【詳細】
デザイン的には
RGE-B790CW ジェノアスカスタムと同様だが、Gエグゼスが完成しマッドーナ工房に払い下げられたジェノアスカスタムの設計データをベースにしているためである。
性能面でも大幅にバージョンアップが行われており、AGE-1を量産化する「A計画」で得られた莫大なデータを元に回収が行われた。
ディーヴァに配属された機体の配色は青と白。
ジェノアスからの変更点はバックパック、ツインアイとなり形状変更されたクリアバイザー、アンテナ頭部形状、両肩の形状と主に上半身。
基礎となったジェノアスカスタムではいささか過敏だった操縦性を改善し、一般パイロットにも扱いやすいよう調整が施されている。
ジェノアス自体の運用実績の長さから信頼性の高さは折り紙付き。
ベテランも含めた多くのパイロット達に支持され、この機体で腕を磨いたパイロットも少なくなく、より高性能な後継量産機である
RGE-G1100 アデルが登場した後も長く連邦軍の主力を担った。
ジェノアスからの強化ポイントはAGE-1並みの装甲が採用され
ビームバルカン程度では致命傷にならなくなったことと、
ドッズガンが量産化され攻撃面で充実しだしたこともあり、ヴェイガンのMSと互角に戦えるだけの機体性能を持つに至った。
またジェノアスではごく一部の機体しか装備されなかった
ビームサーベルも標準装備された。
かつて
ヒートスティックを格納していた腕部接続式の
シールド裏に懸架される。
第二世代開始時点では新型量産機として開発された
RGE-G1100 アデルが配備されたばかりであるため、主力量産機として現役で戦っている。
アセム編序盤ではコロニー内に侵入したドラド相手に対処するも頭部を
ビームサーベルで切り裂かれてしまう。
しかし苦戦するAGE-1を助けるためドラドの足を掴んで補佐し、撃破する手伝いを行った。なおこのパイロットは小説版によるとオブライト・ローレインである。
ビッグリング所属の艦隊には
RGE-C350 シャルドール改と共に多数が配備されており、フリットの的確な指揮もあって損害を出しつつもマジシャンズ8を始めとしたヴェイガンの攻撃部隊を撃退した。
第3世代、キオ編以降では
Oカスタムと呼ばれるオブライト専用カスタム仕様が存在し、ジェノアスはすべての世代を通して使用された数少ない量産機となった。
また、ロストロウランにおける戦闘でも出撃が確認されている。
最終更新:2021年11月05日 02:53