あにまん民のオリキャラ同士をAIの力を借りて戦わせるスレ @ ウィキ
第4回トーナメント 第1回戦 第1試合
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aioricharabattle
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第4回トーナメント 第1回戦 第1試合
《無窮の旅人 リク・ケヴィル VS 真王ゴルバス》
第4回あにまんオリキャラ最強トーナメント——
特設リングの中央に二人の戦士が対峙する。
一人はボロボロのマントを羽織る黒髪の剣士、無窮の旅人リク・ケヴィル。
もう一人は十本の神器を操る王、真王ゴルバス。
観客席からの熱気と歓声が渦巻く中、審判が試合開始を告げた。
「——試合開始ッ!!」
試合開始と同時にゴルバスが先制する。「神剣クサナギ」を抜き放ち、振り下ろすと同時に放たれた鋭いかまいたちがリクを襲う。
「お手並み拝見といこうか。」
リクは盾を構えることなくノーガードでかまいたちを受け止める。
ズバッ!ズバッ!
かまいたちはリクの体を切り裂き、リングに鮮血が舞う。
―しかし、瞬く間に傷が塞がっていき、彼の体は一瞬で再生してしまった。
「不老不死か。中々に厄介だな。」
そう、リクの体には「時凍の呪い」が刻まれており、どんな大怪我を負っても一瞬で治ってしまうのだ。
老いることも無ければ死ぬこともない。それこそがリクの最大の強みである。
「次はこちらの番だ。」
リクは全てを消滅させる「戒滅の呪い」を剣に込めて反撃に出る。
「王に剣を向けるか。」
全てを消し去る黒い波がゴルバスを包もうとするが、彼は「璽盾ゴランドル」を掲げて斬撃と呪いを完全に防御した。
「…一応聞いておくけど、なんで消滅しないんだい?」
「その程度の呪いなら効かなくて当たり前だろ、王だぞ?」
「…そうかい。」
全くもって答えになっていないが、今はそんなことを気にしている場合ではない。
リクが続けて足元の影を広げると、その影はなんと20本の槍となってゴルバスへと襲いかかる。これは彼が得意とする呪いの一つ『影縛の呪い』だ。
しかし、
「つまらん。」
ゴルバスは「支配の権能」を使って全ての槍を空中で停止させ、逆に「雷銃ヒナワ」でリクを攻撃する。
無数の雷弾がリクを貫くが、またしても「時凍の呪い」によって傷が瞬時に再生してしまう。どんな攻撃を受けても瞬時に再生してしまう恐ろしい呪いを前にして、ゴルバスが目を細めた。
無数の雷弾がリクを貫くが、またしても「時凍の呪い」によって傷が瞬時に再生してしまう。どんな攻撃を受けても瞬時に再生してしまう恐ろしい呪いを前にして、ゴルバスが目を細めた。
「これではいつまで経ってもキリが無いな。」
不死身というのは明確に倒す方法が存在せず、このまま攻撃を続けていればいずれはスタミナ切れに陥ってしまう。
かといって、攻撃をしなければ相手に攻め込まれるばかりで勝機は一生訪れない。
ゴルバスは既に難しい局面に追い込まれており、ここを突破するための迅速な決断が求められる。
かといって、攻撃をしなければ相手に攻め込まれるばかりで勝機は一生訪れない。
ゴルバスは既に難しい局面に追い込まれており、ここを突破するための迅速な決断が求められる。
「とにかく今は様子見だ。」
ゴルバスは再びクサナギを振るい、鋭いかまいたちを放つ。
これは”思考の時間を作るためにもとにかく攻撃の手を緩めてはいけない”と考えての行動だ。
空を裂く刃がリクを襲い、彼の体が切り裂かれる——かに見えた。
これは”思考の時間を作るためにもとにかく攻撃の手を緩めてはいけない”と考えての行動だ。
空を裂く刃がリクを襲い、彼の体が切り裂かれる——かに見えた。
「どうやら耐性がついたようだね。」
リクの傷が先ほど以上の速度で塞がっていく。
同じ攻撃を受け続けることで耐性を獲得し、効き目が薄くなる。これも時凍の呪いの効果の一つだ。
「…事はそう簡単にはいかなさそうだな。」
長々と戦っていては耐性を獲得され不利になる。であれば、短期決着を試みるしかない。
「まずはシンプルに火力で押す!」
ゴルバスはどこからともなく取り出した大槌カフクを全力で振り下ろす。
ドギャンッ!!
命中の瞬間に凄まじい雷撃が落ち、リクの体ごとリングを抉った。
「まだまだ!」
続けて星打ドンドルデュを叩きつけ、大爆発を起こさせる。
高火力の神器2つを用いた連続攻撃の威力は絶大だ。
高火力の神器2つを用いた連続攻撃の威力は絶大だ。
……しかし、それでもリクの体は再生してしまう。
「こっちもやられてばかりではないよ。」
リクはゴルバスに向けて指を指し、「堕烙の呪い」を発動する。ゴルバスの背中に特殊な烙印が現れ、その部位を強制的に弱点にしてしまった。
「次はこれだ。」
ザンッ!
突如としてリクは忘失の聖剣で自分の右腕を切り落とす。
すると、その右腕には「復讐の呪い」が付与され、ゴルバスに目掛けて一直線に飛んでいく。
すると、その右腕には「復讐の呪い」が付与され、ゴルバスに目掛けて一直線に飛んでいく。
「気色の悪い技だな。」
異質な光景を目の当たりにしてもゴルバスは冷静だ。
死弓フルクラを取り出して飛んできた右腕を打ち落とすと、致死量の毒が右腕を蝕む
しかしその瞬間、
死弓フルクラを取り出して飛んできた右腕を打ち落とすと、致死量の毒が右腕を蝕む
しかしその瞬間、
ドカンッ!!
なんと右腕は大爆発を引き起こし、ゴルバスの周囲に向けて呪いの霧をばら撒く。
「なにっ!?」
ゴルバスは咄嗟に璽盾ゴランドルを構えることで辛うじて爆発から身を守るが、防御の集中したせいでリクを視界からが外してしまう。
リクは呪いの霧に紛れて一瞬のうちにゴルバスへと接近し、その手纏った戒滅の呪いで彼を消滅させようと試みる。
「これで——終わりだ。」
放たれた戒滅の呪いが無防備になったゴルバスの背を捉える。
弱点部位となっている背中にこの呪いを受けてしまえば、さすがのゴルバスであったとしても一巻の終わりだ。
しかし——
「いいや——終わるのは貴様だ。」
ゴルバスの周囲の空間が歪む。支配の権能が最大出力で発動したのだ。
「消え失せろ。」
周囲に飛散していた呪いの霧とリクの戒滅の呪いが、一瞬にして消失してしまった。
これこそがゴルバスの切り札「支配の権能」だ。
「な…!?」
リクが驚愕する間もなく、支配の権能によって彼の体がゴルバスの真正面まで移動させられる。
「王の前に敵は無し!」
ドゴォン!!!
ゴルバスの拳・天拳ルフラルが彼の腹を抉る。完全なるクリーンヒットだ。
ゴルバスがそのまま拳を振り抜くと、その衝撃でリクの体は遥か彼方まで吹き飛ばされてしまった。
審判の声が響く。
「勝者——真王ゴルバス!!」