あにまん民のオリキャラ同士をAIの力を借りて戦わせるスレ @ ウィキ
第4回トーナメント エキシビションマッチ 第2試合
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aioricharabattle
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第4回トーナメント エキシビションマッチ 第2試合
《真王ゴルバス VS 『剛拳神』ランバ》
あにまんオリキャラ最強トーナメント特設リング。観客の熱狂と拍手が空気を震わせる中、両端のゲートからゆっくりと二人の男が姿を現す。
片や、鋼鉄の如き肉体に無数の修羅場を刻んだ戦士、『剛拳神』ランバ。
その一歩は地鳴りを起こし、拳を構えるだけで観客席の空気がひしゃげる。
その一歩は地鳴りを起こし、拳を構えるだけで観客席の空気がひしゃげる。
片や、漆黒の王装に身を包み、十本の神器をその手に従える王、『真王ゴルバス』。 その瞳は冷静に、だがどこか誇り高くリング中央を見据えていた。
「王たる者、民の望む試練を受けねばならん。当たり前だろ、王だぞ?」
静かな宣言とともに、リングの中心へと進み出るゴルバス。
「ようやく面白そうなのが来たな。どんな神器か知らんが、全部ぶち壊してやるよ。」
それを真正面から迎え撃つランバは、拳を掲げて笑った。
「試合開始ッ!!」
瞬間、ランバが踏み込んだ。
「『剛打・神殺』!」
放たれたのはただの拳。だが、圧倒的な肉体から放たれる一撃は、踏み込みだけでリングの床を陥没させる。
「ふん、遅い。」
だが、ゴルバスは臆することもなくその拳を『璽盾ゴランドル』で受け止めた。
ドゴォンッ!
衝撃が観客席を揺らす。盾に受け止められたはずの一撃は、そのままゴランドルごとゴルバスを吹き飛ばした。
だがそれと同時に、盾が光の矢を射出してランバの肩を貫いた。
「ハハハ!いいねぇ!これでこそ戦いだ!!」
ランバの傷口から血が噴き出す。しかし彼は笑った。
その笑みには痛みも恐れもなかった。ただ純粋な愉悦だけが宿っている。
「次はこっちからいくぞ!『剛斬・神脚』ッ!」
凄まじい勢いの回し蹴りが空を裂く。並みの生物ならこれだけで絶命してしまうだろう。
「動きが単調で読みやすいな。」
しかしゴルバスはそれを予見していたかのように『乱槍グラド』を構える。
彼がランバの蹴りを避けると共に、槍が瞬時に変形してランバの太腿を突き刺した。
「グッ!まだまだぁ!!」
ランバは突然の痛みに呻くが、そのままゴルバスに向けて拳を叩きつける。
神器の一撃を貰いながらも己の打撃を通す戦闘狂の意地だ。
神器の一撃を貰いながらも己の打撃を通す戦闘狂の意地だ。
ドゴッ!
その拳はゴルバスの予想を超え、彼の胸を抉る。
「っ!!……だが王たる者、容易く膝などつかぬぞ。」
強力な一撃を受けて血を吐きながらも、ゴルバスは再び立ち上がった。
「王の力を見せてやろう。」
大槌カフクを天に掲げ、その巨槌が雷を纏い振り下ろされる。
大槌カフクを天に掲げ、その巨槌が雷を纏い振り下ろされる。
「面白れぇ!!」
対するランバも拳を掲げ、真っ向からそれを迎え撃つ。
ガチンッ!!
強烈な一撃同士の激突。落雷と拳風がリングを焼き尽くし、視界を覆う閃光の中で二人の力が交錯する。
………煙が晴れた時、両者は肩で息をしながらも立っていた。ランバの身体は満身創痍。それでも口元には笑みが浮かんでいる。
「……さすが王様。すっげぇ面白ぇよ。」
二人は決着をつけるべく、再び攻撃の姿勢を取る。
「戦士としての流儀だ。俺も拳でいかせてもらおう。」
ゴルバスは己の拳――天拳ルフラルを構え、渾身の一撃を叩き込むべく精神を集中する。
「いいねぇ!わかってんじゃないか!なら俺も全力だ!!」
ランバは『剛躯・神凌』をフルパワーにし、神をも屠るその拳に更なる力を溜める。……二人の視線が交差し、ついにその時が訪れた。
ドンッ!!
この男と男の勝負で勝ち残ったのは……
「勝者――真王ゴルバス!!!」