ルディ

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ルディ - (2011/04/22 (金) 13:53:07) のソース

&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/elegy/rudeli01.JPG,left)

&bold(){基本情報}
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-名前 ルディ・フォン・ラグライナ
-生没 [[ラドリザン]] (1235~1265)
-出身 [[ラグライナ]]帝国
-[[種族]] [[人間]]
-性別 女

&bold(){略歴}
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皇帝[[セルレディカ]]の長女。父の激しさを受け継いだ次女[[セリーナ]]とは異なり、母の優しさを受け継いだ。
[[セルレディカ]]崩御後、後継者になるべく[[カルカシア]]の神殿にて身を清めていた。しかし、ルディの帝位継承を認めない妹[[セリーナ]]が、姉に対して反乱を起こし[[リングオブクラウン]]を奪取、帝位を継承する。

この妹の暴走にも特に反応を示さず、セリーナが帝国をまとめてくれるのなら、それでいいと隠遁生活を始めようとしたルディであったが、長女擁立派の派閥に誘拐同然に連れ去られ、説得を受け、結局妹セリーナの暴走を止めるという決意で[[神聖帝国]]女帝となる。
1258年[[ハルバートの戦い]]に自ら参戦し、[[セリーナ]]と対陣。この戦いは引き分けで終わるが、その後もセリーナとの和解の機会を模索し続けた。
だが、彼女の望む「平和的解決」は所詮は夢想であり、実際は[[ミナ]]がルディの知らない水面下で行った謀略により、[[セリーナ]]失脚という形で帝国内乱戦争は終わりを遂げる。
ルディは、2年の空白期間を置いて、父[[セルレディカ]]の後を継ぎ、正式にラグライナ帝国皇帝として即位した。

その後、[[ガルデス]]共和国、[[クレアムーン]]との完全和睦を考えたルディは、[[レディス]]と両国の中心点となる[[キリグアイ]]で和平会談を成し遂げるべく[[ラディス]]を使者に送った。だが、ようやく動き出した和平への道は、レディスが暗殺団に襲われ帰国したことにより頓挫、両国は[[キリグアイの戦い]]を迎えることとなる。
勝利を収めた帝国軍だが、ルディが帰国を命令、あと少しで共和国を完全に併合できると前線の将軍達は怒りだしたが、ルディ自らが最前線に立ち、全軍の撤退を強い口調で要請。普段の温厚な顔とは全く異なる決意に満ちた表情に、諸将も撤退を承諾した。
1261年2周期、いくつもの障害を取り除き、ついにルディは[[クレアムーン]]の[[真田弥生]]と会談、続く2周期には[[ガルデス]]共和国の[[レディス]]とも会談を果たした。
これは、皮肉にも妹であるセリーナが三国共通の敵として存在したこともあるが、元々平和を夢見るルディ、レディス、真田弥生の意志も強く反映されている。
こうして1261年9周期、歴史に名高い[[バスティアの会談]]が行われ、ラグライナ帝国、ガルデス共和国、クレアムーンによる和睦と平和への道が開いた。
まずは三国がそれぞれの自治を維持したまま統一国家となる[[アレシア]]連邦化が提案され、すべてが順調に動き始めた1265年、平和への課題を片付け続け、疲労のたまったルディが過労により逝去、ラグライナ帝国は、連邦化に伴い特権を奪われた旧帝国貴族達の武力蜂起へと繋がる。
しかし、ルディの残した平和の芽は、確実に実を結び、ついに混沌の残り火を全て消した。

ルディはアレシア連邦の母として、平和の代名詞として以後も称えられることとなった。

&bold(){人物}
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-父セルレディカが残した戦乱の火種を、その調和と協調と慈愛の水によって沈め、戦乱を終わらせる[[バスティアの会談]]を実現させた聖女として後世に名を残すが、彼女の権力への無欲さが[[帝国内乱戦争]]を引き起こしたという皮肉な事例も無視することは出来ない。
-優しすぎる性格は時に民をあまやかし、治世を誤った方向に導くことを知っていた為、内政については慎重なまでに配下の将軍と会議を重ねた。

&bold(){関連項目}
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-[[The End of ELEGY]]


&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)