イニシアティブ
概要
そのユニットが、戦闘においてどれぐらい主導権を発揮できるかの指標で、
手札や
行動力と密接な関係がある。この数字が大きければ大きいほど、敵より早く行動を開始することができる可能性が高まる。
計算方法
手札の枚数=イニシアティブ
※同値の場合は
回避補正を参照
効果
- ターンにおけるフェイズの順番を定義するもので、その時点の手札の数と同一である。
- イニシアティブの数値が高い順にフェイズが回っていくことになるが、同数の場合は回避補正が高い者から優先的にフェイズを迎えることになる。
- もし回避補正が同値の者がいる場合は、戦闘開始前にあらかじめダイスを振って優先順を決めておくことが望ましい。
- 脚部破損で回避補正が半永久的に低下した場合は改めて優先順を決めなければならないが、《隠密行動》や《観測支援》等のスキルによる一時的な回避補正の低下は考慮しなくてもよい。
- 手札を消費するとイニシアティブは変動するが、相手よりイニシアティブが上回っている限り連続でアクション可能
具体例
ここでは、以下の場合について説明する。
- ユニットA:手札6枚(イニシアティブ6、回避補正5)
- ユニットB:手札5枚(イニシアティブ5、回避補正4)
ターン1・フェイズ1(ユニットA>ユニットB)
ユニットAの行動:通常攻撃(消費行動力1)イニシアティブ6→5
ユニットBの反応:通常防御(消費行動力1)イニシアティブ5→4
ターン1・フェイズ2(ユニットA>ユニットB)
ユニットAの行動:
スキルを使用して攻撃(消費行動力2)イニシアティブ5→3
ユニットBの反応:通常防御(消費行動力1)イニシアティブ4→3
ターン1・フェイズ3(ユニットA=ユニットB)※回避補正の高いユニットAが優先
ユニットAの行動:通常攻撃(消費行動力1)イニシアティブ3→2
ユニットBの反応:回避放棄(消費行動力0)イニシアティブ3→3
ターン1・フェイズ4(ユニットA<ユニットB)
ユニットBの行動:通常攻撃(消費行動力1)イニシアティブ3→2
ユニットAの反応:通常防御(消費行動力1)イニシアティブ2→1
1ターン1・フェイズ5(ユニットA<ユニットB)
ユニットBの行動:通常攻撃(消費行動力1)イニシアティブ2→1
ユニットAの反応:通常防御(消費行動力1)イニシアティブ1→0
ターン1・フェイズ6(ユニットA<ユニットB)
ユニットBの行動:通常攻撃(消費行動力1)イニシアティブ1→0
ユニットAの反応:回避放棄(消費行動力0)イニシアティブ0→0
全員のイニシアティブが0となったためターン終了(ターン2へ)
最終更新:2023年01月18日 19:37