フェイト
ACESでは山札を『フェイト』と呼んでいる。フェイトは運命や宿命といった意味を持つが、フェイトにどのような順番でカード積まれているかは、それこそ神のみぞ知ることだ。
基本的にフェイトは一般的なトランプと同様の構成であり、54枚が1
セットとなる。全てのプレイヤーはここから
アトラクトする。フェイトが無くなった時には新たなフェイトを作成し、そこからアトラクトを続ける。そのため、一般的なカードゲームのように山札が無くなってゲームが終了することはない。
新たなフェイトを作るには、新しい別のカードを使うことを推奨するが、ゲーム終了後に混ざってしまわないように裏面の柄が異なる物を用いることが望ましい。あるいは、その時点で捨て場に出ているカードを回収して新たなフェイトとしても良いが、
エースなどの強いカードを囲い続けるプレイヤーが出ることが懸念される。
なお、基本ルールは上記のようにフェイトを共有しているが、特殊ルールとしてプレイヤーにひとつずつ専用のフェイトを用意してもいい。また、公平性の観点から、あらかじめ
エースを抜き取り、参加者に均等に配分(つまり4人以上には適用できない)して余りをフェイトに戻しても良い。いずれにせよ、特殊ルールの採用は参加者全員の同意を得る必要がある。
最終更新:2022年12月21日 21:15