ウルグレイの戦い

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ウルグレイの戦い - (2009/09/07 (月) 01:55:53) のソース

&bold(){概要}
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ウルグレイの戦いとは、[[ラドリザン]]1252年に[[ラグライナ]]帝国と[[クレアムーン]]の間でおきた戦いである。

&bold(){戦闘に至るまでの背景}
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国境を巡って一触即発だった両国だが、1251年、ついに本格抗争に突入する。
その直後にクレアムーンの[[神威巫女]]となった[[月風麻耶]]は、ラグライナ帝国を侵略者と糾弾し、解放という大義名分のもと、電光石火の進軍でバライを陥落させ、そこを橋頭堡に帝国への進軍を考えていた。
だが、ラグライナ帝国は、[[エル]]を総指揮官とした軍勢を派遣、ウルグレイの地にて両軍は激突する。

ただし、この戦いにおいては疑問点(後述)も存在する。

&bold(){両軍の戦力}
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資料はほとんど残っておらず、[[ラグライナ]]帝国軍は[[エル]]が指揮、[[クレアムーン]]は[[月風麻耶]]が指揮、としか判明していない。

&bold(){戦いの結末}
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戦いは、エルの仕掛けた水攻めにより、クレアムーンが大敗、バライはラグライナ帝国が奪還し、月風麻耶もかろうじて本国に帰還。
この戦いにより、ラグライナ帝国ではそれまで半信半疑だったエルの実力が認められ、軍師として信頼を勝ち取り、クレアムーンでは麻耶と神官の不仲を決定付けることとなる。


&bold(){疑問点}
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-ウルグレイの戦いは、古戦場と呼ばれる場所(当時、ウルグレイと呼ばれていたのがどこなのか)が未だに断定されない。
-この戦いでエルは認められたというが、認められていなかった者が、このような重要な戦いで総大将を任命されるのか?
-エルと月風麻耶のその後の印象をあまりにもわかりやすく暗示している。
以上のことから、この戦いは後世の創作、あるいは単なる国境の小競り合いを肥大化したものではないか、という指摘もある。

しかしエルは総指揮官ではなく、参戦将軍の一人だったのを、物語で総指揮官にしただけで、戦いそのものは存在したという意見も根強い。