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小休止 ◆dKv6nbYMB.


ヒースクリフの依頼通り、北西部の探索へと向かうことにした一行。
しかし、キング・ブラッドレイエスデス、そして移動しながらの後藤との戦いで溜まった疲労や怪我の応急処置のため、一時的に留まることにした。

「ミギー、後藤の反応は?」
『いまのところはない...何度もいっているが、この会場では私の探知能力はあまりあてにできんぞ』
「構わない。少しでも妙な気配を感じれば、私に伝えてくれ」
『了解だ』

後藤。
本来の戦い方を失う代わりに、新たな力を得た『最強』の寄生生物。
どさくさに紛れて足立に押し付けてきたが、果たしてどうなったか。
あの大規模な電撃で倒れていてくれればいいが、そううまくいくものだろうか...。

アカメ

アカメの腕に止血処置を施しながら、新一はふと今までのことを思い返す。
魏志軍との戦いの後、アカメは新一たちのもとに訪れた。
その時サリアとアカメの間で妙ないざこざはあったものの、アカメは八幡の死で傷ついた雪乃を抱きしめ、支えてくれた。
御坂美琴に襲われた時も、率先して戦線に立ち、あの電撃を前にしても全く怯まなかった。
それからも、魏志軍やキング・ブラッドレイ、エスデスに後藤といった恐ろしく強い敵とも常に前線で戦い、新一たちの道を切り開いてくれた。
アカメがいなければ、新一はとっくに死んでいる。

「いままで、ありがとうな」

だからだろう。
唐突に、なんの疑問も抱くこともなく感謝の言葉を漏らしたのは。

「...?」
「アカメはさ、ずっと俺たちのことを助けてくれただろ」

微笑みを浮かべる新一に、アカメはそういうことか、とようやく気が付いた。

「気にするな。私はナイトレイド。民の力になるのは当たり前だ」

言葉の通りだ。
アカメは殺し屋ではあるが、それはあくまでも力無き民のため。
救いを求める民がいるのなら、それに応えるのがナイトレイドの務めでありアカメが剣を振るう理由だ。
だから、彼女にとって今までの行いは全て礼を言われるまでもないことである。


「それでもだよ。お前がいなかったら、俺も雪ノ下もとっくに死んでる。だったら、お礼を言うのは当たり前だろ?」
「...礼が言いたいのは、私もだ」

目を伏せながら、アカメは語る。

「後藤との戦いの時も言ったが、私の住む世界は、いつ何時敵に襲われるか、逃がした敵に殺されるか。そんなことを常に考えながらでないと生きていけない世界だ。
だから、命を奪うのに躊躇う暇はなかったし、それが当たり前で通る世界だった」
「......」
「けれど、サリアを説得していたお前達を見ていて。命を奪う以外の選択肢を選べるお前達を見て思ったんだ。羨ましくて、眩しくて。だからこそ守りたいと」

だから、と言葉を切り、アカメは新一の頬にそっと手を添える。

「新一。この先、辛いことや悲しいことがあるかもしれない。怒りに身を任せてしまうことがあるかもしれない。でも、お前達はその心を忘れないでくれ。きっと、それがお前達の強さになる」
「...そんな、遺言残すような縁起でもないこと言うなよ」
「そうだな。けど、この場ではなにが起きてもおかしくない。だから、なにが起きても後悔のないように―――なんて考えてしまうのは、やはり私が殺し屋だからだろうな。すまない、いつもなら必ず生きると約束できるのだが...」
「無理もないさ。あんなバケモノ染みた奴らがうようよしてるんだ。少しくらい弱みを見せてもいいだろ」
「だが...」

現状、この三人の中で一番戦力となるのは、元の世界より多くの戦場を渡り歩いてきたアカメだ。
新一もそれなりに場数は踏んでいるとはいえ、動きはアカメやウェイブほど洗練されている訳ではなく、足立やマスタングのように驚異的な異能を持っている訳でもない。
そんな彼女が弱音を吐けば、それは二人にも伝染してしまう。
そのため、アカメは弱音など吐いている暇はないのだ。

「...確かに、アカメさんは戦闘での私たちの支柱になっている。あなたの気持ちひとつで、私たちにも影響があることは否定できないわ」

声がした方へと、二人は目を向ける。
床に寝かされていた雪乃が目を覚ましたようだ。

「けれど、全てを隠して一人で背負おうとしても、それはきっと失敗する―――経験者が言うんだもの。信憑性は高いと思うわ」
「雪乃?」
「以前、文化祭実行委員の副委員長をやっていたの。その時の委員長が...正直、頼れなくて」

総武高校文化祭実行委員長、相模南。彼女の『文化祭を成功させるために力を貸してくれ』という依頼で、雪乃は副委員長の座につき、補佐にまわった。
しかし、その実態は、補佐とは名ばかりの仕事の押し付けであり、相模が手をつけようとしない仕事は全て雪乃に背負わされ、雪乃もまたそちらの方が効率がいいと考えで全てを請け負った。

「尤も、その結果、少し体調を崩して由比ヶ浜さんに怒られたけれど...」


奉仕部、もとい雪乃の『人の助け方』とは、一から十まで世話をすることではなく、基本的なノウハウを与え自立を促すことである。
しかし、その時の雪乃はなにを躍起になっていたのか、効率がいいからという理由を傘に、一から十までを全て相模の代わりに行おうとしていた。
それで体調を崩したのだから目も当てられないだろう。
そんな雪乃をのやり方に不満を持っていたのは由比ヶ浜だけではない。比企谷にまでそのやり方は間違っていると指摘された。


(...そういえば、彼女があれほど怒ったのは初めてかしら)

由比ヶ浜は純粋に優しい人間だ。
しかし、そのことでかえって他者に気を遣い、関係や雰囲気といったものを悪化させないために顔色を窺う癖がある。
比企谷にしてもそうだ。
彼は、人のあら捜しを得意とし、卑屈さを売りにする程度には腐った性根を持ち合わせている。
しかし、彼は他者を直接糾弾することはせず、自らが敵となることで問題解決を図ろうとする。
そんな彼ですら、あの時は正面から『お前のやり方は間違っている』と否定したのだ。
いま思い返してみても、あの時の自分は愚かだったと責めてやりたいと思う。

思い出にふけっていると、新一とアカメが不思議そうな顔で雪乃を見ていたので、コホンと気恥ずかしそうに咳をひとつつき、話を戻す。

「と、とにかく、私が言いたいのは、こういう時くらいは私たちを頼ってほしいということよ」

若干頬を染めつつ髪をいじる雪乃の言葉に新一もまた頷く。

「確かに、俺たちは戦いだとあまり役に立てないかもしれない。でも、こういう時にお前の弱音を受け止めることくらいはできる。だから、遠慮しなくていいんだぞ」

二人の言葉に、アカメは思わずキョトンとし、やがて笑みを零す。

「そうだな。お前達の言う通りかもしれない」

アカメは、三人の中では確かに一番の実力者だ。
だからこそ、必要以上に気を張ろうとしていた。
万が一のときは、自分の身を犠牲にして二人を助ける。そんな考えを抱いていたことも否定はできない。
だが、二人はただ守られるだけの民ではない。
キング・ブラッドレイや後藤を退けられたのは、紛れも無くこの二人がいたからだ。

「新一、雪乃。これから先も、お前達の力を借りるときがくるかもしれない」

だから、改めて向き合う。
守るだけの民ではなく、二人を、否、ヒルダや花陽、ウェイブらも含めたみなを、共に戦う仲間として。
突き出されたアカメの拳に、新一と雪乃も軽く拳を合わせる。

「生きよう。これ以上、私たちの誰も欠けることもなく。共にこの殺し合いを破壊しよう」

アカメの言葉に、二人は頷き返し、そして――――



『ごきげんよう。最早お馴染みとなっているかもしれないが、放送の時間だ』




放送が終わる。

呼ばれた死者の多くは、三人―――特に新一がよく知るものばかりだった。

セリュー・ユビキタス
雪乃の友、由比ヶ浜の命を奪った正義狂。
第二回放送では狡噛の弾丸を食らっても生きていたらしいが、今度こそ死んでしまったらしい。
償いをさせるつもりであった彼女が死んだことに対して、雪乃も複雑な表情を浮かべている。


ゾルフ・J・キンブリー
アカメの最愛の妹を屠り、彼女の死後もその身体を弄んだ男。
アカメが必ず斬ると誓ったあの男は如何にしてその命を散らしたのか。


アンジュ
新一が音ノ木坂学院で出会った、気の強い女傑。
サリアから聞いていたが、改めて聞かされるとやはり堪えるものがある。




新一が音ノ木坂学院で出会った老人とその孫。
ジョセフとは、関わった時間は少ないものの、そのおおらかで知的な雰囲気はどこか頼りがいのあるものだった。



音ノ木坂学院で、巴マミと共に皆を護るために命を散らした園田海未の友。
随分と塞ぎこんでいたが、もう少し支えてやるべきだっただろうか。
彼女と共にいたはずの田村や初春の安否も気になる。


そして。


「サリア...」


エスデスを食い止めるためにウェイブと共に残った女戦士。
彼女は、ほぼ八つ当たり同然に参加者を殺してきた。
それでも新一やヒルダたちの説得により、共に戦い、罪を償おうとしてくれた。
だが、彼女は死んだ。
果たしてどのように、なにを想い死んだのか―――それは、まだ生きているウェイブに聞くしかあるまい。


『...厄介だな』

そして、放送を聞いたミギーもまたポツリと言葉を漏らす。
放送で呼ばれた危険人物はキンブリーのみ。
奈落に落ちたはずのキング・ブラッドレイも、サリアとウェイブが足止めしていたエスデスも、後藤も、奴を押し付けた足立も未だに生きている。
これから会場内の仕掛けを探しながら、且つ彼らにも警戒し続けなければならないとなると、感情表現が乏しい寄生生物といえども溜め息のひとつも尽きたくなる。

「...大丈夫か、新一」
「あ、ああ...」

アカメは新一の肩に手を置き様子を窺う。
サリアを最も気にかけていたのは新一だ。
その彼女に戦場を任せ、死なせてしまったのだ。
その心境は決して良いものではない。

『シンイチ。胸に手を置いて深呼吸をしろ。気持ちを落ち着けるんだ』

ミギーの指示通りに、胸に手を置き、深呼吸を幾度か繰り返す。
すると、たちまち冷静さを取り戻し、乱れていた呼吸もだいぶ落ち着いた。

気にかけていた者が死んだ反応がこの切り替えの早さだ。
この殺し合いにおいてはメリットにはなってもデメリットにはならない。
しかし、泉新一という人間を知る者からすれば、それは奇妙だとすら思うだろう。


「泉くん、あなた」

そんな新一を見て、雪乃は思わず声をかけるが。


「ん?」
「...いえ。なんでもないわ」

彼の涙ぐむ目を見て、やっぱりやめた。

(なんてことはない。今まで見てきた彼に、嘘偽りはないということね)



足立に攫われてからの雪乃の行動(足立の強姦未遂は除く)を聞き、三人と一体はこれからの方針を決めることにした。


『状況を整理しようと思う』

ミギーはタブレットを操作し地図を取り出す。

『まず、我々がいるエリアはここ、F-2だ。ヒースクリフは南西部を探し、我々は北西部を探す手筈になっている』

北西部にある主な施設は、病院、コンサートホール、北方司令部、時計塔、市庁舎、武器庫、イェーガーズ本部。

『なによりも気をつけたいのは敵の存在だが、可能ならば全ての施設をまわりたい』

つい先刻まで戦っていた後藤と足立にしても、ウェイブたちが足止めしていたエスデスにしても。再び襲ってくる可能性は非常に高い。
そのため、なるべく効率よく北西部全体をまわっていきたい。

『そこで、周る順番はE-2より、D-2のコンサートホールをはじめとし、北の施設からまわっていこうと思う』
「壊されたっていう北方司令部もか?」
『ああ。破壊した張本人であるエスデスが気づいていないだけでなにか見当たるかもしれないからな』

「武器庫の方は優先しなくていいのか?」
『私は前回の放送を聞いていないからなんとも言えないが、首輪交換機を目指す理由は薄いだろう』
「私たちは首輪を持っている訳でもないし、首輪を交換する者を狙う輩が待ち伏せしている可能性があるから...かしら」
『その通り。そもそも、新たに追加される支給品に信憑性がない。どの首輪ならどの程度まで得られるか。おそらくこのまま誰も使わなければそれも表示されるはずだ』
「どういうことだ?」
「簡単なことよ。確率がわからないままでも需要があるならそのままにしておくし、需要が無ければ改良を加えて使ってもらうしかない。現に、さっきの放送で広川は不具合を修正したと言っていたでしょう」
『そういうわけで、首輪交換機については後回しでも構わない』


槙島聖護については...」
『...奴は確かに危険人物ではあるが、動揺や隙さえ見せなければ問題はないだろう。アカメやシンイチ程身体能力が優れている訳ではないし、積極的に戦いまわっているわけではないらしいしな』
「見つけたらどうするの?」
『殺すか殺さないかはきみたちで決めてくれればいい。奴の殺害は急を要するものではない』
「ミギー?」
『どうした?』
「いや...なんか、らしくないなって思ってさ」

ふと、新一は疑問を持つ。
槙島聖護。彼はその手こそ汚さないものの、サリアのように人の心につけこみ行動を極端にさせることができる。
尤も、彼自身がそれを望んだかどうかはわからないが、巡り巡って新一たちへの害になる可能性は高い。
それがわからないミギーではないはずだが、彼にしては珍しく『殺す』と即決はしていない。



『...そうだな。隠すことでもないか。ハッキリ言って、私は奴に興味を抱いている』

あの男は、初見にも関わらずミギーの存在に気が付き、新一の身体に混ざったパラサイトのことまで見透かしてみせた。
周囲の人間や警察、果ては新一の両親でさえ誰一人として気付かなかった新一の特殊な環境に対してだ。
浦上並みに観察力が優れ、且つ新一が語っていたように、人の心の隙間を埋めてくれる存在。
いままで見たことのない人種に、ミギーは純粋に興味を抱いていた。
若干ながらも惜しいとは思わずにはいられない人材だ。

『とはいえ、流石に奴に執着するほど私は愚かではない。処遇に関しては私はきみたちに任せるよ』
「どうするかって言われてもなぁ...」

新一と雪乃は悩む。
あの男の立ち位置は、微妙なのだ。
敵かといえば、サリアを攫ったり武器を持たせたりと当てはまるし、かと思えば興味本位とはいえ雪乃を助けたりもしている。
そんな彼を、自分の一存で殺して構わないなどとは、言いづらいだろう。


「...すまない。お前達に決めさせるのも酷なことだな。奴の処遇については、状況によって私とミギーで判断する。それでいいな?」
『そうだな。それが一番だろう。拘束だけしておいてきみ達の言っていた狡噛慎也という男に引き渡すのもいいかもしれない』


そうして、とりあえずの方針を定めた一行。

「なあ、アカメ。タツミって奴と先に合流しなくてもいいのか?大体の位置もわかってるんだしさ」
「...合流したいのは山々だが、南にはヒースクリフが向かっているし、美樹さやかという仲間も一緒なのだろう。ならば、私たちがやるべきことは、いち早く殺し合い破壊の手がかりを掴むことだ」

アカメの判断は間違っていない。
一刻も早く殺し合いを終わらせてしまうことこそが、現状求められている希望だ。

だが、アカメは知らない。神ならぬアカメには知りようもない。
タツミがいま、精神的に追い詰められていることなど。
そして、いまの彼に必要なものは、支えてくれる・導いてくれる者だということを。

三人は知らない。
これから向かう先に待ち受けるのは、二匹の獣の因縁の清算。
その間には誰も入る余地などなく、それどころか、下手に踏み入れば『彼』の牙はこの中の誰かに突き立てられるかもしれないことを。


【F-2/一日目/夜】
※基本行動ルート、E-2→D-2→C-2→C-1→D-1→C-1→B-1→A-1...のように北部からしらみつぶしに探していく形になります。
が、状況によっては変更する可能性も充分にあります。




【アカメ@アカメが斬る!】
[状態]:疲労(絶大)、ダメージ(大)、頭部出血(中、止血済)、頬に掠り傷、全身にかすり傷、奥歯一本紛失、顔面に打撲痕
[装備]:サラ子の刀@クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
[道具]:基本支給品一式、水鉄砲(水道水入り)@現実、鉄の棒@寄生獣、ビタミン剤or青酸カリのカプセル×7、毒入りペットボトル(少量)
[思考]
基本:悪を斬る。
1:北西の方に向かいロックの探索。
2:タツミとの合流を目指す。
3:悪を斬り弱者を助け仲間を集める。
4:村雨を取り戻したい。
5:血を飛ばす男(魏志軍)と御坂と足立は次こそ必ず葬る。
6:エスデスを警戒。
7:槙島聖護を警戒。葬るかは保留。
[備考]
※参戦時期は不明。
※御坂美琴が学園都市に属する能力者と知りました。
※ディバックが燃失しました
※イリヤと参加者の情報を交換しました。
※新一、タスクプロデューサー達と情報交換しました。


【泉新一@寄生獣 セイの格率】
[状態]:疲労(大)、出血(止血済み)、横腹に刺し傷、ミギーにダメージ(小)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式×2、ランダム品0~1 消火器@現実、分厚い辞書@現地調達品、
[思考・行動]
基本方針:殺し合いには乗らない。
1:北西の方に向かいロックの探索。
2:後藤、血を飛ばす男(魏志軍)、槙島、電撃を操る少女(御坂美琴らしい?)エスデスを警戒。
3:ホムンクルスを警戒。
4:サリア……。
5:イリヤって確か、雪ノ下達が会った……。
6:余裕ができたら指輪やロボットも探してみる。
7:黒って人とも合流した方が良いのか……。
[備考]
※参戦時期はアニメ第21話の直後。
※新一、タスク、プロデューサー達と情報交換しました。
※ミギーの目が覚めました。


雪ノ下雪乃@やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。】
[状態]:疲労(大)、精神的疲労(極大)、友人たちを失ったショック(極大) 、腹部に切り傷(中、処置済み)
[装備]:MPS AA‐12(残弾4/8、予備弾倉 5/5)@寄生獣 セイの格率
[道具]:基本支給品、医療品(包帯、痛み止め)、ランダム品0~1
[思考]
基本方針:殺し合いからの脱出。
1:北西部へと向かう。
2:比企谷君……由比ヶ浜さん……戸塚くん……
3:イリヤが心配。
[備考]
※イリヤと参加者の情報を交換しました。
※新一、タスク、プロデューサー達と情報交換しました。
※槙島と情報交換しました。


時系列順で読む
Back:電子の海 Next:絶望を斬る

投下順で読む
Back:激情の赤い焔 Next:その血の記憶

164:交差 アカメ 180:望まれないもの(前編)
泉新一
雪ノ下雪乃
最終更新:2016年04月02日 21:17