&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sanua.JPG,left) &bold(){基本情報} ---- -名前 サヌア・クルスト -生没 [[アルファ]] (1718~1744) -出身 [[イスタル]]国 -[[種族]] [[人間]] -性別 男 &bold(){略歴} ---- 傭兵活動をしている中で、[[ロリスザード]]、[[レイア]]、[[ダイルーガ]]と出会い、気が合ったことから、彼らと行動を共にする。 [[ヴァン・フレイ]]国の傭兵として活動中に、聖なる魔女と呼ばれた[[ルナティス]]に目をつけられ、[[マルガランの戦い]]でルナティスの考えていた「テスト」に合格。世界を動かす為の鍵として働く事を千年樹の下で誓うこととなり、[[アリアス遠征]]、[[アリアスの戦い]]に参戦。 その後、ダイルーガ、レイアと共に[[メッツ]]帝国への使者として立ち、プライドの高いメッツ帝国をヴァン・フレイ国に協力させ、[[ロヴェリア遠征]]にも参戦するという大仕事をやり遂げた。 [[ノスタル高原の戦い]]では、独立傭兵団という部隊が編成され、少数ながら、独自の判断で自由に動くことを許可され、後方霍乱を狙った[[シオン]]を撃退した。 そして、「戦略でも戦術でもない、まるで勇者の冒険だ」と称される、[[フェローラの戦い]]における[[フェローラ強襲作戦]]において、[[三魔王]]の一人、[[ガルゾーマ]]を打ち破るという、伝説に残る戦いをやり遂げる。 こうして、ルナティスの期待以上の結果を出すが、[[自由傭兵]]([[サヌア傭兵団]])としてありたいとの思いから、ヴァン・フレイ国を後にする。 その後は[[アルビス]]国にて傭兵活動を行い、[[第3次リアリッピの戦い]]では[[ルティエ]]部隊に配属され参戦し、それまでのルティエ部隊とはまったく違う戦果を見せる。 その後、ガルゾーマの恋人であった魔王[[ジルダー]]に執拗に狙われ、更にそのジルダーを追ってきた[[デルアーミー]]も加わった三つ巴の戦いに巻き込まれるが、この攻撃をかわしつつアルビス国と[[バーン]]国の間で行われた[[第4次リアリッピの戦い]]にも参加。しかしこの戦いは、アルビス国内の混乱に巻き込まれ大敗する。サヌア達は[[ストリアブの戦い]]で、傭兵でありながら兵権を一時的に預かり、追撃してくるバーン国軍を撃退する活躍を見せた。 帰国後、[[ルティエ]]の要請を受け、[[カルディナ]]復職の為に力を貸した。 そして、魔王ジルダーとの決着を付けると、彼女に敬意を評し、その羽をお守りとして身に付けた。 その後、[[第5次リアリッピの戦い]]に従軍、かつてガルゾーマの配下で、サヌアを仇と付け狙う[[ガミラン]]と剣を交えながらも、[[バーン]]国を背後から襲う奇襲部隊として勝利に貢献した。 アルビス国、バーン国、更に両国の同盟軍、援軍を巻き込んだ最大の決戦となる[[カオスギアの戦い]]では、最前線に配備され、獅子奮迅の働きを見せ、追撃戦となる[[ガリアの戦い]]において[[リヴォル]]帝国の名将[[グスタル]]を討ち取る。 その後、[[人体発火事件]]の調査を依頼され、傭兵団と共に[[人魔融合]]を目論む[[ジルダー]]の子飼いだった[[ベルバット]]と戦うが、その際互いに正体を隠しながらも、リヴォル帝国の将で身分を隠していた[[ベルンハルト]]と行動を共にした。 一度は調査を終えるが、[[隠密]]ギルドからの情報でダルミシア山脈にベルバットがいると知り、決着をつけるべく向かうが、そこに[[ガミラン]]が横槍をいれ、更に[[人魔融合]]を完成させたベルバットの驚異的な力の前に一時撤退する。 1740年になると、クーデターにより国外へ脱出した[[ラ・ディアス]]帝国の[[マルキィ]]と出会い、同時期に[[ドラグゥーン作戦]]の一環として、[[サヌア傭兵団]]は[[エリシア]]の要請により、[[リヴォル]]帝国難攻不落の城塞都市[[ミリアス]]への潜伏作戦を行い、[[ミリアス攻略]]を成功させる。 アルビス国とリヴォル帝国との決戦においては、エリシアの要請により一度は将軍に近い客将的な立場となるが、[[スカルオーネの戦い]]において、ライバルと思っていた[[ガミラン]]を法術を駆使した新戦術で一方的に打ち倒し、決着をつけることなく失ったことにより、彼は再び一人の傭兵という地位に戻る事を決意。 [[リヴォルの戦い]]にも参戦し、リヴォル帝国の終焉を見届けるが、[[リヴォル残党軍強襲作戦]]によって[[ダイルーガ]]を失いながらも、一度は行動を共にした[[ベルンハルト]]を討ち取った。 [[リヴォル]]帝国制圧後、[[アルビス]]国における自分達の役割は終わったと、再び[[ヴァン・フレイ]]国へ向かう。 ヴァン・フレイ国で待っていたのは、[[ザールック]]からの使者と、それに伴う[[ルーイガルド]]という存在、そして、[[リーズライディの戦い]]における破壊を司る[[神座]][[ガウデバ]]との戦いであった。 この戦いでは、[[ロリスザード]]と共にガウデバを撃ち破り、伝説に残る戦果を残し、[[アルファ]]における主導権を[[ヴァン・フレイ]]国にもたらすと、[[六界連合軍]]の結成、[[ルーイガルド侵攻作戦]]へと舞台は移っていく。 ルーイガルド17327年3月、[[カティアの戦い]]において[[ローヴァー]]国を撃ち破り、続いて[[スパルス]]国に進軍、圧勝を繰り返して首都にまで肉薄するが、[[ダルスバード]]艦隊を失うと、[[ハイネスブルの戦い]]による大撤退戦でかろうじて[[トレスト]]国にまで逃げ込む。この戦いにおいて、[[ルーイン]]と出会い、一方的な宿敵宣言を受け、以後二人は[[カスタリアの戦い]]でも戦場にて再会、激しい戦いを続けていくこととなる。 [[グラドリア上陸作戦]]では、戦いの鍵を握る重要な別働隊に任命され、密かに上陸を果たす。[[ルーイン]]に発見され、一度は撃退されるが、強襲に成功させ、[[ガン]]を討ち取り、戦いを勝利に導く。ベレル国への上陸に成功すると、[[ルーティス砦攻略戦]]にも参戦して、ベレル国陥落に貢献する。 陸路、海路部隊が合流し、[[ビアスコア]]帝国を降伏させた後、[[フェルトビーン]]帝国に進軍。[[エイクレア攻略戦]]、[[ゲルトエルトの戦い]]を経て、17328年8月、両軍最大の決戦となった[[カルダザルスの戦い]]に参戦し、[[四牙将]][[ウィッカー]]を討ち取って勝利を収める。また、その直後の[[バスティアーナ要塞攻略戦]]にも参戦。 公式史料はないが、[[ゴルゴダの乱]]で行方をくらました[[チカ]]を発見し、説得して帰参させたのも、南方六界連合軍の元へ単身赴き繋ぎをとったのも、[[サヌア傭兵団]]と言われている。 17329年8月、[[シャクティアナ]]帝国との決戦となった[[エリス・ラゴンの戦い]]に参戦し、[[ラスブロス]]の本陣にまで乗り込み一太刀浴びせる。さらに、決戦では撤退しながらも、[[サヌア傭兵団]]によるラスブロス強襲作戦が行われ、[[六界戦争]]に決着をつけるラスブロス討伐を成し遂げる。 しかし、サヌアも生還することはなかった。 伝承によると、[[アイリ]]はサヌアへの復讐を成し遂げる為、精神を崩壊させた演技をして彼に近づき、ラスブロスを討ち取り満身創痍となった彼を刺したとある。 確かに、二人の遺体が折り重なって発見されているが、現場を見た者は誰もいない為、全ては推測である。 &bold(){人物} ---- -何者にも縛られない[[自由傭兵]]を信条としてきた男。その由来は、難易度の高い任務を簡単にこなし、風の様に次の国へ渡り歩く姿から。 -女好き、酒好きな軽い男、ノリだけで生きるため、何事においても失敗することが多いが、反省もない。 -彼自身にその意思はなくとも、自らを中心に、人々の運命を渦巻かせる存在であった。 -あまり知られていないが、音楽にも通じ、楽器を演奏することができ、自らの演奏で酒場を盛り上げた事もあった。 -ロリスザードと出会う以前のサヌアの行動はほとんど記録がない。それは、旅の途中とはいえ仮にも一国の将軍であるロリスザードと違い、本当に一傭兵に過ぎなかったサヌアは、それまでの人生を記録する者がいなかった為である。その為後世の創作物語において、彼の少年時代は格好の材料であり、数多くの物語が作られている。 -[[ジルダー]]と決着をつけると、その墓標に「この世界で最も純粋な片翼の天使、翡翠の空を見渡す 白き乙女の夢、此処より永遠に」と刻んだ。 &bold(){関連項目} ---- -[[LUNATIC DESTINY]] -[[サヌア傭兵団]] &ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)