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  • anko1493 我は飼い猫である

ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー

anko1493 我は飼い猫である

最終更新:2011年01月24日 16:26

ankoss

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管理者のみ編集可
・まえがき
三人称視点で安定して書けるようになりたいですが、
どうしても一人称視点で書いてしまいます
だって書きやすいんですもの

それでは、どうかゆっくりしていただけますように



―――


まどろむ意識の中で、更に睡眠欲を満たそうと目を瞑る。
しかし、もぞもぞと寝返りを打たれたせいで、
お腹の上から落ちてしまい、目が覚めてしまった。
もう少し眠りたかったが、致し方あるまい、起きるとしよう。
だが、道連れにさせてもらうぞ、主よ。
そして我は、主の首元を舌で舐める。
執拗に舐める、起きるまで舐める。
「ん……ぬ……く…くすぐったい!やめろって!!」
暫くそうしていると、飼い主たる主人は我を払い除けながら、目を覚ました。
主に身体を起こすことを促すべく、一鳴きする。
「にゃーお」
「ん……おはようタマ。起こしてくれてありがとう。
 でも、今度から首は舐めないでくれよ。」
そう言いつつ我の頭を撫で、座ったまま背伸びをする主。
こうして、今日も我と主の一日は始まった。

我は猫である。
名前は先程主に言われたように、『タマ』である。
猫だからという理由で付けられたらしいが、安直と言わざるを得ない。
先程まで我と主が寝ていたベッドには、毛が落ちている。
我は色というものが分からぬが、主が言うことには、
「ふかふかな黒い毛並みに、綺麗な茶色い目が可愛い」
というのが、我の外見らしい。
今年の春で、この主の家に来て2年目になる。

着替えを済ませた主は、台所に向かう。我もその後に続く。
食パンをトースターに入れた後、グラスに牛乳を入れて、それを一息に飲んでいる。
主だけ食事とはずるい、我にも朝食を用意して欲しい。
その意思を伝えるべく、椅子に座った主の足に身体を押し付けながら一鳴きする。
「にゃー」
「あぁ、タマにも飯をやらんとな。ちょっと待ってろよ。
 しっかし、普段からこれくらい懐いてくれたらなぁ…飯の時だけ甘えちゃってさ。」
愚痴りつつも、しっかり用意してくれる主に、心の中で感謝する。
少し待つと、キャットフードと水の皿を持ってきてくれた。
手を――足を合わせることは出来ぬが、その代わり小さく鳴いた。
いただきますと、ありがとうの意を込めて。

「じゃあ、俺は大学に行くから、良い子で待ってろよ。
 部屋に置いた飯は、自分で時間を考えて食うんだぞ。
 それじゃ、いってきまーす。」
そう言って玄関のドアをくぐる主を、欠伸をしながら見送る。
わざわざ見送るなんて、我はなんて主人想いの猫であろう。
見送りも終わったし、いつもの定位置でのんびりしようと思う。

昼前の陽光を窓際で浴びつつ、我は日向ぼっこをする。
外に出ることが出来れば良いのだが、
「外は野良ゆっくりがいて危ないからな、悪いけど家で大人しくしててくれ。」
と、頭を撫でながら言われては、我も従わざるを得まい。
視界の右側に映る餌皿と水皿を見て、再び欠伸をする。
しかし、太陽の日差しというものは、こうも睡眠へと誘う効果があるものなのか…。


―――


「…せぇ……ろおぉ……」
「…ぃみゅを……げしゅ……ちにぇ……」
「……のじぇ……りしゃの……りょお……」
む……ついうとうとしてしまったようだ。
前足で顔を掻きつつ、眠気を払う。
そして身体を大きく後ろに伸ばす。…うむ、目が覚めたぞ。
さて、そろそろ昼食を摂ることに――
「れいむをむしするなあぁぁ!!こっちをみろおぉぉ!!」
「むししゅりゅにゃ、こにょくじゅ!!」
「まりしゃしゃまをむししゅりゅげしゅは、
 しぇいっしゃいっしてやりゅのじぇぇぇ!!」
――しようとしたが、外から騒音が聞こえるので、先に外を確認する。

窓にへばり付いて喚き散らしているのは、野良ゆっくりのようだ。
顔をくっ付けながら喋っているので、窓が唾液で汚れてしまっている。
頭に蝶々のような物を付けているのは、れいむというらしい。
数は、我と変わらぬほどの大きさが1と、
主が我と戯れてくれる時に使う玉サイズが1だ。
その他には、主がよく食べているお菓子のようなものを頭に乗せた、
まりしゃとやらが一匹。
これの大きさは、先程の玉サイズのゆっくりと同じだ。
こやつ等が騒いだせいで、我は目覚めてしまったらしい。
全く、今日はつくづく他者から起こされる日だ。

我の視線に気づいたのか、大きいれいむ―――以降、大れいむと呼ぶ―――は、
不敵な笑みで見下ろしてきた。
「ゆふんっ!やっときづいたんだね、ゆっくりしすぎだよ!!
 きづいたならはやくこのかべさんをとってね!いますぐでいいよ!!
 …ゆ?なにをしているの!?れいむはしんぐるまざーなんだよ!!
 やさしくされるべきそんざいなんだよ!わかったらさっさとしてね!!!」
「どりぇいのねこしゃんはしゃっしゃとここをあけちぇね!
 そしちゃら、このおうちをれいみゅのゆっくちぷれいしゅにしちぇあげりゅよ!!」
「まりしゃしゃまはちゅよいのじぇ!
 はやきゅいうことをきかにゃいと、いちゃいめをみるのじぇ!」
大れいむに追随して、玉ゆっくり―――以降、小れいむ・小まりしゃと呼ぶ―――は、
大れいむ同様にやにやとした顔で主張を訴えた。
さて、どうしたものかと我は思案する。
とはいえ、こやつ等を追い払おうにも、我は窓を開ける術を持たぬ。
我の猫の手では、窓を封じる鍵を上手く回すことが出来ぬのだ。

不快ではあるが、致し方あるまい。無視を決め込んで、昼食を摂ろう。
放っておけば、その内立ち去るであろうて。
そして我は、窓から目を離し、飯皿へと向かう。
「むじずるなあ゛ぁ゛ぁ゛!!
 ゆっ!こうなったらしかたないね!きょうこうっとっぱっするよ!!」
「おきゃあしゃん、やっちゃえー!」
「はやきゅこにょかべしゃんをこわしゅのじぇ!」
強行突破という不穏な発言をした大れいむの声に、我は渋々ながらも振り返る。
と、なんと大れいむが、口に尖った石を咥えているではないか。
大方、頭の蝶々の辺りにでも隠し持っていたのであろう。
しかし、これはまずい。あの石を使えば窓を割ることは容易いだろう。
かといって、止めようとしたところで、我に出来ることはない。
そうこう考えている間に、
「ゆっくりできないかべさんは、ゆっくりしねえぇぇ!!」
『ピシッ、ガシャン』という音と共に、家と外を分断する境界は崩れ去った。


―――


「ゆふんっ!じゃまなかべさんはせいっさいっし…い、だあぁぁいぃぃぃ!!!」
石を咥えて突進することで窓を破壊したのだ、
ガラス片が落ちてくることは想像に難くない。
その上、石を咥えていたことで歯も何本か折れたようだ。
上から降ってくるかつて窓ガラスだったモノが、大れいむに降り注ぐ。
結果、身体のあちこちを切り裂き、中身を漏れ出させる結果となった。
直接身体に刺さらなかったのは、悪運が強かったのであろう。
「お、おきゃあしゃーん!ゆっくち!ゆっくち!」
小れいむと小まりしゃが、駆け寄って声を掛ける。
その結果――
「ゆぴいぃぃ!!いぢゃいいぃぃ!!!」
家の畳の上に落ちているガラス片に、底部を切り裂かれることになった。
幸いというかなんというのか、
すぐに前へ飛び跳ねて逃げたので、こちらも大した怪我はない。
一連の流れに、我自身現状を確認するだけで、手一杯であった。

「ゆぎぎぎ…めいよのきずをおったけど、かべさんはこわしたよ!」
暫くじっとしていた大れいむだが、餡の流出が落ち着いたのか、元気に吠え出した。
小サイズの二匹も復活したのか、「ゆっくち!ゆっくち!」と煩く騒いでいる。
そのまま死んでくれれば、静かに昼食を食べられたのだが。
大れいむを冷めた目で見つめていると、視線に気づいたれいむと目が合った。
「ゆふん!れいむのつよさにおそれおののいたでしょ!
 せいっさいっされたくないなら、
 そのあまあまさんをちょうだいね!ぜんぶでいいよ!!」
「じぇんぶでいいよ!」
「はやきゅしゅりゅのじぇ!」
あまあま、と言う言葉が指すものは、どうやら我の昼食らしい。
あいにくと、あれは我の物だ。やるわけにはいかぬ。

「シャーッ!」
毛を逆立て、威嚇の意味を込めて鳴く。
「ゆぴぃっ!きょわいよおぉぉ!!」
「ゆんやあぁぁぁ!まりしゃしゃまはおいちくないのじぇぇぇ!!」
小れいむと小まりしゃには効果があったようだ、
戦々恐々とした表情と共に、底部の辺りから水漏れが起こっている。
さて、大れいむはどうかと見てみると――
「れ、れれれれれいむはぜんっぜんっこわくないよよよよよ!
 ねねねねこさんははやくどこかにいってねねねね!!」
大れいむにも効いたようだ、そのまま帰ってくれると助かるのだが。

だが、さすがに小さい二匹の親だけあって、持ち直すのも早かった。
「もうゆるさないよ!おんこうなれいむも、がまんのげんっかいっだよ!!
 れいむにあまあまよこさないげすは、しねえぇぇ!!」
叫びつつ、大れいむがポヨンポヨンと跳ねてこちらに来る。
そんな体当たりが当たると思われているのか、我も舐められたものだ。
外には久しく出させてもらっておらぬが、身体は鈍っておらぬぞ。
そして我は、後ろ足に力を入れ、右前方へとサイドステップの要領で回避する。
3秒後、れいむは方向転換することなく、我が先程までいた場所に体当たりをした。
――勢い余って転がり、その先にある洋服ダンスに。
「ゆぎがががあぁぁ!!でいぶのすべすべのおがおざんがあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」
当たった場所が赤くなり、そのままごろごろとその場で悶えている。
そのまま転がっておれ、その間に小さい方を片付ける故。


―――


大れいむから小ゆっくり二匹へと向き直ると――
「うっみぇ!こりぇまじうっみぇ!ぱにぇ!」
「もーりもーり!がーちゅがーちゅ!
 まりしゃしゃまにふしゃわしいあみゃあみゃなのじぇ!!」
我の飯を食らっていた、皿から溢して実に下品に。
追い出すだけで許してやろうかとも思ったが、そうはいかなくなった。
飯の恨みは恐ろしいのだ、悪く思うでないぞ。
心でそう呟き、我は身体を伏せる。目標までの距離を確認。
足の伸縮を利用し――今だッ!
タタッ、という音を畳が上げると同時に、我は疾走した。
徐々に近づく獲物を睨み付け、顔の届く範囲に来たと同時に、
「これまじぱにげぇ!?」
頭に噛み付いて餌皿から引き剥がし、そのまま首を利用して地面に叩きつけた。

「ゆぴい゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!いぢゃいよお゛ぉ゛ぉ゛!!
 ゆぐっ…ゆっぐ……ゆっ!?れいみゅのおりぼんしゃんがあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!」
地面に叩きつけた表紙に、蝶々のようなもの―――おりぼんというらしい―――
が小れいむから取れ、我の足元に取り残された。
当の持ち主は、叩きつけられた場所で、痛みに悶えてコロコロと転がっている。
それでもおりぼんとやらに執着する辺り、よほど大切な物と見受けられる。
無様に転がる姿は、親子共に一緒のようだ。
しかし…いかんな、あの転がっている姿を見ると…疼く、主に爪が。
そう自覚するが早いか、我は先程とは打って変わって、
ゆっくりとした足取りで小れいむの元まで行き、右前足で左前足側に小れいむを弾いた。
「ゆぴぃ゛ぃ゛!!」
右足に弾かれたれいむは、寸分違わず左足に転がっていった。
左足に来ると同時に、今度は右足に向かって弾く。
それを繰り返す、何度でも、何度でも。
「ゆぴっ!ゆぶっ!ゆぐっ!ぐぎっ!ゆがっ!ゆぎゃ!ぶぎゅ!」
続けているうちに我も楽しくなってきた、力加減が上手くいかぬ――あ、
「ゆぷしゅ!!」
両足の中間に来た時に、思わず挟み込んで潰してしまった。

爪が深々と食い込んでいるにもかかわらず、
「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」
と、まだ声が聞こえる。が、もう虫の息であろう。
爪に刺さった小れいむを外すために、前足を振り回す。
しかし中々取れぬな…えいっえいっ『スポーン』ん?
爪から外れたと思ったら、小れいむはそのままの勢いで飛んでいき――
「お…しょ、らを……」
そこまで声が聞こえたところで、
ポチャン、という音と共に、小れいむは水皿に着水した。

その影響で跳ね返った水滴を浴び、ようやくまりさは事態を把握したようだ。
「ゆぴゃん!みずしゃんはゆっくちできにゃいかりゃやめりゅのじぇ!!
 ゆ……?ゆんやああぁぁぁ!!れ、れいみゅうぅぅぅ!?どぼちちぇぇぇぇ!!?」
身体中に裂けたような切れ目が入り、
ズタズタにされた妹の姿を見て、小まりしゃは再び足下に水溜りを作った。
しかし、我の姿には気付いていないようなので、一鳴きして気付かせる。
「にゃーお!」
「ゆぴぃぃ!!やめちぇぇぇぇ!!れいみゅみちゃいにしにゃいでえぇぇ!!」
気付いた途端に餌皿から離れ、ポスンポスンと必死に跳ねて、
侵入した窓から逃げようとする。が、
「いぢゃいぃぃぃ!!どおちちぇじめんしゃんはいじわりゅしゅりゅにょじぇぇぇ!?」
窓を壊したことを忘れたのか、再びガラス片で底部を切り裂くこととなった。

そういえば、と我は考える。
先程、小れいむを咥えて叩きつけた時、あやつは痛みに悲鳴を上げつつも、
自らの装飾品――おりぼんとやらを心配していた。
つまり、この小まりしゃの頭に乗る装飾品を取れば、同じ反応をするのだろうか。
考えるが早いか、我はガラス片を踏まぬように小まりしゃに近づき、
主がよく食べるお菓子状の装飾品を口で咥えて取ってみた。
「ゆぐぐぐ……!まりしゃのおぼうししゃんをかえしゅのじぇぇぇぇ!!!
 かえしゃにゃいと、ぼこぼこにしちぇやりゅのじぇぇぇ!!」
やはりというかなんと言うか、痛みに悶えながらも、
装飾品――おぼうしが取られたことに反応した。
返せと言われて返すはずがなかろう、飯の対価として使わせてもらうぞ。
そう胸中で呟くと、小れいむの餡子塗れの両前足を、小まりしゃの帽子で拭い取ることにする。
むぅ…猫の手では中々上手くいかぬな…『ビリッ、ビリリッ』む。
「ゆんやあぁぁぁ!!まりしゃのおぼうししゃんがあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!
 ゆっくちしちぇちぇ、りりしいおぼうししゃんがあぁぁぁぁ!!!」
勢い余って爪を立ててしまい、おぼうしをバラバラに引き裂いてしまった。
すまぬ、悪気はなかったのだ。無論、飯の恨みはあるがな。

「おぼうし…まりしゃ、の……おぼうし、しゃん……が……」
精神的にはおぼうしを裂かれ、肉体的にはガラス片でズタズタ。
大れいむに近づこうとした先程とは違って、
逃げることに夢中で深く踏み込んでしまった為か、
ガラス片が深々と突き刺さっている。あれでは放っておいても助かるまい。
さて、大れいむはというと…
「どぼじでおぢびぢゃんのおりぼんざんがごごにあるのお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!??
 ゆっ……!おぢびぢゃあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん゛ん゛ん゛!?!?」
小れいむのおりぼんを見、そして水皿に浸かる我が子の姿を見て、絶叫している。
どうやら叫ぶだけの元気を取り戻したようだ。
身体に切り傷があり、タンスにぶつかったとて、大きさの都合でまだまだ動けるらしい。
丁度いい、まだこちらに気付いていない間に、始末しよう。


―――


小れいむに襲い掛かった時の様に足の伸縮を利用し、地を蹴って突進する。
「ゆっ!おぢびぢゃんになにをじ――」
大れいむがこちらに気付いたときにはもう遅い。
噛み付いて持ち上げることは出来ないので、右目を噛み千切って、身体を横切る。
「ゆっぎゃあぁぁああ!!!でいぶのおほじざまのような
 おめめざんがあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!!!」
歯にぐにぐにとした感触を感じつつ、それを吐き捨てる。
大れいむに穿たれた穴からは、止め処なく餡子が流出している。
また手を汚すのも面倒なので、今度は方法を変えてみるか。

未だに痛がっている大れいむの後ろに回り、跳び上がり、そして上から圧し掛かった。
「ゆぎゃん!なんなのおおぉぉぉ!!??
 れいむはおちびちゃんがゆっくりしちゃってかわいそうなんだよおぉぉ!!
 わがっだらゆっぐりざぜろお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!」
何か訴えているが、知ったことではない。
このまま上から押して、穴が開いている場所から中身を全て出させてやろう。
『ぐいっぐいっ』
足踏みする度に大れいむから餡子が流れていく。
ガラス片で一度裂かれた傷も、再び開いたようだ。
目から、口から、傷跡から、餡子が溢れ出す。
「やべろお゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!
 でいぶのいのぢのあんござんをだずなあ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」
 あんござんはざっざどでいぶにもどれえぇぇぇ!!!」
叫んでいる暇があれば、我を押し退ければよいものを。
その後も、叫ぶだけで自らは何も動かないまま、
大れいむは餡子を流出し続けていった。

「…じ、ねぇ……でいぶ、を……ゆっぐり……
 ざぜないげすは……ざっざとじねぇ……」
体内餡の3割程を出した時点で、大れいむの動きが鈍くなった。
その周りには、自らの中身だった餡で満たされている。
「でいぶは……こんなとこ、ろで……
 ゆっぐ、り…していい…ゆっくりじゃ、ないよ………」
サイズが大きいだけにしぶとかったが、もはやここまでであろう。
最後の情けだ、苦しまぬよう仕留めてやろうではないか。
そう心で決め、我は大れいむの目前に降りた。
目に我の姿が映った途端、僅かだが大れいむの生気が戻ったようだ。
「おばえのぜいで……おばえのぜいでじにぞうなんだぞおぉぉ!!
 ざっざどなんどがじろお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!」
心残りを無くそうとするかの如く、吼える大れいむ。
その声を無視し、我は左前足を振り上げ――左目に突き立てた。
「ゆがあ゛っ!でいぶのさいごのおめめざんがああぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!!
 ゆっぐ…!ゆべべべべべ!!ゆげへえ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!」
最後の目も奪われ、何も見えなくなったショックか、
大れいむは口から夥しい量の餡を吐き出し、そして――
「もっど……ゆっぐり…じだが…は……」
まだまだ続くと思われた苦痛から、解放された。

ふむ…久方振りに激しく運動してしまった。
身体を伸ばしながら、我は一人ごちる。
腹は減ったが…野良が食べた際に、
身体についたゴミが皿に落ちて、とても食べる気がせん。
飯には悪いが、許してくれ。
さて、主が帰るまで、寝て食欲を紛らわす事にしよう。
そして我は、正午を少し過ぎた陽光を浴びつつ、眠りについた。


―――


ん、くぅ……よく寝たぞ。
窓の外を見れば、夜の帳が下り、他の家々に明かりが灯っている。
もうそろそろ主の帰ってくる時間…『ガチャ』お、帰ってきたようだ。
我は主人想いの猫だからの、迎えにいってしんぜよう。

「にゃーお」
「お、ただいま、タマ。良い子で留守番してたか?
 ちょっとだけ遅くなっちまったな、悪い。
 すぐに飯にしようなー。」
玄関まで出迎えた我を抱きかかえ、主は我の頭を撫でる。
抱きかかえられたまま部屋に戻り、主が電気をつける。
「え、な、ちょ……なんだこれ!?」
荒らされている居間の有様を目の当たりにし、主は絶叫した。
主、我は留守中に家を守っていたのだぞ。
ほらほら、もっと頭を撫でるがいい。頬擦りもするがいいぞ。
顎の下を撫でるのも気持ちが良い、是非するがいい。
その意思を伝えるため、主の腕の中で我は一鳴きした。
「にゃー」
「タマ……お前……




 駄目じゃないか!部屋を荒らしちゃ!!
 窓ガラスも割れててゆっくりも入ってるし、何やってたんだ!!」
……解せぬ。

その後、窓の割った際の石や、近所の家の人が野良ゆっくりの罵声を
聞いていたこともあり、我の無罪は証明された。
主は罪悪感を感じているのか、先程から我を抱きしめて放そうとしない。
自由に動けぬのは苦痛だが…たまには、これも良いだろう。
腹を満たされ、主の暖かい体温を感じつつ、
こうして、我のいつもとはちょっと違う一日は終わった。



完


―――


・あとがき
人間→ゆっくりの虐待ではないので、あまり楽しんでいただけなかったかもしれません
次回の予定は、コンペ作品を仕上げつつ、
-リクエストいただいたちぇんの愛でSS or
-金ゲスまりさの捨てられた後の話
のどちらかを書きたいと思います

最後に、閲覧して下さいましたとしあき諸氏に、感謝を


過去作品
1作目 anko988 横バンジー
2作目 削除しました
3作目 anko1295 縁日に行こう
4作目 anko1448 ある愛護団体の午後
5作目 anko1453 戻れると思ってたの?
6作目 今作
「anko1493 我は飼い猫である」をウィキ内検索
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