第3次リアリッピの戦い

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第3次リアリッピの戦い - (2009/09/12 (土) 02:51:12) のソース

&bold(){概要}
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第3次リアリッピの戦いとは、[[アルファ]]1738年4月に、[[アルビス]]国と[[バーン]]国の国境である[[リアリッピ川]]を舞台に行われた戦いである。

&bold(){戦闘に至るまでの背景}
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[[バーン]]国は、[[リルル]]を新たな国王に迎えていたが、年端も行かないリルルが大臣の操り人形に過ぎないことは一目瞭然であった。
また、王位を継承できなかったリルルの兄達が水面下で動いていた事もあり、大臣達は「勝利」というわかりやすい形で国内を統一させる必要があった。そのため、三度目となる[[リアリッピ川]]への出兵が決定された。
リアリッピがもともと河川地帯であることもあり、本当の意味で占拠するには、リアリッピ川の戦いに勝利して、なおかつ川を越えた相手国の領土まで深く入り込み、はじめて「勝利」といえる。その意味では、過去の戦いは全て「引き分け」ともいいえた。

&bold(){両軍の戦力}
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|攻撃側||守備側|
|[[バーン]]国軍||[[アルビス]]国軍|
|総兵力66000|兵力|総兵力55000|
|[[サザンクロス]]|総指揮|[[カルディナ]]|
||軍師||
|▼サザンクロス部隊|主力部隊|▼カルディナ部隊|
|[[サザンクロス]]||[[カルディナ]]|
|▼ライウン部隊||▼リドラ部隊|
|[[ライウン]]||[[リドラ]]|
|▼グノー部隊||▼ルティエ部隊|
|[[グノー]]||[[ルティエ]]|
|||[[サヌア]]|
|||[[ロリスザード]]|
|||[[ダイルーガ]]|
|||[[レイア]]|
|||[[シーナ]]|

&bold(){戦闘経緯}
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&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/08-2.JPG,left)

この戦いの前に、酒場の喧嘩から[[サヌア]]達を知った[[ルティエ]]は、彼らを自分の部隊に編入した。
バーン国軍は、一気に攻勢に出て、アルビス国軍を押し込み、[[リドナ]]部隊が食い止める。

&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/08-2-2.JPG
,left)

地形を利用して、かろうじて包囲だけは免れたリドナ部隊だが、立て続けに攻め込まれ疲労していく。
やがて、夕方になるとこの地に雨が降り始める。
天候について詳しい[[ライウン]]は、当初からこの雨を待って、一気に中州へ移動する。そこに駐屯しているアルビス国軍を撃破して、一気に本陣を目指す作戦であったが、中洲に到着したライウンは、そこに居るはずの軍勢が消えていたことに驚く。

雨の予測はバーン国だけの専売特許ではなかった。アルビス国もこの土地を長きに渡り研究し、この日の雨を予測、それに乗じて敵軍が中州を襲うことを予知し、中洲守備の[[ルティエ]]部隊を密かに本隊にまで動かし、[[リドナ]]部隊と合流、全軍をもって一気に夜襲を仕掛け、攻勢に転じた。

夜の闇に紛れての攻撃もあり、[[バーン]]国軍は混乱、押し戻されていき、このまま行けば[[アルビス]]国軍の勝利は間違いないと思われた。
だが、このとき[[ライウン]]部隊は、このまま敵本陣へ無謀と知りつつ強襲を仕掛けるか、一旦戻って仲間を援護するか迷っていた、その上、雨の夜の渡河ということもあり、決断に迷っていた。
皮肉にも、この[[ライウン]]部隊の存在が、何かの対応策に見えたアルビス国軍本陣は、攻撃の手を一度止め、全軍を再び守備に徹しさせた。

この隙にバーン国軍は再編、ライウン部隊は「結果的に」中州を占拠。その後数日に渡るにらみ合いが続くが、互いに相手の策を警戒して動けず、アルビス国からの申し出により、捕虜交換を条件に停戦を提案。
結局、両軍同時に同じ距離後退することで、[[カルディナ]]と[[サザンクロス]]の名の下、期限付きの停戦締結が結ばれることとなった。

&bold(){戦いの結末}
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第3次リアリッピの戦いは、期限付き和睦が結ばれ、完全なる引き分けで終わりを告げた。
カルディナとサザンクロスは、和睦調停の為、はじめて互いの顔を合わせた。
しかし、これが期限付きである以上、既に第4次に向けて両国が部隊の再編に取り掛かることは目に見えていた。

&bold(){関連項目}
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-[[リアリッピ川]]