで嫌な顔一つせず全てを引き受けた。
-ロリスザードとの関係は、完全に兄妹であり、[[マルタナ]]も[[シーバズル]]も、二人の旅立ちに不思議と嫉妬的な感情は沸かなかったという。
-彼女の偵察時の視野の広さは同世代の隠密と比較するとかなり優秀であった。これは、単に視力や脚力といった身体能力だけではなく、敵軍の立場に立って、自分なら今どこを目指すかと、進軍速度はどのくらいかといった機知に富んでいた為、すばやく重要拠点を見つけ出し、効率よく偵察できた為である。
-当時[[ヴァーグリア]]国の名医と呼ばれた医者がシーナを診断したが、彼女を蝕んだ病名はわからなかった。後世における一つの仮説として、「[[ルーイガルド]]に渡った時、隠密であった彼女は本隊から離れて別の国へも行っている、そのどこかで潜伏期間の長い風土病を感染した」というものがある。また、後世の物語においては、[[ロスティック]]国で[[ルナ]]との戦いのときに、「魔女の呪い」を受けた、とするものもある。

&bold(){関連項目}
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-[[VALKYRIE CHILDREN]]
-[[LUNATIC DESTINY]]

&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)