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火災の段階と目標

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akechi

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火災の段階と目標

消防団が出動する場合、ほとんどが下記の表の第2段階であるといえます。
第2段階では「隣棟の延焼阻止」が一番の目標です。
そのため、屋根への放水や隣の棟への放水、消防署のタンク車への補水、出火家屋周辺の可燃物の除去が、消火活動の内容といえます。

段階 第1段階 第2段階 第3段階 第4段階
状況 室内燃焼 天井に着火 隣棟延焼 他居住区延
イメージ
時間経過 ~5分 10~20分 30~60分 数時間
防御単位 室内・階層 居住区 広域
目標 出火箇所で制圧 隣棟延焼阻止 区域封じ込め 地区・重要物方面
対応者 消防署出動 消防団出動   広域消防

残火処理

  • 鎮火後に再発火を防ぐため、炎が見えた箇所、煙が断続的に発生する箇所に注水をします。
  • 家屋においてトタン等で覆われている場合は、排除して注水を行います。
  • 分団長等により残火処理終了の指示があった後、1時間後及び2時間後に巡視を行います。
  • 2回の巡視で異常が無ければ解散し、機器の確認・撤収を行います。
  • 再発火があった場合は分団長に連絡し、指示に従ってください。

鎮圧と鎮火

  • 火の勢いが収まったことを鎮圧と言い、火が完全に消えた状態を鎮火と言います。使う順番としては、鎮圧から鎮火です。


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