✦ 一般的な生活様式 ✦


  • 衣食住はプレイヤーの私たちが暮らしている現代と大きくは変わりません。
    私たちの知る日本のような衣服、食事、住居でエアリオンの人類も生活しています。

  • 基本的な衣食住は浮遊都市内で完結しており、浮遊都市の持つ「安定した供給を保証できる人口」未満であれば、ひとりひとりに対して安定した生活を供給することが可能とされています(アルクトゥルスの場合、この基準は200万人とされています)
    この基準に近くなれば近くなるほど食料やエネルギー供給の過不足が発生し、貧富の差が生まれ始めるとされています。

  • 浮遊都市内部の食糧事情は、地上から退避した際に家畜や農作物も一緒に持ち込んでいるため自然食品がほとんどを占めています。
    その一方で、保存の利く人工食品の類が存在しないわけではありません。
    人工食品は将来的な食糧不足に備えて試験運用が進められている関係上、無料での配布が定期的に行われています。
    そのため、特に貧困層の間で利用されているようです。

  • 浮遊都市で食料などは生産可能ですが、水だけは生産することが出来ません(厳密には可能ですが、効率があまりにも悪いため基本的に行いません)
    そのため、水に関しては地上にある海水をくみ上げ、都市内部の【エーテル・ファウンテン】を利用した浄化(海水内のマナを取り除き、飲み水へ変換する機能)により賄っています。

  • 旧人類が使用していた電気やガス、ガソリンなどのエネルギーは全てエーテルに変わっています。
    エネルギーは各家庭に地下の配管を通してエーテル(液体)の状態で供給され、火や冷房として活用されます。

  • 都市内の移動では地上で生活していた頃に比べ、人類の活動圏が大きく収縮しているため自家用車の類がほとんど見られなくなりました。
    そのため都市内での移動には【リニア・レール】と【路線バス】が中心として活用されています。
    特に『リニア・レール』は1つのシェル・モジュール内を走る環状線が1本と、セントラル・モジュール行きの直通線が1本、使い分けられています。

  • 車道が存在しないわけではなく、前述の『路線バス』の他、配送の車両や富裕層が持つ嗜好品としての自家用車等が活用しています。

  • 都市内の通貨は「円」が使われています。使用されている紙幣はプレイヤーの知る現代の日本で使われる紙幣と変わりありません(どちらかと言えば紙幣よりも電子通貨が多く活用される傾向にあります)
    一般家庭の経済事情は安定しており、よほどの状況でない限りそれほど多くはありませんが余裕を持って生活が出来ます。
    その一方で富裕層と貧困層の差は大きくありませんが確実に存在しており、特にエーテル供給の偏り等で生じたスラム地区に集まって来た貧困層を一部の富裕層が統括し、スラムを根城に独自の文化を構築し始めており、稀に騎士団との衝突も発生しています。

  • 都市内で完結しているため、流通は基本的には必要ありませんが旧人類の文化存続を目的とした文化交流のため、積極的な輸出入が行われています。
    特に芸術品等の創作物や、嗜好品のようなお互いの主流文化の特徴が濃く出ているものが好まれ、輸入の際にも似たような理由で日本的でないものが輸入されがちです。
    また、食料プラントの故障等、アルクトゥルスのみでライフラインの維持が困難になった場合には足りない食料を外部から輸入して補います。
    そのため、日ごろから他の都市との交流は盛んに行われておりアルクトゥルスは友好的な都市が少なくありません。

  • アルクトゥルスの総人口は凡そ182万人。
    そのうちの約10%弱に強度1~強度5までの亜人が含まれます。
    都市が収容した旧人類は日本で生活していた人類です。
    そのため、都市で生活する人類は日系東洋人が中心ですが、一定数の諸外国人が含まれています。

  • また、都市に暮らす人間の中には『エーテルを直接操作する能力』を持って生まれてくる人間が少なからず混ざり始めています。

  • 平均的な寿命は70歳程度とされ、現代よりはやや後退しています。
    その背景には大気に溶けたマナによる身体汚染によって引き起こされる内臓変質や、外敵驚異との交戦等による早期の死亡が存在します。
    その一方で、医療技術は現代より格段に進歩しており、即座に命に係わる病気はほとんどなくなりました。
    また、機械工学の発達により生み出された精度の高い義肢・疑似臓器の登場により、病気等による死亡例は各段に減っています。

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最終更新:2023年06月09日 23:58