セルカティーナ

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セルカティーナ - (2010/06/09 (水) 12:29:57) のソース

&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/az/serukateli-na.JPG,left)

&bold(){基本情報}
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-名前 セルカティーナ・レドッソ
-生没 [[ザールック]] (3306~)
-出身 辺境の小国としか記述なし
-[[種族]] [[魔族]]
-性別 女

&bold(){略歴}
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[[アーズ]]国付近に領土を持っていた名もなき小国の貧乏貴族の娘。言葉使いは誰に対しても丁寧で、物静かな少女の風貌をしているが、胸に秘めた智謀と鎌を自在に操る剣術は天才的といってもよく、二物を兼ね備えた才女。
父は家名を上げようと[[アーズ]]国との戦いに赴くが、[[サウラ]]によって討ち取られる。その報告を聞いたセルカティーナは、[[アスハ]]、[[ファリミス]]、[[キリィ]]の三人だけの部下を率いて、以後サウラを父の仇として狙うこととなる。

しかし、実質的な戦力をもたないセルカティーナは、[[アトレティア]]国に流れ着き、[[ジルダー]]に認められて客将となる。
そこで、残された僅かな私財の全てを投げ打って兵を雇い、[[マドリアル攻略]]に参加を願い出ると、当時難攻不落と言われていたマドリアル国を奇襲によって陥落させ、[[ジルダー]]に褒美として新造された[[ダルスバード]]艦隊を授かることとなる。

その後、[[アーズ]]国軍が[[第二次リゼルバ攻略戦]]において、最重要拠点[[リゼルバ]]を陥落させるが、その報告を聞いたセルカティーナは動ずることなく自らの艦隊で[[ソート]]、[[イントス]]、[[レイアル]]の三国を縦に割る電光石火の進軍を成し遂げる。これは、進軍の拠点となっていた[[リゼルバ]]を奪うことで[[アーズ]]国軍が様々な進軍コースを手に入れたのを、一瞬にして封じ込め、[[リゼルバ]]を奪った事自体の重要性を下げてしまうという遠大な作戦であった。ただし、この作戦はセルカティーナの独断であり、彼女の兵力では三国を制圧することはできない為、「後方に大部隊が控えている」と思わせるはったりでもあった。その効果が消えないうちに、[[ラッツヘルトの戦い]]を起こして大勝、共同作戦をとった[[ロンド]]の兵力を吸収し、大勢力へと上り詰める。
地盤を更に強化するべくセルカティーナは更に進軍を続けるが、そこにアーズ国から[[サウラ]]と[[サルファー]]が使者として彼女の元を訪れると、交渉と見せかけて、セルカティーナにナイフを突きつけて撤退の書状にサインをさせ、その上で当初の交渉にあった「紺碧の宝玉」を置いて去っていく。セルカティーナは、いかなる手段であっても、交わされた約束は必ず守らなければならないと言い、[[アスハ]]、[[ファリミス]]の追撃を制止すると、約束通り撤退した。

その後、[[フレイミスト]]国を説得のみで[[アーズ]]国陣営から[[アトレティア]]国陣営に組み込み、

(現在ここまで)

万全を喫して開戦した帝王軍とアーズ国軍の決戦となるリゼルバ攻略戦で、サウラと壮絶な戦いを繰り広げるが、ジルダー出奔から始まった帝王軍の撤退、そして後継をめぐっての内乱により、勝利を目前にまで掴みかけていた彼女の人生は、以後転落の一途を辿る。
結局、内乱に巻き込まれた形となった彼女は、アーズ国軍との最大の決戦であるルクフェルの戦いに、何の為に出陣するのかもわからないまま参陣。サウラと最後の戦いを演じた後、ガザデルー軍の敗走によって辺境の砦にまで撤退。彼女を説得にきたサウラに、自らの想いを告げると、兵と部下のみを託して、初恋の相手であるサウラの目の前で自害した。

&bold(){人物}
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-[[サウラ]]を父の仇と狙っていたが、停戦交渉時の直接対面から、その行動力と天真爛漫にも近い性格に魅せられ、敵対する陣営にいながら、[[サウラ]]に惹かれ、尊敬すらする様になっていた。
-[[フレイミスト]]国を寝返らせた決め手となった言葉は、「[[アーズ]]国は、先日の[[神器衆]]処刑騒動でまさにいつ分裂してもおかしくない状態。これではいつ折れるか判らない切れ目だらけの木材で作られた椅子に座っている様なものです。[[アーズ]]国が折れれば、[[ビーストバリア]]、[[モルコア]]は[[アーズ]]の支援なくして自力で勢力は保てません、[[リグライナ]]、[[ヴィッツ]]は強国ですが、他国と連動することを嫌い孤立しています。[[ソート]]、[イントス]]、[[レイアル]]に関しても圧倒的物量で降伏は時間の問題となりましょう。 そして[[アーズ]]国は戦えば戦うほど疲弊しているのに対して、[[アトレティア]]国軍は戦うごとに新たな領土と戦力を増やしています。[[リゼルバ]]陥落も局地戦の出来事となり、視野を広げれば大局的には最終的に[[アトレティア]]国軍が勝利するのは自明の理なのです」であったが、これは、当時[[リョウ]]が密かに考えていたことと一致している。

&bold(){関連項目}
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-[[LOST MOON FLEET]]

&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)