サクラ(イ)大戦 ◆qh.kxdFkfM



「レイ」
 呼ばれて、顔を上げれば、モニターの隅に愛する妻の顔が映っていた。カメラとマイクをそちらに合わせる。
「ヴォルケインの調子はどう?」
「ああ、問題ない」
 するとシノはそう、と微笑む。つられて、こちらも顔を綻ばせる。
彼女が設計を担当したヨロイ、《ヴォルケイン》は既存のものをはるかに凌駕する、素晴らしいものだ。
それがまるで自分のことのように誇らしい。彼女の夢、その一端を担えるのならば、自分は幸福である。
そんな風に感じられるのは、やはり彼女を愛し、夫であるからであろう。そう考えたあたりで、レイは気恥ずかしそうに鼻を鳴らした。つくづく自分はシノに惚れているな。
「兄さん! シノさん! 食事の準備ができました!」
 そう言って格納庫に駆け足で現れたのは、自身の弟。その相変わらずの快活さに苦笑しながら、レイはコックピットを開いた。
「わかった、今行く」

「ねえ」
「ん?」
 ロッキングチェアに揺られていたレイは、そちらに目を向ける。食後のせいか、しばしまどろんでいた。
「辛くない? 私の研究に付き合わせてしまって……」
 申し訳なさそうな妻の顔を、レイは微笑を持って迎えた。何をいっているんだか。
「俺も、ジョッシュも、好きでやっていることだ」
 もっとも、その『好き』という対象は違うだろうが。レイは別室で寝ているであろう弟を思い浮かべる。
「俺は幸せだ。お前の夢の手助けになれて、よかったと思っている」
 するとシノは破顔一笑し、夫の手を握る。
「よかった。私もあなたと、ジョシュアに出会えて幸せよ」
「そうか」
 レイは笑みを絶やさず、妻を自身の胸元に引き寄せる。シノは流されるように、夫に身を預ける。
「こんな毎日がいつまでも続けばいいのに」
「続くさ」
 美しい髪を撫でながら、断言する。だんだん、眠気が強くなってきた。まあ、いい。起きても何も変わりはしない。いつも通りの幸福の日々。妻と弟と共に、変わらぬ毎日を……。



「所詮は夢か」
 レイ・ラングレンは橋の上にいた。意図的にではない。ただ、気がつけばそこにいた。
その存在はまるで幽鬼のようにおぼろげで、不安定である。
「シノ、俺はお前を守ることも、仇を討つこともできなかったよ」
 水面に映る自分は、ひどく無様に見えた。いや、実際そうなのだろう。自分がやってきたことは、すべて徒労に終わった。
多くの人を裏切り、撃ち殺し、進んできたというのに……。
「お前の作ったヴォルケインを眠らせてやりたいが、それさえできない」
 呼び出すことも見つけ出すことも現時点ではできていない。やったことと言えば、ただ策略と暴力に身を任せただけ。
これでは、カギ爪と大差ない。麻薬で逃げることも考えた。しかし、自分はシノの死と同時にすべての楽しみを絶った。それは薬物も例外ではない。
その代わりといっては何だが、あの少女のために『円形闘技場』にそれは置いてきた。後はあちらの問題であって、自分は関知しない。そういうことにした。
(シノ、俺はどうすればいい? 『夢』も『仇』もない俺に、何が残っている?)
 答えの返ってこない問いを抱えたまま、男は歩く。無気力なその足取りは、まるで『生』を否定しているようである。


 男はただ歩む。


 向かうはどこか。

 対するはだれか。

 生きるはなぜか。


 その答えが欲しくて。




「スザク、あなたのおかげです」
「いえ、ユーフェミア様――――ああ、ユフィのおかげだよ」
 スザクは相手が顔をしかめたのに気付き、慌てて訂正する。それに満足したのか、少女は笑顔で頷く。
「行政特区日本にこれほどたくさんの日本人のみなさんが集まったのは、あなたという希望がいるから」
「でも、その希望も、君がいたから」
「あら、お上手ね」
 唇に指を当てて笑う彼女につられて、自分も表情を崩す。実際そうなのだ。
ユフィが自分を騎士に選んでくれなければ、ここまで辿り着けなかっただろう。それには望外の幸福を感じている。
彼女の期待に報いるためにも、自分はより一層の努力をせねば。
「ユフィ、僕は君の支えになれるよう、これまで以上にがんばるよ」
 すると彼女は一瞬驚いた顔をして、再びくすくす笑う。なぜだろう、何かおかしなことを言っただろうか。
「もう十分支えになっているわ。それにスザクはがんばりすぎよ。少しは休まないと体がもたないわ」
「そうかな」
 頭に片手をやり、首を傾げるスザクに、ユフィはカバンを渡す。
「ほら、そろそろ学校の時間でしょ? ちゃんと行かなきゃ」
 私みたいになったらダメよ、と念を押され、困った顔で受け取るスザク。
「ああ、うん。ユフィも一緒に行けたらいいんだけど……」
 アッシュフォード学園ならばあるいは、とも思うが、やはり難しいだろう。
ブリタニアの領土とはいえ、エリア11はまだ混乱収まらぬ地域なのだ。
いつ暗殺や誘拐が行われるか分からない。さすがに四六時中自分がそばにいるわけにもいかないし……。
「そこは弁えてるつもりよ。皇位継承権を失ったとはいえ、私は皇族だから」
 そう言う彼女の顔はどこか悲しそうで……。スザクは彼女の手を握った。不思議そうにしているユフィに、
「帰ってきたら話すよ。学校であったこと、全部。なんならルルーシュやナナリーを連れてきても……だから……」
 握られた手が優しく握り返される。少女は慈愛に満ちた笑みを浮かべて、
「ありがとう、スザク」



 それはありえた『未来』――――ありえなかった『過去』。
(そのはずだった。なのに)
 彼女は生きている。ここにいる。どこかで今も……そう考えただけで、どうにかなりそうだった。
もしあのときギアスの事故がなければ、自分は今も彼女の騎士であっただろう。
ルルーシュも彼女の『日本』を認めていたようだし、黒の騎士団もその活動を縮小させていたはずだ。
そう、すべてはうまくいくはずだった。自分は彼女とともに、彼女の理想を、夢を……。
(だがそれはもう『結果』でしかない)
 現実は違う。ユフィは死に、その結果、自分はルルーシュを皇帝に売った。彼女との死別は、親友との確執を生んだ。それが本来の『過去』――――『結果』。

 だが、もしそれが変えられるなら……?

 ユフィがそばにいて、ルルーシュとは友達のままで、ナナリーだって……。


「神原さん、あなたには恋人……好きな人はいますか?」
「ん? 突然だな。ふむ、好きか。好きというのは――」
「回りくどい言い回しはいりません。いるか、いないかでお願いします」
 階下へと急ぐ足を止め、神原駿河枢木スザクに怪訝な視線を送った。
なぜそんなことを聞くのだろう、そう思ったのだろう。自分もなぜそんな疑問を口にしたのかよくわからない。ただ気になっただけなのだろうが。 
「……いるぞ。阿良々木先輩はその二人の中の一人だ」
「そうですか。では仮に、あなたの友達が阿良々木さんを殺したら、その友達を殺そうと思いますか?」
 包帯で巻かれた左腕がぴくっ、と動いた。怪訝な視線はさらに強くなる。
「枢木殿、なぜそのような質問を投げかけるのかは、教えてくれないのか?」
「すみません。ですから、答えてもらえなくても構いません」
 さきほどから周囲を飛び跳ねるハロをバッグにしまうスザクに、神原はぽつりと、本当にぽつりとこう言った。
「多分、殺したくないと思う。しかし、それは表面上だけで、本当は殺したくてしかたがないはずだ」
「そうですか。……なら、急いだ方がいいですね」
「ああ。世話をかけるな」
「いえ」
 スザクのいかにも無理した笑いに、神原は笑い返す。とりあえず、今は彼女を送り届けよう。
あの悲劇を、不幸を味わうのは自分だけで十分だ。もうこれ以上、あんな過ちは繰り返してはならない。
 だからこそ、『ゼロレクイエム』は完遂しなければならない。
ユフィの遺志を継いで、自分とルルーシュなりに優しい世界を作らなければならないのだ。

 それがたとえどんなに残酷な手段であろうと。

「……神原さん、僕の後ろに」
「ん? ああ、わかった」
 一階に戻った二人は、先ほど自分たちが座っていたソファに誰かがいるのに気付いた。
その男はぼんやり外の景色を眺めていて、こちらにまるで気付いてない――いや、興味がないというべきか――ようだ。
金色の長髪、切れ長の瞳の、どこかの民族衣装を着たこの男を自分は知らない。神原に視線を送ると、首を横に振った。
スザクは心中でため息を吐き、バッグから『レイ・ラングレンの銃』とバタフライナイフを取り出した。銃を腰にさし、ナイフを服に仕込む。
これなら離れている相手はいきなり襲ってくるとは思わないだろう。ただの帯刀した男、それくらいの認識のはずだ。
もちろんそれで警戒や反撃をしないとは言い切れないが。
「こちらをゆっくり向いてください」
 その時男は初めて自分たちに気付いたように、顔を揺らす。そしてこちらの要求通りゆっくり自分たちを見た。
スザクは、男の死んだような眼になぜか既視感を覚える。
「自分は神聖ブリタニア帝国所属、ナイトオブゼロの枢木スザクです。こちらに敵意はありませんが、あなたは」
「なんだその眼は」
 スザクの言葉を遮って、金髪の男は嘲笑する。その態度と言葉に、ナイトオブゼロは一瞬体を硬直させた。
なぜか神原は自分と相手を不思議そうに見ている。男の言葉は続く。
「惚れた女にでも死なれたか」
 その鼻で笑うような仕草に、スザクは激しい憤りを覚えた。お前に何が分かる。自分の境遇の何が分かる。
スザクは刀を模した銃に手をかけ、男を睨んだ。民族衣装の男はその姿を認識して、再び嘲笑。
「それで俺を撃つのか」
「なっ……」
 この『銃』を見破った? いや、それともこの『銃』を知っているのか? だが、それでも引き下がるわけにはいかない。
しかし、これからどうすれば……。真田幸村や伊達正宗とは毛色の違う相手の対応に煩悶していると、男が口を開いた。
「これからどうする気だ。女を探すのか。それとも仇を討つか」
 すぐにユフィとルルーシュの顔が浮かぶが、振り払う。違う、そんなことを彼女は望んでいない。しかし、友が憎いことは事実。
だからルルーシュはゼロレクイエムを……。
「自分はそんなことはしません。自分は世界を救うために、新しい『明日』を迎えるために――」
「クククク――――フハハハハハハッ!」
 すると男はなにが可笑しかったのか、宙を見上げて大笑いをした。スザクはギリッと歯を食いしばる。何が可笑しい。
ひとしきり笑うと、切れ長の瞳がこちらを捉えた。

「それは逃げだ。向き合おうとして、結局逃げているだけだ。もっともらしい大義名分で、自分に言い訳をしているだけだ」
「あなたに――――お前に何が分かる!」
 スザクは銃を引き抜き、構える。もう限界だった。すでに彼の精神はこの異常事態に耐えかねているのだ。
本来なら触れられないであろう心の奥底を、この男は簡単に踏み入る。スザクはそれが彼女との思い出や、彼女の死を穢されているような気がしてならなかった。
平素なら落ち着いて対応できたかもしれない。しかし、この殺し合いの舞台に死んだはずの思い人が今も生きている――――そんな状況で、平然としていられるわけがないのだ。
本心を打ち明ければ、今すぐにでも彼女のもとへ向かいたい――会いたい。そしてまた昔のように……。

 だが男は鼻で笑うのみ。

「フン、女一人救えない奴が、世界などと」

 男は立ちあがる。 

「どうやら僕たちは分かり合えないみたいですね」

 スザクは照準を相手の頭部に合わせる。

「そのようだな」

 男は懐に手を伸ばす。

「あなたの考えには共感できません。しかしそれ以上に――――」

 引き金に指がかかる。

「ああ、そうだな。それ以上に―――」

 服がはためく。


『その声が不愉快だ』


 二つの銃声と共に、影二つ、舞う。




 何も考えたくなかった。どれだけ考えても、シノの死とカギ爪の死、どちらも覆らない。その事実が、『結果』が自分を苦しめる。

 だから、何も考えたくなかった。『政庁』に寄ったのは、ちょうどそこに椅子があり、昔のようにまどろめるやもしれぬという淡い期待から。

 しかしそれはできなかった。いくら復讐という呪縛から解放されても、後に残るのは今まで以上の虚無感だけ。
爽快とか、満足とか、そんなものはまるでない。ましてや、幸福など。

 だからなのだろう。目の前の男が許せないのは。目を、なりを見てすぐに分かった。こいつは自分と同じ人種だと。
まるでシノを失った直後の自分のように、鬱屈した何かを抱えている。それがひどく自分を貶めているようだった。

「なるほど、そんな腕では仇は討てんな」
 飛来する銃弾を容易く避け、二発応射。ソファがはじけ、中から綿が飛び出す。
元々自分用に作った特殊な銃だ。一朝一夕で使いこなせるわけがない。
「黙れ! お前に何が分かる」
「理解したくもされたくもないだろうな。こんな惨めで、虚しい気持ち」
「分かったような口を聞くなぁっ!」
 乱射しながら肉迫してくる。銃撃戦では不利と判断し、接近戦に持ち込むつもりだ。いい判断だ。しかし、
「見縊るな」
 取り出したるは絶対の強度を誇る麻雀牌。回避運動によって捻られた肉体。その反動で生まれる遠心力を腕にのせ、投擲。
下手すれば銃弾より強力なそれは、相手が構えたナイフを奪い取った。
「ぐぅ!?」
 宙を舞う銀色に、三発。柄と刃が砕け、その欠片が陽光を反射し、輝く。相手はそれが目に入るのを恐れ、素早く後退する。
「でかい口を叩く奴ほど、大したことはしない――できない」
「じゃあ教えてくれ! 俺はどうすれば……!」
「そんなもの自分で考えろ」
 もっとも、考えたところで、実行できなければ意味がないのだが。それでも人は足掻かねば、生きていかなければならない。

 生きていかなければならないのだが……。

(俺は、何のために生きればいい……)

 レイは銃をゆっくり下げる。これだけの技能を獲得しながら、結局仇は討てなかった。復讐は叶わなかったのだ。ならこの腕に、命に何の意味がある。
シノのいない世界に、カギ爪のいない世界に、何の意味が……。

(シノ、俺はもう、疲れたよ……)

 動かなくなったレイを見て、スザクは好機と思ったのか、跳躍し、回転蹴りを仕掛ける。
しかしそれは容易くいなされ、逆に強烈な回し蹴りを見舞われてしまう。中身の出たソファが彼を受け止め、細かな繊維がスザクの周囲を包む。
「世界を救うというなら、目の前の命くらい、救ってみせろ」
 銃口を向ける相手は、当事者ではなく、傍観者。女は呆けた表情でそれを見ていた。動けないのか、あるいはそのつもりがないのか。
まあ、今まで何もしなかったのだから、大した力はないのだろう。視線を戻せば、男は不慣れな銃を自分に向けていた。そうだ、それでいい。

(幸福も復讐も失った。もううんざりだ)

 トリガーにかける指に力を込める。

(シノ、今行くよ。もう一人には、しないから……)


 乾いた銃声が、辺りに響く。




 吐き出された銃弾は容赦なくそれを蝕み、砕く。神原駿河の足はまるでその役目を失ったように弛緩し、遅れて体が壁をこすり、ずるずると落ちていく。砕けたそれの欠片は少女の体のそばを舞い落ちる。


 神原駿河の頭部。


 そのすぐ横の、コンクリート。


 驚愕に目を見開く神原だが、それ以上に驚愕しているのは、

「なぜ……撃たなかった……」

 狼狽する男に、スザクは首を横に振る。

「あなたは『殺したい』んじゃない」

 気付いてしまった。

「『殺されたい』んだ」

 彼は昔の自分だと。

 枢木スザク。日本最後の内閣総理大臣・枢木ゲンブの嫡子である彼は、日本をブリタニアの侵攻から守る為に、ブリタニアへの徹底抗戦を唱えていたゲンブを殺害した過去を持つ。
その結果日本は敗戦国となり、国はエリア11として、民はイレブンとしての生き方を余儀なくされる。
その贖罪のために、逃避のために、スザクは常に自分の身を危険に晒してきた。正義に殉じて死にたかったのである。
しかしその願望は、刑罰は、ある少女によって形を変える。その少女こそが、件のユーフェミア・リ・ブリタニアなのだ。

「俺には『女』も『仇』もいない。生きていても仕方がない」
「それがどうした」
 スザクは男の胸倉をつかむ。無気力な瞳が、使命を宿す視線を映す。
「あれだけのことを言ったんだ。あなたには、俺の『結果』を見届ける義務がある」
「俺に、生きろ……と?」
「そうだ」
 まるで自身にかけられた呪いと同じだな。スザクは自嘲した。
「すべてを見届けてから、死んでゆけ」
「フン、勝手だな」
 男は掴まれた腕を振りほどき、背を向ける。
「…………。だが、暇つぶしにはちょうどいい。もう少し、生きてやる」
 彼がどんな顔をしているのかはわからない。しかし、スザクにはなんとなくだが、想像できた。ルルーシュと同じように、この人も……。
「レイ・ラングレンだ」
「あ……」
 そこで気付く。なぜ彼が銃のギミックに気付いていたのか。当然だ、彼の銃なのだから。
スザクは男に自分が持っていた銃を差し出した。レイはその銃をじっと見て、少し笑って腰にさす。今更だな、と呟きながら。
「拳銃はこれで十分だ」
 先ほどまでレイが使っていたハンドガンが弾薬とともに放り投げられた。それをスザクは受け取り、残弾をチェックする。
「感謝します」
「簡単に死なれては困るからな」
 しばしの情報交換の後、腰の抜けた神原を背負ったスザクの後をレイが追う形で三人は政庁を出た。
スザクは後ろの男をちらりとうかがう。もっとはやく気付くべきだった。戦闘中、彼は自分を撃とうとしなかった。そばの椅子だったり、武装だったり。
もとから『そういう気』はなかったのだ。つくづく自分に似ている。では、自分もユフィやルルーシュを失えば、ああなるのだろうか。そうは思いたくないのだが。
(ユフィ、君に会いたい。だけど、今の僕は、ルルーシュの剣だから)
 まずはルルーシュと合流し、この『ゲーム』をぶち壊す。それが最優先事項。もしその時までユフィが生きているのなら、その時は――――。


 ――――会いに行くよ。



【D-5/住宅街/一日目/朝】


【枢木スザク@コードギアス 反逆のルルーシュR2】
[状態]:疲労(小)、「生きろ」ギアス継続中
[服装]:ナイトオブゼロの服とマント
[装備]:ベレッタM1934(8/8)
[道具]:基本支給品一式、湿布@現地調達
    ノートパソコン@現地調達、ランダム支給品0~2(確認済み) 赤ハロ@機動戦士ガンダムOO、9mmショート弾(57発)
[思考]
基本:この『ゲーム』を破壊し、ゼロレクイエムを完遂する。
1:神原駿河を連れていったん『D-6・駅』に戻る。幸村に政宗からの伝言を伝える。
2:ルルーシュを捜して合流。その過程で会えればユーフェミア、C.C、アーニャと合流する。
3:明智光秀織田信長平沢憂には用心する。
4:ルルーシュに危険が及ぶ可能性のある要素は排除する。
5:確実に生きて帰る為の方法、首輪を外す方法を探す。
6:政宗がルルーシュたちを連れてくる可能性があるので、12時までは『D-6・駅』にチームを組んだメンバーの誰かがいる状態にし、
 三回放送時には『E-3・象の像』へと向かう。
[備考]
※ラウンズ撃破以降~最終決戦前の時期から参戦。
※主催がある程度の不思議な力を持っている可能性は認めていますが、死者蘇生が可能という点は全く信じていません。
※参加者が異世界から集められている可能性、別の時間軸から集められた可能性を、僅かですが考えています。
※もしかしたら『敵のアジト』が『黒の騎士団のアジト』ではないかと少し疑っています。
※三回放送の前後に『E-3 象の像』にて、信頼出来る人間が集まる、というゼクスのプランを政宗と神原から聞きました。
※政庁で五飛が演じるゼロの映像を見ました。また、ビデオメールの送信元と受信時間を確認しました。
※放送で遠藤が話していた内容は把握していません。


【レイ・ラングレン@ガン×ソード】
[状態]:疲労(中) 肋骨を数本骨折 左肩に銃創(処置済み) 脇腹に浅い銃創
[服装]:武士のような民族衣装(所々破損)
[装備]:レイ・ラングレンの銃@ガン×ソード
[道具]:基本支給品一式×1、デイパック、ドラグノフ@現実(3/10)、ドラグノフの弾丸(20発)、
    GN首輪探知機@オリジナル、麻雀牌@咲×31個、平バール@現実
[思考]
基本:もう少し生きてみる。
1:枢木スザクの『結果』を見届ける。

[備考]
※参戦時期は第8話~第12話のどこかです。
※ブラッドチップ・3ヶ@空の境界は円形闘技場に置いてきました。
※麻雀牌@咲×1個は回収しました。
※三回放送の前後に『E-3 象の像』にて、信頼出来る人間が集まる、というゼクスのプランをスザクから聞きました。
※スザク、幸村、暦、セイバー、デュオ、式の六人がチームを組んでいることを知りました。


 平素なら異常なほど舌が回る神原だが、さすがにこの状況では閉口せざるをえなかった。
今まで戦闘という戦闘を経験しなかったこともあって、今回はこたえた。
彼女の『戦闘』と言えば、一方的に殴ったりするだけで、あんな風にお互いの殺気を撒き散らすようなものではない。
ゆえに、恐怖を隠しきれないでいた。一歩間違えれば、一瞬気を許せば――――簡単に人は死ぬ。その現実が彼女の精神を疲弊させる。
(それにしても)
 自分が何を見ているのか最初はよくわからなかった。『世界には自分と同じ人間が三人いる』という話を聞いたことがあるが、声がそっくりな人たちに出会ったのはこれが初めてだ。容姿はまるで違うのに。
(でもあの声、どこかで……)
 最近聞いたような気がするが、どこだっただろうか。まあ、そんなことはいい。目下の懸案事項は……。

 ――――替えの下着、どこかにないものか。


【神原駿河@化物語】
[状態]:健康、若干の恐怖
[服装]:私立直江津高校女子制服、しみパン
[装備]:縄@現実
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2(未確認)、神原駿河のBL本セット
[思考]
基本:戦場ヶ原ひたぎ阿良々木暦を守りたい。が、殺し合いはしたくない。
1:枢木スザク、レイ・ラングレンと共に『D-6・駅』へ行き、阿良々木暦に会う
2:戦場ヶ原ひたぎに会いたい
3:真田幸村に出会ったら、政宗からの伝言を伝える
4:伊達政宗のことが心配
[備考]
※アニメ最終回(12話)より後からの参戦です
※左腕の状態やレイニーデビルに関する情報は誰にも話していません。
※政宗を戦国武将の怪異のようなもの、と考えています。
※知り合いに関する情報をゼクス、一方通行プリシラと交換済み。
※三回放送の前後に『E-3 象の像』にて、信頼出来る人間が集まる、というゼクスのプランに同意しています。
※政庁で五飛が演じるゼロの映像を見ました。映像データをスザクが消したことは知りません。
※スザク、幸村、暦、セイバー、デュオ、式の六人がチームを組んでいることを知りました。



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119:騎士 失格 (前編) 枢木スザク 137:絶望の城
114:夢を過ぎても(前編) レイ・ラングレン 137:絶望の城
119:騎士 失格 (前編) 神原駿河 137:絶望の城


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最終更新:2009年12月14日 10:28