第7話

「俺は悪魔だ……お前も悪魔だ。ハ、ハッハハハハハハハ! フハハハハハハハハ!!」

データ

URL:https://www.nicovideo.jp/watch/sm12674336
投稿日:2010/11/07
再生時間:22:04
備考:初音ちゃんかわいすぎワロタ

あらすじ

好き勝手に校長室で騒いでいる戦線メンバー。
ゆりは音無と直井を別室へ呼び出し、ギアスで音無の記憶を呼び戻そうと提案した。
発動するギアス、巻き込まれ記憶の世界へ介入するブロリーたち。
音無には病床の妹である初音がおり、彼は生きる意味を知らずバイトをして惰性に過ごしていた。
自分と違って生きる希望を持つ妹を想い、音無はクリスマスに彼女を喜ばせようと考える。
「街の大通り。だってねー? 全部の木に電気が点くんだよ?」
始まる初音ちゃんワックワック計画だが、外出の許可が出なかった。
それでも初音を連れ出す音無、準備されたプレゼントやサプライズの数々。
街の大通り、「ありがとう」を最後に静かになる初音。ひとりで喋り続け、歩き続ける音無。
音無は自分の生きる意味が何だったのか、失ってからようやく気づいた。
しばらくして、退院する家族と優しそうに笑う看護師を見て、音無は医学を志し猛勉強を始める。
(誰かのためにこの命を、費やせるのなら……!)
試験会場に向かうため電車に乗る音無。
しかしその近くでは、生前の悟空たちとある存在の戦いが起こっていた。


セリフ書き起こし

+ OP:Little Busters! EX
ベジータ「俺は、超ベジ」
(ドアップで邪魔したベジータを岩盤するブロリー)
+ scene1:友情破断拳
(チャイム)
(校長室で日向を揺すっているユイ)
ユイ「ねぇ、先輩! 新技掛けさせてくださいよぉ! 名付けて、北斗有情破顔拳!」
ブロリー「さぁ俺に来い!」
悟空「カァ、気持ちわりぃ! やだおめぇ!」
(殴り飛ばされる悟空、ダンスしているTKと松下、寝ている野田)
ブロリー「さぁ!」
ピッコロ「そこまで性根が腐っtクソマァ!」
(蹴り飛ばされ\デデーン/するピッコロ、巻き添えになる高松)
(猫を愛でている大山と椎名)
大山「可愛いですねぇ! ねぇ椎名さん?」ベジータ「イイナ!」
椎名「いいセンスだ」
(せがみ続けるユイ)
日向「ったく、此処は小学校かよ」
ユイ「もぉーいい! 大山先輩に掛けよぅ!」
日向「ガキばっか増えてくなぁ」
直井「貴様、僕に言ってるのか? 僕は神だぞ?」(裏でユイにやられている大山)
日向「あ? まーだそんなこと言ってんのかよ? 音無に抱き着いて大泣きしてたクセにw」
ベジータ「ハッハッハッハッハ! アハハ、ハハハハハ!」
直井「誰が泣いたって?」
日向「おっ!?」
ベジータ「ほおぉっ!?」
直井「泣くのは貴様だ。さぁ、洗濯バサミの有能さに気づくんだ。洗濯バサミにも劣る自分の不甲斐なさを、嘆くがいい……」
(ギアスを掛けられる日向とベジータ、机の上に置かれた洗濯バサミ)
日向「せ、洗濯バサミ」
ブロリー「ってなんだぁ?」
パラガス「サイヤ人のバカどもはコイツのことを怪獣と呼んでいるらしい」
ブロリー「なにぃ!? なんて奴」
トランクス「嘘です! 全て嘘でs」
パラガス「これこそ、所謂ひとつの恐怖の形だ」
トランクス「嘘です! 全て嘘なんです! 全て騙すためにパラガスが作られた嘘」
ブロリー「うるさい!」
(ブロリーにアッパーされるトランクス)
日向「素晴らしい! ああ、クリップ代わりに髪を挟んだりとか応用も利く、使える!」
ベジータ「お前がナンバーワンだ……!」
(直井を摘まみ上げる音無、ベジータを掴み上げるピッコロ)
音無「お前……催眠術を腹いせに使うな」
直井「音無さん!」
ピッコロ「何を寝言言ってる!?」
ベジータ「貴様らにはわからないのかぁ!?」
(泣きながら洗濯バサミを称える日向)
ゆり「音無くん、直井くん。用があるの、ちょっとこっちに来なさい」
+ scene2:記憶の旅、聖夜のありがとう
(ゆりに空き教室に呼ばれる音無たち)
音無「なんだよ、こんな所に呼び出して?」
ゆり「直井くん、音無くんの失われた記憶を戻してみせて」
ブロリー「なんだとぉ!?」
音無「俺の記憶!?」
ゆり「そうよ、アナタの記憶。直井くんの催眠術は本物よ」
直井「いいだろう! なぜなら、私は直井・ブリタニア・シンジ! 世界を壊し、世界を創z」
(直井を叩いて止める音無)
ゆり「アナタの失われた記憶も取り戻せるハズ」
直井「んー、なるほどぉ」
ブロリー「フッフッフッフ! 音無、ガンバガンバです」
音無「ちょっと待てよ! 勝手にそんなこと決めんなよ!?」
ゆり「どうして?」
ブロリー「なんでですかぁ?」
ゆり「まさか、忘れたままでいたいの?」
音無「あ、それは……」
(口ごもる音無)
音無(もちろん思い出したい! けど、この不安はなんだ?)
パラガス「30年前のことだ。お前は知ったことを後悔するだろう。当時お前は大学生。大宮に住んでいて、毎日銭湯の一番風呂に入るのが日k」
(ブロリーにタコ殴りにされるパラガス)
音無「あ、ああ……わかった……」
直井「では、始めます」
(頷く音無にギアスを掛ける直井、巻き込まれるブロリー)
パラガス「え」
(音無の記憶、向日葵が咲き蝉が鳴く夏)
ブロリー「何処だぁ?」
パラガス「此処は、記憶の世界なのだ」
ブロリー「親父ぃ、いたのか」
ベジータ「ブロリー、わざわざ来たのか。出しゃばるんじゃない」
悟空「おめぇたち、なんでここに?」
(登場するピッコロ)
ブロリー「ギィ! とっておきだ……」
パラガス「お、おお!? だ、ダメだ! やめろブロリー! 音無の記憶を破壊し尽くしてしまう!」
初音「お兄ちゃん、学校楽しい?」
(病室から聞こえた声に反応するブロリー)
音無「楽しかねえよ。行ってねぇから」ブロリー「なんだ?」
初音「行ったら楽しいかもしれないよ?」
音無「頭が良かったら楽しいかもな。俺バカだからな」
ベジータ「バカな奴mほおぉっ!?」
(岩盤)
音無「成績悪い奴には、居場所がない所だ」
ブロリー「ン! ンンンン!!」
(初音を発見するブロリー)
初音「そう……。わたしは勉強楽しみだなぁ。友達作るのも楽しみ」
ブロリー「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ……気が高まる! ロリー、カワイイ!」
パラガス「可哀想だがブロリー」
ブロリー「なんだぁ?」
パラガス「あの娘は後数日の命だ」
ブロリー「なにぃ!?」
音無「ああ、そうだ……コレ」
(漫画雑誌を渡す音無)
初音「ほぁ……! ありがとう、お兄ちゃん!」
ブロリー「カワワワワワワワワワ」
パラガス「だが、後数日の命だ」
ブロリー「とて、娘は死なさんぞ」
パラガス「ブロリー!?」
(ピッコロに歩き寄るブロリー)
ブロリー「ムシケラ、仙豆ください」
ピッコロ「ない」
(工事現場のバイトで頭を下げる音無の回想)
運転手「バカヤロウ!」ピッコロ「クソマァ!」
音無(俺は、生きている意味がわからない。生き甲斐を知らない。最低限食っていけるだけのアルバイトを惰性で続けて、そんな暮らしで十分だった)
ベジータ「くだらん!」
ブロリー「ニートよりマシです」
音無(妹は俺とは違う。生きる意味に希望を持っているし、生きる意味もきっと見つけられる。なのに、ずっとこの2年退院できないまま過ごしている。可哀想に、代わってやれたらいいのに)
ギニュー「よろしければ私がチェーンジしましょうか?」
ブロリー「お前帰れ」
\デデーン/
音無(何の希望も持たない、生きる意味もわからないこの俺と……。その憐情の想いが、俺を此処に通わせていた)
(雪の降り始めたベンチでコーヒーを飲む音無)
音無(そうだ。クリスマスは、医者に相談して少しだけでも外に出られるようにしてもらおう。車椅子は雪が積もると使えないのかな? だったらおんぶでいいや。あいつひとりくらい、いくらでも負ぶって歩ける。それで、好きな店で好きな物を買ってやろう。だと、もっと稼がないとな……)
(すっかり冬になった季節、マスクと点滴をしている初音)
音無「クリスマス……出歩けるなら、どんな場所に出かけたい?」
初音「街の大通り」
音無「あんな所でいいのか?」
初音「だってねー? 全部の木に電気が点くんだよ? 知ってる?」
ベジータ「ダニィ!?」
ブロリー「なにぃ!?」
初音「すっごく綺麗なんだって! 去年からそうだったんだって、先生が言ってた」
音無「へぇー!」
ブロリー「……俺が連れてってやる」
初音「……行けるの?」
ブロリー「はい」
初音「ホントー!?」
音無「ああ、ホント!」
パラガス「これより、初音ちゃんワックワック計画を発動する」
ならず者たち「おおー!」
ベジータ「モタモタしてるんじゃないぞ!」
トランクス「父さん!」
ベジータ「早速バーゲンセールに出掛ける、後に続け!」
トランクス「ハイ!」
初音「やったぁ! ありがとう、お兄ちゃん!」
(優しそうに微笑む音無、嬉しそうに笑うブロリー)
音無(外出の許可は当然出なかった……)
ブロリー「なんでだ!?」
トランクス「闇雲に出掛けるのは危険です! みすみす死にに行くようなものです! もう少し待t」
ブロリー「出来ぬぅ! 約束したんだぁ!!」
トランクス「いけません! アナタは甘く見ていm」
(無視して駆け出すブロリー)
トランクス「ハァッ☆」
(イルミネーションされた大通りを、初音を負ぶって歩く音無と続くブロリー)
音無「すげぇ……! おい、見えてるか? すごいぞ!」
初音「うん……すごく綺麗……」
(満足そうなブロリー)
音無「さーてー、これから楽しい時間が続くぞぅ? まずはプレゼントだ」
ブロリー「イェイ! 可愛いですかぁ?」
(ぷろとんくんのぬいぐるみ)
音無「今度は夕飯だ!」
(豪華な料理を並べたパラガス、料理長コック帽のベジータ)
パラガス「ありがたく思え」
ベジータ「さぁ口を大きく開けて、いただきだぜぇ!」
初音「お兄ちゃん……」
音無「うん?」
初音「ありがとうね」
音無「あ……」
(照れ臭そうな音無、微笑むブロリー)
ベジータ「そ、そうか?」
(何かに気づいたようなパラガス)
音無「買い物の後にもなぁ、いいこと待ってるんだぞー?」
ブロリー「惑星シャモから連れてこられた奴隷たちの」
ベジータ「汚ぇ花火だ」
ブロリー「フルン!」
シャモ「サイヤ人なんて宇宙の悪魔うああああああああああああああああ」
音無「よくわからないけど、雑誌に載ってたいい店予約してあるんだぁ。コースで決まったものが出てくるんだぞ? コース料理だぞ、すごいだろー!」
(初音の様子がおかしいことに気づくブロリー)
ブロリー「んん? ……ブロリーですよ」
パラガス「やめろ!」
ブロリー「キィ! 親父ぃ、なんだぁ?」
パラガス「ブロリー、戻るんだ」
ブロリー「? ……フッフッフ、イヤです。戻らないですよ」
パラガス「戻るんだ」
ブロリー「……。……ッ!」
(初音を見て狼狽えるブロリー)
音無(その後も、俺はひとりで喋り続けて、歩き続けた)
+ scene3:誰かのために 前編
(ひとり歩く音無)
音無(俺は……ちゃんと生き甲斐を持って生きていたんだ。生きる意味は、すぐ傍にあったんだ。気づかなかっただけだ。俺はアイツに、『ありがとう』……そう言ってもらえるだけで、生きていられたんだ。アイツに感謝されるだけで、生きた気がしていたんだ。幸せだったんだ)
(泣き叫ぶブロリー)
音無(バカだ俺……今頃気づくなんて……。そんな大切な存在だったのに、なにもしてやれなかった)パラガス「ダメだブロリー! それ以上気を高めるな! やめろブロリー!」
音無(ずっとアイツは病院で、俺の買ってきた漫画雑誌読むだけで……)悟空「いい加減にしろ!」ピッコロ「やめろと言ってるんだぁ!」
(悔しそうに握り締めた拳をそっと開くベジータ)
音無(それだけで、それだけの人生で……アイツは幸せだったのだろうか? そして、それを失った俺の人生も、終わってしまったのだろうか?)
母親「お世話になりました」
(病院の前で挨拶をする一家と医者と看護師を見つける音無)
看護師「退院おめでとう」
(なにかを決意して走り出す音無)
ブロリー「ん……?」
音無(俺はもう一度、生き甲斐を見つけられるかもしれない)
(医学大辞典で勉強する音無)
音無(生きる意味を、見つけられるかもしれない)
(学校の成績順位を確認して静かに喜ぶ音無)
音無(誰かのためにこの命を、費やせるのなら……!)
ブロリー「フッフッフ、流石音無。よく頑張ったな」
ピッコロ「何を寝言言ってる!」
ベジータ「これからが本当の地獄だ……(※大学入試的な意味で)」
(電車で試験会場に向かう途中、振動を感じ取る音無とブロリー)
ブロリー「なんだ?」
セル「ブrrッラアアアアア!!」
(悟飯と戦うセル、見上げている生前のベジータたち)
セル「ふざけやがって! とりゃああ!」
悟飯「フン!」
(殴り飛ばされるセル)
セル「ゼェ、ゼェ……。ウゥゥゥアアアチクショオオオオオオ!! チクショオオオゥ!! 究極体に、究極体になりさえすれば……! あ、あんな奴ごときにぃ!! クッソウ……ん?」
(落ちてくる赤い宝石、見つけるセル)
♪目と目が合う瞬間
セル「吸収させてもらおうか……!」
(強大なエネルギーに包まれる中、組み上がっていくレイジングハート)
生前の悟空「クッ、ッ……!」
生前のベジータ「アアア……!」
(現れるなのはの姿をした究極体セル)
セル『他愛もない……』
生前の悟空「おめぇの出番だぞ、悟飯!」
悟飯「でもおt!」
生前の悟空「とっとと行け!」
(逃げ出す生前の悟空、飛んで追いつくセル)
生前の悟空「やべっ!」
セル『逃げられると、思ったのか私から?』
(目を丸くして震える生前のピッコロ)
セル『素晴らしいスピードにぃ、私自身も驚いているよ』
生前のベジータ「殺される……みんな殺される!」
悟飯「あ、あ……」
生前のトランクス「あんな奴を生かしておいたら、宇宙は破壊し尽くされてしまう!」
セル『うえっはっはっはっは。諦めろ……』
クリリン「よしやがれ! 冗談じゃねぇぞ!?」
セル『ウァッアアアアア! 食らえぇ! 全力のかめはめ波だ。避ければ地球が吹っ飛ぶ! 受けざるを得んなぁ!?』
生前の悟空「やべっ」
生前のベジータ「逃げるんだぁ」
(一目散に逃げ出す生前の悟空とベジータ、唖然とする悟飯たち)
セル『…………波あああああああああああああああ!!!!』
(セルの攻撃に成す術のない悟飯たち)
生前のベジータ「お、オワタ……」
(激しく揺れて脱線する電車、音無の手から飛んでいく受験票)
(暗転)
ゆり「……思い出した?」
音無「ああ……」
ゆり「素晴らしい人生だったとは、言えそうもないわね」
音無「しばらく……ひとりにしてくれ」
(振り向くブロリー、土下座しているベジータ)
悟空「わりぃけど急ぎの用事ができちまったんで……。えーっと界王さmうあああああああああああ」
+ scene4:オペレーション・モンスターストリーム
(校長室での作戦会議)
ゆり「で、報告って何?」
高松「本日の食券が不足しているとのことです」
藤巻「どうする? トルネードいっとくか?」
ゆり「いいえ。今回のオペレーションは……モンスターストリームよ!」
(英雄の証)
悟空「なに!?」
パラガス「遂に来たか……」
TK「絶望のcarnival!」
ベジータ「もうダメだ、お終いだぁ!」
音無「なんなんだ、その作戦は!?」
(リオレウスのイメージ)
音無(モンスターなんてのがいるのかよ、この世界には……!?)
シャモ「アイツだぁ!」
ブロリー「俺が化け物? 違う、俺は悪魔だ!」
シャモ「んなこと知るか」
日向「ちょっと歩いた所に川があるだろ?」ブロリー「フルン!」
(消し飛ばされるシャモ)
日向「そこで食料の調達だ」
音無「そ、それってもしかして単なる川釣りなんじゃあ……?」
日向「え? そうだけど……それがどうかしたか?」
音無「ああ、いや……」
(呆れた表情の音無)
音無(また釣られてバカな想像をしてしまった……)
ベジータ「引っ掛かったな!」
(岩盤)
(川に向かう途中、花を見ている立華を見つける音無)
音無「ん……?」大山「楽しみだなぁ~」
ブロリー「んん?」
音無「そんなとこでなにしてんだー?」
(立華に駆け寄ろうとして音無に邪魔されるブロリー)
立華「草むしりとか、色々」ブロリー「カカロットォ!」
悟空「うあああああああ」
(見惚れてしまい顔を逸らす音無)
音無「そ、そうか。あ、そうだ! お前も来いよ!」
(天使ちゃん合流)
ゆり「もう生徒会長でもないし、いいんじゃない?」
一同「ええええ!?」
(川へ来た戦線メンバーと立華)
松下「よぅし、始めるか!」
一同「おおー!」
ブロリー「うおおおおおおおお!!」
(釣り上げるゆり、気弾で発破漁するブロリー、跳ねた魚をそのまま仕留める椎名)
ユイ「アホだ……」
(少し離れて川を見つめている立華に気づく音無)
音無「立華、俺たちは消えない。だから仲良くしてもいいんだよ。ほら、みんなと一緒に釣りしよ?」
(釣竿を受け取り振りかぶる立華)
悟空「うあああああああああ」
(針に引っ掛かって惑星シャモまで飛ばされる悟空)
\デデーン/
ブロリー「な、なんて奴だ……!」
音無「つかお前、すごい怪力だな……」
立華「オーバードライブはパッシブだから」
音無「パッシブ?」
+ scene5:太古の律動
(音無の肩をポンポンと叩く立華)
音無「おっ?」
立華「何か引いてる……」
音無「ええ?」
(しなる竿、目を光らせる通行人A、川の中に出現する渦)
通行人A「ッ、モンスターストリーム……!」
音無「ええ、コレが!?」
通行人A「本来モンスターストリームは主の怒りの証! コレが起きたら即全員離脱! だが……その子ならもしや!」
(引きずり込まれそうな立華を後ろから抱き支える音無)
音無「マジでやんのかよ……どんだけデカいんだよ!?」
ブロリー「俺を超えることは出来ぬぅ!」
日向「正気じゃねぇなぁ!」
ベジータ「モタモタしてるんじゃないぞ!」
(駆けつけるブロリー、日向、ベジータ、パラガス、ピッコロ、寝ている悟空)
直井「音無さん!」
野田「ったく、軟な奴だ!」
(駆けつけておおきなかぶ式になる戦線メンバー、横で応援するユイ)
ユイ「オラァ野郎どもー! もっとグイグイ引っ張らんかい!」
一同「オーエス! オーエス! オーエス!」
(大きく跳ぶ立華、釣り上がる主、一緒に飛び上がる戦線メンバー)
直井「うわああああ!?」
椎名「浅はかなり」
音無「うあああああ!?」
(ドサクサに紛れてベジータを主の口の中に押しやるブロリー)
音無「食われるぅぅぅぅ!?」
立華「助けなきゃ……」
(釣竿を持ったまま分身を出す立華、主を切り分ける分身)
\デデーン/
(山積みになった主の輪切り)
藤巻「コレあったらしばらくトルネードしなくていいんじゃねぇ?」
大山「え、毎日コレ食べるの!?」
日向「いやそれ以前にどーやって保存するんだよ?」
音無「うーん、捨てるのもなんだしなぁ。仕方ない。一気に調理して、一般生徒にも振る舞うかぁ!」
ベジータ「このベジータ様が、たっぷりと料理してやるぜぇ!」
(炊き出しをする戦線メンバー、グランドにできる長蛇の列)
ベジータ「まずはキャベツだ」
(白菜)
ベジータ「みじん切り、木っ端微塵切r」
ブロリー「うるさい!」
(岩盤)
+ ED:Brave Song
♪いつもひとりで歩いてた
♪振り返
♪らないんだ
(後片付けをする音無たち、階段に座っている野田)
野田「そーいやゆりっぺは?」
パラガス「只今一生懸命行方を調査させています」
藤巻「どうせどっかで高見の見物だろぉ? こんな奉仕活動みてぇなことに参加するタマかよ。つかテメーも」
ブロリー「働け」
(物音に反応する一同)
音無「おっ?」
ブロリー「なんだぁ……ヘアッ!?」
(ボロボロで倒れているゆり、駆け寄る一同)
野田「ゆりっぺ!?」
(音無に抱え起こされるゆり、建物の上に現れる第一形態のセル)
ブロリー「……」
セル「次はお前がこうなるんだ」
ブロリー「大きなムシケラが一匹か? フッフッフ」
(何かを持った手のひらを上げるセル)
ブロリー「?」
(浮かび輝く赤い宝石)
宝石「Standby, ready, setup」
(戦慄するブロリーと音無)
セル「うっ、ぐぅ、ぬうう。うう! うう、ううううう! う、うああああ!!」
(溢れて光柱となるエネルギー、険しい顔になるブロリーたち)
パラガス「まさか……」
セル『喜べぃ。お前程の生体エキスを吸収すればぁ、私はかなり完全体へと近づくことができぃる。この私の役に立つのだ、嬉しがれ』
ブロリー「誰だぁお前は?」
セル『…………私の名はセル、人造人間だ』
【To Be Continued】
♪いつもひとりで歩いてた
♪振り返ると
(究極体セル)
(かめはめ波を撃たれた生前の回想、絶句するベジータ)
♪あたしは戦
♪わないんだ
ブロリー「クズ……お前が戦う意思を見せなければ、俺はこの星を破壊し尽くす」
ベジータ「そんなことが出来るかぁ! 貴様らにはわからないのか!? セルに勝てる奴などおらんぞ……。殺される、殺されるぅ、ぶっ殺される!」
ブロリー「キィ!」
ベジータ「は、放せぇ!」
(対峙するブロリーとセルのイメージ)
ブロリー「俺は悪魔だ……お前も悪魔だ。ハ、ハッハハハハハハハ! フハハハハハハハハ!!」

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最終更新:2020年02月11日 00:24