&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/firisu.JPG,left) &bold(){生没年} ---- [[アルファ]] (651~698) &bold(){略歴} ---- フィリス・アゾリィ 幼い[[レイディック]]が[[エルラディース]]の元で学んでいたときに、先にエルラディースの弟子となっていた先輩。 幼い頃のレイディックに剣術を教えた兄貴分で、共に将来の夢を語り合った仲でもある。 その後故郷[[ゴアル]]国に戻り、文官として頭角を現す。 先代ゴアル国主[[ガディス]]が死去したとき、その後継者を巡って争いが起こるが、民衆の支持と賛成派を味方に付けてフィリスが勝利し、そのまま国主となる。 その直後に[[ロードレア]]国の攻撃が始まり、[[リイラードの戦い]](685)が勃発。 フィリスはレイディックの成長を確かめた後に帰順。レイディックもこれを喜んで向かい入れる。フィリスが国主についたことはわずか数日前だったためレイディックはそれを知らずに戦っていたのだ。 ロードレア将軍となってからのフィリスは、中堅将軍として戦場で、治世でそれぞれ活躍するが、レイディックの死後突如軍勢を率いて[[ヴェリア]]を襲い、敗れて戦死する。 &bold(){人物} ---- -性格 &bold(){逸話} ---- -フィリスの突然の反乱には謎が多く、様々な説が囁かれているが、どれも決定打に欠ける。 「野望説」 彼も戦乱の申し子の一人であり、チャンスと見て、純粋に国主の座を狙った。(否定意見)フィリスにしては計画が杜撰。 「試練説」 ヴェリアにレイディックの後を継ぐ器があるかどうかを試した。(否定意見)そこまでする必要があったのか? 「殉死説」 これは、レイディックの後を追った殉死である。(否定意見)試練にしても、殉死にしても、兵士までも巻き込むのはフィリスらしくない。(否定に対しての否定)しかし、彼はリイラードの戦いでも最初から自分が国主になったことをレイディックに告げればよかったのに、わざわざ一度戦っている。彼が人間的にいかに立派だったとしても、兵の命を消耗品として考えていたのではないだろうか、そうなると、兵士を巻き込むのはフィリスらしくないという否定論は説得力を失う。 「陰謀説」 ヴェリアが有力なフィリスを陥れその兵力だけを吸収したかった為、反乱を捏造した。(否定意見)この時点でヴェリアがそこまでフィリスに警戒する必要性を感じない。 更には試練説と殉死説を合併させた新説等、近年になってその説は分裂と合併を繰り返し益々混沌となり、結局の所真相は歴史の闇へと葬られていく。 &bold(){関連項目} ---- -[[蜉蝣戦記]]