注水技術
- 屋内の燃焼は屋内に侵入して注水する
- 大家屋の延焼はその屋内にて防止する
- 階段廊下等を先に消す
- 交互注水を怠らない
- 筒先付近にはホース1本ぐらい余分に延長する
- 燃焼屋内に進入する時は頭上を水で2~3回払う
- 煙が充満したら姿勢を低くして呼吸する
- 熱いとき雨を降らすように水を被って防御する
- 鳶口で破るよりも筒先の水で破る方が速い場合もある
- 筒先は絶対放さない
用語
フラッシュオーバー
- 室内で火災による熱で可燃物が熱分解し、引火性のガスが発生して室内に充満した場合や天井の内装などに使われている可燃性素材が輻射熱などによって一気に発火した場合に生じる現象
バックドラフト
- 室内など密閉された空間で火災が生じ不完全燃焼によって火の勢いが衰え、可燃性の一酸化炭素ガスが溜まった状態の時に窓やドアを開くなどの行動をすると、熱された一酸化炭素に急速に酸素が取り込まれると結びつき、二酸化炭素への化学反応が急激に進み爆発を引き起こす現象。