&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/rideli.JPG,left) &bold(){生没年} ---- [[アルファ]] (682~729) &bold(){略歴} ---- リディ・ローザ [[アレス]]子飼いの隠密の中で最も優秀な働きをしたため、アレスが将軍に抜擢した。 698年「[[ロードレアの内乱]]」が初陣になる。[[ルー]]と並んで「遅れてきた英雄」の代名詞。 指揮官としての才能もアレスの期待に応えたリディは、以後も指揮官と隠密を両立させてアレスに仕える。 ヴェリアの[[大遠征]](703~705)で主人アレスが戦死した後、[[ヴェリア]]は酒と[[ルフィ]]に溺れてリディに冷たくあたり、見かねた[[バイアラス]]はリディを守り、いつしかリディはバイアラスの直属隠密となる。 バイアラスの[[ロードレア]]国脱出にもつきそい、[[ベルザフィリス]]国で猜疑の眼で見られた生活を共に過ごすが、[[ルーディア]]の言葉で猜疑は消え始める。 707年の[[ロッド]]侵攻戦の頃には主力の将軍となり、諸将からも信頼されていた。 あまり知られていないが水軍司令官としても優秀で、この戦いの前哨戦でロッド国艦隊を打ち破っている。(この時、沈没した船から脱出した敵兵を救出した為、敵兵からも慕われ、決戦時には戦わずしてリディに投降した部隊もあった) この戦いの後[[ラディア]]の仇[[ギザイア]]に私闘を演じようとするバイアラスを身を呈して止める。 天下分け目の[[ヴァイグの戦い]](710)では、集結に僅かに遅れているベルザフィリス陣を敵の強襲から守るため、わざと隙だらけの布陣をひく。これに罠だと警戒した[[ロー・レアルス]]国の先発隊は、両軍集結まで攻撃を仕掛けることができなかった。 決戦では[[ゼノス]]と一騎討ちを繰り広げ、ゼノスさえも彼女の腕に感嘆し、リディも戦後ゼノスの墓を作ることでこれに答えた。 また、ルーの突撃にただ一人動揺しなかったたことが、勝敗の鍵となる。 [[ルディックの陣]](711)ではルーの突撃から[[ガイヴェルド]]本陣を守って負傷、この傷は深く二度と槍は持てなくなる。 天下平定後はアレスの墓をつくり、与えられた領土の治世を勤めながら静かに暮らすが、「[[国崩れの乱]]」でバイアラスの死を知ると衝撃のあまり失神、その後は政界から身を退いて余生を送る。 生涯アレス、バイアラスの為に生きた。 &bold(){関連項目} ---- -[[蜉蝣戦記]] &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)