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anko3300 何もしない 赤ゆ編
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『何もしない 赤ゆ編』 6KB
虐待 小ネタ 赤ゆ 透明な箱 7作目
虐待 小ネタ 赤ゆ 透明な箱 7作目
好きの対義語は嫌いではない。
『無関心』である。
『何もしない 赤ゆ編』
(ゆっくちうまれりゅよ……きゃわいいれいみゅがゆっくちうまれりゅよ……)
目を閉じた赤れいむは、餡子から伝わってくる親ゆっくりたちの記憶に温かな思いを馳せながら期待に腹を膨
らませる。
らませる。
(あみゃあみゃしゃん……おやしゃいしゃん……すーりすーり……こーりょこーりょ……のーびのーび……おう
たしゃん……ぜーんぶたのしみだにぇ……)
たしゃん……ぜーんぶたのしみだにぇ……)
実ゆ状態の彼女たちには、様々な記憶が餡子から流れ込んでくる。辛いこと悲しいことは最小限に。ゆっくり
できることばかりが詰め込まれている。これが、親が優れていても子がゲスになる一因である。何しろ、親の苦
労は伝わらないのだ。
できることばかりが詰め込まれている。これが、親が優れていても子がゲスになる一因である。何しろ、親の苦
労は伝わらないのだ。
だから、赤れいむはとても優しい世界を想像する。
広い広いゆっくりプレイスには、れいむの大好きなあまあまやおやさいさんが所狭しと並べられ、家族でのー
びのーびと日々をゆっくり暮らす。
そんなことしか、頭にない。
もちろん、そんなことは滅多にない。赤ゆとして生まれた彼らは次第に現実を知り、日々の生活のわずかなゆ
っくりを楽しむことで大人になっていく。
広い広いゆっくりプレイスには、れいむの大好きなあまあまやおやさいさんが所狭しと並べられ、家族でのー
びのーびと日々をゆっくり暮らす。
そんなことしか、頭にない。
もちろん、そんなことは滅多にない。赤ゆとして生まれた彼らは次第に現実を知り、日々の生活のわずかなゆ
っくりを楽しむことで大人になっていく。
ゆっくりする。
それはゆっくりにとって、呼吸や食事、睡眠やすーりすーりより遙かに重要なことなのかもしれない。
それはゆっくりにとって、呼吸や食事、睡眠やすーりすーりより遙かに重要なことなのかもしれない。
(おかあしゃんとおとうしゃん……ゆっくちちようね……いっしょにずっとずっと……ゆっくちしようね……)
やがて、餡子の供給が途絶えた。と同時に茎と赤れいむの接合部分がゆるみ始める。
本能的に、もうすぐ自分が生まれるのだと理解した。
本能的に、もうすぐ自分が生まれるのだと理解した。
(うまれりゅよ! うまれりゅよ! きゃわいいきゃわいいれいみゅちゃんが しぇかいにしゅくふくしゃれて
ゆっくちゆっくちうまれちゃうよぉぉぉぉぉ!)
ゆっくちゆっくちうまれちゃうよぉぉぉぉぉ!)
ゆさ。
ゆさ、ゆさ、ゆさ。
ゆさ、ゆさ、ゆさ。
ぷちん。
(うまれりゅうううう! れいみゅ、れいみゅしあわしぇになるにぇぇぇぇぇぇぇ!)
どさっ。
赤れいむが生まれた瞬間、最初に思ったことはゆっくりできることではない。
純粋な、痛みである。
赤れいむが生まれた瞬間、最初に思ったことはゆっくりできることではない。
純粋な、痛みである。
「いじゃああああああああああああああああああああい! いじゃい! いじゃい! いじゃいいいいいいい!」
落ちたのは、ふわっふわっなベッドではない。
ガラスの床だった。赤れいむの苦難のゆん生は、ここから始まり――恐らく一日もしない内に終わるのである。
ガラスの床だった。赤れいむの苦難のゆん生は、ここから始まり――恐らく一日もしない内に終わるのである。
「ゆぐっ、ゆぐっ、ゆぐぅっ……いちゃいよお……いちゃいいちゃいだよぅ……きゃわいいれいみゅのおからだ
さんがいちゃいよぉ……」
痛みを堪えながら、赤れいむは目を開いた。
世界、世界が見える。
さんがいちゃいよぉ……」
痛みを堪えながら、赤れいむは目を開いた。
世界、世界が見える。
「ゆ……?」
あれ。おかしいぞ、と赤れいむは思う。
「おかあ……しゃん? おとうしゃん……?」
本能で、赤れいむは両親を捜す。だが、周囲は濁った感じの壁にぐるりと取り囲まれており、どこにも両親ら
しき姿は見当たらない。
しき姿は見当たらない。
「おかあしゃん! おとうしゃん! れいみゅだよ! きゃわいいれいみゅがうまれたんだよ!? おへんじし
てにぇ!」
てにぇ!」
ずーりずーりと、床を這う。
だが、返答はない。物音一つとして聞こえない。
両親がいない。どこにもいない。消えてしまったのだ。
だが、返答はない。物音一つとして聞こえない。
両親がいない。どこにもいない。消えてしまったのだ。
「ゆっ……ゆぐっ……ゆああああああああああああああああああん! おかあしゃあああああん! おとうしゃ
あああああん! ゆっくちさせてぇぇぇぇ!」
あああああん! ゆっくちさせてぇぇぇぇ!」
絶叫が響く。
だが、応じる者は誰もいない。
だが、応じる者は誰もいない。
しばらく泣いていた赤れいむは、不快な気分に身をよじった。
「ゆ……おにゃかすいちゃよ……」
ずーりずーりと、ごはんさんを探す赤れいむ。だが、ここには本当に何もない。茎すら存在しないのだ。
「ゆ……おにゃかすいちゃよ……」
ずーりずーりと、ごはんさんを探す赤れいむ。だが、ここには本当に何もない。茎すら存在しないのだ。
「ゆううう……おにゃかすいたよおおおおおお! ごはんさんむーしゃむーしゃしたいよおおおおおおおおお!」
やがて、赤れいむの絶叫は掠れ始めた。
「ゆ……おのどがかわいたよ……おみずしゃん……どこ……」
「ゆ……おのどがかわいたよ……おみずしゃん……どこ……」
もちろん水もない。
ここには本当に何もない。この小さな世界には、赤れいむしか存在しないのだ。
ここには本当に何もない。この小さな世界には、赤れいむしか存在しないのだ。
「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……ゆんや……ゆんやああ……。たちゅけて……だれかたちゅけて……きゃわ
いいれいみゅを……ゆっくちさせちぇ……」
いいれいみゅを……ゆっくちさせちぇ……」
「おにゃかすいちゃよ……ごはんさんむーしゃむーしゃちたいよ……あまあまさん……むーちゃむーちゃして、
しあわせーになりちゃいよ……」
しあわせーになりちゃいよ……」
食べたこともないあまあま。それはどんな味なのだろう。
「おみずしゃん……ごーくごーくしたいよ……」
水をごーくごーくすると、きっとこの不快さもなくなるのだろう。
「おかあしゃん……しゅーりしゅーりしようよ……おとうしゃん……こーりょこーりょしようよ……」
母のお腹にすーりすーりしてみたい。
父と一緒にこーろこーろして遊んでみたい。
どんな風に気持ちいいのか、どんな風にゆっくりできるのか。
一度も体験したことのない赤れいむには、想像がつかない。
父と一緒にこーろこーろして遊んでみたい。
どんな風に気持ちいいのか、どんな風にゆっくりできるのか。
一度も体験したことのない赤れいむには、想像がつかない。
「ゆっくち……ちたいよ……ゆっくちって……どんなの……? ゆっくち、ゆっくち、ゆっくちちたいよ……ゆ
っくち……ゆっくち……」
っくち……ゆっくち……」
ゆっくりする。
ゆっくりならば、誰もが当然のように考えていること。
それすら、赤れいむは分からない。
ゆっくりならば、誰もが当然のように考えていること。
それすら、赤れいむは分からない。
「おにゃか……おみじゅ……おかあしゃん……おとうしゃん……ゆっくち……」
赤れいむが生まれてすぐに味わったのは痛み。
落下して、誰にも守られずに冷たい床に落ちてしまった。
落下して、誰にも守られずに冷たい床に落ちてしまった。
次に、どうしようもない飢餓感。
最初に食べるはずの茎すらなく、切り離されてから一度たりともむーしゃむーしゃすることができなかった。
最初に食べるはずの茎すらなく、切り離されてから一度たりともむーしゃむーしゃすることができなかった。
最後に、寂しさ。
両親はいない。姉妹もいない。草木や石ころすら赤れいむの周りには存在しなかった。
そう、この赤ゆっくりにはもう本当に何もなかったのである。
両親はいない。姉妹もいない。草木や石ころすら赤れいむの周りには存在しなかった。
そう、この赤ゆっくりにはもう本当に何もなかったのである。
与えられたのは知識だけ。
それを一つも活かすことができず、赤ゆの生命は尽きようとしていた。
それを一つも活かすことができず、赤ゆの生命は尽きようとしていた。
「ゆ……く……」
(れいみゅ、にゃんにもできなかっちゃよ……このまましにゅよ……)
(うまれてこにゃければ……よかっちゃ……いきちぇちぇも……よかったことなにもないよ……)
(いちゃい……さみゅい……きゅるしい……)
(もっと……もっと、ゆっくちしたかっちゃよ……)
赤れいむは生まれて十七時間後、永遠にゆっくりした。
最後の十時間は、虚ろな瞳で横たわるだけだったが、声を拾うと微かに「ゆっくちちたいよ」「おにゃかすい
ちゃよ」「ごーくごーくしちゃいよ」「おかあしゃんとしゅーりしゅーりしちゃいよ」と繰り返していたらしい。
最後の十時間は、虚ろな瞳で横たわるだけだったが、声を拾うと微かに「ゆっくちちたいよ」「おにゃかすい
ちゃよ」「ごーくごーくしちゃいよ」「おかあしゃんとしゅーりしゅーりしちゃいよ」と繰り返していたらしい。
「映像編集完了っと」
十七時間の生命を、約三分に短縮する。一番面白いのは最初の痛みによる悲鳴、それが絶望に変わるまで。後
の死ぬまではおまけのようなものである。
十七時間の生命を、約三分に短縮する。一番面白いのは最初の痛みによる悲鳴、それが絶望に変わるまで。後
の死ぬまではおまけのようなものである。
「あえて何もしないというのも、案外楽しいですよ。赤ゆっくりならば何も知らない故の絶望を。子ゆっくりな
らば、未来に希望を持っているが故の絶望を。成ゆっくりならば、絶望を知っているが故の絶望を、それぞれ見
せてくれますから」
らば、未来に希望を持っているが故の絶望を。成ゆっくりならば、絶望を知っているが故の絶望を、それぞれ見
せてくれますから」
と例の博士に言われたので、早速実践してみたがなるほど面白い。
面白いんだが……。
「やっぱり時間が掛かるのがネックだよなあ」
赤ゆでこれだ。子ゆや成ゆならどれだけかかることやら。
だが、せっかく透明な箱特殊タイプ(マジックミラー仕様。中から外は見えないが、外から中は見える)を購
入したのだ。
面白いんだが……。
「やっぱり時間が掛かるのがネックだよなあ」
赤ゆでこれだ。子ゆや成ゆならどれだけかかることやら。
だが、せっかく透明な箱特殊タイプ(マジックミラー仕様。中から外は見えないが、外から中は見える)を購
入したのだ。
よし、次は子ゆっくりで試してみるとしよう。
<あとがき>
放置プレイは辛い
飲みの席で話しかけたのに、喧噪で返事が返ってこなかったときの虚しさを
こめて書きました。すいません、うそです。
飲みの席で話しかけたのに、喧噪で返事が返ってこなかったときの虚しさを
こめて書きました。すいません、うそです。
過去の作品
anko3216 愛するでいぶ
anko3238 ゆ虐思考
anko3257 赤ゆ十連発(前編)
anko3263 赤ゆ十連発(後編)
anko3271 手を触れずに殺害せよ
anko3274 子ゆっくりのゆん生が終わるまで
anko3238 ゆ虐思考
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挿絵: