サンプルシナリオ
このページに記載された出力文はあくまでサンプルです。
同じキャラを投稿し、同じ行動を行っても同じ結果になるとは限りません。
こちらに記載している内容を見て、このゲームがどのような形式で行われるのかを確認してもらえればと思います。
登場キャラ
名前:架神恭介
性別:男性
設定:
バカで単純でトラブルメーカーな男子高校生。
自作の激辛カレーで親友の妹を殺めてしまったことがきっかけで魔人へと変貌した。
彼の能力は事実上あらゆるカレーを劇薬へと変化させることが可能であり、
地元の不良学生からは「殺人インド人」の異名で恐れられている。
外見:
ツンツン頭でツリ目。
ギザ歯でアホみたいな顔をしている。
口調・一人称:
アホな男子高校生。
一人称:オレ
【魔人能力】:『サドンデスソース』
カレーの辛さを自在に操る。
カレーを一睨みするだけで、お子様カレーから激辛カレーまで自由自在の辛味調整を実現する。
[成功要素]
身体スキル:【非童貞Lv.1】【包丁さばきLv.2】
知的スキル:【エロ知識Lv.2】【料理知識Lv.3】【毒知識Lv.2】
固有スキル:【サドンデスソース[魔]】【料理Lv.3】
アイテム :【カレーLv.1】
名前:真野五郎
性別:男性
設定:
元魔人公安の希望崎学園社会科教師。
第7次ダンゲロスハルマゲドンにて死亡するも、地獄の底から蘇った。
特技であるナイフ投げには一層磨きがかかっており、一度死んだことも影響しているのか、
今や幽霊等の実態が無いものも射抜けるレベルに達している。
外見:
筋肉質。リーゼント。
口調・一人称:
寡黙で迫力がある。
一人称:私
【魔人能力】:『瞬間移動ナイフ』
右手で投げたものを半径30m圏内にテレポートさせる能力。
右手一本で投げたものでないと移動できない。
[成功要素]
身体スキル:【元鬼畜公安Lv.3】【筋肉質Lv.2】
知的スキル:【元ベテラン教師Lv.1】【捜査能力Lv.2】
固有スキル:【瞬間移動ナイフ[魔]】【ナイフ投げLv.3】
アイテム :【ナイフ複数本Lv.3】
名前:小竹真央
性別:女性
設定:
過激派魔人の中でも、きっての武闘派。肉体的には決して強くないが、暗殺や破壊工作、
トラップ等を得意とし、敵味方双方に多数の死傷者を出している。
陰気で卑屈な印象にも関わらず、なぜか一部からカリスマ的な支持を得ている。
外見:
眼帯に白衣。
口調・一人称:
おっとりとした口調。
一人称:あたし
【魔人能力】:『フルキューブ』
密閉空間内に可燃性ガスを一瞬で充満させる。ただし、その中に小竹本人がいなければならない。
小竹以外の者が火気を発することで引火し、大爆発を起こす。
ガス爆発により小竹がダメージを負うことはない。
[成功要素]
身体スキル:【暗殺者Lv.2】【証拠隠滅Lv.3】【ステルスLv.1】
知的スキル:【求心力Lv.3】【トラップ知識Lv.2】
固有スキル:【フルキューブ[魔]】【破滅願望Lv.2】
アイテム :【コンパスLv.1】
名前:神乃太陽
性別:男性
設定:
全身から凄まじい異臭を放つ魔人公安部長。
チビ、デブ、ハゲと三拍子揃い、スーツがはちきれんばかりに腹の出た醜悪な小男だが、
悪夢の如き魔人能力を持ち、過激派学生全てからの軽蔑、憎悪、畏怖を一身に受けている。
外見:
ものすごい醜男。臭い。
口調・一人称:
刑事のような喋り方。
一人称:俺
【魔人能力】:『人造太陽』
おならに火が付くなら、うんこはもっと燃えるはず、
なら、太陽は大きなうんこに違いないという独自の太陽神信仰に基づき、
うんこを炎へ、炎をうんこへと変える能力。
ただし、太陽の目に見える範囲でしか変化できないため、
相手の腸内のうんこを炎に変えたりはできない。
[成功要素]
身体スキル:【悪臭Lv.1】【公安部長Lv.2】【嗅覚Lv.2】
知的スキル:【捜査能力Lv.3】【魔人知識Lv.3】【捕縛術Lv.1】
固有スキル:【人造太陽[魔]】
アイテム :【うんこLv.2】
名前:ド正義克也
性別:男性
設定:
オルグの天才。
今回の学生運動において、最も重要な理論的指導者の一人である。
「相手も人間だ。腹を割って話せば分かってくれる」という信念を持ち、
対立する相手であっても、まずは会話と相互理解を求める理性的な性格の持ち主。
外見:
神経質なイケメン。
口調・一人称:
ハキハキと喋る。
一人称:僕
【魔人能力】:『革命の構造』
「相手も人間だ。腹を割って話せば分かってくれる」
「それでも分からないやつは人間じゃない」
「人間じゃないなら死ねばいい」ということで、話しても分かってくれない相手を即死させる。
相手が最終的に合意しなければ、能力を発動し即死させることができる(口先だけでも合意を得た場合は使えない)。
ただし、説得内容は自身のスタンスに則った、真摯かつ無理のないものでなければならない。
[成功要素]
身体スキル:【高身長Lv.1】【無言の圧力Lv.3】
知的スキル:【政治の知識Lv.3】【指導者Lv.3】【駆け引きLv.1】
固有スキル:【革命の構造[魔]】【アジテーションLv.3】
アイテム :
クエスト
●第一試験:殺戮百獣コロッセオ:
- 概要: 円形の巨大闘技場を舞台に、解き放たれる猛獣と他の参加者を出し抜き、制限時間内に最も多くのポイントを獲得せよ。
- 制限時間: 2時間。
- 舞台: スズハラ・コロッセオ
- 状況: 参加者は、石造りの巨大な円形闘技場の中心に立っている。観客席には試験官・一色京が一人、ワイングラスを片手に座っている。壁は高く、脱出は不可能。闘技場の四方には、巨大な鉄格子のゲートが設置されている。
- 初期状況: 試験開始の合図と共に、ゲート1と2から【巨大サソリ】が複数体、ゲート3から【キングライオン】が一体、闘技場内に解き放たれる。
- 課題・得点源:
- 闘技場内で入手可能な「戦利品」を確保することでポイントを獲得する。戦利品は、確保した時点でその者のポイントとして計上される(試験官への提出は不要)。
- キングライオンの『王者のタテガミ』(1本5点)
- 闘技場に解き放たれたキングライオンを倒す、または無力化することで入手可能。
- 巨大サソリの『猛毒針』(1本3点)
- 特別加点『キリングボーナス』(1人につき2点)
- 他参加者を戦闘不能(死亡・気絶)状態にした瞬間にポイントが加算される。
- ゲームの流れと重要ルール:
- 戦利品の所有権: 戦利品(タテガミ、毒針)は、猛獣にとどめを刺した者が獲得する。
- 強奪: 他の参加者が確保した戦利品は、その参加者を戦闘不能にすることで全て奪うことができる。
各キャラの行動
架神恭介:
キングライオンに接近し、持っている【カレーLv.1】に『サドンデスソース』を発動。カレーをライオンの顔面に投げつける。
真野五郎:
闘技場の壁際に安全な位置を確保。接近してきた【巨大サソリ】に対し、『瞬間移動ナイフ』で急所を狙撃し『猛毒針』を回収する。
小竹真央:
【ステルスLv.1】を使い、闘技場の柱の影に身を隠す。他の参加者と猛獣の戦いが始まるのを待ち、漁夫の利を狙う。
神乃太陽:
射程内に入ったキングライオンに対し、懐の【うんこLv.2】を投げつけ、『人造太陽』を発動。巨大な火柱で焼き尽くす。
ド正義克也:
闘技場の中央で、他の参加者全員に向けて【アジテーションLv.3】を用い共闘を呼びかける。
出力結果
漆黒のスリーピーススーツに身を包んだ試験官、一色京が、観客席から優雅に指揮棒を振るった。
「それでは、才能の原石を発掘するための『選別』を始めよう。諸君の健闘を、心から嘲笑いながら祈っているよ」
その言葉を合図に、闘技場の四方に設置された巨大な鉄格子が、軋みを上げて開いていく。ゲート1と2からは甲殻をカシャカシャと鳴らす【巨大サソリ】の群れが、そしてゲート3からは、威厳に満ちた咆哮を轟かせる一体の【キングライオン】がその姿を現した。
殺意と獣臭が渦巻くコロッセオ。最初に動いたのは、ギザ歯を剥き出しにしたツンツン頭の高校生、架神恭介だった。
「っしゃあ! 百獣の王だろうがなんだろうが、オレのカレーで泣かせてやるぜ!」
単純な思考回路は、恐怖よりも功名心を優先させる。彼は誰よりも早くキングライオンへと駆け寄ると、懐から取り出したタッパー詰めの【カレーLv.1】を構えた。その瞳がギラリと光る。魔人能力『サドンデスソース』。架神が睨むだけで、何の変哲もないカレーは、粘膜を焼き尽くす生物兵器へと変貌を遂げる。
「喰らいやがれ!」
【器用Lv.3】のスキルが、放物線を描くカレーを正確にライオンの顔面へと導く。ベチャリ、という鈍い音と共に、王者の顔は茶色い悪魔に覆われた。
「グギャアアアアアアッ!」
想像を絶する激痛と刺激臭に、キングライオンは巨体をくねらせて暴れ狂う。視界を奪われ、鼻腔を破壊され、ただただ無差別に暴虐の限りを尽くす獣が一体、闘技場の中央に出現した。架神の行動は、確かに王を無力化――いや、より危険な存在へと変貌させたのだ。
その混沌を冷ややかに見つめる男がいた。元公安、元教師、真野五郎。彼は闘技場の喧騒を意にも介さず、壁際まで後退し、最も安全なポジションを確保していた。
「……フン」
鼻を鳴らし、彼は迫りくる【巨大サソリ】の一体に視線を固定する。無駄のない動きで懐から抜き放った【ナイフ】を右手で構える。次の瞬間、投げ放たれたナイフは真野の手を離れた直後に消失。刹那の後、サソリの硬い頭殻のど真ん中に、空間を無視して突き立っていた。魔人能力『瞬間移動ナイフ』。【元鬼畜公安Lv.3】の経験と【ナイフ投げLv.3】の技術が可能にする、必殺の遠隔狙撃である。悲鳴を上げる間もなく絶命したサソリの骸から、真野は淡々と『猛毒針』を回収した。
一方、眼帯に白衣姿の少女、小竹真央は、この地獄絵図が始まった直後から姿を消していた。【ステルスLv.1】を使い、闘技場の巨大な柱の影に音もなく潜んでいたのだ。彼女は暴れるライオンも、冷静に獲物を狩る真野も、全てを観察していた。その瞳には焦りの色も、功を焦る気配もない。ただ、この混沌が最も美味なる瞬間――漁夫の利を得る好機――を迎えるのを、蛇のようにじっと待っている。
そして、その時は唐突に訪れた。
「グゴゴゴ……好機、到来……!」
腹の出たスーツを揺らし、凄まじい【悪臭】を放ちながらキングライオンに歩み寄る小男がいた。魔人公安部長、神乃太陽。彼は暴れ狂うライオンの顔面に、架神のカレーがベットリと付着しているのを目敏く見つけると、醜悪な笑みを浮かべた。
懐から取り出したのは、ずしりと重い茶色い塊。【うんこLv.2】である。
「我が太陽神よ、ご覧あれ! 不浄なる獣を聖なる炎で浄化せん!」
神乃は独自の太陽神信仰を叫びながら、そのブツをライオンに向かって投げつけた。うんこは架神のカレーの上にベチャリと付着。その瞬間、神乃の魔人能力『人造太陽』が炸裂した。
うんこが炎に、炎がうんこに。神の御業か悪魔の所業か。神乃のうんこは凄まじい火種となり、ライオンの顔面に塗られたカレーを燃料にして、爆発的な大火炎を引き起こしたのだ!
「ゴアアアアアアッ!?」
断末魔の咆哮は、凄まじい爆炎に飲み込まれて消えた。キングライオンは頭部を黒焦げの炭塊に変え、巨体を震わせながらどう、と大地に倒れ伏した。
「……は?」
自らの手柄が、最も醜悪な形で横取りされた光景を前に、架神恭介は呆然と立ち尽くす。彼のカレーは、ただ神乃の能力を最大限に引き出すための、最高の着火剤にされただけだった。
全ての決着が、ほぼついてしまったその時。
闘技場の中央で、一人の男が満を持して声を張り上げた。神経質なイケメン、ド正義克也である。
「諸君! 聞いてくれたまえ! 我々は敵同士ではない! この理不尽な試験に立ち向かう同志だ! 今こそ手を取り合い、協力してこの試練を乗り越えようではないか!」
【アジテーションLv.3】と【指導者Lv.3】のスキルが乗ったその声は、闘技場の隅々まで明瞭に響き渡った。しかし、その呼びかけに耳を傾ける者はいない。
神乃は黒焦げのライオンから『王者のタテガミ』を悠々と抜き取り、真野は次のサソリに狙いを定め、架神は自分のカレーを燃やした男を殺意の籠った目で見つめ、そして小竹は影の中で静かに息を潜めている。
時すでに遅し。彼の熱弁は、ただただ虚しく、闘技場の空に木霊するだけだった。
観客席でその一部始終を見ていた一色京は、腹を抱えて笑い転げていた。
「ククク……ハハハ! 素晴らしい! 愚かな正義! 醜悪な勝利! これだよ、これが見たかったんだ! まさに才能の無駄遣い! 最高じゃないか!」
【第一試験 結果報告】
[殺戮百獣コロッセオ]
▼獲得ポイント
神乃太陽: 5点 (キングライオンの『王者のタテガミ』)
真野五郎: 3点 (巨大サソリの『猛毒針』×1)
架神恭介: 0点
小竹真央: 0点
ド正義克也: 0点
▼累計ポイント・ランキング
1位: 神乃太陽 (5点)
2位: 真野五郎 (3点)
3位タイ: 架神恭介 (0点)
3位タイ: 小竹真央 (0点)
3位タイ: ド正義克也 (0点)
▼状態変化
架神恭介: 【カレーLv.1】を消費。神乃太陽に対し強い【憎悪】を抱く。
真野五郎: 【ナイフ】を1本使用(回収可能)。
小竹真央: 変化なし。
神乃太陽: 変化なし。
ド正義克也: 変化なし。強い【徒労感】。
最終更新:2025年07月02日 00:35